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2011年(平成23年)



東北沖太平洋地震
  応援コーナー
 
7/31

今、わたしにもできること





おはようごはん♪ 7/31



 

とんぼの足あと


がらくた宝箱


ええがな映画 6/3




とんぼ童話教室
ちょっとのぞき見
 7/28



プロフィール

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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          (順不同)
7月31日(日)「とうとう崇道神社へ」
★お参りしました。マンションから5分のところにあるので、いちど参拝したいと思いつつ、表を通るだけで霊気を感じるというか、なんとなくひとりでは入っていけないでいました。夕べ、我が家に泊まった友人に事情を話して、今朝、いっしょに訪れました。

ふうむ、そういうことか……。ここには、桓武天皇の実弟である早良親王をお祀りしてあって、この方が、無実の罪で淡路島に流される無念さに飲食を拒み、途中で亡くなったそうです。屍は海に流されたのですが、その後、桓武天皇の身内に次々不幸が起こり、早良親王の祟りではないかということで、ここに祀られるようになったそうです。

鳥居がこの奥にもう一基
さらに奥にもう一基
と奥深いです

山の斜面に
いくつもの祠があります
手水舎もあり、山水も流れているのですが
社務所はなく、人の気配を感じません

人間を拒んでいるバリアの中に入ったような
時間が止まった場所に入り込んだような
不思議な空間です

鳥居をくぐり出るときに
何かついてこないか、思わず
ふりかえりました


同じ静寂でも、すぐ近くの蓮華寺は清々しいです

今日も、ご住職が、庭をそうじされていました

そのまた近くの三宅八幡さまもいい感じです
境内で、子どもたちが蝉を追い
カエルをすくっていました

蓮華寺でお抹茶をいただいたなかりなのに
ここの茶店でも一服

名物ニッキ味の鳩餅がおいしいです

鳩にえさをやろうと雑穀をかったのですが
たった4羽しかいませんでした
そういえば……

蓮華寺のお庭で水浴びをしていたっけ

★明日から学校が始まるからと、次女が夕飯を作ってくれました。香菜が見つかったと、トムヤンクを買ってきて。というのも、この一週間、あらゆる店の野菜売り場から、香菜が姿を消していたのです。見つかったことは、次女とわたしの間では、四つ葉のクローバを見つけた喜びに等しいです。

うーがが来ないうちのおとなの食卓

とにかくおいしいトムヤンク

山椒をふりかけたたこは、ごま油と塩で
次女の料理には発見があります

7月30日(土)「優雅な一日」
★京都の達人すみれさんが案内してくれた「白沙村荘」は、橋本関雪画伯のお屋敷だったところです。一万坪の庭園は、ゆったりいい風が通り抜けています。

アトリエの前の池には、8月15日の夜
左大文字が映るそうです

いつもは拝観できない
重要文化財の「地蔵尊立像」が
ご開帳になっていました
鎌倉時代の彫刻
だそうです


竹やぶにはたくさんの羅漢さんがおわします

同じ敷地内にあるノアノアは
いい雰囲気です

ゆったり建てられている建物の中は

別荘のダイニングルームのようなふんいきです
ここでパインさんと落ち合って
ちょっと一息
★3人で、北白川の住宅地にひっそりたたずんでいる和風割烹「中善」に行きました。お料理は、素材から吟味されていて、さすが、ミシュランのひとつ星に選ばれているだけあると思いました。

お造りは、しまあじと明石の天然鯛


お口取り


鱧の焼き落としは、驚きのおいしさ♪

他にも、鮎や、椀物など
たくさんのお料理が出ましたが
どれも、たいしたお味でした


〆は、土鍋で炊いた鱧ごはん
折詰めにしてお土産に
すべて、納得♪

そのあと、祇園通のすみれさんに
ふつうの人は、なかなか行くことができないバーに
案内してもらいました


一軒目は、花見小路のお茶屋さんの中にある
おなじみさんだけのバー

もう一軒は

一見さんお断りの四条通りにあるクラシックなバー
黙って座れば、3種類のカクテルが♪

どちらのバーもすみれさんのおごりでした
お返しは、岩手県陸前高田のお医者さんを支援して
ということでした。とりあえず、その方のお名前を
ご紹介します。近江三喜男医師(63歳)です
テレビでご活躍を拝見したことが……

熟年パワーというか
リタイアした人たちが次々炸裂しています
福島原発行動隊を立ち上げた
山田恭輝さん(72才)
もそうです

東北応援コーナー
アップしました

7月29日(金)「癒しの灯り」
★「重かったけれど、お母さんがよろこぶと思って」と、犬山に帰っていた次女がお土産にくれたものは、ろうそく♪ 「引っ越すときにみんな捨ててしまったけれど、もったいなかった」と何度もいっていたので、気にかけてくれたようです。

ハワイの香り・大地の香り・キャラメルの香り
灯りを消してからも、いつまでも
いい香りがしていました

わたしが持っていたろうそくは

ベネチアで見つけたもの
ウィーンで選んだお気に入りのもの
バチカンで出会ったもの、母の部屋にあったもの
アメリカの空港で無理やりスーツケースに
押し込んだもの……もありました

時間にゆとりのない日々を送っていたので
どれも灯さずじまいでした
ごめんなさい

★暑中見舞い兼、「引っ越しました」のはがきを、やっと書きました。罹災地のことを思うと、なかなか手をつけられずにいました。すでに引越し先の住所を知ってる方、メール交換をしてのやりとりをしている方、名刺交換できるチャンスのある方など、できるだけ省略させてもらいました。

郵便物は、1年間の期限付きで、前の住所から転送されるので、そのつど必要に応じて、投函していこうと思います。ご無礼のほどお許しください。

あいかわらず忙しいのですが、自分のペースで生きているので、体も心も軽やかです。日々、元気にしていますので、ご安心ください。

7月28日(木)「携帯電話のバッテリーに」
★寿命があるなんて、知りませんでした。充電すればいつまでも使えるものと思っていましたが、ここ数日、すぐにバッテリーがあがってしまうので、おかしいなと思っていました。わたしの使っている機種用は品切れで、8日ごろまで手に入らないそうです。

今までなら、すぐに新しい機種に買い替えるところなのですが、今度、買い換えるなら、スマートフォーンをと思っています。8月には、デジカメや他の電気製品にも使えるワイヤレス充電器も出るというので、タッチパネル形式を使いこなせるかを含めて、時間があるときに検討しようと思います。
「バックアックをとっておかないと
メモリーがふっ飛んでしまうことがある」と
うさこさんが教えてくれました

ドコモで、CDーRコピーしてくれました
電話番号が389件入っていました
これで一安心

★パンジョ童話教室の日でした。どこの教室も、合評以外の話に花が咲くのですが、特にパンジョは、にぎやかです。話がころころ転がっていって、情報が広がっていきます。そのたびにお話の種がこぼれることも多々あります。「先生、遠いところをお疲れさま」といってもらうようになりました。確かに遠い……です。車で10分程度だったところが電車を乗り継ぎ2時間半もかかるようになったのですもの。せっかくなので、行ったついでにいろいろな用事をこなしてこようと思うのですが、今、スローダウンしています。わたし自身も、この夏は省エネで越そうと思います。

7月27日(水)「京都こども未来館でのイベント」
★京都在住、もしくは、京都に関係のある作家さんのイベントだというので、京都に越してきたばかりのわたしに、出版社の編集さんからお声がけがあったのですが、教室の日と重なってしまったことは、数日前の日記で書いた通りです。

教室優先なのですが、協会からみの大切な打ち合わせがあって、イベントにも行かなくてはなりません。ダブルブッキングを救ってくれたのは、このイベントを課外授業に使わせてもらうことでした。作家さんたちの話す「作品ができるまでのエピソード」は、創作の役に立つかなと思って提案したところ、生徒さんも、主催者側も、どちらも快く受け入れてくれたのです。

はじまり、はじまり

さくらいともかさんは
子どもたちが嫌いな野菜「なす」の
キャラクターを、子どもたちを引き込みながら設定
さて、なす侍「むらさきなすえもん」の活躍は?


吉田道子さんは
虫や小動物に囲まれたご主人とのおもしろい生活ぶりを
披露してくれました


キム・ファンさんは
コウノトリの紙芝居を。子どもたちの
心をつかんでいました。「ツルの恩返し」の真実は……


楠章子さんは
京都新聞社の感想画コンクールの課題図書になった
「ゆうたのお月見」について、絵を描くポイントを


服部千春さんは
著書「オシッコザウルス」の朗読を
渡世人のようなオシッコザウルスのセリフに
子どもたちはもちろん、おとなたちも大笑いでした

  
折り紙で、コウノトリを降りました
羽や顔がプリントしてあるので、なかなか難しいものです
右は産経教室のみんなが孵化させたコウノトリ

創作のノウハウとは少し外れていた講師も……でも
身近に作家さんたちの生の声が聞けて
新鮮だったのではと思います


他に、宮下恵茉さん、今関信子さん、中川なをみさんも


終了後、近くの喫茶店でミーティングのあと
キムさんの案内で、6人が飲み会へ

縄のれんをくぐったとたん、目が点に♪
このお店のカウンターに、さっき別れたばかりの
ラガーさんが座っていたことです
(産経教室の黒1点の生徒さん)
30年来の馴染みの店だとか
もちろん、いっしょに飲みました

焼きそら豆・ぎんなん・鱧の子・とうがんなどのあとは
鱧しゃぶ。おいしい上に、低カロリー
店の清潔感。いうことなし

次に行きます?

二次会は、ヨーロッパのバー雰囲気?
発砲ワインゴバでカンパイ

7月26日(火)「児玉房子さんとの遭遇♪」
★といっても、わたしが直接お目にかかったわけではありません。広島で講演があったそうなのですが、その内容がとてもおもしろかったからとシュガーさんが、ぜひわたしにもその感動をと、本を贈ってくれました。

児玉房子さんは1941年生まれのガラス絵作家さんです。69歳の現在、遠野に住んでいらっしゃるのですが、生き方がいいんです。42歳でガラス絵に出会い、コスタリカ共和国で現地の人々と暮らしながら、ガラス絵を描き、、54歳で遠野に移住。64歳で宮沢賢治の童話シリーズに絵をつけたという、人生、何かを始めるのに遅すぎるということはないということを実践されていて、同じ思いでいるわたしは共鳴しました。作品に深いテーマがあるのも、見習いたいです。

黄色い本がハレーションを起こすので
そこに、影絵を映してみました
うさぎでなくてピースです
『コスタリカ賛歌』は
平和の本ですもの

もう一冊は
『女たちの遠野』です

★駅前の和風茶屋「あい和」さんが、このシーズン、2階のテラスを開放して、飲み放題・食べ放題をしています。「よかったら来てね」とお声がけいただいていたので、今夜は次女と、ぶらりと出かけました。

もみじの緑がきれいです
川の音と、涼風


オードブル・揚げ物と続いて、〆は、「焼き物」
いろいろなものを、網で焼いていただきました
マンションに帰ると、10時半!
6時半からだから……
えっ、うそお!

楽しい時間はあっという間に
過ぎるものです

7月25日(月)「冷蔵庫のドアポケットに」
★チョコレートを入れて、忘れていました。6月15日の手作り市で、出店していたチョコレート店のオーナーお勧めのものを6個セレクトしてもらって、買っていたものです。5〜6ミリ程度の薄さなんですが、外はぱりっと、中はしっとり、こだわりの味。ふむふむ、これががココナッツリキュールか……。これがビターカルパノ……。結局、みんな食べました。

チョコの裏の模様で
何味のチョコかがわかるようになっているのが
おもしろいです

見分けるための一覧表もあります

どれもおいしかったです
そのうちのひとつに「しょうが強」と
いうものがあります

しょうが、大好きです

★真夜中に、しゃかしゃか音がします。テルが何かを追っています。(すわ、虫!)。灯りをつけ、逃げていく虫を目で追うと、

おやまあ♪

ラブちゃんのバッジでした

うらについている安全ピンが床を
すべっていたのです

高橋さん(バッジの製作者で
「盲導犬不合格物語」を書くきっかけになった方)
お元気でしょうか?



ご案内

京都の作家さんと
お話してみませんか?

7月27日

子どものための夏休みのイベントが
京都こどもみらい館で
開催されます

ジュンク堂主催
くもん後援

申し込み制です




7月24日(日)「アナログ放送終了」
★ちょうど27時間テレビで「笑っていいとも」の放送が終わる間際、デジタル放送に切り替わるというので、カウントダウンが始まりました。

「デジタル放送になってもいいかな」
「いいとも!」の瞬間

デジタル化の対処していないテレビは

今ごろ、右のようになっています
案の定、相談電話が、何万件もかかっているようです

ご参考のために

相談窓口


今年の27時間テレビは
東北を応援することがベースになっていて
なかなかよかったです

著名なタレントさんたちが
これをきっかけにどんどん支援すると
いっていたので、心強く
感じました

★おかげさまで、ダブルブッキングの件、いい閃きがあり、無事、解決しました。「禍転じて福となす」。「人間万事塞翁が馬」。「苦あれば楽あり」。「切羽詰れば天から閃き」(こんな感じ。以下同じ)。「窮してこそ道開ける」。何事もあきらめないで頭をひねる努力をしていると、かならず解決方法が見つかるものです。といっても、とどのつまり、最後は人頼みですが。みなさん、ご協力、ありがとうございます。ほっとしています。






お知らせ



日本児童文芸家協会主催
「キッズライブイン神戸」が
7月30日、開催されます

詳細はこちら

                     

7月23日(土)「まさかのダブルブッキング……!」
★(わたし、だいじょうぶかしら……)と不安になりました。というのも、わたしにとって第2と第4水曜日は、大切な教室の日。定例なので例え手帳に記入していなくても、予定をいれるべきではないし、今まではずっとそうしてきたのですが、今回、うかつにも、別の予定を入れていました。 もうひとつの予定というのが、私的なものではなく、重要な打ち合わせが含まれているイベントなのです。
なぜ、こんなことになったか……


緑の字で「休」と入っているのは
単なるメモなんですが、これがトリックになって
この日は空いているんだという自己暗示に
かかかってしまった……ようです

先方には、事情をお話して
教室を終わってかけつけることで
了解をえたものの、イベントはすでに終わっています
東京から出てこられているのにこれでは
失礼、極まりない

考えあぐねた末
生徒さんにお助けメールを打ちました
「1時間授業を繰り上げたいのですが」

やさしいコメントつきの
快諾メールが届きはじめています
ご迷惑をおかけしますが
よろしくお願いいたします

★電車線路ぎりぎりに建っている気になるおすし屋さんがあります。ウインドウに、「鮮魚 今治から直送」という張り紙がしてあります。次女とのれんをくぐりました。素朴な感じの大将がひとりで切り盛りしています。高下駄の音が、きゅきゅっと耳に心地いいです。

「伊予船」のカウンターは、たちまち満席に
若いカップル・老夫婦・父と小学生の少年・わたしたち母娘
客筋は、さまざまです

カウンターのほかに
10人ほど座れる丸いテーブル席がひとつ

瀬戸内でとれるにぎりすしも
なかなかおいしかったのですが
珍しいものにもであいました

亀の手などの貝類

こはだの下は、おから
強い酢で〆たこはだに、淡白なおからが
よく合っています

梅の吸い物
茶碗蒸しにも、梅が1個だけという潔さ
おいしかった♪

田舎風みそ汁には、しじみ・アラのほか
油揚げ・麩・貝なども
堪能しました
7月22日(金)「招きねこスタイルで昼寝♪」
★どんな夢を見ているのでしょう。左手は人を招くそうですが……。うーがが来たら、たいへん。テルをかわいがりすぎるので、おちおち昼寝などしていられないぞ。でも、だいじょうぶ。うーがは、昨日から夏休みなのですが、すぐにサマースクールが始まったので、しばらくは来ないでしょう。


単なる「ひじ枕」かも
そう思うと、おかしいです
ときどき、ぐにゅぐにゅと寝言もいいます
何を思っているのでしょう

なんて、動物の心のうちを
推し量るのも、愛♪

★動物(生き物)への愛は大切です。動物を愛する人間の心がよくわかる新刊を2冊ご紹介します。どちらも著者は、深山さくらさん。『ありがとう、諏訪子さん』(佼成出版)と、『ぼくらのむささび大作戦』(国土社)です。
ノンフィクション

王子動物園の象の諏訪子さんは
日本一、長生きした象として知られています
彼女が、動物園というかぎられたスペースの中で
65年もの長きにわたって、どんな毎日を
送ってきたのかが、また飼育員の
大変さも、よくわかります

諏訪子さん
日本の子どもたちのために
長い間、ありがとう


創作ノンフィクション

ムササビを見たことがない子どもたちにも
その生態がイメージできるように
順を追って、描かれています

少年たちのムササビへの思いは
物語が進むにつれて、ふくらんでいきます

月岡神社のタコ杉 → 虹川橋の大イチョウ → 木ノ子山

これらをつなぐ木々は、ムササビロードといって
ムササビが餌場に通う緑の道となっています
が、老朽した古い大いちょうの木が
切り倒されるというのです

そんなことになったらたいへん

子どもたちの活躍が
環境問題・生き物の保護をテーマに
楽しく描かれています

7月21日(木)「土用の丑」
★今日のために、若い友人が、浜松のうなぎの白焼きを送ってくれていました。久々にぜいたくさせてもらいました。

たれを煮詰めて、からませて、いい香り♪


次女がトムヤンクンを作ってくれました
具沢山で、めちゃおいしいんです♪


ソラマメ、次女の勧めで焼いてみました

★野猿(ニホンザル)の群れを山に帰す作戦が、京都市から委託を受けた野生動物保護管理事務所の手で、始まっています。農作物や生活に被害があるので、ロケット花火や電動モデルガンで追いやるのです。共存するためには、お互いのテリトリーを守ることが基本なのかもしれません。

来年3月までの長期対策のようです
この辺りの山は豊か……
だと思います
7月20日(水)「平和公園を散策」
★朝の5時。あたりはひっそり静まりかえっていました。平和ドームのてっぺんで一羽のサギ(たぶん)が、まるで彫刻のように凛と佇んでいました。強風で、わずかに羽が翻っていたので、本物だとわかりました。

サギの見つめている東の空は

どんより重い。でも、厚い雲の向こうから
朝の光が射していました

台風は通過したのでしょうか

★朽木祥さんの新刊『オン・ザ・ライン』(小学館)をご紹介します。広島への往復の新幹線で読むことができたのも、ご縁を感じます。
体育会系の少年たちが主人公ですが
父親の本棚、学校の図書館、祖父の書架……
たくさんの本や絵画が、物語の大切なポイントとして
要所要所に出てくるのが、すばらしいです
登場人物の性格や人生観が本を通じて
存分に描かれています

テニス部に入部することで
良きライバルとして出合ったふたりの少年と
彼らをとりまく人々のだれもが魅力的に描かれているので
どの人物にも沿って読むことができます

自分を許すのは、神でもなく、友人でもなく
自分自身であることに気づいても
なかなか素直になれない
若いということは
真っ直ぐすぎて
怖いのです
物語のリズムが変わったところで登場するカラス坊、魅力的です。幼い身に降りかかった不条理を受け入れなければならない心のうちが切なく、愛おしく、本を閉じたあといつまでも、わたしの心をつかんで、離れません。ほんとうに出合ったような気さえしてきます。他の島の子どもたちも、生き生きと描かれていてかわいいです。

7月19日(火)「台風」
★今日は広島教室……なんですが、台風の影響で広島は強い風が吹いていて、交通機関が乱れているようで、「休講にしなくても大丈夫ですか?」と生徒さんから電話がかかってきました。わたしならびに福山からやって来る生徒さんの足を心配してのことです。福山の生徒さんに問い合わせてみると、ふたりとも、来る気まんまん。わたしも、「新幹線が動いているかぎり行きますが、みんなは状況をみて休んでね」という返事をしました。結果的には、もともとお休みだったひとりを除いて、8人全員来てくれました。

差し入れの「かもめのたまご」と「つるどら」
かもめのたまごは岩手県の銘菓
思いがけないところで東北の物産に出会い
それだけでうれしいです

「つるどら」は
創業昭和二年の広島の銘菓
皮もあんこも、やさしいおいしさです

いつも、ごちそうさま
本来なら、授業を一時間はやめに切り上げて暑気払いをすることになっていたのですが、それは延期になりました。わたしはホテルをとっていたので、予定通り泊まりました。夜のクラスの生徒さんが残ってくれて、女性会を。

台風のせいか、お店はひっそり
ひそやかにカンパイ♪
7月18日(月)「なでしこジャパン、世界一に」
★大拍手をしていたら、うーがが起きてしまいました。まだ、朝の6時半です、ごめんね。「ばあばどうしたの?」に簡単に世界一を説明して、ふたりで、「やったね」、「やったね」と叫んでいると、いきなり激しい雨が降ってきました。うれしくて、空も号泣……なのかな、と思っていたら、大型台風が接近しているそうです。


うーがが、遊ぶはずだった川も
濁流が渦巻いています

山も雨雲が低く垂れています

それにしても、すごい雨
うーがを送っていく途中、川端御池で
スリップしたのでしょうか
車が横転していました

消防車・救急車・パトカーが何台も来ていました
人は無事でありますように

★朝一番に、友人から、手づくりの野菜が届きました。ナスもミニトマトも、ししとうもぴかぴか♪ 

いつもありがとう

「ダンボールは、もらいっ♪」

7月17日(日)「今ごろ何を言ってるの!」
★と、怒り心頭です。地デジ化に伴い、視覚障害者がテレビから置き去りにされるというニュースに対して、怒っているうちに情けなくなってきました。そういう対策も考えずに、地デジ化をすすめていたのだと思うと、この国に不安を感じます。学校教育完全5日制に切り替える時もそうでした。障害者自立支援法改正の時もそうでした。弱い立場の人をまずいちばんに考慮してほしいです。

23日以降、テレビが映らないので、あわてる高齢者もいらっしゃるのではないでしょうか。「告知していたではないか」と高飛車にいわないでください。告知を聞いていても、それがどういうことなのか、自分に関係があることなのか合点の行かない方もいらっしゃると思います。そんな方に、すぐに親切に対応できるようになっているのでしょうか。

それに伴い思うのは、高齢者向けのテレビ番組が少ないことです。「水戸黄門」も、今シーズンで終わるそうです。「テレビがあるから毎日が楽しいんです」と、高齢者が心からいえる番組を作ってください。高齢者向けのチャンネルがあってもいいと思います。

★夕方、「わたしをあずかって」と、うーががやってきました。今晩、ママの友人たちがママの誕生祝いをしてくれるそうです。うーがは、昼間、祇園祭を観たそうで、かなり日焼けしています。昨日は、わたしといっしょに宵山に行く前に、オープンしたばかりのよしもと祇園花月に行ったそうです。さらに、その前の日は、鉾町をめぐったあとカラオケに行ったとか。おとなでもぐったりするようなハードスケジュールをこなしています。それでも、めちゃ元気です。

今日は空気が澄んでいるのか
駐車場から比叡山のてっぺん(ロープウエーを降りたところ)が
くっきり見えました

7月16日(土)「牛にひかれて」
★雑踏は苦手なのですが、うーがに誘われて祇園祭の宵山に行きました。片側三車線の広い烏丸通りは、歩行者天国というか、大規模な屋台村になっていて、何でも売っていましたが、いつからこんな風になったのでしょう。風情を重んじる京都らしくないと思いましたが、大勢の観光客の食欲を満たすには、こうするしかないのでしょうか。レストランや居酒屋などの飲食店の前にも、その店が出店していて、これは衛生的にも信頼できると思いました。わたしたちは、ちょっと離れた場所(御幸町御池)で、ママの誕生祝をかねて夕飯を食べましたが、がら空きでした。
南観音山

ママがチケットをもらっていたので
鉾に登らせてもらいました

お囃子をする少年が
「めったにさわる機会がないと思うから」
と、ゆかたの懐からバチを取り出し
うーがに持たせてくれました

これで鉦を叩いて
コンコンチキチンを奏でるんだ

★昨日、ぶらぶらしていたときに、大丸の地下でみょうがを見つけました。折れて軸だけの規格外れのものだそうで、1袋198円。更に50円値引きだったので、2袋で296円。なんと安い♪

大き目のボールにいっぱい


まずは、ちりめんじゃことまぶして、ゆず味噌で食べました
白い軸の部分が多いので、しゃきっとしていて
なんともおいしい♪


三分の二は、甘酢に漬けました

7月15日(金)「京の町は人であふれています」
★今朝作ったばかりのおからと煮魚を、うーがのマンションに届けにいきました。祇園祭で賑わっている町をぶらついてから帰ることにしました。16日の宵宮だけではなく、15日の宵々宮も盛り上がっているのですね。出店の準備で、どの通りも活気付いています。冷凍のチキンが道路に投げ出されていたり、大きな容器に入ったイカやタコが陽にさらされています。路上に座っていちごを串刺ししている人は、おしゃべりに夢中。(だいじょうぶかな)。衛生面というか、食中毒の心配をしてしまいます。


サンダル履きに浴衣姿の人たち(外国人を含めて)
がやたら多いのは、旅館で浴衣を貸し出し
しているからでしょうか

久々によく歩きました
河原町を、どんどん北の方に向かって歩いていると
「夕暮膳」の看板を見つけました

下御霊神社でもらった名水3リットルを背負っているので
(ここいらで休憩しよう)と思いました


お造りのあじ、たい、まぐろは、上等でした
どびん蒸しには、マツタケ以外に、なんと鱧が♪
1200えんなのに、鮎の塩焼きまで出てきたのには驚きましたが
熱々で、香ばしくって、いいお味でした

ビールがミニミニグラスだったので
つい、お代わりしました

今宵は月が見事でした

左大文字山
8月15日には、小高くなったところに
送り火は点されます

★「テルちゃん、ただいま」。お留守番をさせた日は、甘くなります。プリンターに乗っても叱れません。キーボードを叩くわたしの手にちょっかいを出していたのですが、

そのうち眠ってしまいました

ふぬけ状態です
昼間、ひとりだったので
緊張していたのかもしれません

7月14日(木)「井上こみちさんの新刊」
★『おかえり! 盲導犬ビーン』(佼成社)をご紹介します。ビーンは、パピー(盲導犬候補の子犬)としてリョウタの家にやってきました。やんちゃな子犬時代のかわいらしさが存分に描かれています。一年後、訓練所に戻り、盲導犬としてデビューするのですが、活躍して八年後に、引退犬として高校生になったリョウタの元に帰ってきます。引退後のビリーは、節度をわきまえていて、前のように甘えたりしません。しかも、毎日が物足りなさそうです。そこで、リョウタのお母さんは……。


動物のノンフィクション作家としてぴか一の
井上さんの描く物語は
わかりやすくて
暖かいです

★パンジョ童話教室の日でした。いつもは、この前に歯医者さんに行くコースを組んでいたのですが、連日の外出で、いささかばてています。歯の治療を受ける勇気がわいてきません。ドタキャンで申し訳なかったのですが、キャンセルしました。その分、朝はゆっくりしました。

7月13日(水)「正岡慧子さんの新刊」
★絵本「ゴロゴロドーン かみなりさま おっこちた」(ひかりのくに ひだきょうこ絵)をご紹介します。

夏の海辺の小さな海の家をひとりできりもりしているのは、はなばあちゃん。今日も元気に仕事を終え、ひといきついていると、どうやら夕立のきそうなけはい。はなさんは、いそいで家に帰りました。夕立どころか、すごいかみなり! それがおさまったと思うと……。

好奇心おうせい
他人の難儀はほうっておけないはなさんと
空から落ちてきたちょっとどじなかみなり親子の物語は
これからの季節にぴったりです

そういえば、今日の雨の音、いつもと違うような
もしかしたら、それは……
思わず空を見上げたく
なります

★産経童話教室でした。病後、半年ぶりに本格的に復帰宣言してくれたかのちゃんちのばあば。表情が晴れ晴れしています。よかったです。うれしいです。その間、教室のみんなが思いをよせ、作品を送り続けていてくれたのがはげみになったようです。仲間って、いいなと感じました。

7月12日(火)「いわさきちひろ館」
★「わたしもまだ行ったことがないので、よかったら行かない?」と、光丘真理さんが誘ってくれました。ありがとう♪ どこで乗り換えて、どうのなんて考えなくてもついていくだけでいいので楽チンです。

今年いちばんの暑さです

ゆったりした建物は

いわさきちひろさんのお宅があった跡に
建てられています(土地は、後に買い足されたそうです)

「ちひろの庭」に咲いている花は
かって、ちひろさんが植えていたお花だけに
今でも、限られているそうです

赤いサルビアとマリーゴールドが咲いていました
バラの棚もありました

紙芝居の絵の依頼があったのが
プロとしての画家のスタートだったそうです

アンデルセンの物語は、くりかえしくりかえし描いたそうで
そのたびに、見えなかったものが見えてきたと書き残されています

今回はアンデルセンフェアーをしていました
画風が少しずつ変わっていく過程がよくわかりました
曽野綾子さんが文章を書かれたという
絵本もありました


買い求めた2冊のうちの1冊は
アンデルセンの自伝「ぼくのものがたり」(高橋健一訳)
わたしたちが思い浮かべるいわさきちひろさんの画風とはまた違います
少年アンデルセンの育ったデンマークの風土が
人が、暮らしが……伝わってきます

もう一冊の「絵のない絵本」の挿絵も
モノクロで、素敵です

★次女がいてくれるので、1泊で出かけられました。それでも、次女は帰りが遅いので、テルは、「あんた、いったいどこに行っていたの」と、すねています。いつもは乗らない机に乗ってきて、自己顕示をしています。よしよし。

呼ぶとしっぽと耳だけで反応します
7月11日(月)「東京でお泊り」
★デジカメのない生活は考えられないので、昨日のうちにあわてて近くの電気店へかけこみ、とりあえず(どうせ、また失う……)代用品を買いました。カメラをよく床に落とすので衝撃に強いことをポイントに、使い慣れたIXYを選んだので、迷うことはありませんでした。値段もお手ごろでした。前のデジカメはフラッシュをたくと煙が出ていたのですが、まだ使えるからと、しんぼうしていました。「もう買い替えなさい」ということだと思うことにします。

★新幹線は京都から乗れないばいいので、東京に行く場合は、比較的ゆっくりできます。日本児童文芸家協会の事務局で、一般社団法人に移行するに当たり、公益事業についてのレクチャーがありました。とてもわかりやすく、すべて納得しました。その後委員長会議があり、関西でのイベントの提案をしました。

協会の近くでおつかれさま会を


さきこママのマンションに泊めてもらいました
すでにおなかがいっぱでしたが
ごちそうが待っていました


さきこママは、70歳も後半なのですが
好奇心旺盛で、頭の回転も速く、読書家なので
お話がおもしろいんです

「ほら、今年は、冷蔵庫で梅干を作ってるの」
フットワークがめちゃ軽く、チャレンジャーです
見習わなくっちゃと刺激を受けました

クーちゃんものびのび

わがやのテルより1・5倍はあるチャーミングなねこちゃんです

7月10日(日)「川遊び」
★今日も、川で水遊びをしました。2日目になると慣れたのか、

急流でも平気です

いえいえ、そのわけは

浮き輪を買ったからです

川の水は冷たいです。にもかかわらず

よほと楽しいのか、うーがは夢中です
お弁当を食べた後も、「もう1回。おねがいもう1回」
と帰りたがりません。そうこうしているうちに
岩でおなかを突きました

「ね、いわないことではないでしょ」と
叱ってしまいました

家に帰り、濡れた衣類をつっこんで
洗濯機をまわしていたら、ごとん、ごとんと音がします
ん……? やばい!

とんでいったら、やっぱり……
綿パンのポケットにカメラが入っていました

データーは無事でしたが
カメラは壊れてしまいました

「ばあば、かわいそう」とうーが
そんなやさしいうーがを叱ったバツです


次女が、60色の色鉛筆を払い下げてくれました

「いちばんにばあばを描く」
どこまでもやさしいうーがです

でも……
現実を追及する豆画家は
しわもしみもリアルに描いていて
なかなか厳しい目を
しています

もう一晩泊まりたがっていたのですが
夜、ママが迎えに来たので送っていきました

わたしは、明日東京です
気ぜわしい朝になると思うので
助かりました

7月9日(土)「排水管の清掃」
★マンション全体の清掃が年に1回あるそうで、今日がその日でした。高圧洗浄車が来て、昨日は外回りの溝の掃除をしていましたが、今日は各戸別にキッチンとバスルームの清掃をしてくれました。長い長い洗浄ワイヤーをかなり深く差し込んでいました。

そういえば、わたしが子どものころ
町ぐるみで、「衛生掃除」というものがあったのを
なつかしく、思い出しました

「火災警報器の点検です」といって、別の業者がやってきました。 キッチンの天井だけかと思っていたら、お風呂場を含めて、合計6個もの火災警報器が設置されていました。ふーん、これがそうだったかと思いつつも、数の多さにちょっとびっくりしていたら、「もっとたくさんついているマンションもありますよ」ということでした。

先日、マンションに消防車と救急車が来ていたそうですが
特に大事に至らなかったのは、この装置が
働いたからでしょうか

★さて、次は、うーがの川遊びのおつきあいです。マンションから数分のところに、水遊びをするのに格好の場所があります。浅くて安全なのですが、それでも流れは速くて、体を持っていかれるようです。
「足がかってに先に行く」と

最初はおっかなびっくりでしたが

そのうち滝すべりもできるようになりました

人魚姫のまねっこも

昼食のあと、お昼寝をして、修学院に買い物に行きました

スーパーの軒先のつばめの巣には
ひなが6匹います。親鳥がえさを運んでくるのを
いっしょに見上げていた少年は
「生まれてはじめて見た♪」
と顔を輝かせていました

ガードマンのおじさんが教えてくれたのですが
南の国に帰るときは、いっせいだそうで
修学院付近の高野川の上空が
つばめで真っ黒に
なるそうです

見たい♪

7月8日(金)「2,9リットル×4!」 → ×6
★省エネしなければならない今、心苦しいのですが、カビ対策として、1日中除湿機をかけていました。結果、なんとまあ、恐るべし。ほぼ12リットルの水が溜まりました。建物そのものが湿気ていたのだと思います。除湿機は、引き続き活動中です。

★秋に開催予定の日本児童文芸家協会のイベントの打ち合わせをしました。楽しそうな会になりそうです。若い作家さんとの打ち合わせは、元気をもらいます。

★研修から帰ってきた次女といっしょに、うーがを学童保育にお迎えに行きました。3人で外食。次女はそのまま、次の研修へ。わたしはうーがを連れて、八瀬に戻りました。ママがお出かけなので、うーがはこの週末、こちらで過ごします。

久々の晴天で、2階のベランダを仰ぐと、花盛り


雲が素敵です!

7月7日(木)「除湿機の威力」
★この辺りは、湿気が多いことは承知でしたし、越してきてから充分に湿度を感じていました。それは決して不快ではないのですが、しまっておいた衣類にカビがきたので、あわててしまいました。予想以上、クーラーの除湿機能で間にあうレベルではないようです。

ここ八瀬を、というかマンションの建っている辺りを、私的に「湿地帯」と認識。夏場だけではなく、冬場、室温が低くなっても稼動するタイプの除湿機を次女が選んでくれ,たので、それを買うことにしたのすが、商品がなかなか届きません。10日が経ったので催促したところメーカーにもないそうです。すでにお金を払っているので、キャンセルしに行かなければとと思っていたら、販売店の別の店にあったそうで、昨日、やっと手に入りました。

朝8時、次女が出がけにセットしてくれたのですが、午後2時にほぼタンクが満タン、2,9リットルの水を回収しました。それでも、まだまだ稼動しています。長年たまっていた湿気……だといいのですが。

このマンションは、山の傾斜に建っているので
メゾネット形式になっているのですが
下のフロアーは、もっと湿気ています
積み上げたダンボールの底が
じっとりしているので
相当だと思います

移動させて除湿してみます

★夕方、ごはんの用意をしながら、つけっぱなしのテレビをなにげなく聞いていると、木魚はもともと魚の形だったといっているので、画面を見ました。宇治の萬福寺というお寺にあるのだそうです。

ほんと、魚だ
どこかで、いつか見たことがある……
15年間も前に、西国三十三箇所めぐりをしたときに
このお寺を訪れたことを
思い出しました

一般の木魚のルーツだというので
早速、日ごろは使っていない木魚をとりだしてよく見ると

なるほど、魚を丸くしたと思われる尻尾も頭もあって
うろこらしきものも彫ってありました


こちらから見るとしゃれこうべ……
のようにも見え、深いです


裏側は鈴のようです。中はくりぬいて
空洞になっています

細い隙間からのぞくと
ノミの荒い削り跡が見えます

どうやってくりぬいた
のでしょう……

継ぎ目がないので(当たり前かも)
乾いた、いい音がします

7月6日(水)「世界遺産の延暦寺にも」
★八瀬離宮は、八瀬遊園地跡に作られた宿泊施設だけあって、広大です。朝食(おはよう、あさごはんのコーナーで紹介)は、離れの日本料理の館まで。傘を差しているのは、日傘代わりです。

建物の窓に映っています


中庭は、水と光、そして風が「あふれています

朝食後、ケーブルカーとロープウエーを乗り継いで、比叡山に登りました。まずは、ガーデンミュージアムへ。バラが咲き乱れていました。また蓮のシーズンで、モネのイメージにぴったりな場所があって、うれしくなりました。

   

川べりの木の上や、草に
モリアオガエルの大きなたまごの袋がありました

中央右上の丸く写っているのがそうです
モリアオガエルって、天然記念物なんですね
たくさんいると、いろいろな知識や情報がが集まってきて
おもしろいです

延暦寺へ行くバスは1時間に1本

時間待ちに、足湯に入れてもらいました

「花の足湯 フロレアル」という足湯なのですが
花びらが浮いているわけでもなく
ハーブ入りというわけでもなく
せっかくなのに
惜しい

でもいいお湯かげんで
その後、快足でした

比叡山延暦寺は、本来なら丸1日はかけて
ゆっくりめぐるといいのでしょうが
今日は最終バスまでの
1時間しかないので

見たいところだけ見ることにしました

まず目についたのが、急な石段
この上に知恵の文殊さまが
いらっしゃるということで
知恵を授かるには
これくらいは

と 登りました。結構長い
足を踏み外せば、ただごとではすまない

文殊さまは、お堂の2階にいらっしゃいます
「ご自由におあがりください」は
うれしいのですが
なんとまあ
さらに急

登る感じは、ほぼ垂直


国宝の根本中堂は見逃せません

中は撮影禁止なので
言葉だけでうまく伝えられるといいのですが
薬師如来さまは、わたしたちと同じ高さにおわします
が、本堂は地下からの吹き抜けになっていて、地下の辺りは暗闇
お灯明の光だけで、本堂内が照らされています
現世と薬師如来さまのいらっしゃると浄土との隔たりは
近いようで、遠い。辿り着くにはそれだけの修行がいる……
闇を通じて、距離感が感動的に伝わってきました

薬師如来さまが、右手薬指を
心持前に出されているのは
その指先に薬がついて
いるんですって

これはわたしの手のひらなので
ご利益はありません
イメージです

三つの常灯明は、1300年前
お寺がここに小さな庵として建てられたときから
灯り続けているそうです。一度火災で消えたことがあったそうですが
分けてあった山形の灯明が、はるばる運ばれてきたのだとか
これによく似た話を聞いたことがあるような……。
そうだ!

何百年も受けつがれているぬか床をがあって
本家のぬか床はだめになったのですが
おすそ分けしてあったぬか床が無事だったので
今も、受け継ぐことが出来ているという話を聞いたことがあります
「そのぬか床とおんなじやね」
とつぶやいたら、お坊さんにめちゃ受けました
「おろかなやつだ」と思われたのでしょうが
満面、心からの笑みでした

途絶えることがないように
早め早めに注がれる油は、菜種油だそうです
1300年も前は何の油だったのでしょう
もちろん質問したのですが……


まだまだ乗せられる


このお牛さまは、これからお参りしようという人に対して
そっぽを向いていらっしゃいます
次にきたときは、そのわけを
上まであがって
調べてみよう

バス・ロープウエイ・ケーブルを乗り継いで下山
預けてあった荷物を受け取り、みんなは帰路につくのですが
家のある泉北ニュータウンまでまだ2時間半
目いっぱい遊んだので帰りは
長く感じることでしょう
おつかれさま

懲りずにまた来てください
ご案内します

思い出追加

7月5日(火)「八瀬へようこそ♪」
★好奇心旺盛のパンジョの生徒さんが、わたしの日記にそそられたのか、「先生の住んでいる八瀬ってどんなとこ?」とやってきました。みんなの宿泊先は、ゴージャスで知られている会員制の八瀬離宮。うさこさんがとってくれました。しかも三部屋続きのスイート♪ 泊まった人数で頭割りするというので、徒歩3分圏内住んでいるわたしも泊まることにしました。

昼の11時過ぎに八瀬にご到着のご一行さまはホテルに荷物を置いて、さっそくバスで大原へ……のはずでしたが、アクシデントのためにひとり遅れてくることになったので、時間調節のため、宿泊先から徒歩圏内にある、蓮花寺に行きました。

訪れている人は、わたしたちのほかにはだれもいません。お寺が丸ごと八瀬の自然にとけこんでいるようでした。手入れの行き届いたお庭は、住職さんの日々のお手入れの賜物だそうで、心をいただいたような気がしました。


門のストッパー(は、以前紹介しました)


苔の上にこぼれ落ちている白い花

見上げると木々にも♪

沙羅の花……でしょうか

お抹茶を注文したら
「よろしかったら、こちらのお部屋でごゆっくり」と

別のお部屋に通していただきました
敷地内を小川が流れていました

お抹茶は、口当たりもやさしいです

落雁に入っている粒々は大徳寺納豆
みその塩気が暑い季節に
ぴったりのお菓子です

お菓子つきで300円は
蓮花寺のお接待の気持ちが含まれている
のでしょうか。というのも他のお寺は
どこも500円でしたので

玄関脇の趣のある土蔵は

寺子屋として、使われていた時期もあったそうです

こちらでゆっくりさせていただいてから
遅れてきたメンバーと合流
大原に向かいました

多数決で三千院に

こけのお庭も

時を経た廊下も

すばらしいのですが……如何せん
観光客が多いのです

もっとすてきなお寺がすぐそばにあるのですが
ほとんどの人が三千院を訪れただけで
満足して帰ってしまう……
のだそうです

そう聞いていたので
今日は訪れました。勝林院

本堂の左右には菩提樹


阿弥陀如来さまは美男でおわします
(禁撮影の表示がなかったので、
せめて横から……)

池には、おたまじゃくしがいっぱい


門を出て右の細い道を下ると、宝泉院があります
細い木立の奥にあり、趣もひとしおでしたが
残念ながらこちらは、閉館時間でした


★夕飯は、八瀬の「あい和」さんで、地鶏のすき焼きと叡麓鍋を堪能しました。

地鶏は、しっかりした旨み


こちらは、牛・ぶた・鶏を焼きます
レタス・サニーレタスなどの野菜は
なべの回りの出汁で、煮ながらいただきます
おいしいので、だしの取り方を聞きましたが
ここでは秘伝ということで、オフレコ


東北のお酒を揃えてくれていました
地場のとれとれの野菜も

食前酒の梅酒は、昭和時代のものだそうで
口の中に広がる香りと風味は
ブランデーのようでした

夜は、スイートルームで、ビブリオバトル」というブックトークをしましたが、お酒も入っていたことや、睡魔が襲ってきたこともあって、中途半端になりました。二兎どころか、三兎も追おうというのですから、身の程知らずかも。またチャレンジしましょう。

ベッドに入ってすぐに、うさこさんが話しかけてきたそうですが、「もう眠っていましたよ」と驚いていました。その代わり、翌朝は4時半に目が覚めました。大浴場は6時からなので、お部屋のお風呂、いえバスに入りました。それはもう素敵で、大きな白いタブは洋画に出てくるようです(どんなんや)。とりあえず、洗面所を写しました。



7月4日(月)「京都バスの運賃」
★ざくろ色の飲み物は、紫蘇ジュースです。酢が入っているので、こんなにきれいな色になるんだそうです。さっぱり、さわやかな味は、気分を爽快にしてくれます。紫蘇は、東洋医学では「蘇葉」(そよう)と呼ばれ、整腸作用や食あたり、解熱のために、古くから民間伝承的に用いられてきたそうです。

紫蘇ジュースは、暑気払い

★京都バスで帰宅する場合、降りる停留所が近くなると、小銭が足りるかどうか不安になります。というのも、京都バスは郊外に入ると、ぱたぱたと運賃が変わっていくからです。乗るときに整理券をとっておけばちゃんとわかるのですが、混んでいたり、両手がふさがっていたりして、つい忘れるのです。

わたしは220円の回数券を持っているので、それに不足金額を足すのですが、90円だと思っていたら、降りるまぎわに表示が110円に変わり、あわてることがあります。バスは1時間に2本しかない時間帯もあるので、待ち時間があると数駅先まで歩いたり、少し手前のバス停から乗ることもあるので、追加金額はまちまちで、130円足さなければならないときもあります。テストの答え合わせのときのようにどきどきします。

うっかりして小銭がないときは、どうしょうかと思います。1000円札を両替するのは至難の業なのです。というのも、両替機に入れたお札が何度もしつこく戻ってくるときが多々あるからです。
やっと気づきました

100円玉1枚と50円玉1枚、そして10円玉4枚があれば
どんな運賃になっても対処できるんです

「ICOKA」は使えないけれど、
「するっと関西」は使えることもわかりました
やれやれ……

7月3日(日)「ほたるの宿は、川ばた柳?」
★昨夜は、あまりにも暗く、もし懐中電灯があったとしても、明るいうちに探検しておいたほうがいいと思い、散策に出かけました。

ふむふむ、ここだったのか
石橋を渡って、右にぐるりとまわると
あ、この道に出てくるのか……

もうほたるは、終わりのようです
「今年は少なかった」と茶店のおばさんが言っていました


高野川上流のあたりは、水遊びするのに格好です
子どもたちが、もう泳いでいました

少し上流に行くと、なんということ

こともあろうにこの橋げたから
若者が飛び込んでいました。下は、浅いというのに
どうやら、「おなか落ち」しているようです
バシャっと大きな音がしていました

★あじさいは、この辺りにいっぱい咲いていますが、無断で手折るわけにもいかないので、里の駅で買いました。200円でした。


このでっかいぼたもちも、200円

200円の価値は、どちらに軍配があがるのでしょう
渋茶を氷の上に注いで……堪能しました

★明日締め切りの時評、やっと書き終えました。おばさん目線でもいいといっていただいたのでお引き受けしたのですが、身の程知らずを後悔しつつ、原稿を推敲しています。

7月2日(土)「久々に、こよりをよりました」
★電車の中で本を読んでいて、しおりがほしいと思いました。何か、代わりになるものは……。(そうだ、こよりをよろう)。ポケットティッシュ1枚(ダブル)で、10本のこよりができました。

こよりをよりながら、ふと、遠い日を思い出しました

祖父は、キセルで刻みタバコを吸っていました
指先で丸めた刻みを、ひねって、キセルの先に詰め
火鉢の炭火に顔を近づけ、吸うとたばこに火がつきます
すぱっ、すぱっと、1〜2回深く吸って終わり
逆さまにしたキセルを手のひらでポーンと叩いて
タバコ盆に吸殻を落とします

それを何回が繰り返すと
キセルに、ヤニがたまります
祖父は和紙で長いこよりをより、キセルに通し
ヤニをとっていました

祖父のよったこよりは針金のように
ぴんとしていました

「こより」には「紙縒り」、「キセル」には「煙管」
という漢字があるんですね

みんな遠くなりにけり、です

★今日は、あいらぶゆ会でした。この会を立ち上げた者の責任として退くことはできないかと思い、出かけたのですが、なにぶんに片道2時間半かかるので、ハードです。パンジョ童話教室の生徒さんを中心に語り手が増え、ピアノ、オカリナ、歌唱指導、手話指導と、スタッフも充実しています。わたしが抜けたら……なんて考えるのは僭越かもしれません。次回からは、スタッフが足りないときだけにさせてもらおうと思います。

紙芝居の語りも、みんなを引きつけていました

作業所は、平和運動に力を入れています

玄関を入ったところで、平和行進用の
旗を作っていました

職員のキキさんはいいます
「切り捨てられるのは、いつも弱者なのです」
今回の原発について、キキさんは、「スイッチをひねれば
電気が使える、蛇口をひねれば水が出ることを当たり前だと思って
依存している気持ちがいけないのです」といいます
「反依存」

そうか、反依存は、原発だけではなく
ここに通ってきている仲間たちに向けての
メッセージなのかもしれません

障害はあっても、受身だけではなく
自分は自分で守らなければならないのだよという




キキさんの思いは、「まだまにあうのなら」という詩となって
「異郷」7月号に載っています

★友人と久々に映画を観て、あべのの近鉄に寄って帰りました。八瀬の駅に降りると、辺りはすっかり暗いのに辺りがざわついていました。どうやら蛍が出たようです。あとをつけていったのですが、辺りは漆黒の闇。前を歩いていた人との間隔があくと、懐中電灯がなしでは、川べりを奥まで行くのはとても無理です。数匹飛んでいるのを見て満足して、引き返しました。
7月1日(金)「不屈の魂」
★2001年10月、脳梗塞で倒れた彼は、失語症と聴覚障害、右手障害という重い後遺症に、「もう死んだほうがまし」と絶望。そんな中で、左手で絵筆を握り、詩と絵を描き始めたそうです。それがたけの世界です。

「よくがんばった」ではなく
「よくがんばっているね」と声をかけてあげたい人が
たくさんいます。いつか、きっと
かならず、いつか

★すてきなランチョンマットとコースターをいただきました。食卓のテーブル大きくて便利なのですが、仕事机の使いまわし。はげたり傷ついたりしています。食事をするときは、ランチョンマットがお盆を敷くようにしていたので、どんぴしゃのプレゼントです。横巾が長いので使い勝手がよさそうです。

コースターの縞もすてきです


★フジテレビで8時ごろ放送事故がありましたね。「しばらくお待ちください」の表示が、けっこう長く出ていたので、もしや、テレビ局が乗っ取られたのでは……と思ってしまいました(そんなことあったら、たいへんですが、珍しく長かったので。いえ、もしかしたら、ほんの数秒だったのかもしれません)。

数分後(あくまでわたしの感じでは)、何事もなく番組が放送されましたが、5歳の少女が機転と冷静さで父親をどのように救ったのか、そのいきさつは放送されなかったので、わからずじまいでした。CM放映中だったら、ゴールデンタイムなので損害も大きかったのではと思います。この瞬間、テレビを観ていたのは、ある意味ラッキーだったのかも。


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