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東北沖太平洋地震
  応援コーナー
 
3/30

今、わたしたちができること




とんぼの足あと


がらくた宝箱


ええがな映画 3/9



とんぼ童話教室
ちょっとのぞき見
 3/25




 310000をヒットされた方に
新刊「イエローカードは、ぼくらの旗印」
をプレゼントいたします
ご連絡ください
プロフィール

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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          (順不同)
3月31日(木)「カラフル〜う♪」
★昨日ケアハウスを訪れたうーがの第一声です。ひいばあちゃんは、思いがけないうーがの訪問に、「あんた、来たのぉ♪」とよろこんでいました。「ひいばあちゃん、ナマズみたい」とうーが。「だって、長いおひげがあるもん」。長生きのひげだそうです。四柱推命でも、ひいばあちゃんは、「長生きできる」と出ていました。

今日は、次女もいっしょです。次女のお土産のさつまいもの「鬼蒸しまんじゅう」を、「あんまり甘くなくて、おいしい」と食べながら、「わたし、お昼たべたっけ?」と聞いていました。「おなかへってるの?」。「いいや」。「おひるごはん、きっと、まだこのへんにあるよ」と母の胃のあたりをなでると、「そんな気がする」と笑っていました。

緑茶がすでに入っていたので、「だれにいれてもらったの?」と聞くと、リハビリに来てくれた理学療法士の男性だそうです。「いいところに来た。お茶入れて」と頼んだところ、快く入れてくださったそうです。みなさん、お世話になっています。

「野菜ジュース、持ってきてくれた?」。もちろんです。紙パックのものを冷蔵庫にいろいろ入れてきました。ポカリの2リットル色も3本。水分の補給が大切なので。

★ダンボールを積んだカートが向こうからひとりでやってきます。


あれ? と思ったら……、


うーがが押していました

★「節電のため照明を落としての暗い中での仕事です」と東京の出版社の編集さんからメールがありました。さぞかし目が疲れることでしょう。東京も、たいへんそうです。明日から一泊で東京なのですが、緊張します。留守中にカウントが300000になりそうです。ヒットしてくださった方はメールでご連絡ください。帰宅後、お返事いたします。

3月30日(水)「逆上がりができないうーがは……」
★じいじと公園で猛練習をしています。この鉄棒は、25年前、やはり逆上がりができなかったママが練習していたものです。

もう少し低かったらできるのに

★次女も帰ってきました。自分の部屋を整理するためですが、罹災地の支援について一晩話し合いました。わたしとは違った目線で、細かやかに働きかけているので、感心しました。本人曰く、「税金で勉強させてもらっているので、こういうときこそ」だそうです。地デジ化で、いよいよテレビを買い換えなければならないのですが、ワンサイズ小さいのにして差額を義援金にまわすともいっていました。それにしても忙しそうです。

長女は仕事の帰りに、いったん京都にへ。明日、仕事を終えてまたこっちに帰ってきます。この人も慌しいです。

★「何があっても、すべて受け入れる」という生き方をしてきたのは、以前、習った四柱推命の影響かもしれません。人には、それぞれ「持って生まれた運」と「10年ごとのサイクル」というものがあって、それらを絡み合わせることで、人生の流れをおしはかる統計学、それが四柱推命です。自分自身の流れを把握しておくと、ブレーキを効かせたり、アクセルを踏むべき時期がよくわかります。しばらくご無沙汰していたのですが、4月中(いえ、少なくとも5月初旬)には京都に帰り、新たなスタートラインに立つことになるので、そのことが、わたし自身が持っている流れに逆らっていないか、師のところに行って、確認してきました。


いやな時期は過ぎたそうです


3月29日(火)「うーががママと帰ってきました」
★春休みになったら、帰ってきてねといってありました。数日しか滞在できないようですが、おぼえておいてほしいです、赤坂台の家。家を手放すことになっていることなど何も聞かされていないうーがは、「てるちゃんに会える」と無心によろこんでやってました。てるの方は、(この子は誰だっけ? あ……やばい!)。記憶がつながるまえに、つかまってしまいました。

よろこぶうーがとは対照的に
てるは、かたまっていました

そのくせ夜にはうーがのおふとんに

★京都のお土産に一保堂の最高級の煎茶をいただきました。また、京都の友人から届いた手紙の中に、桜の塩漬けが入っていました。このところ京都には慌しく往復するばかりで、お茶を買いに足をのばしたり、季節を楽しむゆとりがありませんでした。

お気持ちありがたいです

3月28日(月)「ウォーキングコースの桜並木に」
★ぼんぼりがぶらさがりました。今年は、ちょーちんは自粛してもいいのではと思いました。吊った人たちのことを思うとなんだか悲しくなってきます

桜の花だけでも充分美しいのに……

★今日もいろいろ心配事がありました。罹災地でがんばっている人たちのことを思えば、こぼすことはできませんが、わたしにとっては、人生を大きく変えるようなできごとばかりです。気合を入れなおして、郵便局と銀行に寄って、日本ALS協会とハッピーハウスに義援金を送りました。ともにがんばり、乗り切りましょう。

街角では、ある会社の社員が一列に並んで、声をそろえて募金を呼びかけていました。ここまではいいのですが、それを、「こっち見て、笑って」と写真に撮っている同僚がいました。社内報にでも載せるのでしょうか……。募金はイベントではないのよ、といいたいです。


★夕飯時、母は、ヘルパーさんが部屋まで迎えに来てくれて、車いすで食堂にいきました。帰り支度をして、食堂をのぞいてみると、母と同じテーブルのおばあさんが、「この方、ときどき入れ歯をしてくるのを忘れていますよ」と教えてくれました。「入れ歯してる?」と聞くと、母はあーんと口を開けました。「あらら……」。あわてて、部屋に取りに戻りました。おやつに差し入れたカキフライ、入れ歯なしで食べていたのね。

ケアハウスの今日の夕飯は、豚肉のピカタとサラダ、インゲンの和え物、お味噌汁でした。バッグの中に辛子明太子があったので、今出せば、母はよろこぶに違いありません。が、出していいものかどうかよくわからないので手を引っ込めました。他のテーブルの様子を伺うと、元気な方は、自室からいろいろ持って来られているようです。

★日が長くなりました。玄関のドアから射し込んでくる夕日がとてもきれいで、思わずシャッターを押しました。日が昇り、日が沈む……。当たり前のことなのですが、今は、それだけで、力がわいてきます。

手前の鳥影はステンドグラスのペンギンです

昼間、反対側から見ると

こんな感じ


罹災地への支援情報」は
月が変わっても情報が一覧できるように
左の欄に「応援コーナー」を設け
今までの情報をまとめて
移動しました

今後も、「今、わたしたちができること」
を模索していきます


3月27日(日)「越水利江子さんの新刊をご紹介します」
★『江 浅井三姉妹 戦国を生きた姫たち』(ポプラ社)です。掛け持ちでいくつも並行して執筆されているにもかかわらず、NHKの大河ドラマに合わせて、短期間で、たくさんの資料を読まれ、書き下ろされたのだと思います。すごいパワーです。

浅井家に嫁いだ信長の妹「市」の3人の娘を通じて
戦国武将の生き様と野望、裏切り
そして忠信が見えてきます

江はもちろん、茶々も初も
男たちの策略のため
嫁に行かされたり
戻されたり
浅井家の姫たちは刀を持たず
戦国の世を戦ったのです

時に、3姉妹は
敵側になることもありました

でも、いつも思うのは父のこと母のこと
そして姉や妹のことでした

戦国時代が、姫たちの目を通して
すっきりわかります


3月26日(土)「『明日をめざして』」
★東京書籍から出ている新6年生の道徳の教科書には、35編の元気のでる物語が掲載されていますが、わたしの作品「命の重さはみな同じ」も含まれています。

読後、命のについて語り合うようになっています
このたびの東北地方太平洋沖大震災で
子どもたちの命への思いは
より深くなっているのでは
ないでしょうか

ハッピーハウスの代表の甲斐さんの思いについても
話し合うようになっています

★「イエローカードはぼくらの旗印」(京都新聞社出版センター)は、京都発信の電動車いすチームSONICの少年たちの物語ですが、全国どこでも購入していただけます。

画面をクリックすると拡大します
読んでくださった方々の感想が届いています。ありがとうございます。

一気に読んでしまいました
今、辛い現実に立ち向かってる全ての方に読んで欲しい
作品だと思います。希望が、勇気が湧いてきます。

「ぼく」と作者と読者(読んでる自分)の距離感がすごく居心地よくて
だから、雄也くんたちの生きる世界が特別な世界ではなくて
手をのばせばつなぎ合える場所なんだよね
という、たしかな親しみを覚えました。

是非この本を
小児科医や医療スタッフが参加している
絵本に関するメーリングリストで紹介させて下さい。

すばらしい本を、ありがとうございました。
帯を見ただけで、胸が熱くなりました。
なぜなら、私の学校には、ミオパチーの女の子と、
筋ジスの男の子がいるからです。

沢山の人に、SONICのみんなの思いが
はげみとなって伝わると良いですね。
  ↓
いただいた感想は、SINICの少年たちの、そしてわたしの大きなはげみになります。

3月25日(金)「そこで何しているの?」
★たぶん、木の枝を払った跡だと思います。ちょこんと座って、車の流れを眺めていたねこちゃんがいました。罹災地のペットたちはどうしているのでしょう……。

母は、すっかり元に戻りました。「1回、家に帰る?」と聞いてみたところ、昨日までは、「もう帰らない」といっていたのですが、今日は、「そうだね、薄物のマフラーやなんかを取りに帰ろうかな」という前向きな答えが返ってきました。いろいろあって、今のうちにと思っていますが、こう寒くては……。気分転換にと、母に春のカットソーを買ったのですが、あかちゃんの毛布を買って、車椅子用のひざ掛けとして届けました。何かにつけて思うのは、罹災地のことです。こちらでもこんなに寒いのですから、いっそうたいへんだと思います。どうぞ、お大事になさってください。早く、暖かくなりますように。

3月24日(木)「慌しいかな……と思っていたのですが」
★朝、学校に行くまごといっしょにアパートを出て、家に帰りました。今日は昼からパンジョの教室です。京都から帰ってからなので慌しいことになると思っていたのですが、10時には帰宅できたので、ゆとりで出かけることができました。帰りに母を訪ねたいので、久々に車で、出かけました。

★母は、夕食を終え、ヘルパーさんの介助を受けながら、食堂から車いすで部屋に戻るところでした。母の部屋は、入ってすぐの廊下の左手がトイレ(ゆったりして、快適そう)、右手が洗面所になっているのですが、洗面所の前で、ヘルパーさんは、車いすに座った母から入れ歯を受け取り、洗面器とコップを渡し、口をすすがせました。車いすのまま和室の前まで行き、そこからは手を貸しベッドまで……。まるで流れ作業のようにてきぱきとしていて気持ちがよかったです。

母は、食後に持っていたおまんじゅうを食べました。ケアハウスには、小さなキッチンがついているので、すぐにお茶を沸かすことができます。緑茶を入れている間、母はわたしの服装チェックをしました。「あんたのスカートは合成皮だね。それでいいこと、じゅうぶんだよ」。70歳までプディックをしていた母らしい意見です。

「甘いもののあとは、温かい緑茶がおいしいね」とよろこんでくれました。「よかった。また、あした、おいしいものを持って来るね」というと、「そんなに来なくてもだいじょうぶだよ。京都に、行くこともあるんだろ?」と母。記憶はすっかりつながっています。

更に、昨日のアルバム効果があったのか、「真珠の指輪についていた小さなサファイアが、セーターにひっかかってとれたといってたけど、あれ、直した?」と聞くのです。そんなこと、覚えていたんだ……。「ダイヤに替えてもらった」というと、「そのほうが品があっていいよ」といいました。

「寝るときはパジャマに着替えるの?」と聞くと、「このまま寝てしまうこともある」というので、「着替えたほうが、体が楽だよ。でも、ひとりで着替えて、また転んでもあぶないしね」というと、母は、「寝るまでにヘルパーさんが、何度も来てくれるので、パジャマに着替えたいから手伝ってという」といいました。枕元にパジャマを出しておきましたが、なんやらほっとしました。

すっかり帰りがおそくなって、しまいました。あわてて夕飯のしたくをしました。デジカメの調子が悪く、写した写真は、白くかすんでいるので、殺風景な日記になっています。しかも遅れ気味で、ごめんなさい。でも必ず、その日のとこをアップします。

3月23日(水)「母はわたしを見るなり……」
★「よく来てくれたね」といいました。いつもの母です。アルバムを見せながら、しばらく思い出話に花を咲かせました。母がいつもと変わりないと確認したうえで、「おばあちゃん、わたしがだれかわかる?」と聞いてみました。母は、鼻先で笑いながら、「おかしなことをいうね。あんたはわたしの命の綱だよ。そんな大事な人のことを忘れるもんですか」といいました。

そこで、「実は……」と昨日のいきさつを話すと、「へえ、おかしなことがあったもんだね」と自分でもあきれていました。母は、きっとこういうことを繰り返して、少しずつ記憶を落としていくのかなと思うと、大事にしてあげなくてはと思いました。

帰り際は母は、「あんたも忙しいんだから、しょっちゅう来なくていいよ」といってくれました。そこには、気難しく皮肉屋さんだった母ではなく、にこやかに笑うかわいいおばあちゃんがいました。

★ほっとして、産経教室にかけつけました。そのあと京都に。うーがは今日はピアノです。いつもは、レッスンが終わったあとも、ママが仕事から帰ってくるまで預かってもらっています。とてもありがたいです。今日は、ママが仕事がらみで遅くなるので、わたしがお迎えに行きました。帰りにデパ地下に寄って買い物をし、銭湯に行ってから、家でごはんを食べました。「フルハウス」の始まって間なしのDVDを観たのですが、うーがにそっくりの女の子が出ていたので、びっくりしました。

うーがも「にてる」と笑っていました
3月22日(火)「とりかえしがつかないかも……」
★久々にケアハウスに母を訪ねました。午後3時。母は眠っていました。起こすと、(だれ?)という顔をしました。「わたし、としこ」というと、「わたしが待ってるのは、息子の嫁のとしこさんで、このとしこさんとは違うんですけど」というのです。起き抜けのこともあるのですが、びっくりしました。

少ししゃべっているうちに、「やっとわかった、このちょんちょんした顔は、まちがいなくとしこさんや」と思い出してくれたのですが、それでもいろいろなことを忘れてしまったようで、言うことが少しずれていました。「おばあちゃんが忘れても、わたしがしっかり覚えているから、心配しなくていいよ」とはいったのですが、結婚41年、11日間も会わないことはなかったのにと、後悔しています。

実は、14日も18日にも出かけた帰りに訪ねるつもりで、お菓子や花、本を買ったのですが、駅から夫に電話をすると、「今日はおれが行ったからいい。おふくろはきげんよくしている。あまり行かないたほうがいい」というので、疲れていたこともあって、そのまま帰宅してしまいました。リハビリ、往診、週3回のお風呂、食事など、よくしてもらっているのでお任せしたほうがいいかなと思ってしまったのです。

看護師さんの話だと、「お母さんはお嫁さんが大好きなようで、ずっと待ってられましたよ」とのこと。悪いことをしてしまいました。

何か確かなものをと、ミニアルバムを2冊作りました。思い出のダイジェストです。あした、教室の前に届けようと思います。

活躍していたころの母がいます

3月21日(月)「『白い白い夜に』(つのぶえ文庫)」
★……をご紹介します。冬野翔子さんが初めて出版されたご本です。そのいきさつは、中日新聞でも紹介されています。

「白い白い夜に」と「鈴の音のひと」と「サブとクロ」の短編と、「梅の咲く庭」の中編で構成されています。3作の短編は、メルヘンを超えた不思議な物語で、とても魅力的で、清らかな世界に引き込まれていきます。「梅……」は、3編の短編とはがらりと違って生活童話ですが、今の時代の少女の葛藤が、さまざまな人々と絡ませることで、生き生き描かれ、暖かい作品になっています。

4作とも、やさしい作品です

冬野さんは、わたしのサイトのカウント300000
を踏んでくださったことがご縁で
本を贈ってくださいました

3月20日(日)「はんなり鴨川ウオーク」
★中京区民のための催しだったのですが、ママが、歩くのが好きなわたしもいっしょに申し込んでくれていました。鴨川べりを出町橋まで歩いて折り返す4キロコースと、北大路橋で折り返す8キロコースがあります。もちろん8キロコースにチャレンジしました。

中高年の方が多いです
ちらほら子ども連れも

みんなもくもく歩きました

うーがもよく歩きました
いろいろな発見をし
感じたと思います

受付に、震災の募金箱がおいてありました
おいてあって、よかったです
気持ちを託しました

チューリップを持って墓参をしたら
すでに、菊のお花が供えてありました
たぶん、友人がお参りくださったのだと
思います。ありがとうございます
うーがとママは、昨日も
墓参してくれたそうで
母がよろこんで
いることでしょう


3月19日(土)「きつねの嫁入り」
★東山の知恩院から、ねねの道を通って高台寺の天満宮までの暗闇の道を、静々と行列が行きます。本来は、花灯篭の明かりが、小路を照らすはずなのですが、罹災の地域を慮って自粛されていました。

リーン、リーンという鈴の音も
どこか物悲しく聞こえてきました

★花から力をもらえます。ご近所で、1年中お花のきれいなお宅は数件あります。それぞれ趣があってすてきなのですが、先日、その1軒のピンキーさんと帰りの電車でいっしょになり、「見ていって」とお庭を案内してもらいました。

石垣のお花には、前を通るたびに
楽しませてもらっています


玄関へのアプローチも素敵


今年の花壇はじまんできるそうです


コンクールになんども入選したという彼女ですが
今年は球根だけでも1000株は植えたそうで
花壇のほかにも庭のあちこちに
寄せ植えの鉢が♪

チューリップと忘れな草が咲く3月末〜4月上旬が
見ごろだそうで、「沢田さんのお友だちなら
ごいっしょにいつでもどうぞ」と
いってくれました

4月下旬にはオープンガーデンもあるそうですが
そのころには「遅い」そうです

★震災以来、ハンドルを握っていません。わたしの使うガソリンなどわずかなものですが、乗らなくてすむなら乗らないでおこうと思いました。車でしか行けないところには行かないようにすればすむことです。今朝、「遅れそうだ」という夫を駅まで送っていくので、しかたなく運転しました。気候が暖かくなってきたので、ほっとしています。

気仙沼で、倒れた家屋の中から若い男性が救助されたということです。さぞ寒かったことでしょう。不安だったことでしょう。ひもじかったことでしょう。生きて救助されて、ほんとうによかったです。よく助かってくれたと感動がこみ上げてきました。希望を感じました。

「あいらぶゆかい」のスタッフのみなさんへ

明日(19日)は、作業所の都合でお休みです
次回は、4月2日(土)です
よろしくお願いいたします



3月18日(金)
「正味11キロの小銭を振り込んで」
★……帰るとちゅう、非通知の電話が携帯にかかってきました。普通は非通知には出ないのですが、3度かかってきたのと、こういう事態なので、出てみることにしました。
「どこにいるの?」と女性の声がします。
「どこにって、家ですが」
と答えながら、(だれだろう、間違い電話かも……)と首をかしげました。
「えーっ、家やてえ」
と、その人は、そばにいる誰かにいっています。わけがわかりません。
「忘れたの? 今日は18日よ」
といわれて、はっとしました。18日は観音さまの日やからと、我孫子(あびこ)で友人3人と待ち合わせをして、お参りすることになっていたのでした。
「ごめん! 今から行く」
「今からって、どれぐらいかかるの?」
すでに約束の時間から30分過ぎています。あと1時間……。
「着の身着のまま、すっとんで行くから、先にお参りして、ぶらぶらしといて」

結果、無事会えたのですが、わたしの頭の中は今、震災のことでいっぱいなのです。
「そんなことやと思っていた」と友人たち。ごめんなさい、ほんとうに。

帰宅して、スケジュール表を確認しました。
明日から21日まで京都にいます。
22日は、友人ともみの木さん。
23日は産経教室。そのあと子守のために京都に行くので、泊まることになると思います。
24日は京都からパンジョ教室に行きます。
22日以外は、24日までメールを見ることが出来ません。急用の方は、携帯までご連絡ください。

3月17日(木)風野潮さんの新刊をご紹介します」
★「クリスタルエッジ決戦全日本へ!」(YA!講談社)は、フィギュアスケートに挑む少年たちの物語です。シリーズ第三巻。

今巻は、スケートを始めて間もない中2の和真の視点で
描かれている。全日本選手権に挑んでいるとはいえ
まだ中学生なので、ミスもすれば転倒もする
けがもする。そんな中でライバルとして
競い合い、認め合って少年たちは
技を磨いていく

和真の家族について
明かされていく

★『イエローカードはぼくらの旗印』(京都新聞出版センター)も、いよいよ明日18日発売です。こんなときですが、告知させてください。わたしのところにも、やっと今日、注文本が届きました。これから、お約束していた方々に送る準備をします。

「3月18日キックオフ」
というコピーが決まっています

京都新聞16日朝刊 5段1/2
クリックすると画面が大きくなります

3月16日(水)「東北地方に雪が……」
★食料・水・医薬品はもちろん、毛布など、早く届けてください。陸路がだめなら、ヘリコプターなど、空から吊り降ろすなどして届けることはできないのですか? 

着の身着のまま逃げた人たちの着替えはどうなっているのでしょう。水に浸かったままのぬれた衣類でいる高齢者もテレビに映し出されていました。一言も不服をいわれていないだけに、ここにある暖かい衣類をお届けしたいです。クリーニングに出した冬服もたくさんあります。届ける手段が早くとれますように。何もできないでいることは、ただただ心苦しいことです。


★実家に帰る人を見て、ひらめいたことがあります。どの県や市にも、災害時の時のために設けてある避難所があるはずです。今なお余震や原発の不安におびえている人たちに、落ち着くまでその場所を提供して、毛布や衣類・食料を提供できないものでしょうか? 県や市を越えて、救助の手を差し伸べてほしいです。

考えてみれば、我が家もしばらくの間なら、民宿代わりに部屋を提供することができないこともないのです。足りないときは、進んで提供します。


チューリップの球根から
いつの間にか

芽がでていました
信じたいです

3月15日(火)「わたしにできることその2」
★避難所の子どもたちに、本を送ることを思いつきました。幸い我が家には、仲間の作家さんたちが贈ってくださったすてきな本がたくさんあります。大切に保管していたのですが、この際、手放しても許してくださると思います。

テレビは、どのチャンネルも震災のニュースで、小さな子どもたちには、いかに現実とはいえ、そのことばかり考えていると、精神的にまいってしまうのではないでしょうか? 本の力信じています。本をどこに送れば受け入れてもらえるかと思いつつ、昨夜、箱詰めしました。ざっと数えて400〜500冊。もっとあるかも。

★福山・広島教室でした。福山教室は、残念ですが、今日が最終日です。福山教室は、なかなか生徒さんが増えず、現在2名(プラス1名は休会)で、合評が偏ってしまいがちです。昨年末から思案・相談の結果、来月からは、福山の生徒さんが、広島に移動してくれることになりました。バスで1時間半はかかるので苦渋の決断でしたが、気持ちよく賛同してくれました。

ということで、4月から、広島教室が既存の18時から20時の夜クラスに加え、福山の生徒さんのための15時半〜17時半の夕方クラスが増えます。夕方クラスは、すでに新しい生徒さんの申し込みが2名ありました。また、当分は、夜クラスの生徒さんが加勢してくれるので7〜8名になり、合評も充実しそうです。

野菜ケーキで、福山教室ありがとう会

3月14日(月)「やっと確定申告をすませました」
★不安はもうひとつ。原発2号機に海水を補充して、冷却しているそうですが、海水でいいのでしょうか。塩分でさび付いたりして故障しないでしょうね……。人的な二次災害が起こらないように祈る思いです。

★市役所の前が菜の花畑になっていました。花は、何もいいませんが、人の心を癒してくれます。



3月13日(日)「昨夜は、京都に泊まりました」
★京都で所用をすませ、夕方、神戸に向かいました。菅田幸子さんの個展に行くのが目的ですが、実は、心身ともに疲れていたので、(もう家に帰ろう)と思っていました。が、こういうときだからそこ、神戸に行こうと思いました。この日に神戸で個展があるのは、(行きなさい)ということだと思いました。16年前被災した神戸の街が、しっかり復興した様子を見て、人の力のすばらしさを感じ取りたいと思いました。

神戸の街は、人でにぎわっていました。わたしにはそう見えたのですが、いつもに比べ、人出は、少ないという話でした。この街の人たちを中心に、支援の手が伸びていくことと思います。

菅田先生のイラスト教室に、ほんの短い間ですが通っていたことがあります。「ええやん」、「ええねん」とどんなイラストを描いても受け入れてくれる先生の姿勢が好きだったのですが、絵のタイトルを見て吹き出しました。「髪だんご」「黄色いスカーフ」「黄色いワンピース」「風」など、少しも凝っていないのです。「わたしは、タイトルも作品のうちだと思うんですけど?」というと、「ええねん」という返事が返ってきました。

円柱のデッサンは、ここに来てから
描いたそうです

会場はギャラリー島田

個展開催は17日(木)まで

★帰宅したらチェーンメールがたくさん来ていました。「コンセントを抜いて、節電しましょう」という内容でした。昨日の日記でアップしたように、長女の影響を受けてわたしはすでに実践しています(パソコン以外は)。さらに長女は、炊飯器で炊いたごはんをみいな「おにぎり」にして、コンセントを抜いたそうです。今夜は、おにぎりと味噌汁だけにして、うーがに、震災のことを考えさせるといっていました。日ごろは、おちゃらけのうーがですが、ママの思いを感じてくれますように。


担任の先生が、日記のコメントに
描きそえてくださったうーが


3月12日(土)「朝、テレビをつけて……」
★力が抜けてしまいました。震災で大変なことになっています。それでも、出かけなければなりません。
★京都の松ヶ崎体育館で練習をしている電動車いすサッカーチームSONICの少年たちに、京都新聞出版センターの編集さんが本をプレゼントしてくれるというので、同行しました。

といっても、まだ見本本しか出来上がっていないそうで
練習に来ていた5名にだけ

「イエローカードは、ぼくらの旗印」
京都新聞出版センターのサイト
近刊として紹介されています


洛東高校の放送部が取材に来ていました


体育館は冷え込んでいました
編集さんのひとりは、おなかに赤ちゃんが♪

とりあえずとびこんだ喫茶店で
小さな虹を発見♪

夜、次女と連絡がつきました。家の電話にメッセージを入れてくれていたとのこと。札幌から犬山に帰ってきたそうです。東京着の便は運休だったそうですが、名古屋へはだいじょうぶだったそうです。

あえて、どなたにもお見舞いメールを打っていません。津波の想定を上回る猛威をテレビで見て、こわくて打てないのです。友人の無事を、別の友人のサイトなどで間接的に確認してほっとしています。すべて、いい方向に向かっていきますように。わたしにできることは、なんでもしたいと思っていますが、一体何を……。



             
お見舞い

東北地方太平洋沖で、M8.8という
大きな地震が起こりました

影響のあった地区の友人や知人をはじめ
みなさまのことが案じられます。どうか
おけがなどなさっていませんように
被害が最小限でありますように
心より願っています

寒い中、停電しているところもあるようです
不安なことと思います
早く、なんとか
……




3月11日(金)
「ありえないことに、夫とショッピング!」
★洗濯機にかけられる衣類を持ってきてください」と、母がお世話になっているケアハウスの方にいわれました。「おしゃれなものは、ここではいりません。じゃぶじゃぶ洗えるものを」といわれても、70歳までプディックをしていた母はかなりおしゃれで、洋服ダンスにあるものは外出着ばかり。しかたがないので、夫といっしょに母の洋服を買いに行きました。

「こんなのいやがるかも」、「これならがまんするやろ」と2人でさんざん物色したあげく、軽くて、肌触りのいい洗える上着3枚に軽いベスト、スラックスを買いました。母は、意外にも「なかなかいいね」とよろこんでくれました。長かった髪の毛をボランティアで来る美容院さんに2000円という特別料金で短く切ってもらったとかで、さっぱりしていました。

3階にいる母は、2階の食堂まで、ヘルパーさんにつきそってもらうにしても歩行器を使って自力で行けるようになっていたのですが(もちろんエレベーターで)、今回、転んだため、車いすに戻ってしまいました。それが残念です。
★「いよいよですね」と和馬パパよりメールがありました。京都新聞に告知が掲載されたのです。

画面をクリックすると記事が読めます

わたしの手元にはまだ一冊しか届いていません
3月10日(木)「朝ごはんですが……」
★このところ、毎日、写真を撮っています。家族が少なくなったので、意識することで手抜きしなくなるかなと思ったからです。今朝のかまぼこのてんぷらは、友人が送ってくれた荷物の中に入っていました。電子レンジでチンしただけで、ほっこり甘くって、実際は7個も食べてしまいました。

うどのきんぴら(これもお代わり)・新わかめの味噌汁
太刀魚の干物・玄米ご飯と梅干

ちなみに昨日は珍しくパン食

骨付肉の野菜たっぷりトマトシチューは昨夜の残り
ヨーグルトは、毎食後、欠かさず食べています

朝ごはんの時間をすらして
1日2食にするのが理想なのですが
なかなか……

★パンジョ童話教室でした。終わったあと、「ケアハウス」にとんでいきました。というのは、母が転んでけがをしたという連絡が入っていたのです。ケアハウスでは規則として、病院には家族が連れて行くことになっているのです。今回はたいしたけがではなかったのですが、今後、緊急を要する場合、困ったことだと思っていたら、看護師さんに、「往診に切り替えたらどうか」と、提案していただきました。ケアハウス推薦の先生の中に、泉北ホスピスを進める会ウイルとつながっている梅田先生がいらっしゃいました。明日、夫に手続きをしてもらおうと思います。

3月9日(水)「せんぼく障害者作業所のおせんべい」
★友人が、「おいしかったので買いに行く」といってくれたので、朝のうちに案内しました。作業所で焼いているおせんべいは、添加物もなく、味も、なかなかのものです。仲間たちが焼いて、袋につめて、シールを貼って……、月曜日から金曜日までこつこつとがんばって作業をしているのですが、収入はひとり3000円程度だそうです。視察に来た偉い人が、「日当がですか?」と聞かれたそうですが、いいえ、月給なのです。「これでも、ほかに比べればいいほうなのです」とスタッフの方は言っていました。

おせんべいが売れると、みんなのやる気につながります。予算をいえば、進物用に箱詰めもしてくれます。よろしくお願いします。

せんぼく障害者作業所

★産経教室の日でした。1月からお休みだったあっちゃん先生が復活。すっかりお元気そうで、ほっとしました。あっちゃん先生も忙しすぎるのです。「あふれる水はこぼれるのよねえ」、「体の過信はあかん、あかん」とふたりで、うなずきあいました。

そのくせ、今夜は夫の帰りが遅いのをいいことに、帰りに映画を観ました。1本だけのつもりでしたが時間的にロスがなかったので、2本続けて。そのうちの1本の思いがけないラストにぐっと来てしまい、つり革にぶらさがり、なんどもストーリーを反芻していました。と、「沢田さん」という声がして、友人が現れました。わたしは発車寸前の電車の飛び乗り、2両ほど前の車両に移ったのですが、そんなわたしを見つけて席を立ってまで来てくれたのです。しかも……

「ワイン会にいってきたから」と、ワインを
プレゼントしてくれました♪
3月8日(火)「小児科のキリンさんに……」
★小さな女の子が抱きついて、なかなか帰ろうとしませんでした。思えば長女と次女もこのキリンしが大好きでした。あのころからもう30年近く経つのだと思うと、驚きます。「光陰矢のごとし」ですね。

とぼけた顔も人気なのかも
わたしは、今、ヘルペスでこの小児科(皮膚科・アレルギー科)にかかっています。感染力はほとんどないそうなのですが、かさぶたが出来るまでは、赤ちゃんと高齢者には気をつけたほうがいいとも聞くので、ケアハウスには足を向けていません。ケアハウスの職員さんからは、「そんなに来なくてもいいですよ。おまかせくださいと」いってもらっているので、気が楽です。

★2月におかしな豆を買って、いずれこの日記で紹介しますと書いたのですが、それがこれです、くらかけ豆。

塩ゆでしたので、ふやけて
黒い色がぬけました

塩ゆでしただけでもおいしいのですが
(枝豆によく似た味)おかずにならないので

菜の花とちりめんじゃこといっしょに
ごま酢和えにしました

ちりめんじゃこが大好きなわたしの
今夜のもう一品は

新わかめとうどの酢の物

★8編の短編再話をクリアーして、4編ずつ編集さんに添送しました(担当が違うのです)。追って書き直しがあるかもしれませんが、とりあえず脱稿。昨日は、読み終えた審査作品を、宅配便で送り返しました。今から(21時)、明日の教室の合評作品を熟読します。確定申告、まだしていません。
3月7日(月)「わたしの本を紹介」
★……してくださっている印刷物が、同じ日に2通届きました。友人の作家さんのかかわっている特定非営利活動法人の会報(黄河の森)と、岸和田市立の朝陽小学校の「としょしつだより」です。
黄河の森

「おしゃべりな毛糸玉」を
「絵本からのエコ・メッセージ」
として紹介してくださっています
そんな捉え方もあったのだと
うれしい驚きです
鬼のかあさん
ありがとう

朝陽小学校は作家としての紹介

わたしの幼児期思い出を
正確に書いてくださっています
もちろん本の紹介も♪

(図書室にサイン入りの本もあるよ)ですって
なんだか、うれしいです

書いてくださった司書の先生は
直接存じ上げないのですが
つなげてくださった方に
感謝です

がんばらないとバチが当たります。10日締め切りに向けて、がんばりました。てるちゃん、あんたはがんばらなくても、いいのよ。ねんねしていれば。

それにしても気持ちよさそう
3月6日(日)「フル回転の日」

★医者に、「はげいい運動はいけませんよ」といわれていたのですが、ウオーキングは運動ではないといいきかせ、友人と、八瀬から京都シネマのある四条烏丸まで歩きました。7時に出発。とちゅうでモーニングも食べ、10時のにちょうど京都シネマに着く、それこそ、ヤジキタ道中でした。間もなく70歳になる友人と67歳のわたし。大きな旅行かばんを抱えつつも、お互いに健脚です。


★10時からのお目当ては、野寺夕子さん企画・司会のスクリーンギャラリーでした。映画スクリーンで、写真家を紹介するという画期的な試みを体験しました。1月18日を皮切りに、8人の写真家が参加されたのですが、残念ながら、わたしは、最終回の元田敬三さんだけしか見にくることができませんでした。野寺さんも写真家ですが、今回、ご自分は企画と司会に徹しられていました。野寺さんのトークは、慎重に言葉を選びながらも、鋭く、光っていて、センスの良さと聡明さに、改めて驚きました。

このあと、人気のパン屋に寄り、墓参もし、 お昼は、先斗町でおいしいラーメンを食べ、高島屋に向かいました。与勇輝の人形展のチケットを、すみれさんにいただいていたのです。「え、うそお! 大阪難波の高島屋?」というわけで、ヤジキタのわたしたちは、難波に向かいました。
テーマは、「昭和メモリアル」
与勇樹が少年だったころの思い出を
人形が語っていました


どれも懐かしい風景です

いつもは超満員なのに、めずらしく空いていて
ゆったり見る事ができました

同じフロアーで花展を開催中でした

生け花ではなく
小川のような水槽の中に
球根をならべて花畑が作られていました

帰りに我孫子の「つる井」に寄りました。心斎橋から我孫子に移転されて一年。さすが、こちらで贔屓のお客さんが定着したようで、店内は満席でした。
裏メニュー

どなべで炊いたごはんのおこげ

カリカリでカキ餅のよう。おいしい♪


岩魚の骨酒も香ばしくって
おすすめです

よく遊んだねえといいながら
帰りの電車では、お互いに抱えている
仕事に頭が切り替わりつつも
充実した気持ちで
居眠りました

3月5日(土)「ヘルペス……?」
★わき腹の赤くなっていたところがチリチリ痛み始めました。受診すると、やっぱり……。ヘルペス(帯状疱疹)でした。切手程度の大きさなのですが、それでも服がすれて痛いです。水ぼうそうをしていない幼児以外は感染しないそうなので、診察の後、泉北障害者作業所に向かいました。

「あいらぶゆかい」、3月は1回だけです。今日はあいにく読み手が、わたしひとりだけです。ピアノとオカリナ伴奏で春の歌をうたいながら、短いお話をしました。宮沢賢治の「雨にも負けず」をみんなで朗読して、「赤い目玉のさそり」も歌いました。

左端は、手話っちさん
ピアノのとんとん先生の95歳のお母さんも、ヘルペスだといわれたばかりだそうです。しかも右半身が脇から足首まで赤くなっているということなので、お辛いだろうと思います。お大事に。

友人が南座に招待してくれていたので、気合を入れなおし、昼食後、京都に向かいました。花道の横のいい席でした。出し物は、「獨道中五十三驛(ひとりたび53つぎ)」。猿之助が病気のため、市川右近が主役を演じていました。

これがなかなかおもしろい構成になっていて、右近は、ひとり15役。弥次喜多ならぬ上房のおやえとおきちを道案内に、京都の三條を出発してお江戸までの道中、意外な人物とのからみが、つぎつぎあります。その展開のおもしろさに、さすが猿之助ひきいるおもだかやだと、目を見張り、堪能しました。猫化け・宙吊りもあり、海中の設定あり……。ひとり15役の早変りはまるでイリュージョンを見ているようで、4時間があっというまでした。右近の踊りは、男舞いも女舞も見事だと、踊りの素養のないわたしにもわかりました。

「おもしろかったねえ」をなんど繰り返したことでしょう。興も覚めやらぬまま、二度目の遅い夕飯を(一度目はおべんとう)、出町柳の「葵匠」で。ここは前から気になっていた旬菜ダイニングなんですが、訊いてみると、隣接している田辺宗という味噌と漬物屋さんがオーナーだそうで、味噌漬けの魚のおいしいのもうなづけます。

外はクラシック。中はモダン

おなかがあまり減っていないので
会席を一人前しかとらなかったのですが
ふたりでうまく分けられるように心くばりもあり
味噌汁やデザートは二人前
出してくれました

白魚のてんぷらには
こごみや竹の子など、春の素材が

次々出てくる、お料理も目新しく
素材もよかったです
漬物のおすしも
さっぱりと

夜は八瀬に泊まりました
修学旅行生のように
いつまでもしゃべっていました


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すでに消滅しているサイトなども
あったので、少し外しました

近日中に、更に整理したいと思います
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お知らせするニュースがあれば、そのつど、
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させていただくということで
ご了承願います
                                 
3月4日(金)「京都シネマで……」
★写真家野寺夕子さんのスクリーンギャラリーが開催されるのでご紹介します。

           3月5日(土)は18:00〜
           3月6日(日)は10:00〜  (無料)

スクリーンで写真を鑑賞できるという画期的な試みは、野寺さんと京都シネマの代表神谷雅子さんとの親交から現実化されたものです。

3Dには写真で対抗というメッセージが、神谷さんのコラム「言わせてもらえば」のvol.1に書かれていて、野寺さんのスクリーンギャラリー企画の意図がよくわかります。

京都シネマの上映が他の映画館より少し遅れる理由は、デジタルではなくプリントにこだわっているからだということがわかりました。遅れるおかげで、見逃した映画を掬うことができるので、わたしにはうれしいです。目的を持って経営している映画館が選んでくれた映画を観るのは、楽しみでもあり、いい刺激になります。

★電動車いすサッカーチームSONICの物語『イエローカードはぼくらの旗印』の見本本が、超特急(編集さんのことば)で出来上がってきました。彼らは障害はあるものの、ごく普通の平凡な子どもたちです。そんな子どもたちをモデルにして物語を書くことは、なかなか難しいことでした。そう思っていました。が、石の上にも5年。少年たちの成長をずっと見守ってきた甲斐があって、こんなすてきな本になりました。子どもたちは、だれでもみんな主役になれるきらめきを持っているのですね。

京都新聞出版センター

抜けるようなブルーはSONICカラーです
少年たちの前向きな生き方は、障害を持っている人たちはもちろん、やる気をなくしている人たちの心の扉を叩く一冊になっていると思います。
編集さんが考えてくれた帯の文

クリックすると画面が大きくなります

全国の書店に並ぶのは18日からだそうです
よろしくお願いいたします

3月3日(木)「春の山菜が」
★……店先に並んでいました。いろいろありますが、「蕾菜」(つぼみな)は初めての出会いなので、それと定番の菜の花買うことにしました。

ふきのとう・たらの芽・こごみ……。

手前が蕾菜。姿は、白菜の赤ちゃんみたい

縦に4等分してゆでして、味味噌で食べました
食感は、固ゆでしたグリーンアスパラのよう

菜の花は胡麻和えに・もずく山芋の酢の物
豚肉の味噌漬け・レンコンの煮物

★若いころ母から譲り受けたダイアの指輪が、さる高貴なお方の婚約指輪と、どことなく似ていると思っていたのですが、こうして比べてみると笑ってしまいます。有名人にそっくりだとテレビに出てきた人の思い込みというか、同じおかしさがあります。

改めて認識したことは
わたしは、黄色人種だったんだ
ということです
自分の国で暮らしているわたしは、肌の色や国籍について、この年になるまで切実に感じずに生きてきました。国内の学校で、国籍の違いでいじめがあり、子どもを死に追いやる事件がいくつも起こっていると知り、驚きました。お母さんがフィリッピン人だという理由でからかって、子どもを自殺に追い込んだ事件が起こったあとにも、別の学校で、お父さんが韓国人だということでクラスの子どもが差別して、再び同じような悲劇を招いたそうで、信じられないことです。あってはならないことです。学校で、「子ども権利条約」を、子どもたちにもしっかり教えるべきです。
3月2日(水)「うれしい贈り物」
★留守にしている間に、宅配便の不在票が何通も入っていました。尊敬する作家さんが、いろいろあるわたしを気遣ってでしょうか、とれとれの魚を干したものを送ってくださったのです。せっかくの思いを留守にしていて気をもませてしまいましたが、宅配会社で気を利かせて冷凍保存してくれていたので、おいしい状態のまま受け取ることが出来ました。
湘南でいちばんおいしい薄塩の干物だそうです

ぴかぴかの干物たち
きんきの身の厚いこと♪

母のおやつに
いわしの生干しを早速あぶって
届けました

「柔らかくって、すっごくおいしい」
といって、母は3匹ともぺろりと食べました

今日は母の誕生日(戸籍上は7月)なので
ケーキも持っていったのですが
「尾頭付きだね」といって
こちらを喜んで
いました

母はウイットが分かる人なのです

ありがとうございます

訪問リハビリの先生がとてもお上手だそうで、満足そうです。「立って見せてくれる?」というと、ベッドから素早く立ち上がりました。食事のときは迎えに来てくれたヘルパーさんと、歩行器を使って自力で食堂まで歩いているようです。よかったです。

3月1日(火)「白い花の正体は……」
★雨つぶ。きらきら光りながら、必死に枝にしがみついています。まるで、ダイアのようです。メルヘンの世界というか、ダイアモンドは、人里はなれた谷あいで、こうして生まれてくるのかも……と、ふと思えてきます。
ダイアモンドの樹

八瀬の川沿い

拡大すると




八瀬の川べりには春の訪れも

京都に滞在中の次女には会えませんでしたが
冷蔵庫に食料品を差し入れていきました

★長女のアパートで洗濯物をたたみながら、菅野美穂さん主演のドラマの再放送を、なにげなく見ていました。(おっ、うそお)。あわててカメラをとりだしているうちに画面が変り、いいタイミングでは写せませんでしたが、彼女の抱いている本は、日本児童文芸家協会編纂の……、

「心にひびくお話」低・中学年でした
これには、すとうあさえさん、さとうとこもさん、掘米薫さん
はじめ、15名の協会員の作品が収められています

また、床に積んである本の一番上は

なんと、わたしの「盲導犬不合格物語」♪

それぞれの本は、謎解きに使われていて
何度もアップになっていました
すべて、学研さんの本
ばかりでした

偶然、観ることができて
ラッキーでした

★うーがたちと夕飯を食べて、それから我が家に帰宅しました。

沢田俊子著作紹介



単行本

本をクリックすると
あらすじが読めます


イエローカードは
ぼくらの旗印
京都新聞
出版センター



七頭の盲導犬と
歩んできた道
写真 野寺夕子
学研教育出版


分福茶釜
絵倉石琢也
登龍館
「仲良し文庫」


とんがり森の魔女
絵・市居みか
講談社
「青い鳥文庫」

小さな島のちっちゃな学校
汐文社

スペシャル・ガール
汐文社


引退犬命の物語
小山るみこ
学研


おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
創作物語
汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社


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雑誌掲載一覧


新聞連載・記事



教科書・教材