7月31日(木)「みみちゃん、がんばれ!」 |
★堺市南区の区長室を表敬訪問。職員の方を交えてしばし歓談しました。みみちゃんは、南区のシンボルキャラクターです。秋には彦根市で行われる「ゆるキャラコンテスト」に行くんですって。がんばってね、みみちゃん♪
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「うふふ」
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★今日の童話教室は、半分が欠席でした。ご主人が入院中の人、お父さんの看護で東京へ行く人。娘さんの出産のためのハワイに滞在中の人もいれば、今日の締め切りに追われている人。ひとりは、忘れたのかな(83歳なので)……。
というわけで、今日は5人で、低学年童話を合評しました。シャイな少女が主人公の素直な作品で、とても好感が持てました。おもしろかったのは、この場にいた6人が6人ともが、「実は、わたしも子どもの頃は内気だったんです」という告白が始まったことです。そのたびに、爆笑です。なんと、なんと、歳月は人をかくもたくましく変貌させるものなのでしょうか。もちろん6人の中のひとりは、わたしです。人数は半分でしたが、パワーはいつもに増して炸裂。恐るべし……でした。
次回は8月28日。長い夏休みです。創作から遠のかないように、一枚童話の宿題をだしました。かって一枚童話にはまっていた時期があります。一枚だけでもショートストーリーとして立派に成り立ちますが、物語の種でもあります。後々、物語として動き出していったものもいくつかあります。
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★「コンドロイチン」をゲットしました♪ ひいばあちゃんにも買ったのですが、「ひざなんて、痛くなったことなんかないよ」とのことでした。89歳。ビフテキが大好きなだけあります。けっこうなことです。わたしは、早速飲み始めました。
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★辛くて、苦くて、口渋い食べ物。 |
暑気払いの一品
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キムチ炒めを作りかけて、ゴーヤが1本残っているのに気がつきました。薄く切って塩ゆでしてから、キムチ炒めに加え、たまごでとじてみました。気合が入る味で、食欲が出ます。ビールにも合います。 |
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7月30日(水)「コンドロイチン……があったのか」 |
★「もみの木」で、体をほぐしてもらってきました。時間をかけて、ゆっくり、たっぷり施術してもらったので、体の芯で凝り固まっていた疲れが、ゆるやかにほぐれていくのがわかりました。困ったことは、評判が評判を呼んで、すぐに予約がとれなくなってきました。早めの予約を心がけなくっちゃ。
最近、ひざ横がきゅんと痛むのですが、これは太ももの筋肉が落ちてきたからだそうです。筋力をつけたいからといって、急にスワットをしても却って腰を痛めるので、例えば椅子に座るときに、テニスボールを両膝にはさんでおくと、筋力がつくそうです(うん、なるほどと、今、そうしながらキィボードを打っています)。
この筋力低下の話を若い友人にしていたら、「母も同じ症状で、コンドロイチンが効くみたいですよ」とのこと。なんでも、コンドロイチンは、年をとるにつれて、体内で作れなくなってくるそうです。ちょっと調べてみたくなったら、こんなおもしろいサイトがありました。
夜、同年代の友人と話していて大笑いをしました。
「血液検査の結果、すべて正常範囲だとよろこんでいたのに、老化は数値にでないんだよね」。「若いころは、60歳はお年寄りだと思っていたけど、自分がその年齢になってみると、そうでもないのよね」。「むしろ、精神的には、若返っているかも。でも、肉体的には、じわじわと……」。寄る年波には勝てなということです。でも、ここからは個人差があるように思います。「だいじょうぶ、コンドロイチンがあるもんね♪」。こんどイチコロにならないように、飲んでみる? チャンチャン。
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★デジカメの充電器を無くさないように、いつもは、コンセントにはめたままにしています。が、先週、旅行に持っていったのです。そのあと、行方不明になっていました。今日、見つからなかったら、買わなければと思っていたのですが、紙の間から出てきました。
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パソコン・プリンター・スキャナー・ワープロ・BAFFALD
そして、右端が元の位置に収まったデジカメバッテリー用の充電器 |
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7月29日(火)「ハッピーハウスへ」 |
★能勢の山奥にある動物の保護施設ハッピーハウス(認定法人日本アニマルトラスト)に行ってきました
ハッピーハウスを訪れるたびに、これほど、見捨てられた犬や猫の命を大切にしている施設は、そうはないだろうなと感じます。安楽死という名の元に殺処分することに大反対の代表の元で、老いた犬も、病んだ猫も、虐待され傷ついた犬たちも、それぞれの体や心を癒しながら、穏やかに暮らしています。
ペットとして人間との生活に順応できるように訓練を受けた犬たちの里親を探すことも大変ですが、なんといっても、400頭(多いときは500頭)もの日常の世話を見るにつけ、頭の下がる思いがします。
それにかかる費用のほとんどは、募金と会員の会費に支えられているのですが、支援する気持ちが長続きしない人もいるようで、かなりの経済難のようでした。ドッグランの工事も、なかなか進まないようです。
そんな中でも、ハッピーハウスは前向きに取り組もうとしています。ハッピーハウスのテーマにしている「命の重さ」を踏まえた試みが、いろいろ企画されています。今日は、そのお話を伺いました。わたしは、夏休みなどに、子どもたちに親子でボランティア体験をさせてほしいと提案しました。『シャイはどこへいった?』(汐文社)の本を書くに当たって近所の子どもたちと1泊体験させてもらったことは、あれから5年経った今も、子どもたちにとって大きな心の糧になっているようです。毎回、人数に限りはあるそうですが、受け入れてくれるそうです。ハッピーハウスに連絡してみてください。動物のもっている癒しのパワーは、すごいです。
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★帰りに十三で下車。第七芸術劇場に寄りました。上映時間を把握していないので、行き当たりばったりです。5時に幼稚園バスが着くので、それまでに何か見ることができればラッキーかな。だめなら帰ろうと思っていたところ、「花はどこへいった」が1時40分〜3時半だったので観ることができました。帰りは、電車の中で走る思いでした。電車の書斎で、「いつかパラソルの下で」(森絵都)を読み終えました。 |
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7月28日(月)「男性デー」 |
★朝一番にメールで短編の校正を送った後、今日は、たまりにたまっている雑用を少しでもこなすことにしました。ひいばあちゃんの目薬をもらいにいったついでに、図書館に本を返却し(今日は休館でした)、銀行から出版社に本代を振込み、デパートから残暑見舞いを送り、書店に注文してあった本を取りに行き、ついでに心斎橋まで足を延ばしました。観ておきたい映画があったからです。
ちりちりと肌を焦がすような日差しに、日傘が手放せません。ところがです。2時間後、映画館から出ると、なんとまあ、どしゃぶりの雨。しかも雷鳴まで轟いていました。堺でも同じでした。おかげで、昨夜とは打って変わって、とても涼しい夜です。
ビッグステップの中にあるシネマーとですが、なんと月曜日は男性デーでした。なんだかほっとしました。というのも、レディーズデーしかないことが、かねがね不可解でなりませんでした。不平等な待遇は、受けるものも肩身が狭いものです。というわたしは年齢的な理由で、いつも1000円という恩恵を受けているのですが、水曜日に正規料金を払っている男性を見るにつけ、知らない人とはいえ、申し訳ない気持ちでいました。男性デー(ジェントルマンズデーではないんだ)が、他の映画館にも、どんどん広がっていけばいいなあと思います。
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★ビッグステップに行けば、「香港トマトラーメン」の店に寄りたくなります。めちゃクーラーが効いていて、さむいぐらいです。 |
どの椅子にもひざかけが用意されています
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食べ終わったら、ちょうといい感じになるのですが、あまりにも寒いので、レジで設定温度を聞いてみました。「知らないんです。ビッグステップが全館いっせいにしているので」。世間では、クールビズ政策に伴う節電で、1℃でも設定温度をあげるように努力しているのに……。売っているものは流行の最先端なのに、環境問題に関しては、かなり時代おくれ、かな。、 |
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7月27日(日)「睡魔には勝てない」 |
★夜、寝る前に、孫から、「こわいおはなし、して〜」といわれている毎日です。といっても、なにぶんに4歳児なので、笑いながら「きゃー、こわい」という落ちになるようなレベルのものです。
わが家のあちこちにいるおばけさんに登場してもらって、即興で、というと聞こえはいいのですが、でたらめ話を思いつくまま話すことにしています。つじつまが合わないと、孫の鋭いチェックが入って、話の腰を折られてしまうので、勢いで最後まで一気に持っていかくのがこつです。難点は、孫に睡魔が訪れず、「もっと」、「もっと」といわれることです。
今夜、わたしは、友人とその息子さんとの飲み会があったのですが、家に帰ったら、孫はまだ起きていました。わたしは、すでに睡魔にとりつかれていたので、「きのうと、おんなじおはなしがいい」といわれても、思い出すことができません。頭に浮かんでくるのは、「ゲゲゲの鬼太郎」にでてくる妖怪たち。この映画は孫も観たばかりなので、「砂かけおばば」や「鬼太郎」、「猫娘」に登場してもらおうと思ったのですが……、それが大間違いでした。
知っているようで知らなかった鬼太郎ワールドの妖怪たち。それを演じていた俳優さんたちのイメージの方が強くって、「ばあば、ねむたいん? おはなし、めちゃくちゃや」といわれてしまいました。「うーん、ねむたいおばけがくっついたよ〜」。「しようがないなあ」という孫の声も遠くに……。
夢の中で電話が鳴っては切れ、鳴っては切れ……。何回目かの呼び出し音で、はっと気がついて電話に出たら次女からでした。孫はすでに夢の中(ごめんね)。それにしても、家族が全員そろっているのに、だれも電話に出ないとは、どういうことでしょう。3人が3人ともそれぞれの部屋でテレビを観ながら、居眠っていたのです。 |
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7月26日(土)「熱帯夜」 |
★漬けてあった梅を土用干ししました。 |
斉藤さんちの庭の梅。いただいた小梅も漬けました
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★♪まん丸おなかのかわいい子……とその仲間たちは、うちの海(浴槽)にもいます。 |
映画はいまいちでしたが、おもちゃはよくできています
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★犬の茶々子は、一日中、ひいばあちゃんの部屋の前で寝ています。「クーラーを入れたら戸をあけてやってね」といってあるので、冷気にあたっています。氷水をとっかえやっているのですが、それでもハーハー言っています。散歩も積極的には行きたがりません。さっき(深夜の12時過ぎに)行ってきたのですが、無風状態(雲が全く流れていない)で、アスファルトの道も、床暖房のようで、まさに熱帯夜でした。映画「ハプニング」を観てすぐだったので、不気味でした。 |
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7月25日(金)「わたしもがんばって書きましょう」 |
★夫の勤めていた会社から暑中見舞いが来ました。「富士山頂より暑中お見舞い申し上げます」。富士登山は、某社の夏の恒例行事なのですが、今年で81回目になるんですって。
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山頂の消印。これだけで、うれしいものです♪
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★うだるような暑さを乗り切るには、逃げないこと。つまりクーラーの効かない仕事部屋で精を出すことにしました。何度もシャワーをして、何枚もTシャツを着替えて、熱いお茶を何杯も飲んで、汗を思いっきりかきました。
夢、願えば叶う。これは、わたしの座右の銘ですが、逆もまた真なりで、願って努力しないものは叶わない……のです。自分を信じてがんばった一日でした。
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★今晩こそは、映画に行くぞと思っていたのですが、願い方が浅かったのか、運を他に使ってしまったのか、うまく時間がとれませんでした。孫はすでに「崖の上のポニョ」も「ゲゲゲの鬼太郎」も観ているというのに。 |
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7月24日(木)「みんながんばって書いている」 |
★「季節風」が届きました。いつもながら、ずしりと手ごたえのある1冊です。
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2008年 夏号 |
安達若菜さんの「気がつくと印刷屋のコト」が掲載されています。安達さんは、若い書き手さんですが、終戦後間もない頃の子どもの様子がよく描けていて、こういう風だったなあと、当時の子どもの健気さに心が打たれました。子どももけんめいに一家を支えていたのです。
小学校の図書館でお仕事をされている彼女のサイト、「本ってほんとうに楽しいよね」を、リンクしました。
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★パンジョの童話教室の日でした。幼児童話を合評しました。作者が子育て中に体験した出来事をメルヘンにまとめた、かわいい作品でした。
教室では、とにかく「作品を出す」ことを提唱しています。完成された作品はもちろん大歓迎ですが、もし、途中で行き詰っていたり、こんな作品を書きたいという構想でもかまわないことにしています。
「とにかく出そうね」ということで、今日の作品も、2枚は前もって提出されていて、今日残りの10枚が出ました。その場で読んで合評しました。作者はライターさんなのでおもしろい情報をたっぷり持っています。できれば長編を書いてほしいのですが、多忙極まりないので、短編ですませてしまうことになるのかな。書く力があるだけに、惜しいです。
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7月23日(水)「ご案内いろいろ」 |
★「ぼく、がんばったんだよ」モデルの和馬くんの記事(23日京都新聞)と、おじいちゃんの記事(19日京都新聞)が、写真入で載りました。がんばる吉村ファミリーのことは、一家のホームページをごらんください。どんなときでもいっしょうけんめいな和馬パパは、自分や家族のことはもちろん仲間のことにもいつもパワー全開。100万馬力とはいえ、暑いので、お体に気をつけてくださいね。
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「天沼春樹 猫迷宮展」のご案内
7月22日〜8月3日
11時30分から22時(日曜は20時 月曜は休館
Cafe & Galerlia PARADA
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「迷宮展」のご案内と併せて、天沼春樹さんの新刊『フェリックスとお金の秘密』(翻訳本)をご紹介します。 |
徳間書店 |
大金持ちになりたいと願う少年が、銀行にお小遣いを預けても利息がわずかしかないことを知り愕然とします。大金持ちになりたい一心で、友だちと商売をはじめてかせぐだけでは物足りず、株を買ったり、最後には、商品先物取引にまで手を出します。うまくいったかって? それは読んでのお楽しみです。
古いバイオリンケースをとりまくいろいろな出来事や登場人物、町の雰囲気が魅力的で、428ページという厚さにもかかわらず、最後までどきどきしながら、面白く読みました。世の中の経済のしくみがどうなっているかを、子どものころから知っておくことはとても大切なことだと思います。 |
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7月22日(火)「目からうろこ」 |
★「わが社の絵本について、上司がお話させていただきたいのでご来社ください」ということで、登龍館に行ってきました。40年前から石井勲という教育博士が提唱されていた幼児教育法(石井方式)に基づいて発行している「漢字かなまじり絵本」が「登龍館の絵本」だということでした。」
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『三枚のお札』には、「和尚」「怖い」「山姥」「小僧」「縄」をはじめ
幼児にはとても読めそうもない沢山の漢字が
ルビをふらずにどんどん出てきます
ぱっと見て、瞬時に意味を感じることができる……
それが漢字だそうです
にほんれっとう NIHON−RETTOU 日本列島
なるほど、ねえ
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幼児の読む本は、「ひらかな」で表示するのが当たり前と思っていました。カタカナはもちろん、漢字なんてとんでもない。ましてルビが打っていない漢字交じりの絵本なんてありえないと、昨日までのわたしなら、声高に言ったかもしれません。やっとひらかなで書かれた絵本を、字を追いながら読めるようになった得意顔の4歳児のばあばとしての実感からです。しかし……、今日伺ったお話は、目からうろこというか、わたしの体験を覆すものでした。しかも、なるほどと思ってしまいました。
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(登龍館)
「漢字かなまじり絵本」(世間で「石井方式」といわれている)
について、わかりやすく、くわしく書かれています
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NHKの子ども放送「にほんごであそぼ」は、わたしも孫も大好きな番組ですが、歌舞伎や狂言などの古典芸能や、古文・漢詩などが次々飛び出してくる非常に高尚で、かつおもしろい番組です。幼児期から本物の日本語(日本文化)に触れさせることが大切であるという根本の考え方が登龍館の絵本と共通するようです。
もうひとつ驚いたことは、編集者のおっしゃっていた「上司」というのが、作家でありハーモニカ演奏家の「もり けん」さんで、作家の越水利江子さんつながりで、わたしもよく存じ上げていたのです。
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もり けん著(登龍館)
なつかしい歌がぎっしり詰まっています。
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童謡をうたうことと読み語りは幼児の脳の発達に欠かせません。「つ」のつくうちにと昔からいわれているように、「ひとつ」から「ここのつ」までの教育が大切だそうです。そのころまでに大脳が90パーセントできあがるんですって! |
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7月21日(月)「本音」 |
★留守中に、「海」と「陸」のごちそうが届いていました。ここ数日、日の光を浴びてぐったり疲れているので、買い物に行かなくてもいいのは、ありがたさも倍です。 |
感謝しつつ、少しずついただいています
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★昨日、取材してきたことを、小さな読者の視点で細かくチェックしたところ、使えるエピソードは限られてきました。建前の羅列では、子どもの心に響いてきません。このお子さんとご両親からはぜひ本音を、と作家としてのアンテナは点滅しているのですが、無神経に踏み込むことはできません。時が来て、抱えている葛藤をクリアーしてこそ初めて人に話せることもあるのです。
島の自然や人々の温かい心が、野忽那小学校が131年の歴史を閉じたあとも、子どもたちの心の支えになるような物語にしたいと思っています。それにつけても、シーサイド留学生、またはその親御さんのエピソードを、もっともっと聞きたいです。みなさん、よろしくね。 |
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7月20日(日)「皿山 ワンダフル♪」 |
★冷房のよく効いた公民館で、枕を並べてぐっすり眠りました。早朝にこっそり起きて、さきちゃんのお母さんと皿山に登りました。頂上にはすでにすみれちゃんのお母さんが♪ しばらくすると、健一郎くんのお母さんも登ってきました。360°遮るものなしのパノラマ風景は素晴らしいと聞いていましたが、わずか数分の間に、
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東側からは朝日がのぼり、雲海が湧き出て
西の眼下には、まだ寝静まった野忽那島が見えます
北を向けば、もやの中から魚船のシルエットは浮かび
あ、地引網をした高須浜……も見えます
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どんどん変わり行く景色は、見ていて飽きませんでしたが、ラジオ体操に間に合うように、山道を下りました。山道には、おじそうさまがいくつもおいでですが、西国三十三個所を模して、島の人たちが寄進したものだそうです。
そういえば、ぬか場や高須の浜にたくさんのおじぞうさんがありました。これは昔、島にいながらにして、四国八十八か所めぐりが出来るようにと、かっては島のあちこちにおかれていたものだそうです。高齢化に伴い、とても足を運ぶことが出来なくなったこともあって、5箇所にまとめたのだと、帰りの船の中で、「野忽那に行ってきたんかい?」と声をかけてきたおじいさんに教えてもらいました。 |
ぬか場(海水浴場)のおじうぞうさまたち
集合写真
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8時59分のフェリーで島と別れを告げたのですが
まだ残っている親子や先生、島の人たちが、
船が見えなくなるまで見送ってくれました。 |
フェリーが出航した後も
突堤の灯台に向かって走っていって、いつまでも手を振ってくれます
「さようなら、またね♪」 |
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7月19日(土)「野忽那小学校のキャンプ」 |
★海辺の朝は清々しいです |
昨夜、ごいっしょだった方がわざわざ来てくださって
いっしょに朝食をとったあと
フェリー乗り場まで送ってくださいました
何から、何まで、ありがとうございました |
肌がチリチリするような暑さです。が、船の中は冷房が効いていて快適でした。一番前に座り、きらきら光る海面を見ていました。たんたんたんたん……という振動や、にぎやかな話し声も心地よく、知らない間に眠ってしまったようです。気がついたら、大きな島が目の前に……。中島のようです。乗り越してしまいました。えらいこっちゃ、です。
フェリーの本数は、あまりないと知っていたので、困ったことになったと思っていたら、さきちゃんのお母さんから電話がかかってきました。「校長先生が、沢田さんが降りてこなかったといってられます」。「のりこしたみたい」。「1時間後に、中島から高速船が出ますから、それで引き返してください」とのこと。ほっとしました。
昼食と開会式はパスしたものの、無事サマーキャンプの行事に合流することが出来ました。ぬか場(海水浴場)では、子どもたちは泳いだり、カヌー遊びをしたり、すいか割りをしたり、心から楽しんでいるようでした。
すいかは10個も用意されていて、さすが野忽那と、その心意気におどろきました。甘くって、きんきんに冷えていないところが、なんともおいしかったです。割れたすいかについた砂を海水で洗ったので、適度な塩味もしていました。
高須浜に移って、地引網体験をしました。 |
大漁でした
大きなスズキも、入っていました♪
スズキ歯って、なんと三列も並んでいるのですね
バーベキューのコンロは、3台
とれとれのアジの塩焼き・さざえ
カワハギ・あじ・スズキのおさしみ……。そして、たこめし
肉類や飲み物なども、たっぷりあって
みんなみんなおいしかったです
夜は、ぬか場でキャンプファイヤー
子どもたちは、花火もたくさんしました
大きな月が昇ってきました
感動的でした
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7月18日(金)「高浜だいすき♪」 |
★19日〜20日に行われる野忽那小学校のサマーキャンプに参加することになっているのですが、松山の高浜港から朝10時25分発のフェリーに乗るには、前日から行かなければなりません。そのことを知った高浜在住の知人から、高浜の公民館で講演をという依頼があり、ありがたく受けました。 |
「おしゃべりな毛糸玉」の読み語りから始まりました
わたしは低学年のみなさんを対象に1時間ほどお話しました
そのあと、おとなの方にも
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夜は、高浜で童話を書かれているみなさんたちと会食。楽しい夜になりました。 |
珍しい海の幸の数々と、楽しいおしゃべりで時が過ぎるのを忘れました
海がすぐ前に広がっている松風亭は、正岡子規ゆかりの旅館で
箸袋の子規の句は、季節ごとに替わるのだそうです
ちなみに、今月の句は
鱗ちる 雑魚場のあとや 夏の月 でした
12か月の句を集めた衝立
(和田茂樹先生選)
締めのケーキは
今日の良き日を仲立ちしてくださった方のお手製です
しっとりとろけるおいしさでした
この晩は、ここに泊まりました |
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7月17日(木)「半世紀前……」 |
★今日は、京都の祇園祭の巡行の日です。昔は24日にも巡業があり、暑さもその頃がピークでした。「やねの上のおじさんも、暑かろう」と絵日記に書いた覚えがあります……。わたしが子どもの頃に描いた絵やお習字などが詰まっているダンボール箱の中を探してみると……、ありました。 |
それは日記ではなく、紙芝居で
絵は、なんと母の手によるものでした
すべて記憶のほか……です
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母が、なぜ絵を……? この絵の中にもあるのですが、母が裁縫をしているそばでわたしが絵を描いたり、本を読んだり、童謡をいっしょに歌ったり……というのが日常のパターンでしたから、ふつうなら、絵がとくいなわたしが自分で絵をつけるはずです。どんないきさつで母が絵を描くことになったのかは全く覚えていませんが、これらの絵を見ていると、防空頭巾や絵日傘など、当時の暮らしぶりが、よくわかります。母が寝込んでいる日に、ひとりで銭湯に行ったときは、きっとちょっとした冒険だったのだろうと思いを馳せました。
余談ながら、ひとりっこのわたしは、極端な甘えた(甘えん坊のこと)で、しかも、気ままでした。町内のラジオ体操には、ほとんど参加しませんでした。朝、起きられなかったからなのですが、家族も、ことさら起こそうとしませんでした。寝たいだけ寝かせてやろうと思っていたのでしょう。ラジオ体操の出席者には何日かに1回、ごほうびがでるのですが、それがうらやましくて、ごほうびが出た翌朝だけは、しっかり参加したものです。はずかしいかぎりです。でも、現実は厳しいもので、ごほうびは一度も手にしたことは、ありません。母の絵を見ていると、いろいろなことを思い出します。
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★東京の町子ちゃんが、いつもの如く、ひょいとおベンツさまでやってきました。そして、町子ちゃんがお気に入りだという「半切り」をプレゼントしてくれました。長野県は塩尻にある奈良井宿の柳屋漆器店のものだそうです。 |
うるし塗りというのが、すごい♪ しかもふたつきです
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ミシュランから三ツ星をもらった東京のお店を食べ歩いている町子ちゃんと、どこへランチにいくべきか……。勝負できる店はこの辺りにはないので、庶民的な味を、ということで、前回は美加味のお好み焼き、その前はのらやのうどん……を。今回は、ひいばあちゃんも誘って、和風べんとうを食べに行きました。「おいしかった」といってくれて、よかったです。
馬事公苑でお茶を飲みながら、セレブな話に耳を傾けました。田中宥久子の造顔マッサージやネイルサロンに通い、有名人とパーティでいっしょになり、長野まで料理を習いに行き、香道にはまり、5月にはロンドンからパリ、6月にはドイツに行ってきた町子ちゃんの話はおもしろくって、ひいばあちゃんもいい刺激になったことと思います。 |
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7月16日(水)「品切れ」 |
★ひたすら書いています。ほっと一息、「五感」のマンゴープリン♪ 素材は、沖縄の完熟マンゴーだそうです。 |
とうとう最後になっちゃった
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今、大阪は北浜で大評判のスイーツ店のものだけあって、濃厚で、さすがにおいしかったです。ごちそうさま。わたしもお中元に使いたかったのですが、品切れだそうです。さもありなん。
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★物価高がいろいろ取りざたされていますが、国産にんにく、おまえもか……。スーパーで、1袋3680円でした(10個ぐらい入っていました。あんまり高いので、ばら売りしてくださいといって、2個だけ飼いました。
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何かにつけ、毎日のように使っていたのに
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かといって、中国産を買う気にはなれず(前は平気で買っていたのですが)、わが家でのにんにくの消費量は、がた落ちです。毎日使っているみそ、煮干、ちりめんじゃこ、昆布も値上がるのでしょうか……。 |
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7月15日(火)「暑かった〜」 |
★結婚の内祝いが届きました。わたしが選んだ「お気に入り」です。 |
さっそく、花を挿してみました
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というのも、先日、内祝いのパンフが届いたのです。その中から好きなものを選んでくださいということだったのです。心ばかりのお祝いに申し訳ないかぎりなのですが、以前、(どうぞお気を使わないで)という意味でパスをしたら、適当に業者が選んで送ってきたことがありました。それなのでご好意に甘えて、記念になるように好きなものを選ばせてもらったのです。渋いオレンジ色のビードロです。エクレアのような細長い挿し口が気に入りました。
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★ひいばあちゃんと久々にデパートへ行きました。ゆっくりランチしたあと、わたしが買い物をすませるまで、喫茶店で待ってもらうことにしました。読みたいという本を買って渡してあるので大丈夫だと思うのですが(喫茶店も大好きなので)、気が気ではありません。というのも、いっしょに食事をしていて、年をとったなあとつくづく感じたからです。いったん家に送ってから、また来ることにしてお迎えに行きました。
ひいばあちゃんは、注文したお茶にも手をつけず、夢中で文春を読んでいたのですが、「もう1時間ぐらい経った?」ときかれ(20分そこそこでした)、まるで小さな子どもを待たせていたような気持ちになりました。
足首のしまらないソックスがほしいというので、ラメの入ったのや、ギャザーの入ったレースのなど、色はシックでも若々しい感じのものを選びました。通りすがりの店のウインドウに飾っていあった茶色の縞のTシャツが気に入ったようでしたが、ブランドなのでばっちり定価。それもかなりお高いので、「バーゲンになるまで待ったら?」といったのですが、買ってあげればよかったかな、なんて思う夜更けです。あした、聞いてみよう。
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★出版社から打ち合わせの電話をいただきました。別の出版社から、かって雑誌に掲載された作品がアンソロジーになって単行本になるお話の確認がありました。 |
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7月14日(月)「待ちに待っていた一冊」 |
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★光丘真理さんの新刊『コスモス―七番目に出会った人」(ピュアフル文庫)をご紹介します。 |
表紙は、今回舞台になった京都は、鴨川と床の灯り
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『コスモス 二番目に好きなもの』を読み終わったときの幸せ感を、今でも思い出します。登場人物のそれぞれの魅力に、ときめいてしまいました。続きが出ると聞いて、待ち遠しくてなりませんでした。これが、その続巻です。更なる魅力ある登場人物の出現に、惹きこまれるように読みました。七番目というのは……、そうか、「あたし」にとっての七番目ではなかったのね。「あたし」には、七つの星♪
「いろんな出会いがあるやろけど、その出会いを大切にしてこそ、人は磨かれていくんやないかなあ。きっと意味があって出会ってるんやと、うちはつくづく思うんや」(文中より引用)。プラスになる人はもちろん、ダメージを受けるようなひどい出会いも、やがては血となり肉となる……。このメッセージがすとんと心に落ちる、読後感のいい物語です。
「あたし」がおとなになる過程で、もっと影響を受ける人たちが現れ、七つの星(北斗七星の)が入れ替わるかもしれません。そのときのベガは……。続編、読んでみたいです。え、うそお! あとがきにわたしの名前が♪
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★でっかい♪ 大きなかぼちゃが玄関に届いていました。 |
左のかぼちゃと比べてみると、その大きさがわかると思います
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やっとこさ切って、豚ミンチと煮つけました。ほっこりとおいしかったです。ここ数日、留守の間にいろいろなものがビニール袋に入って玄関の門にかかっていました。キュウリとトマト。ミニトマト。キュウリの漬物。箱入りのちりめんじゃこ。焼きさば。まんじゅう。それぞれご近所の友人からです。氷もいっしょに入れてあるのもあったようですが、すっかり解けて……。でも、みんな無事、おなかや冷蔵庫に納まりました。ごちそうさま♪
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★残念です。177777ヒットの連絡ありませんでした。しそびれていらっしゃるかもしれまいので、しばらくお待ちしています。 |
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7月13日(日)「いざ、万博公園へ」 |
★孫に人形劇や民族音楽などいろいろみせてやりたくて、国際児童文学館のイベントに、行ってきました。ここ堺の泉北ニュータウンから、万博公園内にある児童館へは、片道2時間半。暑かったこともあって、幼い子連れでは行くには遠いなあと感じました。夫がいっしょに来てくれて助かりました。
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村岡花子訳の「赤毛のアン)が展示されていました
(この写真の倍、集めてありました)
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アフリカの民族音楽をしているというので駆けつけたのですが、衣装をつけた人たちを見て、「これは見たくない」と孫が頑なに拒否したのには、驚きました。こわかったそうです。会場が何か所に分かれていたので、あちこち移動しながら街頭紙芝居と、いくつかの劇団の人形劇・腹話術などを見ました。
興味深かったのは、違った劇団が、同じ演目の人形劇をしていたことです。孫が、「さっきとおんなじ」といったのですが、片やあひるとワニ、片や2匹のぶたの人形が主人公にして、演出もそれぞれに工夫されていました。今から60年前に作られた、人形劇では定番の「なかよし」でした。
人形劇団クラルテの「しずかなお話」は、音響に使われている楽器と、静かな語り、擬音語、舞台背景の小物などが、とてもよかったです。
手塚治虫文化賞特別賞を受賞し記念のイベントなので、「鉄腕アトム」のアニメの上映がありました。アトム誕生という一番最初の放送分で、いいものを見せてもらいました。
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万博公演といえば、太陽の塔
当時、かなり奇抜に思えたものですが
今、こうして見てみると
まるで世の中の不条理なできごとを静めているかのようです
岡本太郎さんは、すごい人だったのだと感じます |
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7月12日(土)「本を読む楽しみ」 |
★新刊『もうひとつの夏休み』((ピュアフル文庫)には、6人の作家さんの作品が収録されています。そのうちのひとつ、香坂直さんの「青田わたる風」をご紹介します。 |
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受験勉強中の少女の夏休みのいらだちを、日常の流れを切り取って、見事に描かれています。少女といっしょでないと何もできなかった甘ったれの友が、いつのまにか成長していて……。少女の肩から力がぬける瞬間、ページの上を風が走り抜けました。
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「あら、わたしの小さい頃に、そっくりじゃないの」
てるばあちゃんが愛おしそうに見ている子猫の写真は
香坂さんちのシンジローくん♪
やっと1キロになったばかりですって
かわいいよおっ♪
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7月11日(金)「御堂筋行脚」 |
★お礼参り(?)、え、そうではなく、お礼回りをしました。先日、『おしゃべりな毛糸玉』を100冊お買い上げいただくというハッピーな出来事があったのですが、夏の日差しの中、毛糸玉がころがっていった後を追って、御堂筋をひたすら北に向かって歩きました。
難波の料亭つるいを発端に(おかみが、ご縁をとてもよろこんでくださいました)、北御堂のそばの斎藤氏のビルに向かいました。出張中だとお伺いしていたので、先にマスザキヤさんをお訪ねしましたところ、社長が、「斉藤さんなら、今、表で会ったところ」と電話をかけてくださり、急きょ、3人で応接室でお話しすることになりました。そしてわかったことは、斎藤氏とマスザキヤさんの間にもうひとり、橋渡しをしてくださった方がいらっしゃったのです。
それは瓦町のビルにある理髪店のおかみさんでした。おかみさんもとんできてくださいました。編み物が大好きなおかみさんに斉藤氏が本をあげてくださり、おかみさんがマスザキヤの社長さんに、「こんな本があるのよ」と見せてくださったのです。
応接室には、毛糸にまつわるイラストや世界各国の人形などが、所狭しと並んでいました。マスザキヤのホームページを担当されている会長のお孫さんも交えて、5人でおしゃべりがはずみました。会長さんのお写真を拝見したのですが、とても美しく凛とした方で、91歳とお伺いして驚きました。いっしょに写っていただれよりも輝いていらっしゃいました。
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御堂筋にある茜屋の画廊で友人の斉藤喜久子さんが、個展をしているので、訪ねました。実は、彼女が最初に料亭つるいを紹介してくれた人で、今回の「100冊わらしべ物語」の発端でもあるのです。 |
白い大鉢を求めました
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茜屋で孫のおみやげのおかきを買って、「御堂筋お礼行脚の旅」は終わりました。ご縁をありがたく思った一日でした。
ご縁といえば、6月に講演させていただいた賢明小学校の先生からファックスがあって、わたしの本の注文をお母さんたちにとってくださいました。当日も売ってくださった上にです。ありがたいことです。 |
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7月10日(木)「パンジョ童話教室」 |
★夢見るおとなのために書かれた、妖精の絵本をご紹介します。『妖精物語―遥かな国の深い森で』(講談社ーディズニー出版)です。
英国在住のアーチスト、スザンナ・ロックハートさんの絵に、各国の作家がそれぞれに物語をつけて、同時に刷るという企画だそうです。日本では……、妖精の矢は、朽木祥さんを狙って放たれました。かって、妖精の本場のアイルランドで学ばれた朽木さんを選んだ妖精たちの目は確かです。学者でもある朽木さんの文は、メルヘンといえども不思議な実在感があり、妖精とはそういうものなのかと、教えてくれます。
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A4より少し大きいので、スキャナーに取り込めませんでした。
仕掛け絵本になっていて、ページを繰ると……
一瞬にして絵が変わり……
不思議が体験ができます
12の物語はどれも、おどろきと発見です
「かわたれ」の八寸もこの世界からきたのでしょうか……
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日本にもフェアリー協会というものがあって、宇都宮に、「うつのみや妖精ミュージアム」もあることを知りました。協会の会長であり、ミュージアムの名誉館長でもある井村君江さんの折り紙つきの一冊です。
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★パンジョ童話教室の日でした。中編を合評しました。楽しんで書いたということが、伝わってくる作品でした。テーマも明確だし、テンポよく書けていて読みやすいのですが、まだまだ、つじつまの合わないところや頭で書いたところが指摘されました。
物語をより深く、より正確に、かつ感動的に書き直すために惜しみなく出された仲間の体験話や意見に、本人は頷きながらも、混乱状態かもしれません。でも彼女なら自分の中で消化して、締め切りに向けて、書き直してくれることと思います。それにしても、この教室の合評力はすごいです。 |
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7月9日(水)「うめばあさんが目録の表紙に♪」 |
★20年度の文研出版の児童書目録の表紙に、なんと、「おしゃべりな毛糸玉」のうめばあさんが登場しています♪ 読者賞にノミネートしていただいたおかげのようです。「あれ、沢田さんに、お知らせしてませんでしたか?」とのんきな文研さん。もちろん絵が使われているだけなので、わたしに通知していただかなくてもいいのですが、こんなうれしくて、ありがたいこと、もっと早く知りたかったです。 |
小泉さんのところにも、届いたと思いますが、こんなで〜す
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「末永く売っていきたいので、そんな本を」と、文研出版の編集さんがいつもおっしゃっていました(彼女は定年になってしまわれたので、とても残念です)。目録には、そんな本がずらりと並んでいます。
文研出版のホームページでも、見ることができます。
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★このところ、通り過ぎていく時間に、すがりつくような日々が続いています。なすべきことがどんどんたまっていく一方です。時間が足りません。自由に使えるわたしのための時間がほしいです。盲導犬の募金活動の報告は、うさこのひきだしをごらんください。すごいです、子どもたちを支えるわが地域のパワー♪ |
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7月8日(火)「すごい雨……でした」 |
★児童の募金活動の応援に来てくれたリジェクト犬のタックルくん、カミナリが鳴りはじめると、お母さんにとびついてしまいました。 |
こわいよお〜
茶々子は、カミナリはだいじょうぶです。
穏やかで、やさしくて、素直で、
資質としては盲導犬に向いているんだけどなあ……。
今は、ただのデブ犬です。今はというか、これからもたぶん。
おからとキャベツで嵩増しして、ダイエットしているんですけど、
なかなか効果は出てきません。
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今日も、地域の人たちが、たくさん来てくれました。思いがけない人の顔も♪ うれしいです。ありがとうございます。帰り道、雨が滝のように降ってきました。傘を持っていなかったので、うさこさんに入れてもらったのですが、ふたりとも、どぼどぼになりました。これ以上は無理。交番にかけこんで、雨宿りをさせてもらいました。茶々子もぐしょぐしょ。ぶるぶるをしたので、交番の中は水浸し。「いいですよ、あとでモップをかけますから」。すみません。傘も貸してもらいました。タックルくんをはじめ、みんな、ちゃんと帰れたかな。
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★久々に、ふたごのたまごに遭遇。しかも10個のうち3個も♪ |
それだけで、しあわせになれるもんですね |
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7月7日(月)「みんなの力」 |
★うさこさんとチャイナさんが指導に入ってくれている地元の小学校のボランティアクラブの子どもたちが、今朝から3日間、登校時に、盲導犬の募金活動をはじめました。
1頭の盲導犬を育成するのに500万円ものお金がいることを知った子どもたちが、自主的に、「わたしたちも、何か役に立つことがしたい」と募金を思い立ったのだそうです(うさこさん談)。 |
手作りの募金箱が、かわいい♪
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子どもたちにそんな気持ちが芽生えるように指導してくれた人、芽生えた気持ちを、頭から押さえつけることなく行動させてくれた学校側、募金活動のうさわを耳にして、かけつけてくれた地元の人たち、「犬がいたほうが、わかりやすいよね」と、今日の様子を見て、明日から引退犬にきてもらう交渉をしてくれた人とそれに応えてくれた飼い主さん。ポスターを描いた子どもたち……。
ボランティア活動は、このように、みんながそれぞれできることをしながら広がっていくのだということを、子どもたちが体験していくことは、素晴らしいと思います。
募金活動は、明日も明後日も、朝の8時5分〜25分まで、赤坂台小学校の裏門で行われます。
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★「これ、チッチ! 絵の上に乗ったらあかん! ほんもののみみずとちがうよ」
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(どおりで、でかいと思ったわ) |
この絵をはじめ、6枚の絵が届きました。何に使うかは、またの機会に報告することになると思いますが、「描いて」と頼めば、プロの画家さんが即、応えてくれる……。何かにつけ、無理をきいてくれる仲間がたくさんいるからこそ、さまざまなボランティアが立ち上がり、根付いてきたのだと思います。ありがたいことです。 |
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7月6日(日)「知りたがり屋でおしゃべり」 |
★この立体あじさい、1枚の折り紙でできているんです(葉は別)。4o間隔の折り線が碁盤の目状態で入っています。 |
みればみるほど、すごい……です
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★クーラーの調子が悪いので、出入りの設備会社さんがみに来てくれました。わが家に来る人をすべて把握しておきたい知りたがり屋のまごに、「おじさんは、壊れたものをなんでも直してくれはるのよ」と紹介すると、彼女は即座にこういいました。「まあ、それは、ありがたいことです」。おじさんと大笑いしました。
知りたがり屋さんは、さらにこういいました。「しってる? ママのおっぱいはここで、ばあばのおっぱいはここ、ひいばあちゃんのは、ここにあるねん」。両手の位置が胸からおなかの方にだんだん下がっていくので、また大笑いです。おじさんがききました。「マックは、げんき?」。彼女はいいました。「おほしさまになってん。つぎにきたいぬは、メタボリックやねん」。紹介の仕方が違うよね、ごめんね、茶々子。 |
「ばあば、みて〜」
めだかを見ていたはずが、灯篭の上に……。
おとないいほうでは、決してありません。 |
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7月5日(土)「守ってあげるね」 |
★糸の先ほどのちっちゃなあかちゃんメダカが泳いでいます。たった3匹。残りは孵らなかったのでしょうか、それとも親が食べちゃった……。今更ながらですが、あかちゃんたちを別の鉢に移しました。とってもかわいくて、家にいる日は、何回も庭に出てながめています。あ……。水草の間に、まだいた! もっともっと小さなあかちゃんが、何匹も♪
そういえば、おなかの横にたまごをつけた親もいます。これからまだまだ孵っているのかも。
髪の毛よりもうんと細い……。こんなに小さいのに生命体だという驚き! 守ってやりたいというのは、夫も同じらしくって、睡蓮鉢の上にかぶせる日よけのすだれを買ってきました。別にいらないと思うのですが、あってもじゃまにならなし(猫さえ、上に乗らなければ)、ま、いいか。
茶々子は、暑そうです。日中は、木陰にもぐりこんでいます。 |
夜は、家の中で寝ています
大きいのも、小さいもの、中ぐらいのも(猫ども)、守ってやらなくっちゃ
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★次の作品にかかりました。ノンフィクションですが、まだ骨子だけで、これから取材が始まります。取材先のスケジュール表が届きました。取材そこのけで、楽しんでしまうかも♪ |
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7月4日(金)「ころころ毛糸玉」 |
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★まるで、『わらしべ長者』のような幸運なできごとがありました。結果を先に言えば、マスザキヤという毛糸の老舗から、『おしゃべりな毛糸玉』(文研出版)の注文が100冊もあったのです。思いがけない、夢のようです。
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うめばあさん、よかったね♪ |
マスザキヤの社長さんに本を紹介してくださったのは、斉藤さんという紳士なのですが、この方とは、たった1回、それも偶然、お目にかかっただけなのです。
大阪は難波の料亭つる井では、ときどき、大将ご自慢のまかない料理で親睦をはかる会があるのですが、たまたまわたしも参加した回に、同しテーブルの向かい側にお座りになっていたのが斉藤さんなのです。
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その日、わたしはおかみさんのお孫さんにと、2冊の本を持っていきました。
『おしゃべりな毛糸玉』と『スペシャル・ガール』です。
おかみさんが、わたしの紹介をかねて、それらの本を斉藤さんと、
いっしょに来られていたご友人に見せてくださいました。
ご友人は医者さまだったのですが、
今は、看護師を育てる学校で指導に当たっていらっしゃるとかで
『スペシャル・ガール』をお持ち帰りになりました。
斉藤さんは、『おしゃべりな毛糸玉』を。
あれから、四か月……、
突然、おかみさんから電話がかかってきたのですが、
斉藤さんの経営されている会社が、マスザキヤの本社のすぐそばで、
ご友人の社長さんに、「こんな本があるよ」と見せてくださり、
今回の運びになったのです。
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マスザキヤの社長さんは、編み物の講師をされている先生方に、ぜひ読んでもらいたいとおっしゃってくださいました。『おしゃべりな毛糸玉』は子ども向けの絵本ですが、高齢者の方々にも、「わたしたちの支えになる本だ」とよろこんでもらっています。今回、世界の毛糸を扱っているマスザキヤさんの目に留まり、編み物を教えている先生方にも読んでもらえるということは、思いがけないことで、作家冥利に尽きます。
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そもそも、つる井との出会いは2年前に遡ります。心斎橋で仲間展を開催していた画家の友人が、いいお店ががあるからと連れて行ってくれたのが初めてでした。その日は、あいにく休みだったので、別の日に、別の友人と訪れて以来、かぶら料理にはまり、おかみさんと親しくなりました。『おしゃべりな毛糸玉』が読者賞にノミネートされたときも、おかみさんが応援してくれました。2年前、休みだからとあきらめていたら、このご縁もなかったように思うと、人生、出会いがいかに大切かということを痛感します。
最初の「わらしべ」になってくれた画家の友人(彼女も斉藤さんです)は、ゆすらうめや梅の実、ゆず、きんかんなど季節の実を届けてくれる日記でおなじみのご近所さんです。
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7月3日(木)「いよいよ夏……」 |
★雨水が流れる溝に、かえるの鋳物でできた飾りが置かれていました。すてきでした。 |
堺町画廊の通り抜けの中庭に
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★「家族っていいね」(PHP研究所)の中には、13篇の作品が掲載されています。中谷詩子さんの「ママとぼくの親切合戦」もそのひとつです。 |
悲しい別れもあれば、あたらしい発見もあります。
叱られたり、ほめられたり、笑ったり、泣いたり、
そのひとつひとつが物語です。
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★いちにち、パソコンに向かっていました。プリントアウトして出版社に送るつもりだったのですが、今週いっぱい手元に置いて、推敲することにしました。それにしても暑かったです。窓をあちこちあけると、涼しい風が通りぬけていきました。が、それも午前中だけ。昼ごろには、風もぴたりととまり、除湿をかけてしのぎました。クーラー? ひいばあちゃんの部屋はすでに稼動しています。それが2台になり、3台になり、やがて……。 |
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7月2日(水)「ご紹介します」 |
★後藤みわこさんの新刊『えくぼ王子の帰り道』(学研)をご紹介します。 |
『ぼく、探偵じゃないんです』の続巻
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4話で構成されています。日常のふしぎなできごとも、たどっていくと、少しずつそういうことだったのか……とわかっていきます。例えば、「なぜ、学校から、箱に入れて持って帰ったたまごがカステラにかわってしまったのか?」「なぜ、桜の木にどんぐりという名札がかかっているのか」など、わかっていく過程が快感です。解明していくのは、えくぼ王子こと、3年生のリキ。1話が終わるごとに、探偵クイズとショートマンガの、ほっと一息コマーシャルタイムもあって、読者サービス満点です。
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★「ハッピーハウス」のホームページがリニューアルされました。現在保護されている動物の数も一目瞭然わかりますし、活動内容や、毎日のこと、写真館など、クリックしていくと知りたいことが多面に渡りわかるようになっていて、とてもわかりやすいホームページだと思います。ぜひ、ホームページをのぞいて、楽しみながらハッピーハウスの活動のご理解とご支援を願うしだいです。 |
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7月1日(火)「千人針写真展」 |
★野寺夕子さんの「千人針は語る」の写真展に行ってきました。「千人針は語る展」は、2年前にも大阪の茶屋町で開催されたのですが、今回、京都の古い町家でもある堺町画廊の雰囲気にマッチするように展示の工夫がされていました。「武運長久」を祈りつつも、その裏に秘められた千人もの思いを、野寺さんは、写真で伝えようとしています。
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開催期間中(7月1日から6日まで)、
毎日1時から野寺さんのトークがあります。
野寺さんが撮られた千人針は、
デザイナーの森南海子さんが収集されたものです。
そこで、今日のトークは、
森さんが、千人針を集めることになったきっかけなどについて、
森さんの著書から抜粋しつつ、始まりました。
もともと糸と針の仕事は、
かくれたところで布と布をつなぎあわせることです。
が、千人針は……。
小学生だった森さんは、何もわからないまま刺したひと針を、
誤ったひと針だとして、未だに苦しんでいらっしゃるそうです。
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これらの写真を、野寺さんは、「当時、千人針をさした年代と同じ年齢層の人たちに観てほしい」と思って撮られたそうですが、子どもたちにも、ぜひ観てほしいと思いました。子どもたちといえは、このあと、堺町画廊で、「国策紙芝居」の展示と実演があります。
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★画廊から徒歩で5分のところに、大極殿という老舗の和菓子屋さんがあります。そこの甘味処「栖園」でお茶タイムを。坪庭の見える席は、ほっとできる空間です。 |
どんどんか様変わりしていく京の町ですが
わたしが、子どものころと少しもかわらないたたずまいです
煎茶セットの和菓子とお茶のおいしいこと
せっかくだからと、「琥珀流し」、「あゆ」、「大極殿」もいただきました
わがままなわたしたちの願いを、奥さんが気持ちよく
いろいろ叶えてくださいました |
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