児童文学創作塾塾生募集!
(日本児童文芸家協会主催)
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★177777をヒットされた方には
プレゼント


プロフィール

野寺夕子 (撮影)
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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6月30日(月)「ばっちゃの味……」
★山形県の名産「笹巻」と「なた巻」が、たくさん届きました。かって山形に住んでいたことがある友人が、お取り寄せしてくれたのです。

なた巻(手前)は、ゆべしを笹の葉に巻いたもので、すこし甘く、
えんどう豆のきなこをつけて食べると、とってもおいしいです。
向こう側は、笹巻です
肉味噌をつけるとおいしいのではと思い、作ってみました。
味噌の中に、ズッキーニの刻んだものと胡麻をいれました。
笹巻となかなかの相性でした。

6月29日(日)「合掌」
★ご近所にご不幸がありました。喪服に着替えていたら、「ばあばあ、そのおようふく、にあわへん。おかちい」と、孫にいわれました。辛い思いをいっしょに着こんでいたからでしょうか……。葬儀には、別れを惜しむ参列者の長い長い列が続きました。「お通夜は、この倍だったのよ」と受付をしていた隣人がいっていました。弔問客の中には、ハイヒールのリンゴや太平サブロー、ボクシングの井岡など、吉本の芸人さんたちもたくさん混じっていたそうです。ご冥福をお祈りいたします。


6月28日(土)「京都散策」
★ずっと前から、「また、京都に連れて行ってね」といっていたふたりの友人を、やっとのことで、鷹が峰界隈に案内しました。昔、徳川家康からこのあたり一帯を与えられた本阿弥光悦が、一族縁者をはじめ、さまざまな工芸に携わる多くの職人といっしょに住居を構え、工芸集落を営んだところです。
しょうざん → 光悦寺 → 源光庵 → 常勝寺

しょうざん

谷あいにあるしょうざんは、まるで森のようです
渓谷もあり川も流れています
教会や結婚式場、プールもあります
緑に囲まれた食事どころがいくつもあり
あいにく満席でしたが、川床も出ていました
中華レストランで薬膳料理を食べましたが
建物が豪華なのにたった1500円
しかも、なかなか充実していて、おいしいのです

デザートに入っていた果物は、かんづめではなく生フルーツでした

光悦寺

後ろに、鷹が峰三山(鷹が峰 鷲が峰 天が峰)を控えさせて
静かにたたずんでいます

源光庵

左が悟りの窓・右が迷いの窓
血天井でも知られています

常照寺

吉野太夫のお墓があります
桜の頃には、吉原の太夫のおねりがあるのですが
入園料を払うと、ビデオを見せてくれまます


雨の日だからこその風情

沙羅双樹の花
盛者必衰の理のことばの通り、1日で散るそうです
1dayチケットで京都まで往復1850円。京都では1日乗り放題のバスのチケット(500円)が活躍しました。バスチケットですが、使い終わったあと、旅行者にあげようとリュック姿のふたり連れの若者に声をかけたら、東南アジアからきた人みたいで、一瞬、(このおばさん、なんやねん!)いった感じで身構えられました。「プレゼント」「 ロハ バスチケット」「オンリー トゥディ」などカードを見せつつ、頭に浮かんだ知ってい単語を並べると、めちゃ喜んでくれ、笑顔でお礼らしい言葉を言ってくれました。「使い方わかるやろか?」と友人。「使えへんでも、損するわけではないし」とわたし。「沢田さんといっしょやと、1日いろんなことがあって、おもしろかったわ」ともうひとりの友人。(この日記を見た次女から電話がありました。「お母さん、ロハって英語じゃないよ。ただを「只」と書いて、その漢字をふたつに分けただけよ」って。お恥ずかしいしだいです。フリーといえばいいのだそうです)。

そういえば、何か月か前にこんなことがありました。京都の町で、女子学生の8人グループに、「本能寺はどこか?」と聞かれたことがあります。ちょうど、本能寺の並びにある菩提寺に行くところだったので、案内することにしました。東京から修学旅行に来たというので、道すがらの錦通りで、京麩の田楽を1串ずつ、ごちそうしたことを思い出しました。京都のおばさんは親切だなあと思ったか、おせっかいだなあと思ったのか……。

乗り放題の1dayチケットなので、午後9時も近いというのに北浜で降りて、友人おすすめのおいしいケーキを食べに行きました。レトロなビルいあるお店は、ソファがゆったり並んでいて、洋館屋敷の居間のようにくつろげました。

濃厚でおいしい♪
駅に着いたら、友人のご主人が迎えにきてくれたていたのですが、「えらい遅いご帰還なあ」とあきれ顔。彼女はおじょうさま奥さまなので、10歳も年上のご主人は、ご心配だったことでしょう。

6月27日(金)「ちゅご〜い」
★北海道に行っていた友人からアスパラガスなどのお土産が届きました。アスパラは立てておくのがいいそうで、こんな状態で送られてきました。

そうか、彼女も魔女だったんだ……。

旭山動物園のシールや塗り絵などなどかわいいグッズも入っていたので
まごは大興奮。「ちゅご〜い」の連発でした。
★松山で買った「坊ちゃん」(角川文庫)を、やっと読みました。驚いたことに、トップにあらすじが書かれていました。でも、まあ、映画だって予告編があることだし、「坊ちゃん」の内容は、すでに知れ渡っているので差し障りはないのでしょうが、ちょっと驚きました。

「坊ちゃん」の面白さは、イコール登場人物のキャラクターの面白さです。道後温泉のこの二階の部屋に漱石は逗留して、「坊ちゃん」を書いたということです。

今月9日に松山に行った時に写しました

6月26日(木)「ありがとう♪」
★パンジョ童話教室を開講して、5年が経ちました。「え、もう!」。なんて驚いていたのですが、だれからともなく「5周年のお祝い会をしよう」ということになり、今日、講座の前に、みんなでランチ会をすることになっていました。

生徒さんあっての5周年。「ありがとう」をいわなくてはいけないのはわたしなのに、みんなにランチに招待してもらった上、お祝いの花束と、ペンをいただきました。おみやげには豆腐しゅーまいも。なんとなんと、講師冥利に尽きます。

セルロイド製のボールペンは「昭和初期のリバイバル」だそうで
「大阪で唯一豊富な経験と熟練した技術を持つ職人の手で
数量限定生産された手作りペン」なんてすって♪
ずっしり重く、100円ボールペンばかり使っているわたしには
堪えられないうれしい感覚です♪
ひとりずつ、教室にきた動機や、これからの豊富などを話してくれました。「次回は10周年に」ということでしたが、いえいえ、だれかのお祝い会を、ぜひ。引き続いての講座は一作品の合評と、創作ノートの作り方を。

★夜は、連荘でおすし屋さんへ。そう連荘。いえいえしかたがないのです。忙しい人たちの都合は、なかなか調整がつかず、同じ日にならないだけ幸いなのです。今晩のメンバーは、パソコンつながり。

なんともおいしい♪
おすしコースをとお願いしてあったのですが、「いろいろな種類のねたを食べてほしいので、小ぶりにしました」と主のこうたろうさん。15〜16種類のねたが出ました。別注文の、がっちょのから揚げも、ゴーヤのてんぷらも絶妙でした。「でんでんの会」発足ということで、いいでしょうか、K田さん、U田さん? S田より

「なんとか会発足」といえば、昨日、「ごちゃごちゃの会発足」だと書いたのですが、区長さんにあきれられてしまいました。「ごちゃごちゃではなく、ぐちゃぐちゃだと言ったのよ。はるかさんのHPをみたら、ぐじゃぐじゃと書いてあるし、ほんまに、みんなぐちゃぐちゃな人たちやね」。てへへ……。はるかさんもわたしもB型だといえば、それまでなのですが、区長さんはさすがのA型。しっかり訂正が入りました。間違ったことは、きっちりたしなめるというこの姿勢が、南区を清く正しく、かつ美しくしているのだと感じた次第です。

6月25日(水)「ぐちゃぐちゃの会発足?」
★幸せいっぱいの新婚さんがそれぞれ手にしているマグカップは……、ちょっとわけありなんです。

おめでとうございます♪
わたしがたいへんお世話になっている某社の編集さんがご結婚されたのは、ひと月も前のことです。和馬パパにそのことを話したら、いっしょに祝電を打とうということになりました。その後、祝電よりも、もっとサプライズな贈り物をということで、和馬パパが思いついたのが、このマグカップです。

マグカップのひとつには、『ぼく、がんばったんだよ』の本と和馬くんのメッセージなどがプリントされ、もうひとつには、『行こうぜ、サーカス!』と『スペシャルガール』の本とわたしのサインがプリントされています(詳しくは「ようこそ吉村家のHP」を)。

サプライズだったので、とってもよろこんでもらったことは聞いていたのですが、今日、「結婚しました」のはがきといっしょに、マグカップを手にしたおふたりの写真が何枚も届きました。その時の様子が伝わってきて、とってもうれしかったです♪

★え。もうこんな時間なの? 6時半から飲み始めて10時過ぎまで、まあよくしゃべったこと。そして、そのおしゃべりの楽しかったこと。集まった5人は、南区長さん、記者さん、在宅介護施設の経営者、私学の先生方で、それぞれ直前まで会議があったり、取材があったりで、すし屋でのんきにだべっていること自体が不思議なぐらい忙しい人たちばかりなのです。初対面同士の方もいたのですが、なんのなんの、みなさん、ずっと昔からのお知り合いのようでした。今日、ヒットした言葉は、あることに対して「ぐちゃぐちゃ」と表現されたた区長さんのこのひとこと。言い得て妙というか、はまってしまい、この集まりを「ごちゃごちゃの会」と名づけて、また集まりましょうということになりました。

区長さんのお話では、国や地方団体のマスコットキャラクターの「ゆるキャラコンテスト」というものがあって(10月に彦根市で開催される「キグるミサミット2008」)、南区のみみちゃんもエントリーするそうです。

みんなで、応援しなくっちゃ

6月24日(火)「梅雨の狭間」
★親しい魔女から、畑の収穫物が届きました。その中に、なんとまあ、ほたる袋の花が入っていました。わたしに、いつも珍しいものを見せてやろうとしてくれる彼女の思いと、わたしが受け取ったときの感嘆が、彼女を魔女と呼びたくなるゆえんです。

どうしてつぶれなかったのか……その工夫が素晴らしい♪ 
「いっしょに、等身大の魔女の本をだしたいね」
なんてふたりで夢を語ることも

★梅雨の合間の蒸し暑い一日でした。睡魔が襲ってきて、原稿も思うように進みません。そうだ、茶々子(犬)、洗ってやろう。

わが家に来てから4か月、2回めのシャンプーですが、どうやら苦手のようです。おとなしくしていましたが、早く終わってほしそうなそぶりを見せ、何度もぶるぶるをしました。おかげでこっちはびしょびしょです。それにくらべ、猫のテルは水が大好き。最後に湯舟につけておなかを支えてやると、ゆったり浮かんでいました。

すべてに繊細なチッチは、2匹の気配を感じて、姿を消しました。チッチは大の水嫌いで、14年間に洗った回数は2〜3回ぐらい。でも毛並みは艶やかで、手触りもビロードのようです。怖がりで、めったに外に出ません。が、今日はよほど暑かったのか、開けっ放しの窓から庭に出て、睡蓮鉢の水を飲んでいました。

めだか? 
めだかの鉢はこちらです


ひび割れしていたのですが
泥が詰まって、いつの間にか直っていました

6月23日(月)「育む」
★信州からさくらんぼが届きました♪ 見た目はもちろん、甘くって、上品な味は、まさに宝石です。どんなふうに樹に生っているのでしょう。見てみたいな。

夕方、ご近所さんからも、さくらんぼが♪
ダブるなしあわせです
★「ニレの木小学校」(松尾伸三郎)という本があります。昭和61年にフレーベル社から出版されているのですが、今は絶版ということです。この本の中に出てくる先生のおひとりが、わたしがお世話になっている編集さんの叔母さんがモデルだと伺い、興味深く読ませていただきました。

「子どものことは、こどもにまかせる」が、「ニレの木流」です
子どもたちの学校だからと、どこにも鍵はかかっていません。ピアノもいつでも弾けるし、ボールだっていつでも使えます。でも、もし、使ったボールを片付けなかったら、この学校では、どうするのでしょうか? 子どもたちとユーモアにあふれるやりとりをしているお姉さん先生が、編集さんの叔母さんだと思います。他にもなかなか痛快なやりとりの場面が描かれています。子どもたちは、自分で考え、責任を学びつつ、ゆったり育まれていく中、知識だけではなく、生きていくための知恵も身につけていきます。教育の真髄は、決して一方通行(教師の押し付け)ではないのだなあとも感じました。ちなみに、ニレの木小学校の児童数は20名。少人数だからできる教育だとしたら、統合していくのではなく、小規模に分散していった方がいいのかも……などと、考えさせられました。

6月22日(日)「心地よい言葉」
★パソコンのキィの間に、なんとまあ、こんなに埃が! つまようじでほじくりだすと、猫の毛とからまったものが、おもしろいようにひっかかりました。

機械の中もきっと同じように……。想像するとおそろしいかぎりです

★のび放題の庭のあじさいが、雨に打たれてゆれています。折も折、ママのお友だちが、甘〜い、あじさい(金平糖)が届きました。

いっしょに入っている手作りのかたつむりが、かわいいです
箱には光るストーンの雨が……♪

★「予約していた本が中央図書館から届いた」という電話が、分館からかかってきました。「今、雨がはげしいですので、小降りになってから、ゆっくりいらしてください」という男性職員のさりげない言葉が、心に沁みました。個人的な電話ならともかく、図書館からの電話は、いわば業務連絡です。「本が届いた」だけですませられるにもかかわらず、激しい雨音を聞きながら、利用者を慮ってくれたやさしさがとても心地よく、耳に響きました。こういう一言が、世の中を円滑にしていくような気がしました。

6月21日(土)「人生いろいろ」
★泉北障害者作業所での読み語りボランティア「あいらぶゆ会」の日でした。今日は戸外の活動に参加している仲間が多く、いつもより少な目でした。みんな静かに、耳を傾けてくれていました。ピアノとオカリナ、ハーモニカ演奏も歌もありの1時間です。

「あ、おそろい♪」。ボランティアスタッフの女神さんの着ていたのは、引退犬支援のTシャツ。ネットで注文してくれたんですって。ありがとう。わたしの着ていたのと同じ色。でも、なんか感じが違うのです。同じものとは思えないのです。「ふーん、そうか、XSサイズなのか」。スリムなボディの差なのね。着心地がとてもいいので、その後、出会った何人もの友人から注文が入りました。
「劇団犯罪友の会」というぶっそうな名前の演劇集団があります(ぶっそうなのは名前だけです)。大阪は心斎橋のヨーロッパ村で公演があったので、観にいきました。

武田一度 作・演出

場末のあやしげなバーが舞台なのですが、
そこにやってくる人たちはひとくせあるというか、
世間でいうふつうの枠からはみだしている人たちです。
実存のだれかをイメージさせるおかまさんの身のこなしやセリフに、
小さな劇場にはなんども笑いの渦が巻き起こっていましたし、
オンリーさんのねずみを使っての演技(特に表情)には感銘さえ覚えました。
彼女を観ることができただけでもお値打ちでした。
新人さんらしいのですが、すごいです。
世の中を風刺した切り口に、武田さんのきらめきを感じます。
手をのばせば触れる舞台との距離間がたまりません。
今回は、特におもしろかったです。
明日も上演されます。
秋には、難波宮跡でテントを建てての野外劇もあります。
楽しみです。

6月20日(金)「退化中」
「もみの木」に行きました。至極の一時間半でした。前回、わたしの都合で、治療をはしょってもらったせいか、腰の辺りを中心に体が硬く、重くなっていたようです。おかげで軽くなりました。

開院1年を記念して、ポイントカードができました
5回いけば、次回に1000円割引になるんですって
なんだか申し訳ないような……

今年、花粉症がとても軽かったのです。というか、ほとんど自覚症状がないまま季節が過ぎていきました。それも、施術のおかげで、新陳代謝と自己回復力がよくなっているから……のような気がします。先生は、「そうですか……」と控えめなお返事でしたが、それしか思い当たることがないのです。わたしのまわりでも「もみの木フアン」の輪が広がり、それぞれにあっ施術を受けているようです。

それにしても、年々、体って、かたくなっていくものなのですね。痛感するのは、まごと遊んでいるときです。じゅうぶんもぐれる文机の下に隠れるときに、首や背中の筋を違いそうになります。階段では、必死に逃げても、すぐにつかまってしまいます。得意のまりつきさえ、平凡なつき方しかできなくなりました。まごは進化中、わたしは退化中。
★とてもおしゃれな箱に入ったMADAME・SHINCOのブリュレバームクーヘンなるものををいただきました。

表面がカリカリ♪
砂糖をかけて、バーナーで焼いてあるそうです
昨今は、ふわふわで甘さを抑えたスイーツが人気のようですが
これは、しっかり固めで、かなり甘いです
紅茶より珈琲、それも濃くいれたものに合います

6月19日(木)「睡魔神」
★え、これもズッキーニ? 

丸ズッキーニ
丸緑の半分と黄色を
夏野菜といっしょにシチューとして煮込みましたが
丸ズッキーニは、中をくりぬいて肉詰めにしてもいいようです
とろけるような柔らかさでした
★郵便局で市民税やカンパ金・寄付金など5件を、ATMで振り込みました。後ろに人が並んでいると、とても連続5件の振込みをすることはできません。空いていてよかったです。指示通り振り込み用紙を入れればATMが読み取ってくれるので、郵便局の振込みは楽です。

★わたしは、毎晩、寝ようと思う前に睡魔が先に襲ってきて、悩む間もなく眠ってしまいます。これは、ありがたいことだと思っています。が、年に2回ほど、眠れない夜があります。特にその日だけ変わったことや特別な心配事があったというわけでもないのですが、睡魔がやってこないのです。昨夜がそうでした。眠ったのは夜中の3時。起きたのは朝方5時半。それでも元気で、映画も隙間の時間を利用して2本観ました。少しも眠くないのですが、これでいいのかしら……と、なんとなく不安でした。でも心配することはありませんでした、今夜は2倍の速度で睡魔神がお出ましになりました。ある意味ほっとしました。

6月18日(水)「試食」
「宇宙食」のアイスクリーム(フリーズドライ)です。



中身は、チョコとバニラとストロベリーの三色旗
(割れていました)

味はまさしくアイスクリームなのですが
フリーズドライ(水分を抜いてある)なので、
口当たりはメレンゲのお菓子のように軽くって、別物
アイスクリームは冷たくなくっちゃと
冷蔵庫で冷やしてみました
でも、アイスクリーム味のお菓子の域を超えませんでした
冷やすと、上あごにくっつきました
宇宙で食べたいかな、冷たくないアイスクリーム

★小雀ちゃんが1泊のお出かけから帰ってきました。駅に着いたときは、夜の10時半。ふらふらでした。いつもは、もう眠っている時間だもんね。帰宅後すぐにお風呂に入れようとしたら、「おねがいだから、ちゃきに、ちょっとだけでも、ねかちぇてよ」といいました。お湯にさっとつかって、すぐにばたん。おつかれさま。

6月17日(火)「男前の次女」
★なんと、まあ♪ 仕事部屋がめちゃ明るくなりました。夫が新しい電灯器具を買ってきてくれてはいたのですが、なにぶんにも天井が高いので、夫もわたしも取り替えることがおっくうで、何か月も放ってありました。薄暗さにすっかりなれてしまっていたのですが、帰宅していた次女がそれに気がついて、「してあげる」とあっという間に取り付けてくれました。

革張のイスの上においた脚立のぐらつきなど気にせず
古い器具を外し、新しい器具をまたたくうちにとりつけてくれました
明るくて、快適です
写らなくなっていたテレビも直してくれました
買い物にいけば重い荷物は持ってくれるし
ごたごたした話もいやがらずにきいてくれるし
頼もしいかぎりなのですが
また下宿先に帰っていきました

★次女が帰ったあと、あわてて夕飯の支度をしておいて京都に出かけました。「つぐない」という映画を観るためだけにです。1日1回、夜の7時20分からの上映しかなく、しかも、今週の金曜で終わってしまいます。わたしの「ええがな映画」のコーナーをいつも見てくださっている映画好きの校長先生が、「今年観た映画でいちばんのおすすめ」とおっしゃるので、見逃したくありませんでした。家を夕方5時に出て11時40分帰宅。これも、小雀ちゃんがママと1泊でお出かけしているので、できたことでした。

6月16日(月)「支援のお願い」
★12日にお知らせした引退犬支援の「チャリティTシャツ」が、日本サービスドッグ協会のホームページに載りました。

お買い上げいただくと、引退犬の支援になります

★『スペシャル・ガール』(汐文社)が増刷になりました。売り上げの一部は、マーサちゃんの支援口座に振り込まれることになっています。

マーサちゃんのその後ですが、アメリカに行かずに、リベリアで学んでいます。本を読んで、意外に思われる方もあると思います。その辺の事情の報告が、美木朋子さんからありました。

アメリカ留学する予定だったマーサは、現在、親元を離れ、リベリアの首都モンロビアで学んでいます。現在のアメリカのシステムでは医療費に多額のお金がかかる事や、未成年では滞在するためのビザが非常に下り難くなってしまった事が、その背後にあります。また、いろいろ調べてみたところ、内戦時にアメリカに亡命して、内戦後リベリアに戻ってきた人々の多くが、リベリア人としてのアイデンティティーを失い、祖国に順応出来なくなっていることもわかりました。リベリアで学ぶ方が、日本のみなさんにカンパしていただいたお金を長く有効に使えるのではないかと判断しました。すべて、マーサの希望をかなえるために。(要約)

私のしょうらい

しょうらい私は、せいじかになりたいです。
せいじかになって、くにや、こくみんのやくに立ちたいです。
せいじかにも、いろんなしゅるいの人がいます。
私は、つよくて、いいせいじかになりたいです。
つよくていいせいじかとは、じぶんのためじゃなくて
はっきりこころからくにをまもり、こくみんのためにはたらく人のことです。
リベリアでは、せんそうがありました。
せんそうがおきて、こくみんのせいかつも、こころもわるくなってしまいました。
せんそうがおきると、こくみんのせいかつのためじゃなく
せんそうをするためのぶきに、お金をつかってしまいます。
またせんそうがおわったあともたいへんです。
おやがしんでしまって、こどもたちだけになっていたり、
はたらきたくてもしごとがないからです。
せんそうの一ばんのぎせいしゃは、女や子どもやおとしよりです。
もしせんそうしなかったら、
どんなにまずしいくにでも、少しずつよくなるとおもいます。
リベリアには、てんねんしげんがたくさんありあます。
それをつかって、こくみんのくらしをよくしたいです。
私はさいごにはだいとうりょうになって、
六年かんで、くにのやくに立つしごとをしたいです。
                   
マーサ ターケット

 (読みやすいように読点を打ちました)
マーサちゃんの願いが叶いますように。尚、マーサ基金の振込先は、下記の通りです。引き続きご支援のほど、お願いいたします。
三井住友銀行 三宮支店
普通 9243265
ミキ トモコ(美木朋子)

6月15日(日)「父の日」
★次女から、「あした帰ってもいい?」という電話がありました。いいも悪いも、自分の家なのだからいつでも帰って来たらいいのですが、実は、それからがたいへんでした。というのも、次女の部屋を物置代わりに便利に使っていたからです。片付けるというより、荷物の大移動。次女の部屋はすっきりしたのですが、わたしの仕事場は、ただでさえ物があふれていたのに、足の踏み場もない状態になりました。

それにしても、ずいぶんひさしぶりの帰省です。茶々子に初めて会ったというのですから、驚きました。お正月以来……なのよね。まごは、いつも電話で話しているくせに、あばを目の前にして、はにかんでいます。「あのねえ、びっくりちゅるよ。だってね、ちゅごいんだよ、あばのおへや。めちゃ、きれいになってんねんから」。これが第一声でした。それからは堰を切ったように、ピーチク、パーチク小雀ぶりを発揮していました。

夜中、いつものように目を覚ましました。次女が同じ屋根の下にいるんだと思うと、安堵感がひしひしこみあげてきて、それだけで幸せです。次女が進むべき道を見つけてくれたことはうれしいのですが、がんばりすぎているのではと、遠くにいると見えない分、いつも心配していました。父の日の今日、夫にとっても、娘とゆっくり話せたのは、いちばんのプレゼントだと思います。

父の日といえば、小雀ちゃんが幼稚園でじいじの絵を描いてきました。「いちゅも、おしごとありがとう。ちゃちゃのさんぽもありがとう」というメッセージもちゃんといっていました。

頭が、ちゃんと白い
夫は若白髪で
娘たちも、頭を白く、いえ、その頃は灰色に塗っていました

6月14日(土)「『育てる会』からのお願い」
★大阪府国際児童文学館の存続のために、府議の管轄である文化教育常任委員会に向けてのメッセージをぜひお願いしますというコメントとともに、はがきが届きました。廃止に向けてことは進んでいるのですが、残さなければならない施設だとして、関係者並びに「育てる会」が力をふりしぼっています。署名は姿が見えないですが、このメッセージ方式は応援する人の姿勢が具体的に見えるので、いい訴え方だと思います。

★群馬県の小学校の図書室事務員であり作家としてもがんばっているノンタさんが、こんな本のサイトを立ち上げました。ご紹介します。

★夫が、中国に住んでいる人から中国茶をもらってきました。とてもおいしいお茶だということなので、いただくのが楽しみでした。
 →  
茶葉が開くまでけっこう時間がかかりました
ペットボトルに入っているウーロン茶とはまた違って
たいへんまろやかです

6月13日(金)「納得の一冊」
★吉橋通夫先生の新刊「凛九郎 3決断のとき」(講談社)をご紹介します。

完結編
待ちに待っていた一冊です。凛九郎とさくらをとりまく人々とその時代がおもしろくて、おもしろくて、貪るように読みました。時代が大きく変わろうとしている兆しの中、親しい人たちがそれぞれ自分の生きる道を決断していきます。日々の暮らしに追われている凛九郎は、自分の進むべき道をまだ模索中です。本文の中に、勝麟太郎が彼に言ったこんな言葉があります。「おまえはおっとり凛九郎だ。あせることはないさ。自分の胸がコクッと音がするような道にぶつかるまで、ゆっくり探し続ければいいんだ。ただな、その機会が目の前にあるとき、おっとり見逃してしまわないように気をつけろよ」。将来、何になりたいかまだ見つけられずにいる若者たちに贈りたい言葉です。だれにでも、歯車がかみ合うときはやってくるのです。感動で涙があふれる中、本を閉じました。まだまだ読みたい……。物語に浸っていたい……。まだまだ続編をと思う中、完結編という潔さ。いろいろな意味で、吉橋文学はすごいです。

★短編に取り組んでいます。課せられたテーマをどのような形でクリアーさせるかが問題でしたが、なんとか……。締め切りは今月末。あとは推敲するのみなので、並行して中学年向きの作品にとりかかろうと思います。頭の中でプロットはできているのですが、初日の開演前のように、どきまぎしています。書き出してみなければわからない、不安と期待に満ちた一瞬です。

6月12日(木)「童話教室」
★引退後の盲導犬が幸せな老後を送ることができるようにサポートしている日本サービスドッグ協会からTシャツが発売されることになりました。売り上げの利益は、引退犬の支援に使われます。

小山るみこさんのイラスト
ピンク(薄紫)・紺・グレー(濃・淡)・カーキなど五色
サイズもそろっています。1枚2300円(送料込)
お問い合わせはここ(なのですが、まだアップされていませんねえ)
170000ヒットのおまけは、このTシャツに決定!

★パンジョ童話教室の日でした。3作を合評しました。どの作品も、誤字や文章のほつれ、揺れがありません。とても読みやすい文章で、楽しみながら書いていることが、それぞれに感じられます。それはとても大切なことですが、筆が弾んで、物語がどんどん横道にそれてしまうことがよくあります。そういう場合、物語が膨らんだようにみえるのですが、何を伝えたいのか見失っていることが多いです。物語をどのように展開していくかプロットをたてておきましょう。反対に、書き足らない作品もあります。提出された作品は、いわばプロローグで、ここから物語が始まるのよという場合もあります。いずれにしても、子どもが傍観者にならないように、彼らの活躍で物事が解決していくように展開させることが大切です。(わたしも、おばあさんやおじいさんをしゃしゃり出すことがよくあるので、反省をこめてのアドバイスです)。

あれこれ考えると、書くことがおっくうになります。いろいろ考えないで、まずは書きましょう。いつも言っているように、教室には完成度の高い作品を出す必要がありません。うまく書けた作品は、即、応募すればいいのですもの。教室は、みんなで合評しあって、作品を育んでいく場です。書き出しの一枚だけでも、こんな話を書いてみたいという案だけでも……。とにかく書いてみましょう。

6月11日(水)「ご縁の感謝」
★いやあ、楽しかったです……なんて、講演した本人がいうのもおかしいのですが、図書の先生が話しやすい雰囲気を作ってくださったのと、お母さん方がよくよく笑ってくださったので、心から楽しんで話すことが出来ました。

賢明学院小学校
は、堺市にある名門小学校なのですが、図書活動が充実していて、2008年度の読書活動優秀実践校として、文部科学大臣表彰を受けています。子どもを迎えに来た際、親子で借りていく本を選んだり、お母さんが順番に読み語りをしたり……、子どもたちが本好きになるような取り組みも、いろいろされています。教室が三つ分もあるという図書館は、広くて明るくて、本がいっぱいです。

「以前、幼稚園にも来てくださったことがありましたね」と3人のお母さんに声をかけられました。5年ほども前のことになるでしょうか、ライオンスクラブで講演をさせていただいたのですが、その中のおひとりが、『はちゃめちゃ大家族』を、賢明学院幼稚園の園長先生(鈴木シスター)に紹介してくださいました(どなたかは全くわかりません)。本を読まれた園長先生が、「ぜひお母さんたちにも読ませたい」と100冊もまとめて購入してくださった上、講演にお招きくださったのです。お3人は、その時のお母さん方です。「あの時は、本があまり出ていませんでしたね」といわれたのですが、思えば、まだ数冊しか本がでていなかったわたしを、よくお招きくださったものです。そのあと、園長先生のお口利きで、他の幼稚園でもお話をさせていただきました。

今回の講演は、、茨木市で行われた、「2007年度児童文芸のつどい」で、賢明学院の大江先生と名刺交換したのがきっかけですが、先生がそのつどいに来られたのは、実行委員長だった横山充男さんとのつながりからで、すべてにご縁を感じます。

昨日、右手首を骨折されてギブスも痛々しかった大江先生、大丈夫でしょうか? お大事になさってください。

★講演のあと、パンジョのイラスト教室に駆け込みました。時間もぎりぎりなので、休もうかと思ったのですが、前回も休んでいるので、このままずるずるとなってしまってもと、その足でかけつけました。「たかが金魚、されど金魚」だと今回も痛感しました。金魚鉢はもっと難しい。


先生は小石や金魚鉢の描き方から教えようとされたのですが、生徒たちは、「なんで小石なん? 金魚が描きたいのに」と不服顔。「ええよ、ほな金魚から描く?」と先生。ところがなかなかうまく描けず、「金魚が蛸になってしまう」とぼやく生徒たち。そんな生徒へ、先生のお言葉。「そうやねん、金魚は蛸やねん。それでええねん」でした。ヒット、ヒット♪ 菅田先生の大らかな指導、大好きです♪

6月10日(火)「千人針写真展」
★野寺夕子さんから、「千人針は語る」の写真展の案内が届きました。達筆な字でびっしり書き込まれた案内状は、すでに野寺ワールド♪ ため息がでるほどすてきです。ただ、あまりにも細かい字なので、文庫本を裸眼で読めるわたしですが、老眼鏡なしではとても……です。老眼鏡や〜い……。

7月1日〜6日まで(無料)
京都堺町画廊にて(古い町家です)
トークもあります
詳細

★旅行中に、友人の庭で実った青梅がどっさり届いていました。ビニール袋に入れたままだったので、少し色づいてしまいました。

梅干にしようと、塩をまぶしているといい香がしました

★書きなおしていた原稿を脱稿。発送しました。次の作品にかかりつつ、明日の講演の準備にかかりました。

6月9日(月)「ロックの日……なんてあったけ」
★みどろみどろした睡蓮鉢にいためだかを、昨晩から水を張っておいた別の睡蓮鉢に移しました。昨年、友人からもらったときは針のように細かったのですが、緑色に濁った鉢の中で、ふっくら大きく育っていました。水が澄んで、泳ぐ姿がよく見えるようになったので、今日は、何回も見に庭に降りました。白いめだかに、灰色のめだか……。かわいいです。

でも10匹いたのが、9匹に……


★ひらすら書いて書いて、書いています。5月までのんびりしていて、なかなかエンジンがかからなかったのですが、やっと……といった感じです。今かかっているものを仕上げてからでないと次の作品にかからないと心に決めました。いつもは、いくつか並行にすすめることが多いのですが、推敲中の作品から目が放せないというか、夢中になっています。

それにしても、まごが3時すぎに幼稚園から帰ってきます。早い。今日も9時すぎまでおつきあい……と思っていたら、ごはんを食べた直後、腕の中ですとん眠ってしまいました。7時過ぎでした。「あ」と「い」と「ぺ」とたった3組しか作れなかったかるたが、机の上でもっと遊んでよとさみしそうでした。

わたしとて頼りない思いで、でも、よし集中しようとパソコンに向かったのですが、こういうときに限って睡魔が……。朝まで眠ってしまいました。これなら映画に行けばよかったと翌日の朝、この日記を書きつつ「もったいなかった」と思っています。

6月8日(日)「海ぞーめん♪」
★岡信子先生の新刊「おむすびくん」(リーブル)をご紹介します。

え、ほんと?
「おむすび」と「おにぎり」は、なかまのようで、なかまじゃないの
ルーツをたどれば、うーん、なるほど

これは、三角おむすびくんの物語
生まれ故郷は、神話の国
お父さんはあの方で、お母さんは、なんとまあ……
楽しい発見がいっぱいです
(雲南市地域活性化研究会 発行)


★公募入選集「怪談 ほんとうに起きた話」の中に、松村宏之さん(ペンネーム)の入選作品「呪われた同窓会」が収録されています。

二見書房
かって彼が堺にいたとき、ソバ屋で集まることがありました。宴もたけなわになっても彼がなかなか現れません。つい近くまで来ているらしいのですが、なかなかたどり着けないようなのです。他の仲間が携帯で、「そこをまっすぐ」などと誘導しているのですが、何度、やりとりしてもらちがあかないおです。すでにひとつ忘年会をこなしてきたらしいので、「酔っ払ってるからや」とみんなでからかっていたのですが、そのとき、この世とあの世の狭間に迷いこんでしまって、危うし……だったのですね。怖っ!

★昨日の続き。始発(5時14分)のしおかぜに乗っても、家に着いたのは10時半。愛媛は遠い……。その間、文庫本を2冊読みました。中島たい子著「漢方小説」は抜群に、江國香織「すきまのおともだち」も、おもしろかったです。今回も旅先で本を6冊も買ってしまい、荷物が重くなって閉口しましたが、また今度と思っていると読みそびれてしまうのです。松山つながりで買ってしまった「坊ちゃん」以外は、早く読みたいものばかりです。

帰宅後、あれこれ溜まってしまったことをクリアーしたいところなのですが、孫がとびつき、ぶらさがり、しがみついて離れないので、もうくたくたです。家の中に、「タンマ」ができる基地がほしい……。
海ぞーめん

この時期にしか採れない珍しいものだときいていました
昨日、学校で試食させてもらえたのですが
うっかりしてしまったと帰りのフェリーで残念がっていたら
保護者の方が分けてくださいました
ありがとうございました♪

見た目は、もずくを太くしたような感じですが
のど越しは、じゅんさいのように「つるり」です

針生姜とだしを効かせた三杯酢で
ところてんを混ぜていただいてみました
あっという間になくなりました


6月7日(土)「命の大切さ」
★ホテルを6時前に出て、始発の電車を乗り換え高浜港からフェリーに乗りました。冷たい朝の潮風がたまらなく心地いいです。某小学校を取材させてもらったのですが、企画がまだ通っていないので、内容と学校の名前は、もう少し伏せさせてください。わたしは、「知っとこ」というテレビ番組でこの学校のユニークな取り組みを知ったのですが、松山のNHKも、この学校をずっと追っているようで、今日も取材が入っていました。

父兄参観日


@海に向かって朗読する「波の声タイム」に始まって


A複式授業
お父さんお母さんも子どもたちといっしょに勉強中

5年生(左)は、カツオの遠洋漁業について、
6年生は、日本史の年表作りをしていました

B畑にさつまいもを植え


C「命の大切さ」を伝える授業で
赤ちゃんの時のスライドを見て、だれかあてっこをしました

子どもたちやお父さん方が妊婦さんに変身
校長先生(左)も、男の先生も
大きなおなかで靴下をはくことにチャレンジ

D奉仕活動(草抜きやペンキ塗り)もしました

NHKのカメラマンやディレクターさんも
草引きのあとは、給食タイム

日本一おいしいという給食のメニューは
たこめし、ひじきの五目サラダ、ぐじのてんぷら
わかめの味噌汁、寒天ゼリー、牛乳でした
噂通りのおいしさでした
4月からずっと、「ごはん食」だそうです
器が陶器というのも、少人数ならではでしょうか


午後からはサッカーに興じてました

校長先生のご配慮で
島のおばあちゃんから貴重なお話も伺いました

この浜から、広島に落ちた原爆のきのこ雲がよく見えたそうです
帰りのフェリーが出ると

子どもたちが、細い細い防波堤を灯台まで走ってきて
いつまでも手をふってくれました

フェリーと特急との乗り継ぎがうまくいかず、松山でもう1泊することにしました。

6月6日(金)「松山泊」
★明日、松山の高浜港から朝7時10分に出航するフェリーに乗って島に渡るため、今日は松山市内に1泊します。これ幸いと、あこがれの道後温泉本館を訪ねました。それにしても浴衣姿でぶらぶらしている人の多いこと。

本館を横から見たところ


すだれの中の休憩所
おすし屋に、「ほうたれ」とありました。なんぞや? 「かたくちいわし」ということでしたが、いわしといえば、岡山では「ままかり」といういわしの酢漬けが有名です。「よその家からまま(ごはん)を借りてくるほどおいしい」というのがその名前の由来だそうですが、「ほおたれ」は、もしかして、「頬が垂れるほど(ほっぺたがおっこちるほど)おいしいのですか?」ときくと、やっぱりそうですって。

ほうたれのにぎり
さっとあぶってポン酢で食べる「じゃこてん」も、おいしかったです

ホテルのすぐそばに、愛媛の地酒を飲み比べできる酒造組合直営のお店がありましたが、さすが1人では……ね。こんど、いつか。

6月5日(木)「メッセージ」
★国際児童文学館の職員の方から、署名をしてくださった皆さんへのお礼の気持ちを込めた経過報告が友人経由で届いていますので、ご本人の了解を得て、掲載させていただきます。  

    ―国際児童文学館の保存の署名にご協力くださったみなさまへ―

勤務先である大阪府立国際児童文学館の存続のための署名にご協力くださって、本当にありがとうございました。おかげさまで、これまでに83967筆が集まり、児童文学館を育てる会から府に提出されました。ほかに、多くの関係団体・文化人のみなさまからも存続の要望書が提出されました。みなさまからの熱い思いが、大きな励みとなって、がんばることができています。しかし、残念ながら、本日示された大阪府案は、児童文学館は平成21年度で廃止、資料は府立中央図書館に移転ということになりました。財団法人大阪国際児童文学館は解散するしかなく、職員は解雇されます。ただし、これが最終決定ではなく、7月議会で議論されますので、そこで修正してもらうしかありません。今後は議会に働きかけて、なんとか存続できるようにがんばります。今後とも、どうかお力を貸してください。どうかよろしくお願い申し上げます。

★「うちゅうじんってなに? うちゅうにつれていかれたら、もうかえってこられへんの?」と聞く4歳の孫の頭の中で、どんな宇宙ドラマが展開されているのでしょうか。彼女は、おふろ磨きが大好きなのですが、あひるの滑り止めマットをブラシで磨いているうちに、足が吸盤にくっつき悲鳴をあげました。「あ、宇宙人かも。宇宙人はそういう風に吸盤で人間をつかまえて、宇宙に連れて行くねん」とわたし。孫の頭の中は、ますます???

あひるマットは、は仮の姿……

★今、高学年物を中学年物に書き直しています。原稿をみてもらった某編集長のアドバイスのおかげで、いい感じになってきています。「ゴール目前」といわれると、俄然やる気が出てきます。6月締め切りの短編にかからなければらないのですが、7日に行われる行事を見学させてもらえるということなので、明日から、急きょの四国に行ってきます。2泊するつもりだったのですが、どうやら1泊ですみそうです。

★それにしてもショックです。11月東京で開催される大切なイベントの日程が、大阪での、これまた大切なイベントと日程か同じだということが、判明しました。分身の術……。いえいえ、冗談ではないのです。ほんとうに、どうしょう……。


6月4日(水)「ペーソス」
★楠章子さんの新刊『古道具ほんなら堂』(毎日新聞社)をご紹介します。

白髪のおばあさんは、燈花さん
人が長い間使っていた古い物には、迷える少女の心の隙間に入り込むそれなりの力を持っていているのかもしれません。そんな道具に囲まれている古道具屋の燈花さんなら、異次元に住むものとの交流も自在にできて当然なのでしょう。ちょっと不思議な物語が4つ。どの物語にも引き込まれてしまいますが、そのうちの1話、「まめだのせっけん」から泡立つペーソスとユーモア、大好きです。

★おつりに混じっていた2000円札を見て、「よくぞご無事で……」と思わず声をかけてしまいました。友人も、「なつかしいねえ」と。

優雅な後姿もそこはかした哀愁が……
活躍しないまま消えてしまった2000円札は、「ほんなら堂」にも入れず、どこをさまよっているのでしょうか……。発行にかかったたいそうなお金も無駄金だったと思うと、ため息がでます。

6月3日(火)「ご縁」
★大阪コミュニティライオンズクラブ発足の認証状伝達式の式典がウエスティンホテル大阪で開催されました。わたしは、このクラブとは直接関係がないのですが、クラブの奉仕精神が「盲導犬(特に引退犬)の支援」で、式典後のチャリティナイトで、日本サービスドッグ協会の岩本士理事長が記念講演されると聞いたので、参加させていただきました。

200名以上の参加があり、とても盛大でした
大阪コミュニティライオンズクラブと日本サービスドッグ協会とのつながりは、盲導犬が取り持つ駅での偶然の立ち話だそうで、「縁というものをつくづくありがたく感じています」と岩本さんは、話されていました。

講演後の岩本さんとパディ
ソフィも来ていました
どちらもグッドボーイでした

ロビーには、『引退犬命の物語』の販売コーナーには募金箱も♪

『引退犬命の物語』と『盲導犬不合格物語』の本も

伍芳さんの古筝の演奏がありました。古筝は、日本の琴のルーツだそうで、形こそ似てはいましたが、音色からくるイメージは、琴が奥ゆかしい山百合なら、古筝は、華やかな薔薇でした。
わたしも岩本さんと同じように、同じテーブルに座った方たちとのご縁と、大阪コミュニティライオンズクラブのエネルギーを感じて帰ってきました。

6月2日(月)「言葉の響き」
★「まあ、お久しぶり」。スーパーの前でばったり出会ったのは、車椅子のM子さん。ヘルパーさんといっしょにお買い物の日だそうです。わたしが地域のボランティアおばさんとしていろいろな活動をしていたときには、毎週のように会っていたのにねえ。お互いになつかしくなって、ルヴァン・ルビュール(パン屋さん)の喫茶コーナーでおしゃべりをしました。「今、そこで、もらった」と赤い実を見せてもらいました。グミですよね。あまりにかわいいので、「写させてね」。

「これでいいかしら」と持ち上げてくれたのはルヴァンの奥さん
ばっちグー〜♪
「このあいだ、わたしは、ゆすらうめをもらったのよ」というと、隣の席の男性が、「ああ、ゆすらうめ……。この響き、50年ぶりに耳にしました」と和歌山で過ごした子どもころを思い出して、しきりになつかしんでいらっしゃいました。ほんと不思議ですねえ、子どものころの記憶って。自分では気がつかないまま体のどこかに潜んでいて、50年も経ったある日、突然、とびさしてくるんですもの。

わたしもよく、そういうことがあります。遠いあの日が、ひとつの言葉や歌・音がキーワードになって、突然つながることが。風景や色などについても同じです。タイムスリップしたようにその中にいることがあります。

6月1日(日)「長靴下のピッピ」
★「ピッピみたい♪」。孫の三つ編みのはねぐあいが、まるで『長靴下のピッピ』のようなので、思わすそういったところ、

「ぴっぴって、どこのひと?」ときかれてしまいました。
「本を買ってきてあげるね」と約束。出かけたついでに買い求めたのですが、これがおもしろくって、先に、夢中になって読んでしまいました。おとなに干渉されず、自力で生きる楽しさ、素晴らしさが満載です。しかも、ピッピは大金持ちで力持ち。お母さんは天使になって守ってくれているし、船長だったお父さんは、どこかの国の王さまになっているはず。大好きな馬と猿といっしょに、好きなことだけをして暮らしているなんて、子どもにとってはあこがれでしょうね。本の中でだからそこ体験できる「すてきなこと」です。

晩年のリンドグレーン(『長靴下のピッピ』」の作者)を訪ね、インタビューした本『遊んで、遊んで、遊びました』の中で、84歳の彼女はこんな風に語っています。

リンドグレーン(1907〜2002)
「子どもたちにもっともっと遊んでほしいです。子どものころによく遊んでおくと、自分の中に一生使える財産を作ることができるのよ。心の中に築かれたこの世界は、どんな困難なことが起きようと、何をしようと、頼ることができるかけがえないものになるんだから」。リンドグレーン自身も、子どものことろは、朝から晩まで遊んでいたそうです。最近、外で夢中になって遊んでいる子どもの姿を見かけませんねえ……。

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