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★160000をヒットされた方には
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 プロフィール

野寺夕子 (撮影)
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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1月31日(木)「北海道へ」
★格安のツアーというのは、どこかに欠点があるものです。関空発千歳行きの飛行機が午後3時発しかとれませんでした。帰りは千歳発午後4時。2泊3日といえどもうち2日は往復路で使ってしまうことになります。しかも、4歳の孫もおとな料金。それでも行くことにしたのは、孫に付き添う長女とわたしの日程が合ったからにすぎません。行かないより、行こう。

ということで、千歳に着きました。そこからJRで新札幌まで。駅から徒歩2分。目の前にあるホテルに着くのに手こずりました。雪かきのすんだ狭い雪道が駐車場への道だったりして、直線では行けないのです。あとで、別の近道があることに気がつきました。

ホテルの部屋は角部屋なので、窓は二面あります。16階から見下ろすと、雪に反射する街灯はの明かりがロマンチックです。朝日が登って来るのも、とてもきれいに見えました。煙突から暖房のけむりが立ち上っているのが、いかにも北海道らしいです。

窓際のスペアーベッドはトランポリン代わり

夜はロマンチックなレストランでのバイキング。蟹やお肉などを含め、けっこういいお料理が並んでいます。が、孫は、ミニトマトを食べただけ。何度もお代わりをして10数個は食べたものの、(大人料金を払っているのよ)と、がっくりしました。この日は、寝るだけで終わりました。明日は、旭山動物園です。

1月30日(水)「」
★この時期には、ここ数年、格安の海外旅行にでかけていたのですが、今年は、海外はやめて旭山動物園にでも行こうと、友人と話していました。が、お互いの日程が合いそうで合わなくて、見送りすることになりました。そのいきさつを小耳に挟んだ孫が、「ゆきのどうぶちゅえんにいく〜う」といいだしました。いいだしたら、きかないのがわが孫です。堺では、めったに雪は降りません。雪だるまを作りたい願望の強い孫を連れて、明日から北海道に行ってきます。

1月29日(火)「おふくろ便など」
★お菓子、お茶、奈良漬、お吸い物……。いただいた紙袋の中には、地方の名産や体にいいものがたくさん入っていて、母が健在だったときによく届いた荷物に似ています。

どれもありがたくいただきました
博多ラーメンをいただいたのですが、地元の方が送ってくださっただけあって、なんともおいしかったです。ひいばあちゃんも、「今日のラーメンは、おいしいねえ」とよろこんでいました。
この箱には、ごまだんごやジュース、だしパックなどが入っていて、これもおふくろ便のようでした。下の「くちこ」と「からすみ」は、次女がなけなしの小遣いをためて、夫の誕生祝に送ってくれたものです。

くちこは、冬に採れるナマコの卵巣を三角形に干したもので、
大きなナマコでも10個分で1枚のくちこしかできないのだそうです。
「金もないのに無理をして」といいながら、
夫はうれしそうでした。


1月28日(月)「つながりの輪」
★地元のパン屋さんルヴァンル・ビュールさんから留守電が入っていました。「すみませんが、はがきがなくなりましたので、届けてください」。はがきとは、日本絵本賞読者賞の投書はがきです。もともとルヴァンさんでは、レジの横にわたしの本を何冊か置いてくれているのですが(販売用ではありません)、今回、読者賞に『おしゃべりな毛糸玉』(文研出版)がノミネートされたことを知ってからは、親しいお客さんに、「待ってる間にこれを読んでみて」と『おしゃべりな毛糸玉』を手渡し、「よかったわ」といってくれた人に、「はがきを書いてあげて」とすすめてくださっているのです。

先日、古川南区長が講演でいっていらっしゃった言葉を思い出します。
「わたしが地域のことでなにかをしようと試みるとき、わたしのために動いてくれる友人がたくさんいます。素晴らしいことは、その友人が、わたしと同じように、声をかけれは動いてくれる友人をたくさん持っていることです。わたしはこの人のつながりの輪にずいぶん助けられてここまできました」
まさに……! わたしも、同じでした。そして、今、同じ思いでいます。ヒロリンさん、和馬パパ、町子ちゃん、童話教室のみなさん、創作仲間のみなさん、そして地域のみなさん……。応援ありがとうございます。たくさんの心をいただいて、うめばあちゃんともども、しあわせです。
★短編の校正ですが、これがなかなか手間取っています。ノンフィクションは生きているというか、取材対象が、時の流れとともに刻々変わっています。要確認なので、25日にゲラが届き、29日に返却は、苦しいところです。

1月27日(日)「知事選挙」
★今日は、大阪府の知事選挙でした。即日開票で、かなり早い時間に橋下徹さんの当選がわかりました。

わたしは選挙があるたびに、投票に行くのがいやでなりません。誰に投票していいのか、よくわからないからです。この人ならと思う候補者がいないのです。悪いイメージを一新するためなのか、政党の名前が変わるたびに政治不信になるばかりです。しかも、選挙が終われば簡単に脱党する人も多いので、党も人も信じられません。中央の政治がわたしたちとつながっている実感がしないのですが、何か事があれば、有権者がその人を選んだからだと責任が問われます。投票に行かなければ、政治に無関心だと判断されるので、投票には行きます。が、昨今は、白紙投票することが多くなりました。

知事選は、直接、わたしたちの生活とつながっているので、選挙そのものは身近に感じていました。でも、だれに投票するか、とうとう決まりませんでした。宮崎県の東国原知事の活躍も加勢して、たぶん、橋下さんになるだろうと思っていました。

それにしても、東国原知事はすごいです。自分の人生を投げ打ってまでも知事になり、短期間に宮崎県を全国に知らしめ、県民だけではなく、他県の者までも、やればできるとやる気にさせた力は、人並外れています。だからといって、橋下さんに同じ期待をするのは酷に思えました。7人の子どもの子育て真最中の橋下さんが、いざというとき、家庭よりも府民をとってくれるとは、わたしには思えないのです。それは当たり前だと思います。政策は、7人の子どもの父親らしく、「子どもたちに笑顔を」ですが、「負」をいっぱい背負った大阪府政を建て直し、大人の生活が安定すれば、子どもたちの笑顔は自然に戻ってくると思います。すべての学校の校庭に芝生など敷かなくてもいいというのが、率直な意見です。

知事選は人気投票ではないので、わたしは今回も白紙投票でしたが、橋下さんに決まったからには、期待して、応援していこうと思います。つぶれないでください。つぶさないでください。


1月26日(土)「ハッピーハウス訪問」
★「ばあば、マックはいつかえってくるの?」。孫が思い出したようにときどき聞きます。やさしく遊んでくれたマックが、恋しいのでしょう。「おくちゅりが、きいたら?」「そうよ、お薬がきいたらね」と答えつつ、帰らない犬を待たせるのもかわいそうだと思っていました。夫66歳、わたし64歳の年齢では、子犬からは飼うことはもうできません。夫と相談して、動物の孤児院ハッピーハウスから、5歳ぐらいの犬をもらうことにしました。

というわけで、久々にハッピーハウスに行きました。わが家からはけっこう遠いです。難波まで出て地下鉄に乗り、阪急電車で川西能勢口で能勢電に乗り換え、能勢妙見口に行くと、送迎バスが来ます。8時45分発に乗せてもらうために、6時半に家を出たのですが、少し遅れました。電車を降りたとたん、冷気がコートを通して押し寄せて来ました。次の送迎バスにすると電話を入れておいたのですが、待っていてくれていました。

ハッピーハウスも寒そうです
犬の大きさ、種類は選びませんが、幼児と猫がiいるので猫嫌い、子ども嫌いではかわいそうです。何頭か候補をあげていただいたのですが、そのうちの1頭に、すんなり決まりました。とっても性格がいいとスタッフのみなさんが太鼓判のお母さん犬です。確かに犬に対しても、人間に対しても寛大で、ほえたり、飛びついたりしません。今月末、わたしが留守にするので、その後にやってきます。待ち遠しいです。マックに代われるものではないのですが、ハッピーハウスに保護されるまでの恵まれなかったであろう時間を埋めてやることができればと思います。

ハッピーハウスでは、犬や猫を里親に出す場合、しつけや、健康チェック、避妊などをしっかりすませてから手渡します。大型犬は、胃が捻転することが多いそうで、そうなると大変な苦しみのうちに一晩で死ぬそうで、そうならないように胃固定という処置をすませておいてくれるそうです。

甲斐さん(黄色いフード)
スタッフの梅田さん・加賀爪さんに見守られながら、
フィラリア検査もしてもらいました
どんな犬かは、うちに来てからお披露目いたします。かわいい顔をしています。でも、かなりの下半身デブで、どことなくユーモラスなんです。

★残念ながら155555ヒットの連絡はありませんでした。何度踏んでくださってもかまいません。遠慮されているようでしたら、どうぞ、ご連絡ください。今回のプレゼントにおまけは、藤田富美恵先生の「空堀から童話を書く」です。童話を書いていらっしゃる方には勉強になりますし、そうでない方でも楽しんでいただける情報が載っています。

1月25日(金)「ああ、ゼナちゃん……」
★「ラブちゃんバッジができましたよ」と、『盲導犬不合格物語』のゼナの飼い主の高橋さんから電話がかかってきました。バッジは、2月に講演に行く学校の子どもたちにプレゼントしようと頼んでおいたのです。「ゼナちゃん、元気ですか?」「それが……、元旦に亡くなりました」「えっ……」。言葉に詰まってしまいました。ゼナは不治の病気にかかっていたのですが、見た目は元気で、会うたびにうれしそうにすりよってきてくれていました。亡くなって何度か電話をくださっていたそうなのですが、あいにく留守にしていたようです。「あまり、話題にしたくないし……、しばらくは人だれにもいえずにいました」。わかります。わたしもマックを亡くして同じ気持ちです。ただ、そっとしておいてほしいだけです。

ゼナのおかげで、『盲導犬不合格物語』を書くことが出来ました。ゼナは死んでしまったのですが、これからもずっと、この本を手にする子どもたちを励まし続けてくれることと思います。ありがとう、ゼナ。天国でマックと仲良くしてやってね。


本の中のゼナ
地域の小学校から高橋さんのところに、「3年生に盲導犬の話を」という依頼があって、ゼナのきょうだい犬のゼッペリンが行ってくれたそうです。犬が行くのと行かないとでは、子どもたちの目の輝きが違います。不合格犬、ばんざい! (不合格犬という言葉は、子どもたちにわかりやすいように使いましたが、正しくは、キャリアチェンジ犬といって、盲導犬の訓練を受けたのですが、向いていなくて他の生き方を選んだ犬たちのことです)

★某社の短編の校正が届きました。すでに刊行された雑誌からの転載です。雑誌は他社のものなので、このお話があったときに、雑誌の編集長さんに了解を得ていますが、改めて、(ほんとうにいいのだろうか……)と考えてしまいます。多くの子どもたちにメッセージを届けるという意味では、たいへんありがたいのですが……。

1月24日(木)パンジョ童話教室
★今日、合評した2作のうち1作は、幼児向けの短編でした。幼児向けの作品は、あまり提出がないので、いい機会だと思ってノウハウを勉強しました。

幼児童話ほど、簡単なようで難しいものはありません。読み語りを前提に書いた方がいいでしょう。耳でとらえてわかることばを使いたいです。まぎらわしいことばや、幼児が理解できないことばは簡単なことばに置き換えて、短くて、リズム感のある文になるように心がけましょう。幼児が知っている語彙がわずかなら、幼児が認識できる情報も限られています。ややこしい話は理解できません。物語はシンプルに、枝葉をとりはらって、幹と主要な枝だけにしましょう。「くりかえし」は効果的です。漢字が使えないので、分かち書きの必要も出てきます。提出作品は、ユーモアもある、ちょっとどきどきの楽しい作品になると思います。

もう1作は、1度合評した中編を、順を追って章ごとに書き直してきた作品の最終回です。方言が、じゃまにならず、物語を生き生きさせています。クライマックスをいかに盛り上げるか、いろいろな意見がでました。ここの教室の生徒さんの合評は、鋭く、深く、暖かく、ほんとうにすばらしいです。作者はライターさんで超多忙なのですが、せっかくの力作です、ぜひ締め切りに間に合うように書き直してほしいです。推敲はぎりぎりまでしてほしいのですが、締め切り当日提出は怖いです。プリンターの故障を初め、何が待っているかはわかりません。公募は、一日遅れても失格だということを肝に銘じておきましょう。
★堺市南区のイメージキャラクター「みみちゃん」をご紹介します。
公募で決まったそうです。「笑ってる」・「スキップしている」・「泣いている」「眠っている」……。いろいろなポーズがありますが、南区役所の職員の皆さんの胸に、これらの手作りマスコットが輝いています。「みなみく・ダイスキ ダイスキ!」というイメージソングもできています。知人の作詞・作曲です。孫がこの歌を口ずさんだのには、おどろきました。保育園で教わったのでしょう。古川区長さ〜ん、孫もりっぱな区民してま〜す♪

1月23日(水)「パワフル!」
★南区長の古川洋子さんの講演が、サザンVネット主催で、ビッグアイでありました。

風邪気味のご様子でした
休養される時間もないのでしょうね
おだいじになさってください
2年前に、公募当選で区長になられたのですが、大きな組織の中に単身飛び込んでいくという現実は厳しく、「3日で辞めようと真剣に考えた」ということでした。その悪戦苦闘ぶりを興味深く拝聴しました。PTAから始まって、長年、民生児童委員や自治会長として地域のために奉仕してこられた体験を活かしつつ、区民の声に耳を傾け、従来の組織の矛盾を改革して突き進んでこられた姿勢に頭が下がります。区役所の中で区長のことを悪く言う人はだれもいないのは、自ら進んでいちばんしんどい仕事をこなしていらっしゃるからでしょう。打てば響く。すごいパワーです。

以前、こちらで講演をしたときに、『おしゃべりな毛糸玉』の読み語りをしたご縁で、サザンネット中林会長のお口添えで、日本絵本賞の読者賞にノミネートされている『おしゃべりな毛糸玉』を応援してくださることになりました。同じく、講演と読み語りをしたNPO法人スマイルセンターさんもです♪ ありがたいことです。
★山本省三さんの絵本「パンダの手には、かくされたひみつがあった!」(公文出版)をご紹介します。

動物ひゅう仕儀発見シリーズ
京都大学霊長類研究所の遠藤教授の研究成果を作家の山本省三さんがまとめられました。笹を手に持って食べるあのかわいいパンダの姿には、だれもしらない秘密が隠されていたのです。

★もうすくカウントが155555になります。ヒットされた方はご連絡くださいね。

1月22日(火)「わいわい喫茶」

松村六娘さんの写真展「ギリシャの猫」をご案内します
開催日 1月6日〜2月10日まで
京都のケーキ屋さん「森の小枝」にて   
                      

                               
★毎週水曜日に、地域の防災会主催の「わいわい喫茶」なるものが開かれています。とてもいい雰囲気で、地域の交流の場になっていると噂には聞いていたのですが、なかなか伺う機会がなく、今日は、会長の中林さんに勝手なお願いがあり、初めて出かけました。

香り高いコーヒーもケーキもそれぞれ100円♪
災害は、いつ、どんな形でやってくるかわかりません。いざというときに大切なのは、地域との連携プレイです。そのためには、日ごろからの地域のつながりをしっかりしておきたいという考えは、とても大切かと思います。ボランティアスタッフといえば、えてして女性が主流ですが、エプロン姿の男性が多いのも防災会ならではで、心強いかぎりです。

★早朝に放送されるNHKの「ラジオ深夜便心の時代」は、朝、早く目覚めるお年寄りの楽しみな時間になっていると聞いたことがあります。放送されたもののうち珠玉の13編が雑誌に載って発売されました。その中に漆原智良先生の「黒潮の瞳をみつめて」が収録されています。昨日ご紹介した高橋文子さんが子八丈小島で暮らした子どものころの思い出を描かれているとしたら、漆原先生は、教師として、どのように暮らしていたかを話されています。島での教師の役目は、学校で勉強を教えるだけではなかったのですね。たいへん貴重なお話です。今号のグラビアは、「絵本を作って半世紀」と題して、松井直さんが子どものころの思い出や手がけられたご本とともに、読み聞かせの大切さを語っていらっしゃいます。

1月21日(月)「離れ小島の生活」
★高橋文子さんの『思い出の八丈小島』(文芸の森社)をご紹介します。

高橋さんは、漆原智良先生が八丈小島で学校の先生になられて
初めての教え子さんです
離れ小島で過ごした少女時代の思い出が描かれています。「自然と人」、「人と人のつながりが温かく描かれています。思いやる家族の絆。助けあう村人たち。自給自足の中での、つつましくても満ち足りた食卓。お正月に買ってもらう付録のいっぱいつまった雑誌が子どもたちの胸を躍らせる……。人間の生活はこうあるべきなんだと思いつつ、今はもう失われてしまった日々を、わたしの少女時代と重ね合わせて、なつかしく読ませていただきました。高橋さんは平成11年にパーキンソン病と認定されました。病気と闘いながら、この本を書かれたそうです。大海の中にぽつんと取り残された離れ小島に思いをはせつつ高橋さんは、「さあ、わたしも負けてはいられない」と締めくくっていらっしゃいます。心が解きはなられる思いがする清々しい文章です。
★『スペシャル・ガール』(汐文社)が、20日付の毎日小学生新聞で紹介されました。

1月20日(日)「京都の日」
★『ぼく、がんばったんだよ』(汐文社)のモデルの和馬くんご一家が、大変! 全日本合唱連盟名誉会長のおじいちゃんが入院、おばあちゃんが看病疲れで倒れ、パパがぎっくり腰になりました。その上、ママがガラス戸にぶつかり怪我、更に、和馬くんが車椅子から滑り落ち大腿骨を骨折したというのです。愛猫のふあーふあーちゃんまでが通院していると聞き、お見舞いにいきました。

おじいちゃんは無事手術を終え退院されたそうで、おばあちゃんもほっとされたのか、いつも通り華やいでいらっしゃいました。パパのぎっくり腰通も治まり、ギブスをはめて自宅で療養中の和馬くんも、所属している電動車いすサッカーチームが優勝したそうで、ごきげんでした。ママと真綾ちゃんは教会でしたが、みなさん順調に回復のふご様子で、よかったです。ふあーふあーちゃんにもご挨拶できました。ふあーふあーちゃんは、この春20歳になるそうです。すごいですねえ。
★寺町三条角のビルで最最中の、石神誠さんのレザークラフト展をのぞきました。ハンドメイドの皮のバックは、なかなか好評で、展示品がよく売れたそうです。残念ながら、今日まででした。

抽象画の欅屋長衛門さんとの二人展です  バッグを製作中の石神さん
★京都造形芸術大学の映画祭にかけつけました。今回は、宍戸錠さんがゲストで、彼の映画が二本上映されました。そのうちの1本「殺しの烙印」を観ました。宍戸さんは74歳だそうで、人を(特に俳優さんを)年齢で判断するのは芳しくないのですが、ほっぺたの整形の話も包み隠さず話されるのは、すべてに達観される年齢になられたからだと思いました。それにしても、はつらつと輝いていらっしゃいました。人の話に耳を傾けながら、ジョークで切り返されるのがおじょうずです。衣装はほとんど自前だそうですが、若かりしころ、現場の方に、「俳優はギャラの三分の二は衣装に使うべきだ」といわれたことを守って、スタイリストさんはつけていらっしゃらないそうです。

1月19日(土)「つる井のお座敷コンサート」
★今日は、西心斎橋にある料亭「つる井」のお座敷文化サロンに出かけました。コンサートが始まる前に、他のお客さんと和気藹々のうちに懐石をいただきました。

八寸は、一足お先にお節分
突き出しを初め、お料理はどれも心がこもっていて
おいしかったです
みなさんとは初対面だったのですが、おかみさんのお口利きで、「絵本賞の読者賞」のハガキを書いてくださることになりました。突然の成り行きでわたしも驚いてしまいましたが、みなさん、昔からの知り合いのように快く応援してくださって、うれしかったです。その中には、日本ライトハウスとご縁のある方や、中村美津子さんの元の事務所の方、盲導犬を応援されている方、読み語りをされている方などがいらして、見えない糸でつながっているのかも……とご縁を感じました。

ほろ酔いかげんのいい気分のうちに、三階に移動して、周hさんの揚琴コンサートが始まりました。
揚琴は、グランドピアノの弦のような部分を、バチで叩いて奏でる楽器で、余韻のある響きが心地よかったです。演奏中、周hさんの両腕は、まるで蝶が飛び交うように、しなやかに空を舞っていました。演奏の他にも、「夜来花」を歌われたのですが、なんとも魅力的な歌声でした。

REYさん、今日はとっても楽しかったです。喫茶店でのおしゃべりも楽しい上にたいへんためになるもので、時間が経つのを忘れてしまいました。また、ぜひ♪

1月18日(金)「魔法の一言」
★何年か前から電気製品の回収にお金がかかるようになったのですが、最近、「無料で引き取ります」という回収車がにまわってきます。携帯電話で話している言葉から、中国の方だと思います。ファックス・プリンター、時には鍋類も持っていってくれます。再生して使ってくれるのだったら、ありがたいです。

不要になったヤマハのキィーボードをガレージに立てかけておいたら、インタホーンがなって、「持っていっていいですか」と回収してくれました。その流れで、(そうだ、今日こそは)と一念発起して、年末からトランクに積み込んだままになっている不要品をクリーンセンターに持っていこうと思いつきました。

途中でペットフードを買いに寄ったので、センターに到着したのは3時31分でした。「本日受付は終わりました」という看板をみて、あちゃー! 受付は3時30分までだそうです。

(またか……、ついてないなあ)と思いつつ帰ってきたら、家の前で、近所の少女メロディーちゃんが手を振ってくれました。窓を開けて、「一分違いでだめだった」と話すと、「すごーい」というのです。「だって、たった一分違いでしょ? すごーい♪」。(そうなんだ、これって、すごいんだ)。魔法をかけられたように、元気になりました。

★昨日、1月17日は、夫の誕生日でした。阪神淡路大震災以来、おおっぴらに祝いすることはなくなりました。夫は、孫に「ハッピーバースディ じいちゃん♪」を歌ってもらって、それでじゅうぶん満足しているようでした。

一日ずらして、今日、家族で食事に出かけた先で、値段の割にはおいしい焼酎に出会いました。次女がいつも夫の誕生日に焼酎をプレゼントしていたので代わりにこれをと思い、ボトルで売ってもらえるか聞いてみたのですが、限定品だそうでだめでした。あした、難波に出かけるついでに、焼酎専門店で、さがそ♪

1月17日(木)「プラネタリウム三昧」
★宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のCGムービーが大阪市立科学館である」と賢治研究家でもあるひろりん先生からお誘いを受けて、いっしょに観にいきました。美術館をぶらりと観た後、せっかくの科学館ということで、プラネタリウムのはしごをしました。

近代的な国際美術(右)と科学館(左)
その手前の古い建物との対称的なこと
@昼食後、オム二マックス映画『ギアナ高地』を観ました。オム二マックスがどんなものなのか見るまではよくわかりませんでしたが、(あ、これ万博で体験した)と思い出しました。天井にまで映像が移り、画面との一体感を体験しました。自然はあらゆる命とつながっているということがメッセージの映画で、今、上映中の「アース」のローカル版といった感じがしました。マヤ文明が滅びたのは、人口の増加のために森林を伐採しすぎたため生態系が崩れたためではないかとも考えられるそうで、1000年後、森林は復活したけれど、マヤ文明は戻ってこない……、まさにロストワールドです。二の舞を踏まないためには、わたしたち一般ピープルが日常生活で何をどうすれば生態系を崩さないで、自然を守ることが出来るのでしょうか。具体的には、何を……?(うさこさんの16日の日記を見ました。ボランティアクラブの子どもたちに、ごみの分類について教えてくれていたのですね。ありがとう。しっかり引き継いでくれて)。

Aプラネタリウムで、今日の夜空を観ました。何十年ぶり(40年……)だったのですが、解説も面白く、わかりやすく、ゆったり楽しむことができました。

B宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』は、プラネタリウムで上映するために製作された物のようで、星座にちなむ部分のみをつなぐ構成になっていました。魚眼レンズで観る映像とCGの美しさが、賢治の世界の不思議感をもたらせてくれていました。朗読と解説の兼ね合いも面白く、解説者に、「物語の続きを知りたい方は原作を読んでください」と振られても違和感はありませんでした。わたしのイメージする銀河鉄道は、あくまでも夜空を駆け抜けていくもので、少し違和感がありましたが、研究家の方たちの間では、よくできていると評価も高いそうです。
★ランチのパスタもとても満足でしたが、プラネタリウム三昧の後の、ほっと一息ティータイムも、」なかなかグッドでした。

ティータイムは、三人三様
カリカリで熱々のプライドポテト300円はお安い♪


ランチコースのサラダ
ランチは、菜の花のパスタ・魚介類のパスタ・五島列島の糸よりの蒸し物。3人で分け合っていただきました。「外は寒いので、ゆっくりしていってください」とウエイターさん。とっても感じのいいお店でした。(中之島4 ラ・クッカーニャ)

1月16日(水)「記憶」
★わたしが中学生だったころ、京都の寺町三条に大きな旅館があって、そこが、ミス日本になって女優デビューした山本富士子さんの家だということは、だれでも知っていました。その後、売却されて久しいのですが、今日、その前を通るとこんな石碑が建っていました。ちょっとなつかしくもあったのですが……。
歴史上の人物ならよくあることですが、現役の女優さんって珍しいなあと思いました。いったい誰が建てたのでしょう。まさがご本人や関係者ではないでしょうし、商店街の振興のためなのでしょうか……。
★両手に猫。はしゃいでいるのは孫。(同輩、ぬかったな)(ここはしばらく、されるがままに)とあきらめ顔なのは、テルとチッチ(きじとら)。
「マック、いつ帰ってくるかな? あば(ママの妹)とどっちが先かな」。4歳になったばかりの孫にとって、天国にいってしまった犬も、愛知県で勉強中の叔母も、不在感は同じなのでしょう。兄妹のように仲のよかったマックのことを、おとなになっても覚えているのかしら。

1月15日(火)「今なら間に合う」
★昨夜炊いたかきごはんで、おにぎりを作っておきました。ラップに包んでチンをすると、おこわのようでとてもおいしかったです。
★「アース」を観ました。地球という星を、改め美しいと思いました。命からがら水を求め、生きる場所を求めつつ自然と闘い、生き抜こうとする動物たちの姿は感動的です。弱肉強食のシーンまでもが崇高に思えたのは、先日観た「いのちの食べかた」のせいかもしれません。

「いのちの食べかた」に出てくる動物たちは、食肉用として生まれてきたので、死と生を選択することはできません。嫌がる牛の頭を電気ハンマーで殴り、逃げようとする豚を有無をいわせずベルトコンベアに乗せていく……。それにくらべ、自然界の動物たちの死は、命のかぎり戦った末の運命なので、宿命として観念(納得)して受け入れているように思えました。

自然界の動物たちにとって納得できないのは、環境の変化でしょう。人間の傲慢さによる温暖化などのせいで、意味もなく滅びていくことを彼ら自身はどうすることも出来ないのです。「今なら間に会う」。その言葉が心に響きました。何でもいい。自分に出来ることをしなければ。

1月14日(月)「人気作家の創作方法」
★昨年末、テレビで、人気作家の石田由良さんが童話創りにチャレンジするドキュメンタリーを放映していました。48時間以内に、「自殺願望のある少女に自殺を思いとどまらせるための童話」を生み出さなければなりません。物語ができる過程を、石田さんの日常とともに追っているのですが、遅い時間の放送だったので睡魔に勝てず、途中までしか見ることができませんでした。残念に思っていたところ、今日の昼間、、偶然、再放送を見ることができました。

このチャレンジには、少女に自殺を思い留まらせるというテーマ以外に、石田さんが無作為に広辞苑を開いて指さした三つの言葉を使わなくてはなりません。それは、「ガチョウ」「草書」「光学」です。何のつながりもない三つの言葉が、どういうふうに物語に影響を与えていくのでしょう。

売れっ子作家が、他の仕事をこなしつつ、無から物語を生む創作過程を覗けるのは、わくわくします。発想の方法そのものはわたしと大して変わりがなかったのですが、暮らしぶりが、なんともおしゃれで、リッチなのです。本屋をのぞいて資料を求め、喫茶店で本を広げて構想し、書斎でキィを叩く。物語をイメージするのに、音楽も大切な役目をしているのも発見でした。
★明日締め切りの短編3作の校正に、再度目を通しました。明日、確認の電話がかかってくるのですが、午前中は、ひいばあちゃんが病院に連れていってといっているので、とりあえず、訂正個所をメールで送ることにしました。主婦作家は、終わりのない家事の隙間を縫って、仕事をこなさなければなりません。散漫になりがちな日常の現実から頭をリフレッシュするのに、わたしの場合、映画が最適です。昨日は、十三の第七劇場で連続3本観てきました。ええがな映画にアップしました。

1月13日(日)「『古代史研究会』とは……」
★横山充男さんの新刊「幻狼―神異記T」(ポプラ社)をご紹介します。たいへん読み応えのある物語でした。序章から一章に入るときの落差の深さが、物語の壮大さをあらわしていると感じました。

バイオレンス&ファンタジー
自分ではコントロールできない不思議な力を持っているために暴力沙汰を起こし、2回も転校を余儀なくされた中学生が主人公です。行きがかり上、転校先の中学校で「古代史研究会」に入部することになるのですが……。少年の鋭い感性に魅力を感じ、本から目を離すことができなくなりました。読んでいるうちに朝になってしまいました。序章での布石も、見えつ隠れつしています。今後、少年は、どうなっていくのでしょう。4月に出るという第2巻が待ち遠しいです。
★昨日、友人よりメールがあって、11日の読売新聞の夕刊に「引退犬 命の物語」が紹介されていますよとお知らせいただき、とんぼの足あとにアップしました。新聞などで著書紹介があっても、著者には連絡があることはまずないので、ありがたかったです。下記の西日本新聞の記事は、インターネットを検索していてみつけました。

引退犬 命の物語』 沢田俊子・文、小山るみこ・絵 (学習研究社、1260円)
勇気くれた犬の余生  視覚障害者の目となり足となって活躍する盲導犬は、ふつう10歳を過ぎると衰えが始まります。そのためユーザーにとって万一のことを考え、盲導犬を引退させることになります。しかしユーザーに次の盲導犬が来ると、引退犬といっしょに暮らすわけにはいきません。引退犬は、多くが引退犬ボランティアに引き取られます。

 本書は、そのような引退犬と、引き取ってその短い余生をいっしょに過ごした人々の、感動の物語です。


=2008/01/09付 西日

1月12日(土)「前夜式」
★ああ、もったいないことをしました。「沢田さん、よく京都に行かれるでしょう」といって、知人から京阪電車の優待チケットを6枚ももらっていたのに、10日で期限切れになっていました。うっかりでした。マックの死、足の捻挫以来、京都が遠くなっていました。友人から届いたメールに、「墓参しておきました」と書かれていました。友人のお心をありがたく思う一方で、わたしの怠慢さを反省しました。

タイミングよく、先輩作家さんから、「バイオレンス&ファンタジー」の世界を描いたという魅力的な新刊が届きました。孫がお休みの日は、家で本は読めません。jこの連休こそ、いざ京都へ。
★友人の講義がない1月〜2月にかけて、例年、海外へ小旅行に出かけていました。大好きな中国が怪しくなったこともあって、今年は、うやむやになったまま今日にいたりました。彼女の家でお茶を飲みながら食指を動かしたのですが、お互いに忙しく、スケジュールも合わないので、「無理していくこともないね」と見送ることになりました。

教会の長老でもあり奏楽者でもある彼女は、夕方から前夜式(通夜)があるのといっていたのですが、わたしも急きょ、福祉仲間のお母さまの訃報が入り、別の教会での前夜式に出ることになりました。夕飯のしたくもあわただしく出かけたのですが、長い間、吊ったままになっていたワンピース式の喪服を着ていったところ、胸のあたりが虫食っていました。喪服は流行おくれの方がいいと聞いています。つまり、それぐらいご縁がない方がいいとということなのでしょうが、それにしても虫食いはいけません。

話がそれましたが、前夜祭は暖かい雰囲気のうちに進み、お会いしたことがないにもかかわらず故人を偲ぶことができるいい儀式でした。ご冥福をお祈りいたします。

1月11日(金)「余韻」
★「わ、すてき!」。朽木祥さんの新刊『彼岸花は きつねのかんざし』(学研)ですが、表紙をみたとたん、めろめろときました。

ささめやゆきさんの絵、大好きなんです
帯の言葉(本文からの引用です)も、なんともかわいく、かつ深い……。

「あたし、わりあい化かすのがうまいんだよ。」
と、子ぎつねは、いった。
かけがいのない日々をうばったのは、
一発の大きな爆弾だった……。
メルヘンだとばかり思って、気楽に読み進んでいた物語が、起承転結の「転」の部分に来ると、(はっと)姿勢を正してしまうほど、内容が一変します。そういえば、各賞を総なめにした『かわたれ』(福音館)もそうでした。いろいろな布石がつながっていくとともに、作者がこの物語に託した思いが伝わってきて、胸が熱くなります。唱歌を口ずさむようななつかしさとリズム感のある文章が心地よいです。余韻、なかなか冷めそうにありません。

戦争を知らない子どもたちに(子どもだけではなく大人にも)、ぜひ読んで欲しい一冊です。今年は、はなからいい本に出会えて、幸せです。

1月10日(木)「うさこさん、おめでとう♪」
★パンジョ童話教室のうさこさんが、某公募に佳作入選しました。例年、公募数が2500件を越えるというハードルの高さをクリアーしたということで、教室は盛り上がりました。本人はもちろん、他の生徒さんにとっても、自信といい刺激になったと思います。わたしもとってもうれしいです。

結果発表がこれからの公募に応募している生徒さんもいます。連鎖反応でいい結果が出ればいいのですが(みんな、いつ入選してもいいレベルになってきています)、結果はどうであれ、テーマ・枚数・締め切りなどの制限のある公募に向かって書くということは、確実に力がついていきます。結果発表を待っている時間があれば、次の公募に向けてどんどん書くべきです。書いてください。

やる気満々のみんなに、タイミングよく藤田富美恵先生の出された冊子「童話を書く」をお年玉としてプレゼントできてよかったです。今年もいっしょにがんばりましょう♪
講座中に電話がかかり、終わるとあわてて帰っていかれた生徒さんがいました。夜、メールが届いて、訃報が入り、お葬式に行かれたことがわかりました。今週は2件目とありました。というのも、彼女は自宅を開放して、高齢者の介護施設を運営されているのです。終わりよければすべて良し、という言葉があるように、人生の最後が幸せでありますようにと、たくさんの方に手を差し延べ、いかに充実して過ごせるかをあれこれ工夫して、きめ細かい支援に明け暮れている彼女の日常には頭が下がります。そんな中、がんばって、初めて公募にチャレンジされました。古いものに対して温かい心で書かれたいい作品です。推敲足らずのところがありましたが、これからです。どんどんいい作品を書いてください。

1月9日(水)「リフレッシュの日」
★友人と「もみの木」に行きました。一時間半もかけて、全身をほぐしてもらいました。肝臓が少し固くなっているそうですが、これはお正月に、のんべんだらりと飲んでいたせいかもしれません。摂生します。捻挫もほぼ治っているのですが、正座ができませんでした。それも、施術の結果、楽々座れるようになりました。すごいです、ほんとうに。

お正月に、長崎のバレーチームの生徒さんが、岐阜での遠征試合中に捻挫をして、わざわざ堺までかけつけて来たそうです。捻挫の治療は泣くほど痛いそうなのですが(わたしの場合はそうでもありませんでした)、それに耐え、結果、試合が続行できる状態になって岐阜に戻っていったそうで、院長の魔法の腕、恐るべきです。いっしょに行った友人も、体が軽くなったといって、喜んでくれました。
★年末に、家の中のあちこち今年のカレンダーを吊るしたのですが、それらをながめていて、(うん、そうだったんだ……)と妙に納得することがありました。どのカレンダーの曜日も、すべて日曜日から始まっています。9つともそうでした。
でも、手帳は月曜日からなのです。これが、わたしが曜日を勘違いする原因だったと気づいたわけです。これはアバウトな性格のわたしだけのミスかもしれませんが、日曜日から始まる手帳を買いに行きましたが、なかなか売っていません。あっても、わたしの望むパターンのものはありません。地球は日曜日から始まり、スケジュールは月曜日から始まるというわけなんでしょうか。どちらかに統一してほしいものです。

1月8日(火)「短編」
★大阪府下と京都府下から、山のものがどっさり届きました。ふっくらおいしそうな新鮮な生しいたけ。掘ったばかりだというころころ太った里芋には、可憐な野苺が添えてありました。
         
年末から年始にかけて、いろいろたくさんおいしいものが届きました。この時期の頂き物は、ホームページに載せるのは難しいので、失礼いたしましたが、感謝しておいしくいただきました(今尚、いただいています)。ありがとうございました。
★依頼の短編にとりかかりました。他に年賀ハガキで2件、短編の依頼がありました(お願いしますというだけで、詳しいことは、まだわかっていません)。現在、短編3編の校正が来ていて、他に進行中のアンソロジーも2件あって、今年は短編の年になりそうです。

1月7日(月)「箱を開けたら♪」
★七草がゆを食べて、夫も孫も、元気に出かけていきました。今年の七草がゆは、紅白のお餅入りです。エビののし餅がそのままになっていたので、いっしょに入れてみたのですが、香ばしいえびの風味がなかなかいいなあと思いました。ちなみに七草は、暮れに然菜さんが届けてくれた野菜の残り、はつか大根・サラダ用ほうれんそう・こぶ高菜、山東菜・菜心・スープセロリなどを適当に入れました。


とろとろで、あったかい♪
七草といえば、子どものころ母が七草を刻みながら口ずさんでいた歌とともに、昔の台所の様子を思い出します。台所は、今のように部屋続きではなく、玄関を入ってすぐの通路(土間)にあり、土足で、外と同じ扱いです。洗濯場も外、風呂の焚口も外にありました。台所が部屋並みになってきたのは、わたしの記憶では、1950年代後半頃からではなかったかと思います。知り合いの家がモダンな台所に改装して、びっくりした記憶があります。
★「まあ、かわいい♪」。箱を開けたら、色とりどりの花たちが、いっせいにこっちをみていました。ブローチなんです。皮のようにしっかりしているのに、なんと、紙でできています。元、新聞紙だった花もあります。染め具合、花びらの曲がり具合、縮み具合、どれもかわいく個性的で、見とれてしまいます。

みんな違って、すてきです♪

1月6日(日)「今年こそは♪」
★少し、エンジンがかかり始めました。少し……です。気になっていた事務的なことも終えました。さあ、がんばらばくっちゃ。そう思っていたのですが、早々と眠ってしまいました。晩酌(日本酒)がいけないのです。その晩酌も、今日でおしまい。
深夜起きてメールをチェックしたら、教室の生徒さんが、「見てください」と原稿をメールに添付して送ってきていました。締め切りが近づいている応募に出すための原稿です。年末に送って来られたときには、「いくら事実でも、これでは記録です。事実をヒントに、物語として創作をしてください。例えば……」と、わたしならこうするという書き出しを打ち出し、書き直しを提案しました。流れを見事につかんで、こんどはしっかりした、しかも楽しい物語になっていました。その原稿に、更に赤を入れて、送り返しました。

他の生徒さんも創作に精をだしているとのこと。今年は、教室のみんながブレイクしますように。がんばろうね♪

1月5日(土)「飼い主や〜い」
★友人からSOS電話がかかってきました。「家の前の緑道に、下半身不随になった黒い犬がいる。車にはねられたのかも。えさをやったら食べているけれど、ぼくは犬が苦手なので、なんとかしてもらえないか」ということでした。けがをしているのならとにかく病院に運ばなければならないと思い、犬好きの近所の奥さんなかちゃんに助っ人を頼んで、かけつけました。とても大きな黒い犬を想像していったのですが、猫ほどの大きさのミニチュアダックスフントだったので、拍子抜けしてしまいました。

なかちゃんの車で病院に運びました。下半身不随なのは、ダックスフントにありがちな脊髄の欠陥だそうで、いざっていたため擦傷ができていました。「こういう症状になってすぐなら手術をしても治る可能性もあるのだけれど、期間が経っているのでねえ。いずれにしても大きな病院でないと……」ということでした。人さまの犬を勝手に手術してもらうわけにもいかないので、とりあえず警察に届け、持ち主が見つかるまでわが家で預かることにしました。トイレが自力でできるかどうか不安でした。納戸からゲージを出して、おしっこシートを買いに行って……。マックのドッグフードは犬を飼っている人に差し上げたので、それも買わなくてわと思いつつ、とりあえず発見者に報告しに行きました。

車の中で、なかちゃんとあれこれ飼い主について推測しました。
「とても人なつっこいし、かわいがってもらってたと思うわ」
「下半身が萎えているので、ひとりで遠くに出歩くとは思えないよねえ」
「なら、捨てられた?」
「こんなにかわいいのに?」
「迷子か捨てられたかはわからないけど、時間は経ってないよね、おしりも汚れてないし」
「車に乗りなれてないよね、こわがってるもん」
「ということは、お年よりが飼っていたのかも」
「もしかしたら、発見した場所近くの家の飼い犬ではない?」
「探しているかも。近所をあたってもらおうか」ということになりました。

結果、飼い主が見つかりました。偶然にも、次女の中学生のときのクラスメートのお母さんでした。ランプちゃんのおかげで(犬の名前)、10年ぶりに再会しました。最初から、近所を当たればよかったのですが、「車にはねられた」→「それっ、病院」としか頭に浮かばなかったのです。獣医さんの推測通り3歳でした。

とにもかくにも、お昼の一時間半のドラマは、ハッピーエンドで「完」。めでたし、めでたしと相なりました。「ばあば、ちょっとおでかけって、ながちゅぎる!」という孫の集中スポットつきでしたが。

1月4日(金)「よーい、スタート」
★お正月気分がぬけないまま、次女が研究所に戻りました。一週間ぐらい、あっという間です。帰れば忙しい日々が待っているようです。元気でがんばってほしいです。
★「よしっ、なら、わたしも」とばかり、年末からしなければと思っていたあれこれに手をつけはじめました。メール便もたくさん出しました。7日までにしあげなければならない原稿もあり、がんばらなければ。といいつつ、観たかった映画を二本観ました。映画館は満員でした。映画大好きです。おもしろいです。今年もたくさん映画を観ることができますように。

1月3日(木)「のんびりと」
★孫がママと出かけたので、家の中は静かです。猫たちものんびりとくつろいでいます。
バーゲンに行こうかなと言っていた次女も、わたしが「捻挫した足が少し痛む」といったもので、出そびれてしまったようです。

夕方、夫と次女といっしょに漁師料理の店に行きました。まだ5時すぎだというのに大変な混みようで、1時間近く待たされました。それもそのはず、夕方の営業は5時からで、すでに満席になっていたのです。わたしたちの後からもどんどん家族連れがやってきて、この店の人気が伺えました。珍しいメニューもいろいろあって、塩をぱらぱらと振って食べる「塩にぎり」は、塩好きのわたしには、たまりませんでした。

日記、アップできなくなって3日目です。これが、平素ならやっきになって、あわてるのですが、まあ、いいかと思えるのも、お正月だからでしょうか。パソコンレスキュー隊の営業は6日からと聞いていいます。それまで待つしかないかな。訪ねてくださっているみなさま、申し訳ありません。

1月2日(水)「今日も反省」
★「ばあば、ごみぶーぶーは、いちゅくるの?」と、キッチンにたまってきたごみを見て、孫が聞きました。「ふたつ寝たら」とわたし。「あんね、ごみぶーぶーがもっていったごみは、どうなるの?」と孫。あ、いい機会だ、堺市クリーンセンターへ連れて行こうと思いつきました。というのも、車のトランクにはどっさりごみが詰まっていて、そのごみは通常の収集日には出せない不燃のごみばかりなのです。年末から運び込みたいと思いつつ、延び延びになっていました。

片道30分。年中無休だと思い込んでいたのですが、当然のことながらお正月休みでした。たしか、前にチェックしたときに、(年中無休なんてすごいと思ったのですが……)。性格的に思い込みが多くて、失敗することもたびたび。今年は注意深くありたいものです。

★ホームページ、新年から色調を変えて準備していたのですが、うまくアップできずにいます。。いつものパターンに戻ればいいのですが(いえ、それすらあやしくなっています)、せっかく決めたので、アップできるようにチャレンジしているのですが……。基本的な設定に問題があるようなのですが、わけがわからなくて迷宮入り状態です。

1月1日(火)「2008年さん、よろしくですう」
         
        あけまして、おめでとうございます。

          本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

              
★元旦に届く年賀状は、格別のうれしさです。CMで、年賀状は、1年で一番最初に届く贈り物とかいっていましたが、まさにそんな思いがします。わたしの賀状は、たぶん、元旦着とはいかないことでしょう。今年こそは、早めに書こうと、新年早々、もう反省しています。
★年末に、次女も帰ってきていて、家族そろって、食っちゃ寝、飲んじゃ寝の、のんびり(というか、ぐうだらした)お正月を過ごしています。手をつけなければならないことは山積みなのですが、三が日は、忘れることにします。

それにしても、子どもって、こんなにじっとしていないものなのでしょうか。孫はいつもパワー全開で、歌って、しゃべって、踊って、はねて、とびついてきて、なんでも、「あたちがちゅるう〜」で……、よく疲れないものです。こちらは4人がかりで、くたくたです。保育園に行っているのですが、幼稚園と違って時間が長いので、先生方も大変だろうなあとつくづく思うしだいです。


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