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★155555をヒットされた方には
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 プロフィール
 
写真 野寺夕子
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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12月31日(日)「ありがとうございました」
★芋きんとんを作ったときの芋の皮、捨てるのがもったいなくて、今年も大学芋に変身させました。

ごまをまぶして
ホクホク感はないのですが、これがけっこうおいしいいのです。噛みしめるほどに、芋本来の味にうっとり♪ なんとか、お正月の準備も終わりました。来年は、「偽」などではなく、よい漢字で表せる年になりますように。

このサイトを訪ねてくださったみなさま、ありがとうございました。みなさまにとりまして、来年がよい年でありますように♪

12月30日(土)「いちばんの働き者」
★数日前、キッチンにあるプラスチック容器の整理をしました。容器とふたを合わせていくと、いくつか不要なふたがあり、捨てました。そのふたは、なんと、餅つき機の中ぶただったのです。大きさといい、形といい、似ていたのよね……。
他のものでふたをして間に合わせましたが、うまく蒸すことができません。何度試してもごっちんのままです。結局、蒸し器で蒸して、「こねる」過程だけ、餅つき機を使いましたが、そこに至るまでが試行錯誤で、手間取りました。夜中の2時でいったん切り上げ、朝、続きをしたのですが、孫が、「こねこねちゅる」といって、またひとさわぎでした。なんでも「あたちちゅる」(「あたちちゅる」では、ありません)とからんでくるので、ややこしいことです。家族の中で、いちばんの働き者です。

12月29日(金)「読者賞にノミネート」
★『おしゃべりな毛糸玉』(文研出版)が、(社)全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催の第13回日本絵本賞の「読者賞」にノミネートされているのですが、そのポスターが送られてきました。

読者賞(山田養蜂場賞)は、読者のハガキの投書で決まるそうです。ノミネートされている絵本は24冊で、どれも面白そうで、読みたくなるものばかりです。初めてのことなので、心細い思いでいます。『おしゃべりな毛糸玉』を読んで、「よかった」と思った方がいらっしゃったら、こういうことになっていますので、ハガキを出してくださるとうれしいです。うめばあさんとともに、どうぞよろしくお願いいたします。投書ハガキは、HPからダウンロードできます(が、ダウンロードしなくても、推薦する本の名前と、ご自分のお名前・住所・年齢・電話番号を記入すればいいかと思います)。
★短編三篇の初校が届きました。編集さんから連絡があるのは年明けになるそうです。これが仕事納めになりました。
★久しぶりに、テレビでひげダンスをしていました。軽快なメロディーに併せて、踊ってみたくなるんですよね。孫も同じでした。ひげは、韓国ノリ。テレビの画面は、カトちゃん。

テーブルにもストーブにも、まだシールがべったり

12月28日(金)「ぼつぼつ」
★ストーン先生から、彫像をいただきました。

「啓示」
先生は外科医なのですが、彫刻家としても名が知られていて、二科展の会員であるとともに、堺市展などの審査員もされてます。前から、「沢田さんに、ひとつ作品をもらってもらおうと思っている」とおっしゃっていたのですが、とうとう今日、わが家にやってきました♪ 孫が目ざとく見つけて、「ばあば、おへやにだれか、ちとがいるよ」と、大さわぎしていました。
★わたしは、住所録ではなく、毎年、その年にいただいた年賀状を見ながら、宛名を書くことにしています。その方の顔を思い浮かべながら、わすか一行でもメッセージを書き添えることで、義理賀状にならないように心がけています。年末に、今年の頭にいただいた賀状を拝見していると、そうだったのか……と改めて気がつく発見もあります。元旦には着かないかもしれませんが、ぼつぼつ……。

12月27日(木)「願わずにいられないこと」
★テーブルにぺたぺた張ったシールを、孫が自分から、「はがちゅ」といいだしました。お絵描きをするときに、シールがはってあるとガタつくからです。

「そうか、はがしてくれるか」
じいじもよろこんで協力しています
シール、見た目はかわいいのですが、粘着力がすごくって、なかなか手ごわいです。テーブルのあちこちにシール群なるものがあるので、「シールはがし剤」を買ったほうがいいかもしれません。

★足の捻挫、おかげさまで、ほぼ回復しました。たかが捻挫ですが、そのために、日常生活のバランスが崩れてしまいました。集中力が欠けてしまって、何もする気が起こりませんでした。いろいろなことが、たまりにたまってしまいました。暮れの準備はもちろん、本の発送や年賀状にもまだ手をつけていません。それにつけても思うのは、『スペシャル・ガール』のモデルのマーサちゃんのことです。はたまた、『ぼく、がんばったんだよ』の和馬くんのことです。ふたりは小さな体と心に、大きくて重い試練を担っています。しかも長期にわたって。にもかかわらず、マーサちゃんも和馬くんも明るく、前向きで、向学心に燃えています。

来年は、がんばっているふたりの上に、たくさんの朗報が舞い降りますように。さらに、病気やけがで療養中の方々の上にも、いい兆しが訪れますように。

12月26日(水)「すごい♪」
★今日は友人といっしょに、体工房「もみの木」に行ってきました。友人は、わたしの何倍も忙しい人なので、倒れないかそばではらはらして見ていたのですが、やはり体はバンバン、疲れ切っていたようです。未病のために、ていねいに全身をもみほぐしてもらって、何かにつけて突っぱる首筋もすっきりしたそうで、よかったです。「1時間半もかけてもらえて♪」と感激していました。前に、先生にお聞きしたことがあるのですが、治療は時間でなく内容だそうで、その人に合わせて長くなることもあるそうです。代金が同じなので申し訳けないと思うことも、しばしばです。

バレーボールの世界的選手だった久美先生のもみの木は、スポーツ選手のけがも対処されているので、もしや、わたしのねんざもと思っていたら、ほんの10分ほどの施術で、青じんでいた個所が散っていき、帰りはすいすい歩けるようになりました。おどろきです。友人と、何度も「名医やねえ」と感心することしきりでした。
もみの木のあと、難波のつる井でランチをする約束をしていたのですが、歩けないので車で行くつもりだったのですが、こんな時期なので、難波あたりの駐車場が空いているかどうか心配でした。楽に歩けるようになったので、もみの木の駐車場に車をおかせてもらって、電車ででかけました。家を出るときには考えられなかったことです。余談として、病院でギブスをはめる話も出たのですが、断ってよかったです。というのも、ギブスをはめると、その間、使わなかった筋肉などの回復に時間がかかるそうです。ねんざした後も、家事をせざるをえない日常も幸いかも。
★つる井は、明日からはおせちの準備で、ランチは今日までというタイミングの良さ。しかも午後からはもちつきがあるということで、見学させてもらいました。

大だんな(白衣)も若だんな(茶の作務衣)も
おかみも、若おかみも、板場さんも仲居さんも総出
たいこの音も軽ろやかに
振る舞い酒やおぜんざいなどもあったのですが、時間がないので失礼しました。常連さんが次々来られていました。

12月25日(火)「あっという間」
★サンタさんからもらったシルバニアファミリーのおうち、遊ぶ間もなくこわれてしまいました。パジャマを着替えるほんの5〜6分ほど、うっかり温風ヒーターの前に置いたらしく、熔けてしまったのです。

見栄えは、かわいいのですが……熱に弱い
ママたちが子どものころ遊んだおうちと、はい交換。


20数年前の家は、基本的に木製です
3匹のこぶたのお話を思い出しました
★先日、顔見世で「将軍江戸を去る」を観て以来、最後の将軍徳川慶喜のことが気になってしかたがありません。そういえば吉橋通夫先生が、徳川慶喜について子ども向けに書かれた本があったはず……。ありました、岩崎書店のフォア文庫から出ている「徳川慶喜」です。幼少時のエピソードから始まって、読み始めたら面白くて止まりません。

1997年刊行
慶喜だったからこそ、世の中の激しい変化を理解し、15代続いた徳川幕府の幕を平和なうちに閉じることができたのだと改めて感銘しました。こういう本を読んで歴史を学ぶと、時代の流れがわかるだけではなく、自分が生まれてくることができたのは、卵子と精子が偶然結びついたからだけでは決してなく、いくつかの時代の過渡期を正しく(時には誤って)判断した多くの先人がいるからだとさえ思えてきます。もし、曾祖父母に当たる人が、または、もっと遡って、祖先にあたる誰かが戦や病気で死んでいたら、わたしは生まれてこなかったわけで……。こんなことを考えるのも、今日はクリスマスだからでしょうか。

12月24日(月)「静かな夜」
★クリスマスにぴったりの絵本が届きました。天沼春樹さんの新刊『リトル・レトロ・トラム』(理論者)です。

広場時計の針がぴったり重なったとき、どこからともなくやってきたのは、時刻表には書かれない路面電車。もし、だれも乗っていなかったら、少女は乗ろうと決心します。だって、その電車は……。時空と時空がつながる不思議ファンタジー。北見葉胡さんの絵が、物語の不思議さをいっそうかもしだしています。飛行船ではなかったのですが、気球が出てきたので、(おっ)とほほえましく思いました。何をかくそう天沼春樹さんは、日本ツェッペリン協会(飛行船)の会長でもあるのです。
★孫が、初めてサンタのおじいさんを実感として意識した記念すべき夜です。
「あんね、ちゃんたちゃんのちろい(白い)ふくろ、やぶれないかな? やぶれて、ぷれじぇんとが、どっかにおちてちまわないかな? ちゃんと、あたちのあたまのところに、おいてくれるかな? まちがわないかな、おとこのこのおもちゃと」
いろいろ心配しながら、眠りにつきました。だいじょうぶ、ちゃんと届くよ、プレゼント。

12月23日(日)「絵本がお皿に」
★さんきゅうさんのご両親は陶芸家です。ご自宅の庭に窯をしつらえて、お父さんは鉢や器などを、お母さんは埴輪などの大物を焼いていらっしゃいます。その、お母さんですが、10年も前、お孫さんに素敵なクリスマスプレゼントを思いつかれました。それは、なんと、お孫さんたちが大好きだった絵本のさしえを、そっくりお皿にしてしまうことです。

絵本「こうさぎマシロ」のお皿たち
クリスマスのテーブルに並んだお皿を見たふたりのお孫さん(坊ちゃん)のはしゃいだ声が聞こえてきます。今はもう大学生と高校生ですが、光り輝く思い出として、ことあるたびに心に蘇ることでしょう。
★それで、思い出したのが、このバックです。

clover。M作「とんぼワールド」のバッグ
「モモイロハートそのこリュウ」から「とらちゃん」まで、わたしの本の登場人物が総出です。「まんざいでばんざい」のおさむもいます。「はちゃめちゃ大家族」のふたごも、「おじいちゃんとぼくのがんこ合戦」の九官鳥や、ごきげんばひいばあちゃん、サーカスの象も、アイディア料理も……。ひろりんさんからの、心に残るプレゼントです。

12月22日(土)「ただいま休業中」
★アームカバーではなく、腕先だけのカバーというのがとってもお手軽で、かわいいんです。台所仕事するときも濡れないし、庭仕事をしても、袖口が汚れないし、暖かいし、なかなかの優れものです。

愛の工房はるかのバザーなどで販売されています。
★一日中、冷たい雨が降っていました。こんな日は、マックの散歩に難儀していたのを遠い日のことのように思い出します。夫も、孫とママも、それぞれ出かけたので、雨の音を聞きながら、ぼーっと過ごしました。しなければならないことが山積みなのに、何も手につきません。休養中というか、休業中です。

12月21日(金)「マックだ♪」
★マックの死を風の便りに聞いたといって、こんなかわいいマスコットを作って、届けてくれた方がいます。

なんて、かわいいんでしょう
「盲導犬不合格物語」に出てくるゼナとゼッペリンの飼い主でもある高橋さんです。高橋さんは、あのかわいいラブちゃんバッジを作っている方です。とても忙しくされているのに、その合間に、マックのことを思ってフェルトをかがってくださったのですね……。ありがとうございます。スヌーピーを模ったクッキーもいっしょにいただきました。わたしは、「引退犬命の物語」を届けるねといいつつ、延び延びになっていました。あわてて持っていったところ、すでに書店で見つけて買ってくださっていました。気持ちがあっても行動に移さなければ、なんにもなりません。反省しきりです。
★庭の葉狩りが終わりました。夫が、切り落とされた葉を、トラックに積む作業を担ったのですが、ヘルニア持ちなので気が気ではありません。なんとか無事終わりました。それにつけても、庭にマックがいないのがさみしいです。わたしの捻挫ですが、思いのほか早く回復しています。うっ血で青黒くなった足は、見た目はひどい状態なのですが、痛みはほとんどありません。天国に向かっているマックが引き返してきて、「ったく、どじですなあ」と痛みを持って行ってくれたような気がします。ね、あやちゃん、そうよね?

12月20日(木)「地域の活動」
★足をかばいつつ保育園に孫を迎えに行っている間に、玄関にプレゼントが届いていました。クリスマスのパンと門松。あ、もしかして……。やっぱり。地域の福祉協議会の理事の黄門さんからでした。
  
クリスマスのパンは、「面白クラシック講座」から
サンタさんは、子育て支援の「らっこクラブ」から 


ミニ門松は、高齢者支援の「お元気です会」から
来年の2月には、高齢者といっしょに歩く「ぶらぶら散歩の会」が、100回を迎えるそうです。童謡や唱歌を歌う「みんなカナリア会」、介護用雑巾を縫う「雑巾さんの会」、世代間交流を兼ねた昔遊びを伝承する「竹とんぼの会」などのいろいろな活動が続いていることは、うれしいことです。ボランティアスタッフのみなさんの志はもちろん、特に、わたしが担っていた役を引き継いでくれた黄門さんに感謝です。

12月19日(水)「捻挫」
★藤田富美恵先生の「空堀から童話を書く」が届きました。

第四巻 頒価350円
大阪朝日カルチャーで童話講座の講師をされている藤田先生が、お住まいになっている「空堀」でも合評会をされています。メンバーのみなさんの受賞体験や受賞作品、受賞のための対策指導など、入選する童話を書くためのヒントで構成されていて、一般に同人誌といわれているものとは、一味も、二味も違ったものになっています。今回の作家インタビューは北ふうこさんです。まだまだ先ですが、カウント155555ヒットのおまけにしましょう。
今日は、整形外科医に診てもらってきました。再度レントゲンを撮ったのですが、レントゲン技師も「今までの事例から言っても、これだけ腫れていたら、きっとどこかの骨が折れているはず」といって、角度を変えて何枚も撮ってくれたのですが、骨は大丈夫でした。
シップを外してみると

細いのが自慢の足首もパンパン
(お見苦しくてごめんなさい)
医師からは、「捻挫にもピンからキリまであって、これはひどい方だと思って、安静にしてください」といわれました。今週も、いろいろお約束をしていたのですが、すべてキャンセルすることになりました。ごめんなさい。それにしても、慣れた自分ちの階段で足を踏み外すなんて……。みなさまも、どうぞお気をつけてください。

12月18日(火)「あちゃ〜」
★夕方、保育園に孫を迎えに行こうして、玄関の階段を踏み外しました。もう一段あったのです。足首に激痛が走って、立ち上がることができません。痛さをこらえていると、唇と体が震えだしました。足の甲を見ると、ぱんぱんに腫れています。(孫を待たせてはかわいそう。とにかく迎えに行ってしまおう)と思えるのに、15分ほどかかりました。幸い、右足はだいじょうぶなので、車の運転はできそうです。駐車場から保育園に電話をかけ、車のところまで孫を連れてきてもらうようにお願いしました。

「ばあば、だいじょうぶ? あたちがなおちてあげる」と、象の足のようにはれ上がった甲のてっぺんに、アニメキャラクターの小さな救急絆創膏をはってくれました。病院にも付き添っていくと、はりきってコートをはおっていたのですが、SOSの電話で長女が帰ってきてくれたので、孫を置いて行くことができました。(病院には連れて行きたくないなあ)と思っていたので、ほっとしました。

骨に異常はありませんでした。アキレス腱も大丈夫でしたが、「これだけ腫れているのだから、たぶん小さな腱、もしくは筋が切れているのでしょう」とは、外科の先生の診断でした。「明日、整形外科の先生の診断を受けてください」ということで、松葉杖の指導を受けて、痛み止めの薬をもらって帰りました。夫もあわてて帰ってきてくれたので、夕飯後、早々と、ベッドに入りました。ぐったり疲れました。明日以降に入っているいろいろな予定を考えると、「あちゃ〜」です。
★友人から届いた花束に、(ん?)と思いつつ、カードを見たら、マックへでした。

マックがいたら、
玄関でしゃがみこんでいるわたしを、のぞきこむようにして
気遣ってくれたにちがいありません。マック……。

12月17日(月)「朝の京都散策」
★宿泊したビジネスホテルは菩提寺のすぐ裏なので、朝7時にチェックアウトしたその足で、墓参しました。八坂神社の西門が塗り替えられたというので、観にいきました。かって、わたしは八坂神社の氏子でした。

「塗り替えました」といわんばかりの色調ではなくてよかったです
今年の2月
北京の紫禁城の塗り替えを目の当たりにしましたが
ぎょっとするけばけばしさで、落書き以下だとがっくりしました

西門をくぐってすぐ左に行くと
坂田藤十郎襲名披露記念の真新しい絵馬が上がっていました

鴈二郎改めですが、わたしはこの方が扇雀といって娘役をしてい遠い昔
父親の先代鴈二郎と恋人役をしていた舞台を観ました
わたしは、まだ小学生でした
★四条通りで、漫画の図書館だという漫画喫茶を体験したあと、(一度入ってみたかった)、「ぼく、がんばったんだよ」のモデルの和馬くんちに、新刊2冊を届けました。近くの「りぶらん」(こだわりのコーヒー店)で、久々におしゃべりをしました。和馬パパのがんばりには、いつも頭がさがります。


しもた屋の店先でかわいいねずみをみつけました
京都シネマで映画を観て、保育園のお迎えに間に合いように堺に帰りました。

12月16日(日)「顔見世」
★お誘いがあって、京都の南座で興行中の顔見世を観てきました。

「招き」(役者の名前を書いた板)は、師走の京都の風物詩
演目「将軍江戸を去る」では、徳川慶喜が江戸城を明け渡す決断に、芝居とわかっていても涙しました。おなじみ「勧進帳」の弁慶は、貫禄の幸四郎、富樫は、二代目を襲名したなかりの錦之助でした。大川裁きではないけれど、法より情の世界に、ほろり。「義経千本桜・すしや」では、思いがけない展開に、目を見張り、「二人椀久」は、幻想的でなんともうつくしい舞姿に、うっとりしました。歌舞伎、素晴らしいです。

それにしても、南座は建物が古いので、座席が狭いのです。10時半から4時まででしたが、通し(夜の部も併せて観る)は、とても身が持ちません。
夜は、花伝で、地域の民生児童委員の歓送迎会がありました。お世話になった佐藤先生と石上先生が退任されるので、元委員のわたしにもお声がけがあり、出席しました。「花伝」まで行く道すがら、先斗町のうさぎ屋・ようじや、小橋の御所飴屋、寺町の鳩居堂・大阪屋・堺町のイノダで駆け足で買い物ツアー。わたしは墓参もしました。途中、にわか雨がポツリ……。あら、まあ、虹が♪

東山にかかる虹(三条小橋から)

佐藤先生、石上先生ありがとうございました
新委員の里見さん、宮下さん、泊さん(今日は欠席)
よろしくお願いいたします

花伝の夜のお料理は、最高でした。みんなは帰宅。わたしは、京都に泊まりました。

12月15日(土)「クリスマスムード」
★泉北障害者作業所で歌と読み聞かせの会「あいらぶゆかい」がありました。お話もたっぷり、クリスマスソングもたっぷり。ピアノ・オカリナ・ハーモニカ演奏も。さらに、はるかさんがお友だちの藤娘さんと、ふたりで歌に合わせて手話をしてくれました。

サンタの衣装を前に
「わたしは、帽子とズボン」
「なら、ぼくは、ひげと上着を……」
やったね♪ サンタがふたり♪
作業所のお昼は、クリスマスランチでした。それではわたしたちもと、パスタのお店に流れ込みました。よく食べて、よく笑いました。みんな忙しい人たちなのに、こういうことはすぐ決まるのです。食後、みんなそれぞれの予定に向って、GO!

女神さんとちゃいなさん、さやまさんが欠席なのがざんねん
★150000ヒットは、こすもすさんでした。おめでとうございます。「おじいちゃんとぼくのがんこ合戦」(汐文社)をお送りします。引退犬のカレンダーもね。

12月14日(金)「たかちゃん」
★わが家から車で数分のところに、大阪府の母子医療センターがあります。今年の夏、わたしの属する日本児童文芸家協会が、小児入院病棟に絵本をたくさん贈ってくれました。クリスマスも近くなった今日、わたしの本を一そろえ持っていくことにしました。本当は絵本がいいようなのですが、院内学校もあるということですので、読んでもらえるといいな(以前にも届けたことはあるのですが)。

「元気印」が売りのわたしの本たち
子どもたちの背中を、そっと押してね
★マエダサチコさんの「Candles」(雄鶏社)をご紹介します。

キャンドルづくりの本です
ドーナツやデコレーションケーキ・蝶などのかわいいキャンドルにうっとり♪
東京や大阪でスクールもされているめちゃ美人のマエダサチコさんが、近所のたかちゃんのお嫁さんだと知って、びっくりしました。少年時代のたかちゃんは、いつもとびはねているというイメージがあるほどすっごく元気で、やさしくって、気持ちのいい男の子でした。東京ミッドタウンで仕事をしているというたかちゃんのお幸せそうな近況をお母さんから聞いて、うれしくてなりません。

12月13日(木)「パン神話」
★パンジョ童話教室の日でした。教室が始まる前に、女神さんの公募入選を祝って、「みんなでおめでとうランチタイムを♪」とさんきゅうさんとうさこさんが企画してくれました。わいわいにぎやかで、楽しい会でした。表彰式は雰囲気も、待遇も、いろいろな出会いも、副賞も……、みんなよかったそうです。「いいな、いいな」といってる○○さん、お次ぎは、あなたの番ですよ。といっても応募しないと花が咲きません。今日、合評した2作品(長編と中編)は、どちらも開花しそうです。がんばって書き直してくださいね。
さて、故郷に帰ってしまった童話教室仲間のHALさんから、日曜日に、パンやベーグルがどっさり届きました。かって、島に突然現れたこのパン屋さんを見てひらめいて彼が書いた童話を、みんなで合評したことがあるので、なつかしく、うれしく受け取りました。

天然酵母のパンは、ずっしり重く、いい香りがします
教室のみんなにも分けてくださいということでしたので、今日の日を待っていたのですが、その間に、このパンが、なんともすごいパンだったことがわかりました。

今週号のアエラに、「地方にもある三ツ星ランクのレストラン」が載っていて、その一つにこのパン屋さん(ペイザン)が取りあげられていました。それにしても、なんとタイムリーな贈り物でしょう(アエラの記事)。発売して1時間で売切れてしまう人気だとかで、HALさん自身はまだ食べていないそうです。何週間も前に予約して送ってくれたのは、そういうことだったのね。すっごくぜいたくな気分です。HALさ〜ん、みんなでパンを持って写した写真を添付しますね。

★動物の保護施設「ハッピーハウス」のカレンダーが届きました。

365日、ちがった犬や猫とこんにちは
ハッピーハウスのみなさんの365日は、たいへんな日々の繰り返しです。そのおかげで、たくさんの見捨てられた命が、守られています。

12月12日(水)「心身ともにリフレッシュ」
★第5回ジュニア冒険小説大賞を受賞した香西美保さんの「ぼくらの妖怪封じ」(岩崎書店)をご紹介します。
その昔、妖怪をやっつけたといわれている妖怪退治屋と巫女の伝説は本当なのでしょうか……。それぞれの子孫にあたる少年と少女が、町のあちこちに置かれた妖怪封じの石が消えた謎を追って、その真実をつきとめていきます。ファンタジーと謎解きとがからみあったとてもおもしろい物語でした。由丹羽という伝説の町に溶け込んで住んでいる妖怪たちが、とても魅力的に描かれていました。

からだ工房「もみの木」で過ごす月に1回のリフレッシュタイムは、今やもう欠かせないものになりました。ここに来ればたまりにたまった疲れが取れるという思いがあるからこそ、少々の無理もクリアーできているように思います。自覚症状はなかったのですが、左半分の背筋がぱんぱんに凝っていたそうで、それは、治療してもらいながら感じました。院長の木村久美さんは、元バレーボールの日本代表(キャプテン)だけあって、入り口に、「2007/08 V・プレミアリーグ女子滋賀大会」のポスターが張ってありました。開会式に行ってこられたそうです。

おみやげにいただいたお母さん手作りのチーズケーキは、
市販のものよりうんとおいしく、口の中でとろけました

行くたびに、待合室の飾り棚にわたしの本が増えています。ネットで買ってくださっているとか。『スペシャル・ガール』も、もう並んでいました。院長とお母さん、おふたりからお聞きする感想で、心まで元気になりました。

12月11日(火)「カウント1,000,000!」
★友人と、彼女のお子さん(といっても大人なのですが)といっしょに、和泉市の井坂に行きました。前日までに予約をしておかないと懐石は無理なので、おべんとうをいただきました。でも、ちょっとわがままをいって、蟹しんじょうのお吸い物と、お刺身をバージョンアップしてもらいました。

お刺身は、泡醤油とわさびでいただきます
これに、とろとろとした玉子丼と香の物・コーヒー(または抹茶)がつきます
じゃこごはんもいただきました
友人のお子さんなのですが、サイトで小説を書いていると前から聞いていたのですが、これがかなりの人気サイトのようで、なんとカウントが1,000,000を越えたそうです。1日1000人の訪問者があると聞いて、感嘆しました。HNは九曜。その世界ではあこがれの人のようです。ずっと前から知り合いなのですが、その実態を初めて知りました。すごいの一言です。九曜さんは性別不明で通しているそうで、息子とも娘とも書いてはいけないとのこと、お子さんという表示に変えました。
★たからしげるさんの新刊『ぶっとび! スクール』(理論社)をご紹介します。 @『びっくり! スクール』、A『どっきり スクール』に続いて3巻目です。

日暮坂小学校で起こる不可思議事件簿
6つの物語が収められています。「そんなこと絶対にありえーへん!」と思う不思議なできごとが、「もしかしたら、あるかも」と、すんなり思えるように描かれています。読後は、「あったら、いいな♪」という思いにかられます。「たからワールド」、今回も楽しかったです。それにしても、不思議の要因は、すぐ身近に転がっているんですね。今後、ひとりでエレベーターに乗るときには、どきどきするかもしれません。ちょっと変わった人を見かけたときは、もしかしたら……なんて思ってしまいそうです。20日後の初詣、足元ばかり気になるかもしれません。わが家の止まったままの時計にも、現像しないままに放ってある古いフイルムにも、不思議はひそんでいるのかもしれません。

12月10日(月)「かわいい〜効果」
★何度チャレンジしても、日記の写真が転送できないのです。(もしや……)と思ってチェックしたら、やっぱり。容量がいっぱいになっていました。J-COMのサイトを開いて容量を増やしました。(この「とんぼの あの町 この町 まわり道」は一見ブログ風なのですが、実はホームページなのです)。

★わが家では、壁といわず、クローゼットのドアといわず、孫の書いた絵が、ひらひらしています。典型的な「孫ばか」のじいじとばあばは、孫が次々描く絵を見て、「わ、すごい」「じょうずやねえ」「おねえちゃんになったねえ」……と一日何回、口にすることでしょう。

真ん中の絵ですが……
本人は、「キリン」のつもりで描きました。できあがった絵を見て、自分でもおかしいと思ったのでしょう、じいじに説明するときは、「ひょう」といっていました。

今日の夕方、保育園からの帰りに、近所のおじいちゃんに出会いました。ここ1年ばかりめげていらして、その時も、わたしに綿々と気持ちを訴えられるのですが、なにぶん、立ち話なので相槌を打つことしかできません。日暮れて寒くなってきそうなので、(また、ゆっくりね)といいかけた時、孫が思いがけない行動にでました。「おじいちゃん、かわいい〜♪」といって抱きついたのです。「わ、わたしが……?」。けげんな顔をされていたのですが、更に孫が、「このおじいちゃん、めちゃかわいい〜」といったので、「かわいいですか、わたしが」と少年のようにはにかまれて、頬がぽっと赤くなりました。さっきまでの暗い表情とは打って変わったいい笑顔で、足取りも軽く帰っていかれる姿を見て、(ありがとう)と、思わず孫を抱きしめました。

12月9日(日)「骨休め」
★30年来の近所の友人と、ランチを楽しみました。

栗・むかご・ぎんなん……まるで深山に迷い込んだようです
呼べば聞こえそうなところに住んでいても、子どもが成人してしまった今は、年に1〜2回会う程度です。子どもたちといっしょによく遊びにいった馬事公苑で、ティータイムを。近況報告やら、昔話やら、噂話やら……。久々に笑いました。
★魔法の味噌をいただきました。

味噌汁の仕上げにほんのちょっぴり
……入れると、麹の香がぷーんとして、風味豊かになります。塩分控えめどころか、塩分過多なので、まちがってこれだけで味噌汁を作るとたいへんなことになります。

12月8日(土)「引退犬を支えるカレンダー」
盲導犬を愛し、その生涯を見守り続けている「わんこを愛するたくさんの仲間たち」の手で作られたカレンダーをご紹介します。

「しし座流星群の飛び交う夜、子犬たちは生まれました」

生まれた子犬たちが盲導犬になり、引退し、
星になって空にかえっていくまでが、
やさしいタッチの絵と暖かいコメントで描かれています
絵は、「引退犬命の物語」と同じ、小山るみこさん
コメントは、物語に出てくる松井順子さんです
今回は、小川達也さんの写真も入っています
当ホームページのカウント150000ヒットの方には、本のプレゼントの他に、このカレンダーがおまけです。ヒットは、あと一週間後……ぐらいかな。お知らせ、お待ちしています。

12月7日(金)「余生」
★今朝の毎日小学生新聞の一面に、引退犬の記事が載りました。

記事をクリックすると拡大画面に変わります
記事の中で、『引退犬命の物語』(学研)も紹介されています。盲導犬は、一生盲導犬のままと思っている方も多いようです。盲導犬だった犬の老後の多くは、ボランティアさんの手で支えられています。人に寄り添うように生きてきた盲導犬にとって、家族の一員として迎えられ、余生を送ることができるのが、いちばんの幸せだと聞いています。
★動物の保護施設ARKのカレンダーが、写真家の松村六娘さんから届きました。

六娘さん捉えた犬や猫の表情はやさしいです
2008年は、各施設で保護されている動物たちにとっても
いい年でありますように
★『スペシャルガール』を注文してくださった方によると、届くのに2週間〜3週間かかるそうです。お待たせして申し訳ありません。わたしのところにも見本本が届いているだけです。発売は中旬以降になるのでしょうか……。まだネットにもあがっていませんね。

12月6日(木)「ワープの快感」
後藤みわこさんの『アリスの不思議な青い砂』(講談社)をご紹介します。

1弾『ステラの秘密の宝石箱』・2弾の『ジャックの豆の木』
青い鳥文庫シリーズ銀河へ飛び出せBOXTの第3弾になります。SF・ファンタジー・冒険・友情・家族のすべてを満たしてくれる物語です。3人の不思議な能力を持つ超人的な中学生が、それぞれの個性と共にいきいきと描かれています。しかも、今回は惑星ミルラの登場で、ステージが宇宙へと広がっていったことと、ワープするための「BOX」や宇宙へ脱出する「ボード」の機能についても魅力的に描かれているので、メカに弱いわたしでも、興味津々で、おもしろく、楽しみながら読むことができました。さすがです。また惑星ミルラの王一家の登場で、体温といえばいいのか、物語に温もりを感じました。

12月5日(水)「……マック」
★「あと1週間の命です」。わが家のマックがそう宣告されたのは、1日の土曜日のことでした。リンパにできたガンが全身に回っていたなんて、思いもがけないことで、かなりのショックを受けました。さぞ、しんどかったことでしょう。でも、そんなそぶりは見せなかったのです。マックは、いつもごきげんで、元気があふれていました。食欲だってありましたし、散歩のたびに、いいうんちもたくさんしていました。吐くこともありませんでした……。様子がおかしいと思ったのは、この数日のことです。

獣医さんにもらったお薬が効いて、いったん元気になったのですが、今朝の3時に急変し、40分後にわたしの腕の中で息を引き取りました。まだ10歳でした。

昨日のマック
絶対安静だといわれていたのですが、残された少ない時間をマックがよろこぶことをしてやろうと夫と相談して、昨日は、大好きな散歩を楽しみました。夜は、食卓のそばであれも食べたい、これも食べたいとおねだりをして、いい表情でしっぽをふっていました。わたしたちをほっとさせて、深夜、あっという間に逝きました。12月の予定はほとんどキャンセルして看護するつもりでいたのですが……。悔やまれるばかりです。


追加
うさこさんの日記に、こんなコメントが書かれていました。

洋裁教室を出ると
夜空に光る星がきれいに見えている。
あ、オリオン座。
そのそばで、ひときわ光っている星。
「マックだ」
そう確信した。
そうだ、絶対マックだ。
マックの冥福を祈りながら夜道を歩いた。

ありがとうございます。チーズを片手にマックをさがしている孫にも、「マックはお星さまになったのよ」と話していたのですが、わたしは、孫といっしょに夜空を見上げる元気もなく、昨夜は、早々と眠りました(今、6日の朝6時前です)。今夜、探してみます、マックの星。

12月4日(火)「ミード」
★「ミード」というのは、蜂蜜酒のことで、ヨーロッパでは、紀元前から飲まれていたそうです。お酒というよりも、消化吸収を助け、体を丈夫にして、ストレスを癒し、リラックスさせる働きがあるそうで、今のわたしにぴったりです。

こっくり、甘くって、のどに流れていったあと、
ふわんと蜂蜜の香りと風味が口の中にひろがってきます
これをいただいたいきさつは、なんともうれしいものです
女神さん、入選おめでとうございます♪
★横山充男さんの新作を2作ご紹介します。
  
『チェスト』(ポプラ社)は、2008年春、全校順次ロードショー映画のノヴェライズだそうです。ノヴェライズといえども、横山充男さんともなると、名前が表紙に明記されています。さすがです。物語には、いくつもの感動シーンがあって、そのたびに心地よい涙があふれました。遠泳に参加する子どもたちそれぞれが抱えている葛藤と、おとなたちと織り成すエピソードが暖かくて、絶妙にいいんです♪ 説教するより示せ。おとなの生きる姿勢が子どもを育てるのだと痛感しました。子どもだけではなく、子どもを指導する立場にある人にも、ぜひ読んで欲しいと思いました。

蛇足ながら、ノートルダム学院小学校でも遠泳があって五年生全員が参加します。『ぼく、がんばったんだよ』(汐文社)のモデル和馬くんも、筋ジストロフィーですが、『チェスト』とのみんなと同じで、自分の思いと戦いながら、友に見守られ、友をはげまし、泳いでいました。取材したのは、おととしの夏を思い出しました。
2巻がでるのが待ち遠しかった『鬼にて候』(岩崎書店)。今回は、姉の登場です。物語はこうして次巻へと脹らんでいくのかと、わくわくしてきます。1巻を越えるおもしろさです♪ 鬼道師童門一族の家に生まれ、鬼道師としてデビューしたばかりの12歳の少年を狙うのは……。少年の父親は、一族の長である小千代ばあちゃんが(鬼道師としてはとてもだめだね)とあきらめている冴えない中年男なのですが……。「真の鬼道師は、闇に隠れ、闇に表れ、闇に戦い、闇の中に消える」と少年に教えたのは父親なのです。鬼の力で鬼を討つ。そのための修行は深いです。次巻が楽しみです。

12月3日(月)「究極のメニュー」
★久々に、たくわんを煮ました。

直がつおで、しょうゆとみりんで味付け
わたしが中学生だった頃、母がどこかで教わってきて、「たくわんのたいたんは、ごちそうに飽きた人が食べはる贅沢なおかずやねん」といっていました。(ふーん、そうなんや)と感心しながら食べたものですが、今ならつっこむところです。「まず、飽きるほどごちそう食べさせてからにして」と。思えば、当時は質素な食卓でした。
★11月30日の日記に書いた学研さんから出版されている本のタイトルは、『中学生のためのショートストーリーズ』です(全8巻、10920円(税込み)。林家正蔵が選ぶ「落ちがある話」やパックンマックンが選ぶ「冒険の旅の話」というのもあります。おもしろそう。
★竹内もと代さんの新刊「真夜中のひっこし」(学研)をご紹介します。

学研の新しい創作シリーズ
現実的な環境問題から、違和感なくファンタジーの世界に誘われていきます。白い着物のすそや長い袖が揺れると、不思議な絵柄が浮かび上がり、シュルッ、シュルシュルという絹ずれの音がするのです……。何の化身なのかは後半にわかるのですが、ぞくっとくるほどぴったりです。竹内ファンタジーの世界は、決して大げさではなく、感性の鋭い子どもなら体験できそうなところで展開していくのが実にいいです。「ほおずきちょうちん」(岩崎書店)もそうでした。美しい文章です。

12月2日(日)「クリスマスシーズン到来」
★ご近所でクリスマスのイルミネーションが灯りました。まねっこが大好きな孫。さっそく、リリアン用の毛糸をからめて変身。「みて、ちゅりーだよ。頭のてっぺんもお見せしたいのですが……。

「写真とらせて」というと、
「ちょんなのかんけいない、おっぱっぴー」ですって

12月1日(土)「スペシャル」
★「スペシャル・ガール」の見本本が届きました。

昨日届くはずで、首を長くしていたのですが、やっと、今夜、届きました。この本が、子どもたちのスペシャル・ブックになってくれますように。
★著者仲間から新刊が次々届いています。早く読んでご紹介したいのですが、今、読書に集中できない事情を抱えています。わたしの新刊を先に紹介する失礼をお詫びいたします。明日から一冊ずつでも……と思っています。

沢田俊子著作紹介


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スペシャル・ガール
汐文社


引退犬命の物語
小山るみこ
学研



おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
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ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
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汐文社
まんざいでばんざい
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学研
はちゃめちゃ大家族
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灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
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モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
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汐文社




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