とんぼの足あと

がらくた玉手箱

ええがな映画 11/19









★150000をヒットされた方には
プレゼント
 プロフィール
 
写真 野寺夕子
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


メールはこちら


リンク
日本児童文芸家協会
日本サービスドッグ協会
日本ライトハウス行動訓練所
ハッピーハウス
木下サーカス
ようこそ吉村家へ
童話の輪
らんかみち
うさこのひきだし
風雲童話城
@Rinの部屋
歩く鳥さん
チハルのホームページ
卵菓子工房卵屋&ランヤコフレ
Stargazer
ななつの部屋
おはじきの時間
潮のつれづれ語り
たからしげるのブログ
サザンVネット
Atelier Scarlet
mumu−World
ピッポ・ポおはなし村
すみれ洋裁クラブ
Clover。Mのバスケット
おきろん通信
うらぴょん通信
Poco Poco Club
おぎの館
よしいたかこの手作り絵本
どじょう日記
深山ワールド
ジャングルボックス
フォトとメッセージ
 もみの木
       愛のケア工房はるか        
スマイルセンター
          (順不同)



11月30日(金)「中学生に読書の楽しみを」
★招かれて豊中市の中学校で、お母さんたちにお話をしてきました。今、中学生にかかわらず、子どもたちの読書離れは時代なのかもと思います。携帯メールやゲーム、Tポット………などなど本以外の楽しみも多く、小さいときから読書の習慣がない場合、本を手にすること自体おっくうなのかもしれません。他の作家さんや編集さんにも聞いたりもしてみたのですが、中学生の読書離れに即効く薬というものはなさそうです。

きっかけとして、自分の好きなタレントや先生方が中学時代に読まれた本を、青春の失敗談や初恋などの思い出話と共に紹介するのも、いいかなと思いました。そのことを先日お会いした学研の編集さんにお話しすると、学研さんではすでに、有名人が中学生にすすめる本シリーズを出版されているそうです。本の目次の部分を編集さんがファックスで送ってくださったので、国語の先生にお渡ししてきました。控え用にコピーをせずにお渡ししてしまったので、正確なタイトルは追って日記に追加しますが、中学生が興味を持って読んでくれそうな人たちの推薦でした。

わたしの書いているものは小学生が対象のものばかりなのですですが、それは、おとなのわたしが見て感じたことを、小学生でも読めるように書いているだけで、中学生にもぜひ伝えたい内容です。「盲導犬不合格物語」の一部分は、来年度の高校2年生の英語の教科書に抜粋掲載されますし、ある中学の校長先生が、朝礼でこの本を紹介されていたということも耳に入ってきています。新刊の「引退犬命の物語」も、近刊予定の「スペシャル・ガール」も、中学生の心に届くと思います。そのことを言ってくるのを忘れてしまいました。

実は、後半、何をしゃべったのか、質問もあったのですが、どう答えたのか良く覚えていないのです。というのも、しゃべりながらわたしの中でかなりの葛藤があったのです。常々、わたしは本の中で、子どもたちに向けて、「無理をしないで、君は君だからすてきなんだよ」とメッセージを送り続けていました。自信をなくしている子どもがいれば、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」とそっと背中を押してやりたいというわたしの姿勢は、本の中ではもちろん講演でも崩したくはないのです。が、受験を控えて懸命に指導されている先生や、なんとか子どもたちに読書の楽しみをと思っていらっしゃる保護者の方々を前に、無理に読ませなくても、読むときがくれば読むであろうし、読まない子どもがいてもいいという話をするわけにいかないし……。そのことはちゃんとわかっていたのですが、話しているうちに迷いが生じてしまったために、口が空回りしてしまいました。

今日の講演の感想を書いたアンケートをたくさん校長室で見せていただいたのですが、今、ゆっくり読んでみたいです。

本には、いろいろな人の思いや生き方、価値観が詰まっているので、読書をして得るものは多いし、自分の共感で来る本とであったときの影響力も大きいです。何よりも読解力がつくので、あらゆる科目のテスト問題を解くにも役に立つはずです。だから先生方は何とかして読書習慣をつけたいと思われるのでしょう。ちなみに、本が大好きなお子さんの親御さんは、本ばっかり読んでいないで、その時間を勉強にあててほしいそうで、親の願いはきりがないものかもしれません。

11月29日(木)「創作するということ」
★町子ちゃんにもらった新潟のおかず、助かりました。前日、日帰りで新潟に行って来たんですって! その前は断食のために伊豆。その前は、おいしいレストランができたからといって四国(だったっけ?)。その前はフランス……。フットワークの軽いこと、驚くばかりです。

加島屋の鮭・貝柱・キングサーモンの南蛮漬け……
新潟の本店でしか手に入らないものばかり
いくらが大好きな孫は、朝ごはんをたっぷり食べて保育園へ。今日は、待ちに待っていた11月生まれの誕生会です。
★12月後半の振り替えで、今週も、パンジョ童話講座の日でした。2作合評しました。1作は書き直しを重ねている作品です。本当にあったことを作品にするのは、創作よりたいへんです。大切な思い出をスパっと切ることができないからです。心に残る体験は、お話の種として貴重なものです。ただ、童話は、日記や記録ではないのですから、いくらほんとうのことでも事実の羅列に留まらないで、エピソードを使って物語に組み立てなければなりません。「それが、やっとわかりました」というのは、4年目の生徒さん。わたしもそうでしたが、師が繰り返して言ってくれていた言葉が、ある日、突然、実感となってわかる時があるのです。そんなとき、一気に階段を駆け上がることが出来ます。もう1作も同じ生徒さんの作品でした。教室に来られてまだ日も浅いのに、すごいです。もともと文章を書きなれている方ですので、階段をかけあがる日が来るのも近いことでしょう。がんばってください。
★わたしの机の上には、まだ封を切っていない郵便物がたくさんのっかっています。仲間の作家さんたちの新刊です。早く読みたい。読んでご紹介したいと気持ちは逸るのですが、こらえています。30日に豊中の中学校にお話に出かけるのですが、それが終わるまでは、ただ「忍」の一文字です。今は、30日の朝4時半です。やっと日記が追いつきました。うおっし! 

11月28日(水)「東京だいすき」
★ホテルのレストランが工事中なので、昨夜、朝食のためにおにぎり2個と野菜ジュースを買ってホテルに戻りました。ベッドにどかりと腰を下ろしたとたん、町子ちゃんから、「明日の朝、リッツ・カールトンで朝食はいかが?」という電話がかかってきました。もちろん、おにぎりを見捨てることにしました。

今朝、大型ベンツでお迎えに来てもらった時点から、リッチな一日が始まりました。都内をぐるりと廻りながら、ミッドタウンへ。

東京タワーを遥か遠くに見下ろすレストラン

糊のきいた真っ白のランチョンマット。オムレツについていたベーコンのおいしいこと

噂の人・鎧塚俊彦さんのスイートのお店の前で順番を待つ人たち
暖房も備え付けてあります
★東京靴事情。
 
オーダーメイドの犬の靴(東京ミッドタウン)    どきりとするような赤い靴(東大前)
  
赤ちゃんのファーストシューズ
(東京ミッドタウン)

  歩道にはみ出ている履物店(巣鴨)

「うつわや料理帖」でおなじみのあらかわゆきこさんのお店「うつわや」さん(代々木上原)に行きました。今日は、器の代わりに、お仲間が出された「こだわりの本」の展示販売をしていました。

友人の妹のあらかわゆきこさんとは40年ぶりの再会でした
茶釜で沸かしたお湯で、お茶をいれてくれました
「うつわや」さんのすぐ近くの中華店は、今、話題の店だというので、そこでランチを食べました。町子ちゃんが前に来たときは、カウンターで小雪がひとりで食事をしていたそうです。

Jeeten(ジーテン)
ランチは、家庭料理といった感じでしたが
食後、体がぽかぽかしてきました
そういう素材が入っていたのかな……
★そのあと東京大学構内が面白いという情報をキャッチしていたので、うろうろしようと試みたのですが、車を停める場所がなかなか見つからず、あきらめました。東大といえばイチョウ。大きな樹がたくさんありました。

「止めてくれるなおっかさん、背中のイチョウが泣いている
男東大どこへ行く……」
東大駒場祭のポスターに書かれていたキャッチフレーズですが、
昭和43年だったと知って、愕然としました
時の流れは、速い!
★学研さんが、「東京に出てくるのなら、お疲れさま会をしましょう」といってくださっていたので、東京駅のそばのオアゾというビルで落ち合いました。Y編集長と0女史。そりゃあ、もう楽しいひと時でした。名残おしかったのですが、8時半発ののぞみに飛び乗りました。家に着いたのは、深夜の1時半でした。新幹線の中では、なんだかわくわくしてきて眠れなかったのですが、日記をアップしようとパソコンに向かったとたん、睡魔に襲われました。

お目にかかったみなさん、ありがとうございました。わたしの夢や願いをかなえてくれる人たちがいる東京がだいすきです♪

11月27日(火)「理事会」
★わたしが定宿にしているホテルは文京区にあるのですが、すぐ裏手は、坂の多い昔ながらの町並みです。高台には坪内逍遥の住宅跡や、細い路地の中には、樋口一葉の住んでいた長屋があったそうで、一葉が使った井戸も残っていました。

一葉の住んでいた長屋前の石畳
菊坂コロッケは、外はからりと揚がっていて(フレークのように荒いパン粉がついています)、中はしっとり。口に入れると、すぐにとろけてしまいます。

阿木耀子さんも取材に来られたそうです
★大きなくすのきのあるレストランで、「スペシャル・ガール」の編集さんとランチタイムを。名前は覚えていなかったのですが、文京区のくすのきの見えるレストランで検索したらすぐわかりました。「PAISIBLE」といいます。

樹のまわりは、8・5メートルもあるそうです


パレットの絵……
★2時から日本児童文芸家協会の理事会がありました。各委員会の報告を聞きながら、東京の作家さんたちはすごいと思いました。「書く」ための大切な時間を割いて、手弁当でがんばってくださっているからこそ、大きくて暖かい協会の懐ができているのだと感じました。こういうことは、委員にならないとなかなか見えないものですが、書き手を育て、会員をサポートしていくためのいろいろな企画が、次々立ち上げられていくようですよ。書くという作業は「個」ですが、決して、「孤」ではありません。来年5月の総会に、ぜひご出席ください。書いている人に差し延べられている暖かい手を感じることで、書こうという意欲が沸いてくるにちがいありません。

夕方から、一足早い忘年会へと流れていきました。暖かさが、いっそう沁みました。

11月26日(月)「いざ、東京へ」
★朝6時半、友人が駅まで送ってくれました。新幹線からは、富士山が見えましたが、ほとんど眠っていました。

いったん水道橋のホテルに荷物を置いて、1時に、目白駅のすぐそばのホテルで某出版社の編集長さんにお目にかかり、アドバイスをいただきました。うーん、目からうろこ……というか、わたし的には、驚きのアドバイスです。でも、なるほど。プロットを立て直してみます。レストランの窓ガラスの向こうは学習院でした。

学習院の大樹
★夕方、友人と会うまでに時間があったので、おばあちゃんの原宿といわれている巣鴨に行きました。いろいろ面白い発見がありました。いちばんは、七福人の塩あんみつでした。

こだわりの素材(天草の寒天・小笠原の塩・甘蔗)・、豆乳のアイスクリーム、
松の実・くこや・乾燥いちじく・求肥のトッピングもマッチしています
★ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病と共に歩み、支え、闘っている日本ALS協会で、40年来の友が仕事をしています。1年間に4千円のカンパで患者さんや家族を支援することが出来るときいて、もちろん会員に。それぐらいしかできないのですが、それぐらいでもできると知ったことは、よろこびです。友人は、夕飯が11時をまわることもあるというハードなスケジュールをこなしていますが、今日は、早めに切り上げて(6時)、九段にあるすてきなお店に案内してくれました。

オーガニックレストラン・ナート
魚料理は、季節の野菜とその日魚河岸かっら届いた魚介類の
スープやせいろ蒸しもセレクトできます
岩塩と胡椒などのスパイスでいただいたのですが
体が芯からほぐれていきます
元編集者さんのご夫妻の、こだわりのお店です

11月25日(日)「おめでとう♪」
★孫が、4歳になりました。こんこんが出ているので、ささやかに、家でお祝いしました。

おとなはカニチリ
かわいい花かごが届きました。孫が生まれて以来、毎年、誕生日にケーキを届けてくださる方もいます。浜松のおいしいみかん、いちごとお皿に盛りました。みなさん、ありがとうございます。おかげさまで、テーブルの上が誕生日らしくなりました。
★明日から28日まで東京です。せっかくの東京というわけで、編集さんや友人にも会ってきます。持って行く資料や原稿もあらかたですができました。帰宅後、東京報告ということで、日記は休ませていただきます。寒くなってきました。みなさん、お風邪などひかれませんように。

11月24日(土)「ネーミングに学ぶ」
★秋の自然をモチーフにしたお菓子は、和洋問わず、たくさんあります。栗・芋・もみじ・柿……。でもいちょうは、珍しいかもしれません。何より、「熊本城のいちょうの葉っぱです」というネーミングに、どきりとしました。

パイになっています
熊本城のいちょうの葉が刻んで入っているわけでも、挟んであるだけでもなく、味は普通のパイと何ら変わりはないのですが、ただの「いちょうパイ」ではなく、「熊本城のいちょうの葉っぱ」はインパクトが強いです。瞬間、高校の修学旅行で行った熊本城の雄姿が目に浮かびました。いいネーミングだと思いました。タイトルもこんな風につけたいものです。
★「白いおくちゅりは、いや」と孫が、口を一文字に閉じています。はちみつで練って、なだめて、すかして、時には脅かしてやっとのことでお飲みいただく粉薬ですが、指先についたのをなめてみて驚き。苦い! あわてて作家仲間からいただいたチョコレートを、こっそり放り込みました。その苦いお薬のおかげで、咳がおさまってきました。良薬、口に苦しとはいうけれど、チョコレートが解禁になっていない孫には辛いかも。
★メールが重い……。迷惑メールを自動削除しているので、そのアドレスがかなりの数になっているからだと思います。開かないことや送信中のエラーがたびたびで、そのつど、電源を切らなければなりません。それほど対策をしておいても、新しい迷惑メールがどんどん届きます。件名やお名前に心当たりがないと、すべて自動削除しています。お返事が届かない場合は、そこに入った可能性があります。申し訳ありませんが、初めてメールを下さる方は、迷惑メールと間違わないように件名をお書きくださいますようにお願いいたします。

11月23日(金)「物を創るということ」
★京都造形芸術大学の映画祭、今回はこの企画をした映画学科の教授でもある林海象監督の映画、永瀬正敏主演の「浜マイク探偵シリーズ」が3本上演されました。2本目が終わった後、監督と役者の佐野史郎さんのトークが1時間ありました。1時間はけっこう長いなあと思っていたのですが、「いつも飲み屋でこんな感じで話しています」という映画談義がおもしろくって、あっというまでした。

おふたりとも、30年前に映画を撮りはじめたときは、全くの素人だったそうで、「秘めているものがあれば、いつかは大成する」とおっしゃっていました。それは、「クローズノート」「春の雪」などで才能を発揮している行定勲監督も同じで、「浜マイク探偵シリーズ」で助監督だった頃は、は、ぼうっとしていて、あまり役に立たなかったと、現場のだれもが言っていたそうです。「秘められていたもの」が徐々に開花していったのでしょう。

無から物を創りだすということでは、監督も役者も作家も同じだなあと、エピソードの数々を聞きつつ、共感しました。

「セリフは、音(音階)だ。感情は、その結果現れるものでセリフの意味など考えてはいけない」と佐野さんの言葉は、深い。

林監督と佐野さんは、「おじさん公園のひみつ」という映画を撮りかかるそうで、このシナリオは、小学4年生の男の子が書いたものだなんですって。あらすじを聞かせてもらったのですが、子どもの発想は、自由で、まだ踏んでいない雪のように神聖です。

3本目の映画は、観ていると帰りが遅くなるので、残念ながらパスして帰りました。ロビーで、映画に使った小物が展示されていたのですが、映画で使われていたど派手なクラシックカー(名前は失念しました)は、林監督の愛車だそうで、この車が展示されているのを見て、免許もないのに、衝動買いしたそうです。
★服部千春さんの新しい本がでましたのでご紹介します。

青い鳥文庫(講談社)
「四年一組ミラクル教室」シリーズは、これで6巻目になります。くしゃみで不思議ができごとがおこる、楽しい物語です。32名のクラスメートのうち、まだ登場していない子どもたちがいます。いったん活躍したこどもたちが、組み合わせを換えて再びからんでくることを考えると、このシリーズはまだまだ続きそうです。

11月22日(木)「言葉の力」
★パンジョ童話教室の日でした。いつものように楽しく、鋭く、合評が繰り広げられました。1作は長編の書き直しです。彼女は、一作目で長編にチャレンジしたのですから、すごいです。もともと面白い作品でしたが、小見出しをつけたことで、話の展開がわかりやすくなりました。お国言葉が温かくて、いい雰囲気をかもしだしています。子どもを応援する作品になると思います。今回の書き直しは前半だけ。後半が楽しみです。

もう1作は中編で、元気の出る楽しい作品です。彼女は、キャラクターの設定が急にうまくなってきました。魅力的な登場人物がひとりいるだけで、話の展開にめりはりがつき、物語が盛り上がります。「ぼく」を巻き込んで、活躍させてください。

中編・長編は、短編と違って、しっかりしたテーマがいります。小さな読者があきないように工夫をしながらも、テーマを見失わないように、書くべきことはしっかり書いていかなければなりません。先を急がないことです。その工夫については、合評のたびに、話し合っています。
★「最近のとんぼちゃんの仕事は、立派です。これこそ物書きとしてやるべきことです。ノンフィクションの持つ力の強さを改めて認識しました」。『引退犬命の物語』を読んだ師の感想の一部です。このメールのおかげで、今日は、一日いい気分でした。がんばろうという気持ちがわいてきました。言葉は生きています。

11月21日(水)「表紙」
★12月上旬刊行予定の「スペシャル・ガール」(汐文社)の表紙です。

内戦続きだったリベリア共和国の少女マーサちゃんの身の上にふりかかった出来事は、平和があたりまえになっている日本の子どもたちの心を大きく揺さぶることと思います。マーサちゃんの前向きに生きる姿勢は、けなげさと共に、きっと心に響くと思います。また、看護師になるまでの日本の少女の葛藤も、もう一つの読みどころです。そのふたりが、リベリアにある国境なき医師団の病院で出会って、ふたりの物語が始まりました。

見本本、11月30日に出来上がるそうです♪
★現在、長編2編と絵本の原稿を推敲しているのですが、パソコンの調子が悪くって、いったん電源を切りました。再起動したところ、ギギギーっとひどい音がしてきました。何度起動してもそうなのです。万が一……。不安が走る中、コンセントを抜いて、さしなおしてみたところ、事なきを得ました。でも、やっぱりおかしいです。メールフォルダーに同じものを3回送信したという記録が残っていました。それだけでも失態だと思っていたのに、送った先から同じものが14通も届きましたがどうしたのですか?というメールが届いて、仰天です。

11月20日(火)「給食交流」
★高齢者対象の小学校での給食交流会がありました。今日のメニューは、ありきたりかなと、ちょっとがっかりしたのですが、どれも、とてもおいしかったです。子どもたちが、「給食大好き」というはずです。

トマトスパゲッティ・キャベツの三色合え・パン・牛乳
子どもたちの好物は、揚げパンとラーメンですって
ランチルームで2年生の子どもたちが、八つのテーブルに別れて、お相手をしてくれました。「なぞなぞしたげる。いい方の玉がAだったら、Bはどんな玉?」と女の子。答えはビー玉ですって。「あ、そんなら、Cはどんな玉か知ってるかな?」と、あべこべにきいてみました。「わからへん」。「た・ま・し・い、なんちゃって」。おとなには受けたのですが、2年生には、「玉C」イコール「魂」のだじゃれは、難しかったみたいです。それならと、鼻をつまんで飲んだ脱脂粉乳や、くじらからとれた肝油のことなど、昔の給食の話をしました。みんな明るく、かわいい子どもたちでした。

高齢者の参加者は40名ほど
昭和20年代は、まだまだ食料難で、給食は成長時期の子どもたちの大切な栄養補給源でもありました。今は、食事を作らない親もいるので、時代は変わっても、給食が栄養補給源であることに変わりはないそうです。
★今週と来週はびっしり予定が入っていて、それをクリアーしつつ、かなりがんばってパソコンに向かっています。映画も観たいし、うーん、それよりか眠たい。朝4時半起きでしたので、とりあえず、今日はもう寝ます(22時30分)。→といいつつ、そのあと、お茶漬けを食べたので、すぐに寝てはと1時半までテレビを見ていました。

11月19日(月)「うれしいな感想」
★2泊2日で帰宅していた次女が(3日目の今朝は、うんと早く家を出ました)、研究室の庭で収穫したといって、むかごを持ってきてくれました。にんにくバターで炒めて食べたのがいちばんおいしかったというので、試してみました。

もちろん、むかごごはんも炊きました
むちっとした食感は、芋というより、豆のようです。にんにくとオリーブ油で炒めて塩コショウで味付け、蒸し焼きにしたむかごはワインと合います。またこれを炊き上がったごはんに混ぜてもおいしいと思いました。
★「引退犬命の物語」の感想が、続々届いています。みなさん、うんとほめてくださっています。お祝いの気持ちだとうれしく拝見しています。 「引退犬命の物語」は、引退犬の老後も、それを支えている日本サービスドッグ協会も、ボランティアさんも、そしてこの本を読んでくれる子どもたちも応援したいと欲張った気持ちで書いたので、押し付けがましい部分も多々あるかと思います。でも、引退犬へのいろいろな疑問が、この物語を読めばすべてわかるようになっています。

5〜6年も前に、「盲導犬不合格物語」でお世話になった日本ライトハウスの元所長さんから電話がかかってきました。「日本ライトハウスでは、盲導犬を育成することでいっぱいで、なかなか育てた犬の老後まで気遣うことはできないのが現状です。本に出てくる犬たちのほとんどが、ご自分が育てた盲導犬たちで、その最後をしっかり見守られたことに、改めて感動しました。盲導犬の老後をとりあげてくれて、ありがたいです」という内容でした。


11月18日(日)「冬近し」
★見事なざくろです。きっと、外国産でしょう。一粒口に。ぷちっと甘さがはじけたと思ったとたん、もう種です。ぷちっ、種……。ぷちっ、種……。いっぺんに幾粒も放りこんでも、やはり、ぷちっ、種です。手のひらにのった雪のように、はかない味です。

まるで宝石箱
★「おしゃべりな毛糸玉」の増刷がありました。でも書店をいくつかのぞいてみたのですが、ここにも並んでいません。梅田の紀伊国屋には、中央感想画コンクールの指定図書の本をいっせいに並べたコーナーがあるときいていたのですが、ここでも展示期間が終わったようで、見当たりませんでした。そのかわり、「引退犬命の物語」(命あるかぎり輝き続けた盲導犬たち)が並んでいました。

バルダ・グレッグ・ユキ・マキシイ……の物語
★次女に手伝ってもらって、ホットカーペットを敷きました。何よりも、猫たちがホットしています。冬近しですねえ。

11月17日(土)「おしゃべりの花が咲いたよ」
★大阪府茨木市で「児童文芸のつどい2007」がありました。朝起きるといいお天気でした。室内での行事とはいえ、雨ではお出かけにくいだろうと案じていたので、ほっとしました。大分や鹿児島、群馬、名古屋、東京、鳥取、埼玉など遠方からも来てくださってありがとうございました。

楽屋係のわたしは、控え室でばたばたしながらも、スピーカーから流れてくる声に耳を傾けていました。自作を読み語る竹内もと代さんの声は、心にしみ込んでくるようなでした。石神誠さんのユーモアたっぷりの紙芝居の声は元気にあふれています。畑中弘子さんの感情をこめた話しぶりは、感動を呼びました。それぞれ、らしくって、とてもいい感じでした。会場ではスクリーンに、CDに取り込んだ絵が大型画面映し出されているはずです。このCDは石神さんの力作で、絵本の字を消した上、動画風にアレンジしてあったりして、お話がいっそう盛り上がっていたことと思います。

控え室に戻ってきてほっ♪
左から畑中さん・石神さん・竹内さんさん

二部は、石崎洋司さん・香月日輪さん・令状ヒロ子さん・そして実行委員でもありコーディネーター役でもある越水利江子さんたち4人ののシンポジュームでした。今、子どもたちの間で大人気のエンターテイメント作家さんたちは、そのお人柄そのものが、まさにエンターテイメントの世界でした。子どもの頃のことや、「黒魔女さん」や「妖怪」、「若おかみ」、「こまじょちゃん」の生まれた背景をおもしろく聞くことができました。シンポが終わったあと、狭いロビーにあふれるほどサイン会の長い列ができていました。
★6時から打ち上げがありました。講師のみなさんと出版社さん、遠くから来て頂いた方々や協会の作家さん、実行委員41名で、こじんまりしたレストランは、めいっぱいの満席でした。こういう機会でないとお目にかかることのない方々とおしゃべりの花が咲き、いい出会いがたくさんありました。「作家は黙ってペンを執る」。いえいえ、今の時代、作家さんはとてもおしゃべりで、楽しい方ばかりです。あ、もしかしたら、エンタメ作家さんたちはと、限定した方がいいかもしれません。書くことは孤独ですが、こういう機会に仲間を身近に感じることができることは心強いことです。

ほとんどの人が、二次会に流れていきました。元気ですねえ。わたしは、家へ直行しました。「お帰り」と迎えてくれたのは次女。明日ではなく、今日だったんだ。ここでもおしゃべりの花が咲きました。

実行委員のみなさま、お疲れさまでした。またいっしょに何かしたいねっ♪

11月16日(金)「ヒットカウント→150000」
★「スペシャル・ガール」の最終校正(3校)をしました。2校でかなり変更・訂正が多かったのですが、しっかり直っていて、ほっとしました。でも、見せてもらってよかったです。新たに気になった個所がいくつかあり、メールで訂正しました。
★障害者教育に力を注いでこられた山本好隆先生がご本を出されました。思いのこめられた熱くて、ずっしり厚い一冊です。

帯に、障害児教育のバイブルと書かれていますが
まさに! 1971年からの記録です
山本先生の熱意と深い愛情がぎっしり詰まっています
★新刊「盲導犬命の物語」が出ましたので、ヒットのプレゼントを、カウント155555→150000に繰り上げます。その次に155555も。

11月15日(木)「スペシャル・ガール」
★「アフリカ」のタイトルが決定しました。「スペシャル・ガール」です。リベリアの少女と日本の看護師の物語です。表紙のアップは12月1日まで待たなければなりませんが、とてもいい感じに仕上がっています。内戦で傷ついたリベリアの少女の未来を応援できたらいいなという思いで書いたのですが、この少女のけなげで前向きな生き方は、平和があたりまえになっている日本に生まれ、育っている子どもたちの心を、きっと揺さぶることと思います。そうあってほしいと願っています。12月中旬発売です。
★「あ、とんぼの昼寝!」。ランチに行ったお店の棚に、焼酎「とんぼの昼寝」を見つけたときに、旧友にあったようなうれしさを感じました。いつか、友人がプレゼントしてくれたことがあったのです。

中央がそうです
★出版社から返ってきた引退犬の写真に手紙を添えて、それぞれ宛送りました。ほっとしました。契約書や確認書、出欠はがきなどを出しにいくと、中央郵便局の郵便物コーナーには長い列が出来ていました。係りが1人しかいない上、その係りの人が、海外に荷物を出す人にかかりっきりで、手引書をみながら質問に答えていたからです。しばらく並んでいたのですが、しびれをきらしてしまいました。年賀状を売っている特設コーナーには3人も配置されているのですが、だれもお客はいません。その人が駆けつければいいように思うのですが、動けないようです。臨機応変に対処ができないのも民政化の1部なのでしょうか。なんちゃって。

11月14日(水)「凛九郎A」
★日本児童文芸家協会のホームページが生まれ変わりました。協会の暖かい雰囲気がじっくり伝わってきます。検索もしやすくなっています。ぜひ、お訪ねください。
★11月8日の毎日新聞の全面広告です(画面をクリックすると拡大します)。

うめばあちゃん、はれがましいね
★忙中閑……とはとてもいえない状態なのですが、近所のお年寄りを含めて4人で、「3丁目の夕日」を観に行きました。よその家庭の心配事にも首をつっこみ町ぐるみで助け合っていたよき時代……。個人情報の漏洩がどうのと戦々恐々としているうちに、人と人の間に高い塀を作ってしまったようです。
★吉橋通夫先生の新刊「凛九郎 A父の秘密」(講談社YA!)が届きました。
深夜、夢中で読みました。今朝は4時起きでしたが、おもしろくって、睡魔、襲ってきませんでした。登場人物が魅力的で、実像としてイメージが沸いてきます。変わり行く時代を五感で感じることが出来ます。続き、すぐにでも読みたいです。それにしても、先生、この時代(江戸幕末)に生きていたのですか?

11月13日(火)「身の程知らず」
★買い物帰り、ご近所さんとすれ違いました。わたしの買い物袋からのぞいているセロリを見て、「ポン酢にさっと漬けておくと、シャキッと感が、けっこうおいしいよ」と、教えてくれました。ものは試し。さっそくチャレンジしてみました。

漬けすぎない方がおいしい……かな
時間が経つと、しなっとしてしまいます。大根・にんじん・きゅうりなども試してみます。きっといけると思います。お肉料理には、ばっちり。葉っぱはちりめんじゃこと炒めました。
★一日、ばたばたしていました。あちこちに連絡することが多くて、メールを打ったり、出かけて行ったり(いっしょにランチに行ったひいばあちゃんを車に乗せたまま、茶山台・竹城台・城山台とまわりました)、電話をかけたり……。この電話が曲者で、一軒かけると、次につながっていって、また電話……。お留守で未解決のままのケースもあり、まだするべきことが消化しきれていません。お借りした引退犬の写真も、お礼状をつけてあちこちにお返ししなければならないし、今週中にしてしまわないといけないことがわんさとあるのですが、なかなかはかどりません。それに久々に腰痛。そんな中にもかかわらず、講演のお話をいただいて、迷わず受けてしまいました。ご紹介者とのご縁もさることながら、その週はその日だけが空いていて、まるで、講演のために空けてあったように思えたからです。身の程知らずかも……。

11月12日(月)「寒がり屋のうめばあさんに暖かい帯♪」
★文研出版さんから、指定図書の帯に衣替えした「おしゃべりな毛糸玉」が届きました。

子どもたちだけではなく、高齢者へのクリスマスプレゼントにも
よろこんでもらえると思います
ぜひ、よろしくお願いいたします

★「アフリカ」(仮題)のカバーデザインが出来上がってきました。タイトルを含めて、めちゃいい感じです。早く、みなさんに見てもらいたいです。3校がまだですが、今週中に終わります。12月10日ごろに見本本が出来上がってくるそうです。
★信州の師からりんごが届きました。箱を開けると、みずみずしい香はしました。自らもいでくださったとか。皮のまま食べるとおいしいそうです。

11月11日(日)「ふれあい祭り」
★朝、「アフリカ」の最終校正を宅配便で送って、南支所に向かいました。開場30分前、すでに周辺では、人の流れが続いていました。

南支所の前の西原公園には各校区のテナントが
  
読み語り班「あいらぶゆかい」もがんばりました
   
 パピーちゃんも応援に       募金箱を置いてくださる方々が次々と

 古川区長さんも、はっぴ姿でかけつけてくださいました
2度目のときは、木原市長さんを案内してきてくださいました
3度目は、閉会後、カンパのために
  ありがたいです    
  
子どもたちのやさしい手・手
「とても3階までは人が上がってこないと思いますよ。抽選ではなく、先着70名さまにされてはどうですか?」。汐文社さんのご協力で、子どもたちに70冊もの本をプレゼントするに当たり、役所の方にそういわれたのですが、なんと、なんと、スタッフの概算では、大人と子ども併せて、延べ500人以上来てくれたということでした。「このコーナーだけに来ました」という方もいらっしゃって、犬の力は偉大です。

若手の市会議員
さんも熱心に話をきいてくれました。彼は選挙で当選したあと、光明駅でお礼の挨拶と、がんばりますコールをしていた方で、印象に残っていました。

引退犬たちが取り持ってくれたたくさんのいい出会いに感謝いたします。このブースを出すにあたって、声をかけてくださったスマイルセンターの西上代表、樹下理事、ありがとうございました。今後とも、引退犬をご支援している日本サービスドッグ協会を応援してくださいますように、よろしくお願いいたします。

11月10日(土)「明日の予告」
★あした開催される「南区ふれあい祭り」のためのパネルや資料などなどを運び込みました。引退犬のブースは、南支所の3階です。この機会に、支所の建物内の見学もかねて、ぜひのぞいてみてください。開催時間は10時〜3時です。

「日本サービスドッグ協会」のボランティアさんのご協力により、引退犬や不合格犬(キャリアチェンジ犬)が来てくれます

写真だけでもかわいいのですが、本物はもっと♪
「あいらぶゆかい」のスタッフによる読み語りもあります。11月中旬発売の「引退犬命の物語」から、一足先に読んでもらいます。

抽選コーナーもあります。汐文社さんのご好意により、70名の子どもたちに、くじびきで、「アイディア料理は風太におまかせ」「ひいばあちゃんはごきげんぼくはふきげん」をプレゼントします。

募金箱を置いてくださるお店など募集中です
学研さんに、こんなチラシを作っていただきました。感謝です。

11月9日(金)「季節料理」
割烹料亭つる井の名物「ふろふきカブラ」の季節になりました。大切な友人とシネマート心斎橋で映画を観ての帰り、ランチに寄りました。
       

これにご飯・汁・香の物・和菓子がついて、なんと1575円♪ 
カブラが皮までいただけるほど柔らかなのは
出始めたばかりの今ならではとのことです。
秘伝のおみそとの相性は抜群。
友人がビールを注文して、出版のお祝いをしてくれました。おしゃべりも楽し♪

「つる井」の三代目になる若ご主人は、結婚されたばかりです。「おめでとうございます」と一言お祝いを申し上げたところ、ごはんが終わった頃、結婚式のアルバムを席まで持ってきてくださいました。「一目ぼれです」といわれるだけあって、かわいいお嫁さんで、お似合いのカップルです。尚、12日(月)まで、西天満ビルの中にある西美術展で、「つる井所蔵品展」を開催しているそうで、おかみさんはそちらに詰めていらっしゃるそうです。
★セロリを買って帰宅途中、友人とすれ違いました。「セロリ、ポン酢に漬けるとおいしいよ」「漬けるだけ?」「そう、ぽんぽんと切って、ポン酢をかけて浸しておくだけ」。1時間もすれば食べられるというので、試してみました。もともとセロリ好きな孫は、「もっと、もっと」と止まらないようでした。今晩は、いなりずし(ちりめんじゃこ・ごま)と、ホイコーロ。胃の調子の悪い夫には、おじやを。

お手軽ホイコーロの作り方―かたまりの三枚肉を手切りにして、にんにく醤油につけておいたものを、片栗粉をまぶしかりかりに揚げる。ざく切りのキャベツをさっと炒め、塩コショウ・かき油・醤油で味付けする。そこに揚げた肉をからませる。家中が香ばしいいい匂いで満々、食欲がわく一品です。
★今、夜中の2時をまわりました。これから11日のイベント用のパネルを作ります。泥縄もいいところです。

11月8日(木)「創作実践」
★10時に、「アフリカ」(仮題)のモデルの看護師さんと難波で待ち合わせをして、ゲラ校正をしました。午後から、パンジョの童話教室でしたので、とても今日中に、ゲラを出版社に戻すことはできませんでした。明日送っても土・日が入るので、月曜日着になります。出版社送ってくださったゲラが、何かの手違いで相手方にうまく届かなかったようで、そのことが残念です。
★合評する作品が1作も出ていませんでした。パンジョの教室は、順番制ではなく自由提出にしているので、そういうことがあってもしかたがないことです。合評が一番力がつくのですが、やむをえません。今日の前半は、創作実践をしました。短編の「起」に当たる部分を配り、その続きを書いてもらうという試みですが、発想は10人10色、それぞれのイメージした物語が出来上がると思います。あらすじができれば、配った「起」の部分を消去し、新たに自分の物語に合った「起」を書き足すという試みです。80歳の生徒さんが、プリントした「起」を受けて、ご自分が少女の頃のことを思い出して、「涙が出てきたわ」とおっしゃっていました。その思い出話を聞いて、わたしも自分の幼かった頃を思い出しました。あの頃、夕方は不思議な時間でした。

   ♪ あの町 この町 日が暮れた 日が暮れた
     今来た この道 帰えりゃんせ 帰えりゃんせ

ほんとうに家に帰れなくなるような、そんな気がして、あわてて家に帰ったものです。
   
★沢口靖子さんのお母さんから、東宝のカレンダーが届きました。1月は毎年大御所の靖子さんなのですが、すぐに破らなければならないのが惜しいです。12月は3回にわたり、土曜日にNHKのドラマに出演されるそうで、来年は、松竹座での舞台公演もあるそうで、楽しみです。

11月7日(水)「中旬に発売です」
もみの木で、体をほぐしてもらいました。自分では快調だと思っていたのですが、施術してもらって、体中がぱんぱんに凝っているのがわかりました。これをこのまま放っておいたら、きっと寝込むことになっていたかもしれません。月に1回ここに来ることで、わたしは、かろうじて丸太橋から転げ落ちないでいるのかもしれません。「だっこ」「だっこ」の毎日ですが、持病の腰痛が起こらないのも、ここに来ているおかげなのかもしれません。
★いよいよ「引退犬命の物語」の見本本が届きました。副題は、「命あるかぎり輝き続けた盲導犬たち」です。画面が大きいのは、これより小さくすると、副題と写真がつぶれてすまうので、失礼します。

左から、物語の主人公マキシィ・ユキ・グレッグ・バルダ
巻末には14頭の引退犬の写真も掲載されています
かれらの純真な顔をみているだけで、心がいやされてきます


盲導犬の役目を終えた引退犬たちは、死を目前にしてからも、人間に勇気と希望を与え続けてくれました。この本は、それらの引退犬と引き取って面倒をみてくた人たちの感動の物語です。子どもたちが、命の大切さに気がついてくれますようにという願いを込めて書きました。引退犬ともども、よろしくお願いいたします。
★古典の原稿、出版社から要望があった部分について手直しをしました。あしたの講座の資料を作りました。「アフリカ」の最終校正について、出版社、取材先と連絡を取り合いました。図書館にいったところ、活躍している地元の作家さんの本という臨時のコーナーが出来ていて、わたしの本が並んでいました。というか、貸し出しされていて、少し残っていました。

11月6日(火)「風邪予防の妙薬」
★「ばあば、かきが、ちいちゃくなってる」と孫にいわれて気がつきました。孫の握りこぶしよりも小さくなった干し柿は、中はとろとろ。まさにとろけるような甘さでした。

ほんとうに、渋柿さんだったの?
お正月を待てずに、みんな家族のおなかの中に
★「おふろあがりにでも着てくださいって母が」と届けてくださった手編みのベスト。とても手のこんだ編み方です。お目にかかったことがないお母さんが、わたしに似合うかなと思いつつ、編み針を動かしてくださったことを思うと(きっと、きっとおじょうさんのことも思ってでしょう)、羽織る前に心があたたまりました。ありがとうございます。

靴下もありがとうございました
次女からの誕生プレゼントのヒーターも、今日、届きました。「風邪を引かないで創作がんばってね」というメッセージと共に。はいっ。今年の冬、風邪をひいたらバチが当たります。

それにしても、わが家の猫どもは新しい物好きです

11月5日(月)「焼きソバと格闘?」
★今週の日曜日に、堺市の南区あげての「ふれあい祭り」が行われるのですが、当日市役所内で区民バザールがあり、「引退犬支援と読み語り」のブースを持つことになっています。「引退犬」の配布資料やパネルは、「日本サービスドッグ協会」のボランティアさんにお願いしてあります。わたしは、読み語りのグループ「あいらぶゆかい」の紹介を、パネルとチラシにまとめることになっています。近日刊行予定の「盲導犬命の物語」のチラシを、学研さんが作ってくれました。間もなく見本本といっしょに届くことになっています。当日は、本の販売はできないので、それを配ります。
★朝、テレビの子ども番組で、焼きソバができるまでのアニメをしていました。「あたちも、ちゅくりたい」と孫のリクエストがあり、日曜日の昼食の定番になっている焼きソバを、晩ごはんメニューに加えることになりました。「あたちが、まじぇる」、「ばあばは、みるだけ!」とホットプレートを前に大張り切りの孫。奮闘した末、出来上がった焼きそばは、べちゃべちゃ。というのも、混ぜやすいようにおそばにお湯をかけたからです。「あじみ、ちゅるね」といいつつ、本格的に食べ始めました。自分が作ったんですもの、おいしかったのでしょう。さばの味噌煮込みと、きんぴら、キャベツと大根・みょうが・きゅうりの即席漬け風サラダなどには、目もくれませんでした。
★中学年に190枚は長すぎるという某社の編集長のアドバイスがありました。本になるかどうかはわかりませんが、書き直しをしています。
   

11月4日(日)「茨木の日」
★茨木市で開催される「日本児童文芸家協会2007つどい」の実行委員会がありました。いよいよ11日です。いい時間を過ごしていただけるように準備万端……整いました。会場は、阪急茨木市駅西へ徒歩5分、JR茨木駅東へ徒歩10分です。2時開演(受付は1時半)です。ご参加くださるみなさま、当日は、お気をつけてお越しくださいますように。

実行委員会のあとの飲み会は、情報交換の楽しい時間です。梅田の紀伊国屋に、この冬の感想画コンクールの指定図書になった『おしゃべりな毛糸玉』が並んでいることを聞きました。たぶん、全国の大型書店にも並んでいることと思います。(本屋さんの中は暖かだと思います。がんばってね、寒がり屋のうめばあちゃん)。『おしゃべりな毛糸玉』をゴッドさんが、「講演」や「読み語り」のためにCDにしてくれました。これがまだ素敵なのです♪

★実行委員会の前に、第七劇場で、『水になった村』を見ました。『自虐の詩』を観にいったとき、ロビーで映画のチラシをあれこれ見ていたら、日本語ぺらぺらの外国人に声をかけられ、「いい映画なので、機会があればぜひ観てください」と、この映画をすすめられました。その外人男性は、我孫子に住んでいるそうですが、日本映画に大変詳しくて、感覚も日本人そのものでした。

それならぜひと、映画を観るために9時に家を出たのですが、「ばあばは、いつもおでかけばっかり。あたちとあちょんでよ」と駅まで送ってくれた孫にいわれました。「かえりに、おみやげかってきてね」には、応えなくてはなりません。茨木駅について、すぐに本屋によって、シール好きの彼女に、アニメのシール本を買いました。帰宅したら10時半をまわっていたのですが、なんとまあ、まだパジャマでうろうろしていました。シール本を抱いて、安心して眠りました。
   

11月3日(土)「おつり」
★「アフリカ」(仮題)の再校正が届きました。写真が入ったので、いい感じになりました。取材先にも同じゲラが届いているはずですので、お互いに最終チェックをして、付き合わせることになっています。次の作品にかかったものの、なんだかだと雑務に追われています。「なるほど」と思うことも、「たいへだあ」とあわてることもあります。
★子どもって、遊びを思いつく名人ですね。
     
    ねんどでつけ爪をしてくれました      えびせんべいパズル

拡声器つきのごむまりのように、眠りにつく瞬間まで、しゃべって、歌って、はねている孫のお相手は、たいへんです。でも、おつりはじゅうぶんもらっています。                   
   

11月2日(金)「ああ、ルヴァン・ルビュールさん……」
★「引退犬の募金箱」を置いてくれるとお返事をいただいたお店に、日本サービスドッグ協会の理事さんといっしょにランチに行きました。大きなチェーン店なので、店長さんとはいえ「一存では……」ということで、レジの横に置くにあたって会議にかけてくださっていました。快諾していただいてありがたいことです。

ランチをとりながら、11日の堺市南区ふれあい祭りの打ち合わせをしました。わたしたちのブースは、ひとことでいえば、「読み語りによる引退犬の支援コーナー」で、時間を決めて、「あいらぶゆかい」のメンバーが、わたしの新刊「引退犬命の物語」を抜粋して、読み語りをしてくれることになっています。この部分は、まだ本が出来上がっていないので、打ち合わせはできていません。今日は、引退犬を連れてきてもらうに当たっての打ち合わせをしました。当日は、引退犬や不合格犬たちのやさしさが、きっと人々をいやしてくれると思います。南支所の3階です。ぜひ、のぞいてみてください。
★夫が昨日のパーティでお土産にいただいてきた「マーブルデニッシュ」です。

パンでもなく、ケーキでもない……。しっとりしていて、何切れでも口の中で消えていきます。

パンといえば、地域のパン屋さんとしてわたしたちの憩いの場でもあったルヴァン・ルヴュールさんが、今月いっぱいで閉店というショックなニュースが届きました。えっ、なぜ……? 立ち退き問題なら、署名を集めます。売り上げが足りないのなら、朝・昼・晩とパンにしてでもみんなで応援します。でも、閉店の理由は、わたしたちがどうすることもできない事情によるもののようで、オーナーご夫妻のお気持ちを思うと、なぐさめる言葉も見つかりません。保育園のお迎えの帰りに立ち寄ったのですが、店内は人でざわざわしていて、パンはすでに売り切れていました。

11月1日(木)「たしかに」
★「ばあば、きれいにちてくれて、ありがとう」。朝、保育園に出かける孫にこういわれて、驚きました。わたしが溝の落ち葉を掻き出して、ごみの日に出すのは当たり前になっていて、家族のだれからもお礼などいわれたことはありません。「き・れ・い・に・ち・れ・く・れ・て、あ・り・が・と・う」ということばが輝きながら、雨空に散っていきました。黄色いレインコートの後ろ姿が、天使に見えました。その孫が、今、はまっていることは、まりつきと、切り紙と、お絵かきです。

たしかに、うさぎです
ゆでたまごの殻ですが、うまくむけないときが、多々あります。うまくむく秘訣として、@卵に軽くひびを入れてからゆでる。A軽い沸騰状態でゆでる。B ゆで上がったらすぐに冷ます。C 丸い方からむく。などあげられていますが、今日、もう一つ判明したことがあります。前から、そうではないかなあと思っていたことが立証できました。

右はつるりん、左のたまごは、ぼろぼろ
今日、ゆでた10個のたまごのうち2個は、前から冷蔵後に入っていたもの、8個が今日生協で買ったばかりのものでした。そのうちの2個がつるりん派で、8個がぼろぼろ派でした。たぶん、つるりんとむけたのは、買い置きしていたたまごだと思います。新鮮な卵はむきにくく、産卵されてから日数のたっているたまごはむきやすい。これ、たしかです。

沢田俊子著作紹介


本の内容は、
画像をクリック
してください。


インターネットで本を注文してくださる方は、ここを♪


本をクリックすると、
あらすじが読めます


引退犬命の物語
小山るみこ
学研



おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
創作物語
汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社




アンソロジー
雑誌・新聞

詳しくは
青字をクリック
してください