2009 2008 2007 
2006  2005  2004  2003
2010年(平成22年)

とんぼの足あと


がらくた宝箱


ええがな映画 5/29


とんぼ童話教室
ちょっとのぞき見
 5/27






★277777をヒットされた方には
プレゼント


プロフィール
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


メールはこちら


リンク
日本児童文芸家協会
日本サービスドッグ協会
日本ライトハウス行動訓練所
ハッピーハウス
木下サーカス
野忽那小学校


ようこそ吉村家へ
童話の輪
うさこのひきだし
風雲童話城
歩く鳥さん
チハルのホームページ
ピッポ・ポおはなし村
Stargazer
おきろん通信
どじょう日記
River Angel’s Site
らんかみち
本ってほんとうに楽しいよね
深山ワールド
潮の風
ななつの部屋
たからしげるのブログ
すみれ洋裁クラブ
童話のはなし
@Rinの部屋
みちこの窓 
よしいたかこの手作り絵本
おはじきの時間
うらぴょん通信
高岸弘のブログ
幸せの小ブタの日記


 もみの木
スマイルセンター
サザンVネット
農業生産法人「然菜」
泉北ホスピスを進める会ウイル
CANDY MONSTER
Atelier Scarlet
mumu−World
Poco Poco Club
          (順不同)
5月31日(月)「居ながらにして……」
★今年も、友人が小梅をどっさり届けてくれていました。どうやら、昨日……。まったく気がつきませんでした。

無農薬がうれしいです


ゆすら梅も♪
★午後から京都に。光明池駅までの道は草がぼうぼう。


ウイーンという
草刈機の音がしていたのですが


あちこちに小山ができていました

5月30日(日)「なんとまあ立派な立て看板……」
★……映画会と講演会をいっしょうけんめいしてくださろうというライフガーデンさかいホールさんの気持ちが伝わってきました。ありがたいことです。看板を通りすがりに見て、「ふと寄りましたした」という方がいらっしゃいました。100名以上もこられたのは、映画効果だと思います。

映画「さよなら、クロ」は、松本市の高校で飼われていた迷い犬のノンフィクションの映画化です。わたしも自分の体験としてお話したのですが、わたしの通うっていた小学校にも、小使いさんと呼ばれていたおじさんが住んでいて、犬を飼っていました。児童が拾ってきた犬だと思います。始業や終業は、おじさんは、鉦を叩いて知らせることを始め、校舎の管理やメイテナンスなどすべてを任されていたのですが、おじさんのいる空間は小学生にとって、わくわくするような空間でした。映画も同じような設定でした。

たった一匹学校に犬がいるということで、人間関係が育まれ、つながって、広がっていく心ことを感じました。すばらしいのは、犬自身はなにも意識していないところです。

映画の前に30分しかお話する時間がないので、駆け足でしたが、わたしが取材した犬たちのすばらしさに触れ、命の大切さを伝える機会があったことは、ありがたいことです。引退犬の募金箱についても、「募金箱も設置させていただいて、このライフガーデンがより一層公共性のある場所になったと思います」と反対によろこんでいただきました。

せっかくの大型スクリーンが設置されていたので、創作仲間の石神誠さんが作ってくれたスライドを使って、『おしゃべりな毛糸玉』の絵本を読みました。小泉るみこさんのの絵が、物語の進行と共に動くという石神さんの力作です。この物語は、残り毛糸をつないだつなぎ目から生まれた物語で、おばあさんの心の内とともに、物にも命があることを伝える物語だということで選びました。わたしは絵本を読むだけで、操作はさかいガーデンの山本さんがしてくれました。


「いろいろな出会いがあって、楽しいです♪」と、さかいガーデンの女性スタッフがおっしゃっていました。これからも地域の活性化のためにさまざまなイベントをしていく企画があるそうです。ライフガーデンさかいホールのホームページはまだアクセスだけで、急いで作成中だそうです。イベントは休日が多いようなので(しかも無料・ティールームの開放))、ご家族で散策がてら、訪ねてみられるのもいいかと思います。わたし自身も、今回のイベントで、いろいろな出会いがありました。

★母は、3日間の仮退院で帰宅していたのですが、トイレもお風呂もひとりで行けるので、「このまま家にいてもいいのよ」と何回も話したのですが、いったん病院に戻って先生の正式の許可を得てから退院したいといって、夕飯を食べた後、病院に戻りました。

病院では、「お帰りなさい」とみんなに出迎えられて、母はごきげんだったそうです。「病院依存症」という症状があるとしたら、母はまさにそれです。住み慣れた家よりも病院の方が、母にとって安心できる場所のようだとしたら、ちょっとさみしです。

結果的には4日間家にいたのですが、最後の1日分の薬が足りないことが、母の不安の素で、夫が病院までもらいに行きました。病院が正式に退院許可を出してくれるのは1週間後ということです。


★所用のため、日記は水曜日までお休みします。
5月29日(土)「地元の保育園の理事会でした」
★事業報告と決算報告、そして、現在進行中の園舎改築の状況について報告がありました。改築といっても、すべてを耐震建築に建て替えることになっていて、園児を保育しつつ、ご近所に気を使いつつなので、なかなかたいへんそうです。でも、請け負っている建築会社が良心的でしっかりしているようで、園長先生のお話を伺っていても、たいへん気持ちがいいです。

コーヒーゼリーごちそうさま♪
ほっと一息つかせていただきました

★飛ぶ鳥を落とす勢いの売れっ子作家さんのサイトに、「作家は書いてなんぼですから」と書かれていました。うん、確かにそうですよね……。おっせっかいおばさんのわたしは、書く以外のことに手を広げすぎているかもしれません。と思いつつ、今日も人さまのためにいろいろ走り回りました。

ため息をついているよりもと、気分転換のため、最終映画を観に行きました。そして、こともあろうに、帰りの車の中で泣いてしまいました。それは映画を観たことがきっかけで、抱えている私的な問題が一気に押し寄せてきて、わたしを大きく揺さぶってしまったのです。

そっと玄関ドアをあけるとテルがすりよってきて、平常心に戻りました。泣いてすっとしました。わたしの人生、いろいろあって、なんぼなのかな。
5月28日(金)「野寺夕子さんのことが……」
★「同朋」という月刊誌の6月号に掲載されています。 「同朋」は、サブタイトルが「親鸞に出会う」と書かれていることでもわかるように、真言大谷派宗務所から出ている冊子です。

インタビュー「つながりを生きる」
普段着の死と生
野寺夕子さん


インタビューは、なんとまあ、10ページにも渡っています

「遺影撮ります」と
新聞紙上で公募するまでのいきさつや
たくさんの出会いとエピソード
その後のフォロー……
……野寺さんのお人柄が伝わってきます。野寺さんはご自分のことをフォトライターと自己紹介されています。なるほど……。いつもくださるお手紙は、文字に書かれていない思いまで伝わってきます。野寺さんがクローズアップされたおかげで、「今月の3冊」のコーナーで、『七頭の盲導犬と歩んできた道』が紹介されています。

5月27日(木)「パンジョ教室の前に……」
★1時間半ほど、ある企画の打ち合わせをしました。そのあと、夕飯の食材を先に買いました。涼しいので、氷を入れておけば肉も魚も安心な感じです。それにしても、この肌寒さ。異常気象なのでしょうか……。お日さまが出ないので、今日も空はどんより……。教室のことは、「ちょっと覗き見」で。

教室の窓から

★おかげさまで、母が退院してきました。わたしが帰宅するとベッドに座って、いきいきとした表情で、引き出しの整理をしていました。お土産のまい泉のカツサンドに新茶でひとまず遅いおやつ。その間に、夕飯の用意をしました。

「やっぱり家は落ち着く」そうです。母の部屋に明かりがついて、わたしもほっとしました。トイレまで手すりがついていないので、イスをならべました。「ステッキをつくから、だいじょうぶ」というのですが、その過信がこわいのです。お盆に並べて部屋に運んだ夕飯を見て、「まあ、ごちそう。こんなにしてくれなくてもいいのに」と目を輝かせました。2か月も病院にいたおかげで、あたりまえだったごはんが、ごちそうにみえたのでしょう。

★来る30日、三国ヶ丘のライフガーデンさかいホールで、「さよなら、クロ 世界一幸せな犬の物語」という映画が上映されます。その前説のような感じで、30分ほどおしゃべりをします。

席に限りがあるので、電話で予約がいるようです

ライフガーデンさかいホールは、明るくておしゃれな建物です。本業は葬儀社なのでお別れ会はもちろんですが、コンサートや会議などにホールや部屋を使うことができます。社長の、生きている人々のためにお役に立つように社会貢献したいという考えもあって、このホールがオープンされました。

先週はここで野菜の朝市がありました。大雨にもかかわらず150名もの方で大盛況だったそうです。今回の映画会に続いて次回のイベントは、先方からの要望があり、「命のメッセージ展」を行う予定だそうです。引退犬の募金箱も置いてくださることになりました。

喫茶コーナーはいつも無料で、地域の方々が立ち寄れるようになっています。

ティールームは、ホワイト一色です
スタッフも明るくさわやかです
5月26日(水)「1年ぶりに献血をしました」
★春先からそろそろと思っていたのですが、献血車が停まっていても時間がなかったり、疲れていたりで、なかなかタイミングがあいませんでした。今日はばっちり。すませてほっとしました。採血をしてもらいながら聞いた話によると、阪急ターミナルビルの25階にある血液ルームは見晴らしもよく、喫茶が充実していてクッキーも出るとかで、土・日は、献血を待っている人の列ができるそうです。ちなみに産経教室は、このビルの7階にあります。阪急電車の真上です。

教室の窓から見た今日の空模様はこんなでした
五月晴れという季語は使えない……

★産経教室は、黒一点のナイト氏が毎回おやつを差し入れしてくれるので、「それじゃ、わたしも」、「わたしも」と休憩時間が盛り上がっています♪ 前回、休んでいた生徒さんが後日取りに来る資料の中にも入れておいてくれたようで、「お菓子まで入れておいていただいて、子どもみたいに喜んでおりました。嬉しかったです」というメールが届きました。

いっしょに同じものをいただくと
更に仲間意識がアップします
5月25日(火)「今、破竹をゆでているから……」
★「……出かけないで家にいてね」と、朝一番に、友人から電話がかかってきました。そして30分後に届いたのが、炊きたての豆ご飯などなど。いつもながら出勤前の彼女の早業です。

豆ご飯、母のおやつにも♪
「じょうずに炊けている。おいしい」
って、よろこんでいました
ごちそうさま

次女が送ってくれた乾燥桜島大根

ゆっくり戻して油揚げと炊きました
千切り大根とは、また違って
ふくよかな歯ごたえが
なかなかです

★今日は、ノアくんがアメリカに帰国する日です。関空ならバスで1本。見送りに行くつもりでいたのですが、今日中にクリアーしなければならない仕事が積んでいて、行けませんでした。

少年たちを描いた吉橋先生の「なまくら」(野間文学賞受賞作品)をおとといゲットして、サインもしてもらっていたのですが、渡すことができなかって残念です。いつか、きっとね。

京都で生まれ、京都で育ったノアくんの
新しいスタートにぴったりの本かな♪

★某企業に提出する企画書、東京の理事に相談しつつ、完成しました。いい企画なので実現できればと思いますが、まずは企画書を見てもらって、それから……。実現することになったときには、ホームページでお知らせいたします。

作品を添削しました。基本的に教室の生徒さんの作品は合評にみで添削はしないことにしているのですが、今月末締め切り、明日の教室は欠席ということで、作品が送られてきました。せっかくのやる気なので応援したくなり、例外としてがんばってみました。あくまでも例外。以後、協会経由以外の添削はしませんのでご了承ください(今月は協会依頼の添削すらすらパスさせてもらいました)。

あれやこれやにかかわりすぎて、本来するべき創作になかなか手をつけられないでいます。ひとつには処理能力が落ちてきたのだと思います。
5月24日(月)「三日ぶりに病院に」
★わたしを見るなり母は、ほっとした顔で、「もう来てくれないのかと思った」といいました。え、え、えっ! 金・土は東京なので、夫と交代することをいってあったのですが、昨日の予定は伝えていませんでした。言い出しにくかったこともあるのですが、悪いことをしてしまいました。わたしを待っているというか、おやつを待っていたようです。「病院の一日は長い?」ときいてみたら、「あっという間」という返事がかえってきました。「あんた、こんどのユリは、たいした匂いはしないね」。カサブランカに比べると、かなり劣りますが、それでも部屋の中にはいい香りが満ちています。

★懇親会で一緒だった仲間や編集さんから次々メールが届いています。「懇親会でたくさんの方に出会えて楽しかった。出席してよかった」という内容ばかりです。ほんと、いい集いでしたね。中心になっていっしょけんめい準備していた総務委員長が喜びます。もちろん、また来年もお会いしましょう♪ すてきなカードも届きました。
旗でできたとんぼ柄♪

メッセージもうれしいです

★「遅くなるから夕飯はいらない」と一泊で出かけていた夫が、とつぜん早く帰ってきて、食卓に座って飲み始めました。炊飯器のスイッチもまだ入れていません。病院の帰りに、おいしいお豆腐を買ってあるだけです。ひとりなら、これだけでいいかと思っていたところです。10分でできたおかずは、冷蔵庫の掃除メニュー。
叩きキュウリとメンマの即席漬け
(ごま油・酢・薄切りのにんにく・唐辛子・しょうゆ)

揚げ豆腐の甘辛煮・かれいの干物
焼きトマトとソーセージの卵とじ
(焼きトマトはけっこういけます)
いかなごの釘煮

物足りないのでしょう
夫は自分で買ってきたシューマイを
チンしていました
5月23日(日)「奈良県の生駒で……」
著書「鶴彬 暁を抱いて」について、吉橋先生のご講演がありました。物語を書くきっかけ、資料集め、創作過程などが詳しく伺えて、とても充実した時間でした。鶴彬についての記録としての難しい文書はあるようなのですが、吉橋先生が物語として興味深く描かれなかったら、29歳で獄死した俳人としての鶴彬の生き様を、わたしは触れる機会がなかったと思います。 「難しいことはやさしく」、「やさしいことを深く」、「深いことを、おもしろく」描く……という創作の極意も心に迫ってきました。

映画「鶴彬 こころの軌跡」のこぼればなしも楽しかったです
会場は満席でしたが、個人的には
もっと広いホールで、もっとたくさんの人に
聴いてほしかったです

鶴彬は、もともと目をつけられていたのですが
捕らえられる直接の原因は、このチラシが
鞄に入っていたからだそうです

当時のチラシのコピー


吉橋先生の文章教室の生徒さんと
後列中央吉橋先生

映画は、2010年6月13日
生駒コミュニティセンター文化ホールで
上映されます

★吉橋先生と九条の会をつないで、講演会・次回の映画会に結びつけた創作仲間の詩子さんのお誕生日を祝って、カンパイしました。

おめでとう、そしておつかれさま

5月22日(土)「今朝は、起きられませんでした」
★旅先での朝は早起きしてホテルを飛び出すのが鉄則……なのですが、今朝はチェックアウトぎりぎりまでぐずぐずしていました。それからでも、午後2時の打ち合わせまでに映画を観ることもできたのですが、気乗りがしませんでした。

東京のささやかな発見です。バス停前に張られていた東京都交通局のポスターです。
「東京を走って集めました」の
キャッチフレーズも
気が利いています

採集されたチョウたち
その一部をアップしてみると


左は「月島」種・右は「新宿」種

★新宿でランチの後、ふと通りかかった英国式リラクレーションに寄る気になったのも、体がけだるかったからです。「肩と首」コースと「足裏マッサージ」コースをセレクトしたのですが、明かりを落とした部屋と静かな音楽、アロマの香り……の中で、肩を押してもらっていると、心身ともにリフレッシュするような気がしたので、「手」コースも追加しました。

手の平にはいろいろのつぼがあるそうですが、15分間手だけに集中して揉み解してもらっていると、体がぽかぽかしてきました。なんともいい気持ちでした。そう伝えると、「ありがとうございます」と静かな一言が返ってきました。お湯で足を温めて、足の裏を押してもらっているうちに、眠ってしまいました。

★ホテルの喫茶店で、ある企画について、4人の理事の方々に検討していただきました。お疲れのところ、ありがとうございました。

★1か月ほど前に、ある表彰式でごいっしょになった画家さんと、「送ってください」「送ります」とお約束していた原稿を、先日尾道から送りました。夜、帰宅してみるとお返事が届いていました。「おもしろいので仕事の合間にらラフを描いてみます」と書かれた絵葉書の絵を、あきずにながめています。この画風の絵がついたら、どんなにうれしいことでしょう。
5月21日(金)「贈呈していただいた本を鞄に入れて……」
★総会に出席のため、東京に向かいました。

それぞれとてもおもしろかったです

後藤みわこさんの
「Hは寝て待て」(講談社YA!文庫)は
「Hはひとのためならず」に続いての第2弾
これもシリーズになったのですね♪
タイトルはなかなか意味深……ですが

高校生諸君、「H」に期待して読み始めると
肩透かしをくらうかもしれませんよ
この「H」は、あの「H」では
ないのです

どの「H」かって?
読んで確認してください


横山充男さんの新刊は
「おたすけ妖怪 ねこまんさ」(文研出版)です

少年の、妹がらみの葛藤が
「ねこじゃら神社」の伝説とうまくからみあって
おもしろい展開になっていきます
いっしょに、どきどきわくわく
(あるかも)と思える
不思議なおはなし

毎日新聞に連載されたものを
大幅に書き直されたそうです

挿絵のよこやまようへいさんは
なんと、ご子息♪
らやましいです


秋本真さんの新刊「怪盗レッド」(角川つばさ文庫)を
ご紹介します
「レッド」もシリーズになったのですね♪

いとこ同士で結成されている怪盗レッドに
ライバルの中学生探偵が挑戦してきます
ただでさえおもしろかった物語が
さらに白熱してきます

あとがきに書かれている暗号
「645YXYG8」とは……?
次巻で明確になるそうです

レッドシリーズ,
目が離せません


★日本児童文芸家協会の総会・授賞式・懇親会が,東京のアルカディア市ヶ谷で開催されました。

今年の総会は例年通りの議事以外に、公益法人から一般社団法人に変わるにあたり、定款定款変更についての承認をとらなければなりません。質疑応答の後、賛否が問われ、全員賛成、委任状を含め全会員数の三分の二以上の賛同を得ることができ、無事可決されました。

6時から富士の間で、四賞の贈呈式が行われました。

第42回の児童文化功労賞には、あまんきみこさん、神沢利子さん、松永禎郎氏が受賞されました。第34回日本児童文芸家協会賞は該当者なしでしたが、科学絵本『動物不思議発見』シリーズ5(くもん出版)の山本省三さんに、協会賞特別賞が贈られました。第39回児童文芸新人賞は、『クローバー』(講談社)の中西翠さんが、第5回福田清人賞は、『ああ保戸島国民学校』(文研出版)のこばやししげる)さんが受賞されました。こばやしさんは、大分空港が霧のため飛行機が飛ばなかったため、授賞式に来られませんでした。とても残念です。

わたしは司会の席にいたため
例年のように写真を写すことができませんでしたが
それぞれの喜びのコメントもや花束の贈呈も
華やかに行われました

懇親会では
たくさんの会員や編集さんとお目にかかり
親睦を深めることができました
1年に1回
この会場で会えるのが楽しみな仲間もいます
新しい出会いも、うれしい出会いもあります
添削させてもらった会員さんからの
お声がけもうれしかったです

今年は、単行本デビューしたり
文学関係の受賞をされた方々をご紹介する
「おめでとうタイム」がありました。
はせべさん・掘米さん・わたなべさん・森川さん
中山さん・新井さん・巣山さん、季巳さ・山田さん
間部さん・飯野さん・杉本さん……
おめでとうございます♪
会場いっせいの「おめでとうコール」も
うれしかったことと思います
ますますのご活躍を♪

それにしても、東京近辺はもちろん
長崎・広島・鹿児島・宮城・山形・山口……
関西からもたくさんの参加があり
とてもうれしかったです

二次会のお祝い会
そして、三次会の親睦会
鹿児島から来られていた季巳さんのご主人さまには
おいしい焼酎を持ってきてくださったばかりではなく
行き届いたお心くばりをいただき感謝です

いも神も♪


5月20日(木)「キャンデーモンスターがやってきた♪」
★夫の親友でもありわたしの友人でもある高岸氏のおじょうさんの作品です。一個一個注文してからの手作りです。ガラガラもあって、じいじになったばかりの友人にプレゼントしたら、とてもよろこんでくれました。

「うーがちゃんあそぼ♪」って
京都に行っちゃいました

キャンデーモンスターのサイト

★公私共に、なんだかいろいろ忙しい一日でした。考え事をしていたからかもしれませんが、花や着替えなどの荷物を抱えたまま、病院の1階ロビーで派手に転倒しました。何かに躓いたわけでもないのに、スローモーションのように転んでいく自分に、驚きました。靴がふっとんで、そうそう、こういう感じでした。


「おしゃべりな毛糸玉」から
小泉るみこ絵

右半身をしたたか打ちました
おっ、突き指……したかも

病室の母に、「疲れてるんだよ」といわれました。たしかに……。

帰りのエレベーターを待っていると、パジャマ姿の知らないおばあさんに声をかけられました。「お母さん、関東の方ですか? 威勢がよくて大好きなんです、前から」と。そういえば、母がいっていました。「病院にはいろんな人がいるねえ。こんなしわくちゃばあさんをつかまえて、『大好きです、前から』といってくるん人がいるんだよ」って。告白相手はおじいさんだと思っていたらおばあさんからだったのね。「きらいです」といわれるよりかは、うんといいけれど、たしかに変かも「前から」は……。「そうですか、どうぞよろしく」と頭をさげたわたしは、もっと変なのかも。

★明日東京で、日本児童文芸家協会の総会と各賞の贈呈式、懇親会があります。1年に1回、この場で会うのを楽しみにしている人たちもいます。いつも和気藹々の懇親会ですが、更に楽しく、身近な会になるようにと、新しい試みが企画されています。お楽しみに♪ 様子は帰宅後、報告いたします。

5月19日(水)「5月はパラの季節ですね」
★昨日訪れた福山はバラの町としても有名なのですが、時間がなくて残念でした。もう少し尾道を早く発てば、バラ園に行くことができたのに、うっかりしました。
我が家の野ばらも

今が盛りです


原種だということですが
よくわかりません

家の裏側に咲いているカクテルは
知らないうちに
終わっていました

花といえば、母の病室のカサブランカは、たいへんよくもっています。看護師さんたちに、「いい匂いねえ」、「きれいねえ」といわれているようです。

わたしの顔を見るなり母の今日の第一声は、「なにかおやつ持って来てくれた?」でした。病室前の廊下をぐるりと一周すると100メートルあるそうで、朝夕2周ずつ歩いているそうなので、おなかがへるのでしょう。もちろん、いろいろ持って行きましたが、血糖値の検査がまた始まったようなので、ストップがかかるかもしれません。

白い部分が廊下

★編集さんからお電話をいただき、1時間ばかり話し合いました。アドバイスがとてもありがたいです。先が見えてきました。わたしの体調を案じてくださったのですが、思えば腰痛も、この時期の咳き込みもなくなく、すこぶる快調です。
5月18日(火)「福山・広島教室」
★尾道の駅で、反対方向に行く電車の乗る友人と別れました。福山は、尾道からわずか20分です。これは、めちゃうれしいです。今日から新しい生徒さんが♪ 11年間も広島の自分史を書く教室に通っているそうで、読む力のある方とお見受けしました。これからいっしょに合評していけるのが、楽しみです。
福島教室では
先月から、教室の前に
いっしょにおべんとうタイムを
することになっています

文学さんが、お手製の佃煮を
差し入れてくれました

口の中に、独特の風味が広がっていく瞬間
日本人でよかったと思えるうれしさ♪

そして、なんとまあ
HALさんが、自作の茶器セットを持ってきてくれ
こすずめママさんがおいしい新茶を
上手に入れてくれました

ここは、いったい何の教室だ!



それにしても、HALさんの陶芸の腕は
童話より確か

お湯飲みは、それぞれにプレゼントしてくれました

わたしは急須までいただきました♪

「童話をおざなりにしているのでは」という
ちょっといやみなメールを送った余禄?

広島教室も先月から新メンバーが加わり、にぎやかになりました。福山・広島教室の様子は、「とんぼの教室 ちょっとのぞき見」のコーナーにアップしました。

5月17日(月)「いざ、尾道へ」
★尾道、まだ行ったことがなかったのです。でもパンフはいっぱいあります。鞆の浦で合評したときのもうひとつの候補地が尾道だったので、福山教室の生徒さんが集めてくれたのです。

京都から乗ってくる友人と「のぞみ」の中で合流しました。が、間に合うかどうかひやひやでした。というのも、新大阪までいく私鉄で人身事故があり、電車が止まってしまったのです。少し早めに家を出ておいてよかったです。

友人が尾道に詳しいので、わたしはついていけばいいので楽ちんでした。しかも彼女は、超グルメ。お目当ての店が土曜日に小火を出して休業していたのですが、だからといって代わりの店選びに妥協はしません。ランチをどこでとるか、夜は……。とにかく、よく歩きました。おかげで、おいしいもの、たくさんめぐり合いました。ぜいたくが心地よい旅でした。
5月16日(日)「後藤みわこさんの新刊」
★……をご紹介します。一度に2冊も届きました。すごいです♪ 先に1冊だけご紹介します。カプリの恋占いシリーズ『銀河のペアリング』(フォア文庫)です。最終巻ということで、とても楽しみに読ませてもらいました。
カプリがカプリらしく描かれているのは
セリフが「らしい」からです

物語のキィワードは、ふたつあります
@カプリのビーズ A銀河牧場牛乳
あとがきに、物語の始まりが描かれています
斬新です

新しい本がでるたび
「みわこさんはチャレンジャーだな」
と感心してしまいます

★昨夜は、京都に泊まりました。うーがたちは、田植え体験に出かけましたので、わたしは、京都での所用をすませて帰宅しました。電車に乗っている間、眠りこけていました。帰宅後、急いでそら豆をゆでて、病院に持っていきました。「柔らかくって、おいしいね♪」と母。たっぷりもっていったのに、まだおなかがすいているといって、あした用のおやつとコーヒーも飲みました。

「洗濯物が多いので、あんたに悪いと思って」と自分で洗濯室に行こうとして、「ひとりではだめ」と看護師さんに止められたそうです。頭の出血も、手術をするほどではなかったそうで、もう家に帰ってもだいじょうぶだと思います。母は、あと1週間ほど様子をみると、慎重です。わたしも、今週は出かけることが多いので、そういってもらうと助かります。

★書き直していた作品を、気合を入れて編集さんに添送しました。みんなの思いが、わたしの肩にかかっています。どういう返事が返ってくるか、責任重大というか、怖いです。私的にもいろいろあるので、「広島に行くついでに尾道に行きませんか」というお誘いを決めておいてよかったです。いい気分転換になると思います。というわけで、明日は尾道です。あさっては、尾道から福山、そして広島です。
5月15日(土)「慌しく……」
★泉北障害者作業所の「あいらぶゆかい」(歌と読み語り)の日でした。あいらぶゆかいのスタッフは、全員多忙な人たちばかりです。にもかかわらず駆けつけてくれるので、わたしも、東京などの遠出の予定が入っていないかぎり、極力参加するようにしています。

8月の合唱コンクールの練習が始まりました。みんなの大好きな「ポニョ」のテーマソングです。タイムリーではないのですが、そんなことちっともかまいません。この歌をうたうときは、みんなの体はひとりでに動きだします。日ごろは内気な仲間や男子たちも前に出てきて、それぞれリズムに乗りのりで、めちゃ楽しそうです。コンクールでも、この楽しさが伝わればいいな。

Tちゃんは、読み語りの絵本を
いつも持ってくれます

★このあと、母の病院に行くだんどりをしていたのですが、夫が医師の話を聞きに行くそうなので、洗濯物を託して、わたしは京都の高野(たかの)に駆けつけました。

電動車いすサッカーチームSONICのメンバーノアくんが、お父さんの母国であるアメリカに家族の転勤をきっかけに、1年間留学することになったので、今日は、最後の練習日でした。


練習の後、チームメイトからは
全国大会の写真と色紙が
プレゼントされました
それに笑顔も♪
ノアくんのお母さんが挨拶を兼ねて、ノアくんがアメリカに行くまでのいきさつを話されました。ノアくんは、「長すぎる」とささやいていましたが、きちんと話されたことは、よかったと思います。お母さんは中国の方ですが、くせのない日本語でてきぱきと話され、無駄のないわかりやすい内容でした。 

5月14日(金)「今年は、そら豆、大豊作なのかな♪」
★といっても知人たちの畑が、です。知人である近郊の農家からお米を届けてもらっているのですが、いつもおまけがくっついてきます。今日は、そら豆をいただきました。今年初めてにんにくの栽培を始めたそうで、「どうやって食べるのか、わからんけど」と、にんにくの芽もいっしょに。さっそく、竹の子、豚肉と炒めます♪

貴重な国産にんにく、豊作だそうです 
「収穫したら、わたしにも分けてね」
と、予約しました

★アームチェアーにゆったり座っているのは、版画家の木田安彦さん。撮影したのは野寺夕子さん。木田安彦の世界「富士百観とふるさとの名山」集の裏の見開き写真です。

古い時計がたくさんあるアトリエは
作家のお人柄もわかり
眺めているだけでも
楽しいです♪

表の見開き写真も、2頁を使っての版画家の手のアップで、それは素敵な写真です。
5月13日(木)「パンジョ童話教室の日でした」
★パンジョに行く前に、病院に、暖かい下着などを持って行きました。面会は1時からと決まっているのですが、「着替えを届けたいので」というと、すんなりオーケーでした。母は至って元気です。なんとかこのまま退院できたらいいのですが、脳にじわじわ出血があるようで、手術をするかどうかその様子をみている段階です。

パンジョ教室は丸7年がすぎ、8年目に入りました。和気藹々で、家庭の事情もお互いよく知っているせいか、みんな身内といった感じがします。がんばって書いている人もいるのですが、半数以上はのんびり屋さんです。おしゃべりが楽しいからと来ている人もいます。果報は寝て待てですか? それもこの教室のいいところなのかもしれません……。冬眠から覚めたくま(じゃなかった、ちゃいなさん)の昨今の作品は、まさに、暖めていたからこその逸作でした。合評は鋭く、盛り上がります。
★昨日いただいた赤いそら豆でご飯を炊いたら、こんなになりました。まるでお赤飯のようにもちもちしています♪

一口食べると
くふーんとそら豆の香りが広がって
めちゃおいしいです

塩ゆでのそら豆をみると
水了軒の駅弁「八角弁当」を思い出します
どんなシーズンでもそら豆がいくつも入っていました
ごぼうやしいたけの含め煮、なすの油煮、あなごの巻物……
手の込んだおいしさがいっぱい詰まった
純和風のおべんとうは、ぴか一でした
先日倒産して、とても残念です

5月12日(水)「産経学園童話教室の日でした」
★合評が追いつかないほど、次々新しい作品が出ます。驚きです。今日は、5作品クリアーしました。それでも積み残しがでています。合評時間は、予定の2時間を1時間超過してしまいましたが、みんなが波に乗っているようなので、このまましばらくこの調子で様子をみます。きょうまた、今日、また新たに8作品提出されました!

新しい公募情報を伝えました。3枚原稿なのと、テーマが決まっていること、隔月に応募があることなど、チャレンジしやすい公募です。この情報は、パンジョ・福山・広島にも届けます。


★帰りに病院に直行しました。母はテレビを見ながら、「寒い」とベッドにもぐりこんでいました。熱でもあるのかと思ったのですが、そうではなく、パジャマを脱いで普段の洋服に着替えていたからです。ポリエステルのブラウスに薄いガーディガン、7分ズボンなので脛が出ています。家に帰りたいのかと思ったのですが、そうではなく、もともとおしゃれな人なので、パジャマ姿にあきてきたようです。いい傾向なので、明日は、もう少し暖かい洋服を届けようと思いました。


★帰宅すると、門にそら豆がどっさり入った袋がぶらさがっていました。鉢が峰の農家のおばさんからです。

右の小さなそら豆は
豆ご飯にするといいそうです
赤と緑が、なんてかわいいんでしょう♪
自然は、天才芸術家です

5月11日(火)「朽木さん、おめでとうございます♪」
★「風の靴」(著/朽木祥:講談社) が、第57回産経児童出版文化賞の大賞を受賞。産経文化賞を受賞されることはメールをいただいて知っていたのですが、大賞だったのですね♪ うかつにも、今日、京都で知りました。改めて、おめでとうございます。うれしいです。新作の「引き出しの中の家」(ポプラ社)も、3月14日の日記でご紹介したとおり、想像がふくらむすばらしい作品です。


★朝のうち、取材のために、京都のお宅を訪問しました。気になっていたビデオを見せてもらうためなのですが、今、高校2年生の彼が6年生のときにがんばっている姿は、なんとも感動的でした。朝、お電話をしていきなり伺うという無理なお願いをした甲斐がありました。見せてもらってよかったです。一気に仕上げてしまえそうです。

★うーがの学校の参観日なので、ちょっとのぞいてから帰ることにしました。とても楽しそうにしていました。このあと京都で人と会う約束があり、それをすませて電車に乗りました。うーがに、「さよなら」がいえなかったので、置手紙をして帰ったのですが、それを読んだうーがが、ベッドに伏せて号泣しているとママから電話がかかってきました。なだめるのに、阪急の梅田駅から、歩いて地下鉄御堂筋線の乗り場にたどり着くまでかかりました。なんでもない手紙だったのですが、里心をつかせてしまったようで、かわいそうなことをしました。

京都のタクシーの中に傘を忘れたので、最寄の駅からもタクシーに乗る羽目になりました。それにしてもよく降ります。帰宅したら、荷物が届いていて、中に「とんぼ」柄の傘が♪

扇子程度の軽さです♪

★あした、あさってと教室が続いています。来週は、福山・広島です。合評作品をパワーを感じながらたくさん読んでいます。おもしろいです。
5月10日(月)「京都に行ってきました」
★うーがは、学校が終わった後、ママが仕事から帰るまで学童保育で預かってもらっているのですが、今日は、わたしが迎えに行くことになっていたので、京都に行ってきました。まずは墓参したところ、1日付けで、友人ご夫妻の名前の書いた水塔婆があがっていました。母のことはご存じないおふたりですのに、折りにふれて墓参してくださっています。ありがたいことだと感謝しています。

錦市場は、いつも観光客(時に外人の)でいっぱいでした。カメラがあちこちのお店を狙っていますが、あまり注目されていないのですが、わたしにはなつかしいお店があります。路地の卵屋さんです。2列に手前から奥に並んだたまごがお店のすべてです。昔と変わらず一個売りをしているのです。1個30円〜60円。烏骨鶏の卵は300円。2個で100円の高級卵もあります。

わたしが子どものころでも、卵は1個10円はしました。
はがきが1枚5円だったことから考えると
現在、卵は1個100円してもいいはず
にもかかわらず
1パック100円で特売されて
いることもありますが
不思議です

★三島亭の牛ミンチでハンバーグを作り、スパゲッティといっしょに煮込みました。錦市場でホワイトアスパラを売っていたので、皮をむいて茹で、オリーブ油で焼いたじゃがいもと付け合せにしました。竹の子とわかめを炊いたところ、うーがはわかめを、「おいしーい。もっと、もっと」と、むさぼるように食べました。大好きなきゅうりとセロリのサラダには見向きもしませんでした。

5月9日(日)「もみの木で、体をほぐしてもらっている間……」
★真向かいの三国ヶ丘高校からブラスバンドの練習音が聞こえていました。あれは、確か、アルトの音……。同じ金管楽器でもトランペットやトロンボーンのようには知られていない楽器かも。アルトのパート音だけ聴いていても、何の曲か全くわかりませんが、ブーハ、ブーハ……、象の、のしのし歩きをイメージする低い音は、疲れた体にけっこう心地いいものです。

体が軽くなったところで、デパートに行って、母にと、ニットの帽子を買いました。わたしが病院に行けない日は、髪がもしゃもしゃなのです。あれこれ迷った挙句、軽くて、被っていても違和感のない100パーセントシルクのものを選んだのですが、「つばのないのは、似合わないんだよね」と返されてしまいました。カサブランカの花は気に入ったようです。ケンタッキーのコーンならいいかと、久しぶりにこっそりおやつを解禁。とってもうれしそうでした。母が両手を合わせて、「いただきます」するのを初め見ました。

★畑にネットを張りました。100均で売っていると友人が教えてくれたのです。いいかも。これで、ばっちり畑らしくなりました。

                今年こそ とるぞと畑で 胸算用
                しめしめと 屋根でカラスも 胸算用
                おっかない 苗いっせいに 首すくめ

これなあに テルがトイレに ご拝借
一畝に、トマト・オクラ・ナス・ゴーヤ・きゅうり・豆・三つ葉。農家の人が見れば、あきれた「よくばり畑」でしょうね。
★もみの木さんに、「施術のあとは、ゆっくりお風呂に浸かって、体を休めてください」といわれていたので、早めにテルといっしょにベッドにもぐりこみました。仮寝のつもりが、朝の3時まで熟睡しました。うーがから電話が何回もかかっていたようです。毎晩、電話をするように約束させておいて、出ないなんて、ひどいばあばですね。ごめんなさい。

5月8日(土)「二億五千万年前の岩塩」
★母のお見舞いの帰りに寄った「旬の市」で、売っていました。簡易包装で、ラベルには、「二億五千万年前の岩塩」としか書かれていません。どこの産なのか、食べて安心なのか、あやしげです。そんな大昔のものにしては、88グラム132円と安価なのも不安材料です。でも、わたしは「塩」には目がないので、とりあえず買いました。ネットで検索してみると、ありました♪ ピンクソルトといわれているヒマラヤの岩塩だそうです。

入浴用に使った方が無難なのかも

そういえば、ずっと前に、「日本丸」が採掘してきたという「何億年前の氷河の氷」の塊(大きなお弁当箱ぐらい)をご近所さんからいただいたことがあります。「ペンギンのおしっこも混ざっているかもしれないから気をつけてね」といわれたのですが、わくわくしながらオンザロックに使いました。冷蔵庫の氷よりかなり硬い感じがして、透明感もあり、なかなかいい氷でした。

たまたま我が家に来られたお客さま(男性)にお出ししたら、「ペンギンのおしっこ」を真に受けられたのか、一口も飲まれませんでした。たしかに海草のような、ごみのようなものも混ざっていましたが、せっかくだったのに……。その方は、冒険できないというか、おもしろいことをさけて、無難な人生を歩かれるタイプの方なのかもしれません。どなただったのか、今、思い出しました。1回きりしかお会いしていないので、実際はどういう方なのかよくわかりませんが。

★講演の打ち合わせをしました。といっても、映画上映会のまえの30分だけなので、前座のようなもの。6月には、別の講演の依頼が入りました。こちらは2時間たっぷりお話ができそうです。
5月7日(金)「雨の日は、思い出ぽろぽろ……」
★というか、物思いにふけってしまいます。朝、ベッドの中で雨音を聴きながら、少しずつ目が覚めていくのは、好きな起き方のひとつです。雨で洗われた木々を思い浮かべたり、雨宿りしている野鳥を頭の中で描いたり、目の裏に浮かぶ睡蓮鉢に広がる波紋をなぞっているうちに、小さかったころの雨の日の出来事が思い出されてきます。

わたしがおばあちゃんと呼んでいた人は、祖父の再婚相手で、元芸者さんでした。その祖母がラジオののど自慢に出て2位になったときの副賞が、えんじ色に白い小花柄の、当時にしてはモダンな傘だったことを思い出しました。ほぼ60年ぶりにです。どこに潜んでいたのか、記憶って不思議です。

祖母は三味線も上手で、姿も声も、とても粋な女性でしたが、元とはいえ芸者さんなのですから、いうたらプロ。どうしてのど自慢になど出たのでしょう……。公開録音だったのですが、後日放送をきいて、祖母のコメントがとってもすっとんきょうだったので、わたしと母は笑い転げて、祖父は、「しょうがないやつだ」といっていましたが、今になれば、いろいろわかるものがあります。ここで書くのは憚れますが、隠すつもりもないので、興味のある方は、お目にかかったときに続きを。

雨の日は集中できるというか、気が散りません。手をつけずに貯めてしまったあれこれが、すんなり片付いていきます。確認したいことがあって、SONICのDVDを観ました。2009年度の編集は、特に面白かったです。

会場で見ているだけではわからない発見がありました
コンサートライブのDVDもきっとこんなかな

★次女から、「お母さんのよろこぶものを送ったから」という電話が、数日前にありました。それが今日、届きました。

土屋鞄製縫所のちょっと「いいもの」でした
重宝しそうです♪

★ポストに大切な資料入っていました。雨の降る中、お届けくださってありがとうございます。
5月6日(木)「ジャーマンアイリスをいっぱい切って……」
★病院に持って行きました。こんどの病院はリハビリ専門ということや、全室個室ということもあってか、花を持ち込んでも、何のお咎めもありませんでした。部屋がいちだんと明るくなりました。母は家の庭で見るほうがきれいといっていました。たしかに。見せてあげたいですが、あっという間に咲き終わってしまうので、今年は間に合いそうにありません。

病院は、お昼ごはんから晩ごはんまでが長いので、おやつを運んでいたのですが止められました。母は糖尿病だと口癖のようにいっているので、チェックが入るのですが、実際は、血糖値が少し高いときももあるという程度で40年間きています。糖尿病の治療で入院しているわけではないので、おやつぐらいかまわないと思うのですが、止められたら守らないわけにはいきません。

お風呂上りに冷たいコーヒーが飲みたいというので、いっしょに自販機までいって、無糖と微糖を選んだのですが、「おいしいのにして」と、母はしっかり甘さのあるものをセレクトしなおしました。これなら、枝豆やヨーグルト、小魚ミックス、果物などのおやつのほうがいいように思います。おやつは、心の栄養です。入院中のささやかな楽しみですあります。

★「七頭の盲導犬と歩んできた道」(学研)が、今夏のトーハンの推薦図書に入ったそうで、増刷のお知らせがありました。そろそろ点訳本もできあがってくるというニュースも別のところから入っています。どちらもうれしいお知らせです。空いている時間は、1日パソコンの前でした。

★ワラビ、酢の物にしてもおいしいというので、おからを炒ってすりごまとあえ、三杯酢でゆるめて、出汁で煮たワラビを合えました。

さっぱりとしてヘルシー
もちろんおいしい♪

蛸ご飯を

友人が送ってくれた燻製で炊きました
香ばしい匂いが家中に広がって
しあわせです♪

5月5日(水)「よーし、今日は映画を観るぞ♪」
★……と意気込んだものの、祭日でしかも水曜日。混んでいるかも……などと躊躇していては、また見逃してしまいます。腰痛で1か月間映画館に行けなかったことを思うと、行ける時に行くスタンスを守ろうと、十三の第七劇場、心斎橋のシネマートと映画館のはしごをして、それぞれ2本ずつ観ました。

北朝鮮の実情を描いた「クロッシング」は、どの時間帯も満席で観ることができませんでした。「ただいま」は、私設の宅老所のドキュメンタリーです。ビッグコミックの最新号にも、高齢者病棟で働く看護助手のまんがが登場しました。今、あちこちの施設で、若者が老人介護に取り組んでいるようです。他人の人生の終盤を、体だけではなく心まで支えるのは大変なことだと思います。自分ならどうしてほしいかが、公的施設でどこまでできるかです。ときたま、母がリハビリのために入院中なので、痛感します。

看護助手ななちゃん

★うっかりしている間に、庭のあちこちにジャーマンアイリスが前回です。

何十年も前に母が植えたものです

5月4日(火)「友人が、手作りのチマキを届けてくれました」
★茅(かや)の葉を、泉大津の川原まで採りに行ったそうです。笹ではなく茅で巻くのが、友人の家に伝わるチマキだそうです。

よもぎは厄よけ
3人の息子さんがそれぞれ独立した今は
これを教えてくれたご両親の仏前に
お供えしているそうです


真ん中に通った糸を抜くと
あとはくるくるほどくことができます
砂糖をつけていただきました
味噌もいいと思います

★1日に、ワッハ上方に寄ってからやって来たうーがは、今日の夕方、ママのお友だちとそのお子さんに会う約束があるといって、どたどたと慌しく帰っていきました。じいじといっしょに、2日連続で「もぐらたたき」に通い、お互いに堪能したようです。「つぎは、なつやすみにくるね」と、ごきげんで帰って行きました。じいじとばあばの懐から、しっかり巣立ちました。

やっと初夏めいてきてました。入院中の母が、「外はどんな感じ? 暑いの?」と聞くので、車いすで屋上に出てみました。さわやかないい風が吹いていました。「パジャマもそろそろ夏物にしようね」ということで、夏物のカーディガンもあわせて買いに行きました。リハビリは順調に進んでいます。

今日は、SONICの応援に行けなかったのですが、結果はどうだったのでしょう。

5月3日(月)「朝ごはんは、めばりずし」
★いただいた高菜のお漬物で、16穀米のおにぎりをくるみました。高菜の塩加減が抜群でした。それに竹の子の柔らかくておいしいこと♪ 別物です。うーがは、ホットプレートでホットケーキを焼いて、ご満悦です。

わかめは別の友人にいただきました
HALさんの日記に、1日・2日と続けてお遍路の接待のことが書かれていますが、わたしは結構にも、居ながらにして連日のようにお接待をうけています。いちご大福・カステラ・干物・日本酒・味噌・自家製野菜・野菜の苗……バチが当たらないように精進します。

★電動車いすサッカーの予選大会があり、SONICの応援に、舞洲(まいしま)まで行ってきました。うーがとママもいっしょです。舞洲へは初めて行ったのですが、家から湾岸線(高速)の乗ると、たった35分でした。

ジャンクションを出て此花大橋を渡ると、おとぎの国のお城風のなんとも奇抜な建物がありました。大阪市環境局舞洲工場だときいて、驚きました。舞洲は埋立地で、オリンピックが大阪で開催される場合の候補地になっていたこともあります。その時の遺物のようです。ジョニー・デップが、もしあやしい博士を演じるとしたら、その研究所としてぴったりです。見学もできるようなので、いつか見てみたいです。

SONICのメンバーは、チームプレーがうまくなっていました。試合開始後、完全にソニックペースで攻め、先に得点をゲット、堅い守りで失点を許さない、いい試合でしたが、結果的に2対1で負けました。明日の5位決定トーナメントがあります。

作戦もばっちりだったのですが……
うーがは、ソニックチアーズに入れてもらって、お姉ちゃんやお兄ちゃんといっしょに応援できたのが、とっても楽しかったようです。
5月2日(日)「小さな畑を……」
★……耕して、苗を植えてくれたのは、うーが。ひいばあちゃんにお見舞いのお手紙も書きました。「子どものお見舞いはお断りします」と張り紙のある病院なので、ひいばあちゃんは、きっとよろこぶことと思います。それにしても、ひいばあちゃん(母)とわたしは、ひいばあちゃんが家にいたときより、毎日たくさん話しています。昨日は2時間、今日は1時間。

2種類のトマト・キュウリ・ナス・ししとう
おくら・ゴーヤ・ズッキーニ
小さな畑に欲張りなこと

★友人が見事な竹の子を届けてくれました。わらび(ちゃんと灰汁だしもしてくれています)と、めばりずし用の菜っ葉のお漬物も♪

わらびは、酢の物もおいしいんだそうです
楽しみです

5月1日(土)「北川チハルさんの新刊」
★『おねえちゃんって ふしぎだな』(あかね書房)をご紹介します。幼児の心のうちを書いたらぴか一のチハルさんの今度の作品は、おねえちゃんといもうと。
おねえちゃんは、 いつもいばっていて
おこりんぼう。いじわるもする
だけど、すごいんだ
ひとりでなんでもできるんだよ

そんなおねえちゃんが、泣いちゃった

帯には、こう書かれています

おねえちゃんなんか……
だいすき!

★泉北作業所での歌と読み語りのボランティア「あいらぶゆかい」でした。5月の歌をいっぱい歌って、絵本を読んで、紙芝居をしました。「おたんじょうび、おめでとう」という手話を、しゅわっちさんが教えてくれました。「生まれる」は、おなかからしぼりだす、「おめでとう」は、花火をうちあげる、そんな感じの手話です。

ちゃいなさんのおじょうさんが
助っ人に来てくれました
今日は、大声でわめいている仲間もいたのですが
それにも負けないよく通る大きな声で
語ってくれました

★布団を干して、病院にいって、買い物をして、ごはんの用意をしていると、うーががママとやってきました♪ 「ばあば、あしこしのおまもり」。ありがたきかな。でも……、

これをつけると、いかにもよぼよぼ

ちなみに、わたしの携帯とデジカメには
それぞれでっかいゾウたちが♪

実は、このでかさは
バッグの中ですぐ見つけるための対策
とっちも老人対策……かな

沢田俊子著作紹介



アンソロジー一覧


雑誌掲載一覧


新聞連載


単行本の紹介

本をクリックすると
あらすじが読めます


七頭の盲導犬と
歩んできた道
写真 野寺夕子
学研教育出版


分福茶釜
絵倉石琢也
登龍館
「仲良し文庫」


とんがり森の魔女
絵・市居みか
講談社
「青い鳥文庫」

小さな島のちっちゃな学校
汐文社

スペシャル・ガール
汐文社


引退犬命の物語
小山るみこ
学研


おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
創作物語
汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社

インターネットで本を注文してくださる方は
ここを♪