2月28日(日)「墓参してから、戎川通りに机と、京都ビルに文房具を見にいきました」
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★「ばあば、だいじょうぶ?」とうーがが歩きながら、心配そうに腰をさすってくれます。そのくせバスが来たら、「ばあば、がんばって、はしって、はやく」などとせかせます。わかっているようで、まったくわかっていないので、おかしくって笑うと、また腰痛が……。
戎川通りは家具専門のお店が並んでいます。机を見せてもらったお店の方が、「うちも一年生になる息子がいるのですが、アパートが狭いので、父親が家具屋に勤めていても、机を買ってやることができません」とおっしゃいました。狭さについていえば、負けていないと思います。「あわてて買うこともないね」ということになり、工夫して様子を見ることにしました。うーが自身は、一年生の準備よりも、お出かけしていること自体がうれしいようです。 |
かわいいわんちゃん、お写真撮らせて
「おどってあげるから、みててね♪」
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★伊勢丹の長いエスカレーターは、腰痛持ちではとても無理なので、エレベーターを探しました。建物のずっと端にありました。車椅子・乳母車優先と書かれていました。空いていたので乗ると、エレベーターガールがこういいました。「このエレベーターは、車椅子・乳母車が優先になっていますから、途中の階で、乳母車や車椅子が待っている場合は、一般の方は降りてもらうことになる場合がありますので、あらかじめご了承ください」。わたしたち一家はどうみても一般の方グループ。身の縮まる思いで乗っていたのですが、どの階にも、だれも待っていませんでした。
もし車椅子や乳母車が待っていた場合のみ、「申し訳ありません。優先エレベーターになっていますので、よろしければお代わりいただけるでしょうか」といえばいいのではないでしょうか。優先エレベーターですもの、みんな快く代わると思います。思いやりのあるメッセージのようで、実は、一般客を針に筵に座らせるようなきつい案内だと思いました。
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★銭湯にいって、のんびりお風呂に入りました。うーがとママは、幼稚園があるので堺に帰りました。わたしは、あした京都で取材があるので、京都のアパートに泊まることにしました。うーがたちは9時ごろにならないと家に着かないだろうなあと思いつつ、7時前から横になって腰を伸ばしました。9時ごろ、「ばあば、だいじょうぶ? かぎ、ちゃんとしめた?」とうーががら電話がかかってきました。ママの話では、ばあばと別れたあと、ずっと泣いていたそうです。ばあば冥利に尽きます。
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2月27日(土)「重い、いえ痛い腰をあげ、おっかなびっくりで、京都に向かいました」
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★「一年生になる準備をしようね」と約束をしていたのです。駅まで歩いて行けそうにありません。おっくうでもバスに乗るしかないかとバス停に向かいはじめたとたん、ご近所の奥さんが偶然ポストをのぞきに外に出てきました。「そんなへっぴり腰でどこにいくの?」と驚いて、駅まで送ってくれました。彼女も腰痛で通院しているとかで、いざというときの鎮痛剤と胃薬をくれました。それにしても、なんというグッドタイミング。ただただありがたいばかりでした。
エスカレーターを降りるときの最後の一歩で、腰に激痛が走ります。すぐにおさまるのですが、「うっ!」と声がでてしまいます。電車のシートに座っていても、同じ姿勢をしていると痛さがやってきます。知らない間に顔をしかめていたのでしょう。マスクをかけていたにもかかわらず前に立っていた女性に、「ご気分がお悪いんですか?」と聞かれてしまいました。また別の乗り物では、席を代わってくれる人もいました。わたしも、よく人に声をかけたり席を代わったりするほうですが、かけてもらう立場になって、それは決していやなものではないことに気がつきました。気にかけてくれる見知らぬ人がいるということは、心強いというか、うれしいものです。
うーがの、この笑顔のために、痛さをこらえて京都までやってきたのだと思いました。でも、今日は夕飯をお外で食べるのが精一杯。早くに横になりました。ママがデパ地下まで、朝ごはんの買いに行きました。明日の朝は、のんびりできそうです。ベッドに寝そべって幼稚園のDVDを観ました。大きくなったものです。
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2月26日(金)「腰痛でぐったり。体をリラックスさせるいい方法はないものかと……」
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★すがる思いでもみの木さんに電話をしました。一昨日までのようすを話したところ、「12時半に来てください」と思いがけない返事が……。12時半まで前の患者さんの治療があるようで、昼休みもないのはあまりにも申し訳ないと思いつつ、お言葉に甘えることに。わたしの立姿を見るなり、「体が傾いていますよ」といわれました。体を支えるのがやっとでした。
痛みの原因は疲労して筋肉や筋が固まってしまっているわけで、それを弛緩させるのが「もみの木療法」です。施術すなわち弛術なのです。「今日は時間がないので、じゅうぶんできるかどうかわかりません」といわれていたのですが、たっぷり1時間20分はもみほぐしてもらいました。痛かったですが、途中で息ができるようになったというか、生き返るってこういうことだという実感がしました。来院したときは、「顔つきが違う人のようでしたよ」といわれました。はい、ぼろぼろでした。
「今日一日は何度も腰湯をして、ごろごろしてください」とのことでした。幸い、今日はひいばあちゃんにおべんとうが届く日です。うーがとママには京都に帰ってもらって、夫には帰りに食べてきてもらうように頼みました。腰痛がこじれると、もっと迷惑をかけることになるのでやむをえません。わたしは、冷蔵庫の残り野菜と牛すじをことこと煮て、いただきました。味付けは塩だけ。キャベツもにんじんも、大根までが甘く、ほっとしました。
全快までは、まだかかりそうですが、ずいぶん楽になりました。パソコンの前に時間を気にせず座れないのが、つらいです。
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★童話作家堀込薫さんが、23日の日記で「七頭の盲導犬よ歩んできた道」を紹介してくださっています。どじょうさんのハンドルネームでおなじみの堀込さんは、家の光の一年間の連載が決まり、家業に執筆に、地域の活動に家事にとエネルギッシュにご活躍中です。一時、わたしと同じように腰痛に苦しんでいらっしゃいましたが、今は、もうだいじょうぶなのだと思います。お互いに、「腰には、ご用心!」ですね。
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★4月から大阪産経学園で「童話を創る」教室を始めるにあたり、3月24日に無料説明会を開くことになりました。その案内が、阪急沿線情報紙「TOKK」の3月1日号に載りました。
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興味のある方は、お気軽にのぞきにきてください
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2月25日(木)「自分が腰痛持ちだということを、すっかり忘れていました。とほほ……」
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★腰痛を忘れることができていたのは、未病対策として「もみの木」に月に1回通って施術を受けていたからだと思います。1月、2月とパスしたら、案の定……です。今日は、パンジョ教室だったのですが、帰りは椅子から立ち上がったあと、一呼吸しないと歩けないほど腰に痛みが走りました。うさこさんが、車までバッグを運んでくれたので助かりました。バッグ、けっこう重いのです。運転席に座るのもたいへんでした。
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夕暮れの空のようすはすてきです
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帰宅後、針治療にいきましたが(どういうわけか助手席の乗り降りには痛さが伴いません)、感触はいまいちです。もみの木の予約がとれている水曜日まで、なんとかだましだましいけたらいいのですが……。
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★パンジョ童話教室、今日は3作合評しました。作家の後藤みわこさんから「見学」の申し込みがあったことを伝えました。後藤さんは、教室でもたびたび話題にあがってきた憧れの作家さんなので、わざわざ名古屋から来てくださるということは光栄です。また空堀童話教室から、合同合評の申し込みがありました。どちらも、パンジョ教室のみんなにとって、いい刺激になることなので、ありがたいことです。
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★21年度の6年生の道徳の本に、「命の重さはみな同じ」が掲載されていることを忘れていました。出版社から、使用料の振込先を訊ねる手紙が届いて思いだしました。 |
@甲斐さんは、どんな気持ちから
「命をつないでやってください」と
必死にうったえたのでしょう
A今まで「命の重さはみな同じ」ろ感じたり
考えたりしたことがありますか
それはどんなことですか
二つの問いに、子どもたちは
何と答えたのでしょうか……
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2月24日(水)「花粉飛んでいます。マスクなしで庭にいるだけで、目がむずむず……」
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★ブロッコリー、小房ながら、いつのまにかたくさん実っていました。 |
それにつけても思うのは
市場に出回っているブロッコリーの立派なこと
専門家はすごいです
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★次女が1日だけですが帰ってきました。調査現場から研究所に戻る通過点としてですが、考え方が凛としているので、相談相手として申し分ないです。お土産の35°の焼酎と無農薬のみかんが宅配便で同時に届きました。
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★ご近所から、じょうちゃま誕生の内祝いに、おひなさまの和菓子をいただきました。
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一気に春めいて
もみの木に予約をいれたとたん、久々に腰痛がおこり
緊急、近所の鍼灸院で針を打ってもらいました
未病対策を怠った結果はてき面です
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2月23日(火)「春のような一日でした。メダカたちがエサを求めて浮上していました」
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★昨日は、平成22年2月22日ということで、「2」のぞろ目が話題になりましたが、なんと今日、食料専門スーパーで、一箱11,111円というミニトマトを見つけました。1が5桁。1万1千百拾1円です! いったいどんな味なのでしょう。想像するしかないと思っていたら、小分けで売っていました。
4個で599円はお高いけれど、食べてみなくてはお話になりません。 |
1箱299円のいちごとツーショット
↓
皮はかなり肉厚
しっかり固くて、ごりごりしていて
パプリカを生でかじっているようです
しかもパプリカの方が甘い。ということは
もしかしたら、まだ熟していないのかもしれません
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おいしかったらブランド名を紹介しようと思ったのですが、イメージダウンになるといけないので控えますが、うーがは、「おいしい♪」っていっていました。おとなのわたしは、期待しすぎて構えていたのかもしれません。
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★難度の高い2つの壁と立ち向かっています。正面から攻めるのはとても無理なので、いろんな角度から、足がかり手がかりを探しているといった感じです。うち1つに、足を置く窪みが見つかりました。ここからなら登れるのでしょうか……。
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2月22日(月)「人は、心の持ちようで変り、サラダは、ドレッシングで変る♪」
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★我が家は、野菜をたくさん食べます。煮たの、茹でたの、生のまま……。ドレッシングは自家製というと聞こえはいいのですが、適当に調味料をふりかけて混ぜる、といういいかげんさです。それでも一応素材にあわせているので、それなりにおいしいです。
今日、「おいしいので」と折り紙つきでドレッシングセットをいただきました。玉ねぎ・ごまのほかに、「おろしにんじん」というのがありました。 |
然菜からミニキャロットが届いていたので
にんじんドレッシングを使おうかな……
今日のサラダは
大根・にんじん・きゅうり・ベビーリーフ
キャベツ。それに山芋のたんざく
「おろしにんじん」に、ぜいたくにも
少し「たまねぎ」のドレッシングを足しました
おいしい〜 最高です♪
「サラダでげんき」という絵本がありましたが
ドレッシングで元気をもらって
「壁」に立ち向かいます
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★楠章子さんが、ブログで、『七頭の盲導犬と歩んできた道』(学研教育出版)を紹介してくださいました。ありがとうございます。楠さんは、若い作家さんで、著作に、「神さまの住む町」(岩崎書店)、「花嫁さん」(ポプラ社)、「古道具屋ほんだら堂」(毎日新聞)があります。新聞連載のほかにも、小説の分野でもご活躍中だと人づてに聞いています。 |
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2月21日(日)「フーテンの寅さんでおなじみの柴又に行ってきました」
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★ホテルのフロントで行き方を訊ねたら、「東京といっても千葉寄りですから遠いですよ」といわれたのですが、3回乗り換えたものの意外に早く、JR水道橋から30分ほどで着きました。まだ朝の9時を少し回ったばかりだったので、駅前も帝釈天参道もひっそりしていましたが、帰るころには、人であふれていました。 |
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駅前には寅さんの銅像が
「さあさ見てらっしゃい、寄ってらっしゃい
一枚の、がんこおやじの頭のような
どうしようもない硬いするめを
さっとあぶって、機械にかけると
↓
たちまち、こんなに伸びるじゃごさいやせんか
お父ちゃんの酒の肴に、育ち盛りのお子さまに
はたまた歯のないじいちゃんばあちゃんのお口の楽しみに
買ってらっしゃい、一枚がたったの……」
と寅さんなら、きっとこういうふうにいうかもと
代わりに口上をつぶやきたくなるほど
お見事なできばえでした
帝釈天の彫刻ギャラリーは
見ごたえのある素晴らしいものでした
本堂のまわりには
帝釈天の由来が彫られていました
邃渓園(すいけいえん)と呼ばれているお庭が
屋根付きの回廊で、ぐるりと拝観できます
伝説の湧き水も、横山大観の下絵も
見ていると、本堂で拝んでそのまま帰る人が多いですが
お勧めします、「彫刻とお庭拝観」
葛飾柴又寅さん記念館
ミニチュアワールド
おなじみのトランクの中身
寅さんの生い立ちから
名セリフ、だんごやの居間、マドンナたち……
寅さんのすべてがわかります
矢切の渡しもすぐそばの土手
流れる川は、江戸川
正確には、こっちではなく
向こう岸(千葉県側)の渡し場が
「矢切の渡し」だそうです
↓
渡し料は100円
船は、千葉県所有。向う岸には
野菊の墓の文学碑があるということでした
里見八犬伝の記念公園も
いろいろ教えてくださった犬と散歩中のおばあさんは
「寅さんの映画ができる前は、なにもないさみしいところでしたよ」
とおっしゃっていました
♪連れて逃げてよ ついておいでよ〜
というのは、千葉県から東京都への逃避行
だったのですね
浅草で下車
大好きなおすし屋さんにだけよって
(ダークダックス状態で食べる立ち食い寿司)
すぐさま上野広小路に移動
湯島天神にお参りしました
神社の前の切り通し坂道は
石川啄木が新聞社の夜勤明けに通っていた道だそうです
記念碑も2か所にありました
「梅祭り」の真っ最中でたいへん賑わっていました
物産展も開催中で、梅の木の数より
屋台の数の方が多かった……かも
ソースの匂いで、梅の香りもどこへやら
ご利益あらたか……
合格祈願・お礼の絵馬が境内のあちこちに
このあと、台東区循環バス「めぐりん」で
上野界隈を回りたかったのですが
今日は、かなり歩いたので
御徒町駅から東京駅に
直行しました
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新幹線では富士山を見るぞと意気込んでいたのですが、すぐに眠ってしまいました。おみやげは、のしいかと草だんご。のしいかをいれて作った山芋とチシャのサラダは、かなりのおいしさでした。
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2月20日(土)「基本的に外出するときはマスクを使っていますが、どっちが裏で……」
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★どっちが表? ブルーの面を内側にして使っていたのですが、先日行った税務署の職員のほとんどが、ブルーを表側にしていました。確かめてみたところ、「耳にかけるゴムの位置で判断しています」ということでした。確かに。でも、そうなると鼻の部分の山型を作る針金が表にでるのですが……。これって、かっこ悪いですよね。わたしも、このマスクをつけるとき、いつも迷うのですが、たぶん賃金の安い国に外注したので、ゴムをつける位置を勘違いしたのではと勝手に納得し、ブルーは内側にしています。でも間違っているとしたら、こっけいですよね。 |
どっちが正しいのでしょうか……
効用のこともあるので
メーカーさんに聞きたいところです
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★協会で、理事会がありました。いろいろな取り決めや報告があって、あっという間に3時間半が過ぎていました。6時から懇親会。「防波堤」談義で、めちゃ笑いました(その場にいた人しかわからなくてごめんなさい)。 |
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2月19日(金)「最近のスーパーには、珍しい春の山菜がいろいろ並んでいます」
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★山形産の「うるい」、今が旬だそうです。それに先日いただいたフキノトウのお味噌をのっけていただきました。 うどのような歯ざわり、食感は白ネギ……。くせのないやさしい味です。 初めて食べたのですが、好きです♪ |
フキノトウのお味噌もおいしかったです
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★公私共にいろいろな壁にぶつかっています。明日から一泊で東京です。わたしが準備しなければならない書類を整えました。東京に行って、元気をもらってきます。 |
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2月18日(木)「考えごとをしていて、電車を乗りかえぞこねました」
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★眠っていたわけでも、本を読んでいたわけでもなかったのですが、意識がここにあらずだったのでしょう。気がついたら、窓の外が見慣れない風景が広がっていました。(え、ここは、どこ……。今、わたしはどこにいるの……。なぜ……?)。
意識が現実に戻りすべてがつながるまでは一瞬のことでしたが、それでも、自分が何かを失ってしまったような不安がよぎりました。たった一駅乗り過ごしただけでも、そこは知らない町なのだと思ったときに、「迷子」という言葉を思い出しました。
迷子は、子どもだけではありません。以前、わたしの家の前を行ったり来たりしているおじいさんがいました。ごく普通に歩いていらっしゃったので、その方が迷子になられているということにわたしが気づくまで、時間がかかりました。あとでご家族の方にお聞きしたところ、引っ越してこられて間なしだったことと、軽い認知症が始まっていたとのことでした。いくら目と鼻の先の場所でも通ったことがない道は、知らない遠い町だったのでしょう。おじいさんは、自分が迷子になっているとは気がつかれていなかったのかもしれません。それでも、(おかしいな、おかしいな)と思いつつ歩いている間、きっと心細かったことでしょう。
電車を乗り越したことが迷子につながりましたが、わたしは、バスや電車を乗りすごすことが人に比べて多い方だと思います。まだもう少し先……という「もう少し」という時間の長さが、わたしが感じているより短いのだと思います。アバウトな人間の特徴にすぎないだけだと思いたいです。
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★今日は堺東まで2件の所用があって出かけました。1件は確定申告。作家は自営業なので、給料や年金の申告とは違って書類上明確にしなければとても多く、TAX申告にたどり着くまでが大変でした。もう1件は、気の重い用事でした。確定申告のように、いくらややこしくても終わればすっきりする内容とは違うので、電車の中で考えこんでしまったというわけです。
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2月17日(水)「昨日で退会した生徒さんから、「お世話になりました」って……」
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★プレゼントをいただきました。わたしの方こそ、ありがとうございました。わずかの間でしたけれど、おかげさまで深いいい合評ができました。教室に来てくださって、ほんとうによかったです。これからもよろしくお願いいたします。 |
日本盲導犬協会を支援する
バッグだそうです
中に、お買い物バッグが納まっています
ハンカチの先には
かわいいボンボンが♪
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★今晩、NHKの教育テレビで、「スペシャル・ガール」のモデルのマーサちゃんのことが放映されるというので、著作権のことを心配していたのですが、全くその心配はありませんでした。というのも、もうひとりのモデルの看護師さんが出演して、インタビューを受けながら話していました。自分で、自分の活動のことをいうのに、だれにはばかることはありません。一件落着です。現地の様子も映像で流れ、さすがNHKだと思いました。
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★年末に、原稿を納めていた低学年向けの作品のお返事がありました。イラストを入れて絵童話にしたいということだったので、取材した素材を「創作物」として書いたのですが、ノンフィクションとしてとりあげてはどうかとのことでした。そなると、もう少し打ち合わせしなければなりません。
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2月16日(火)「『ばあばは大がねもちだね』と、うーがにいわれて苦笑しました」
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★小銭がたまると財布が重くなるので、机の足元にある小箱に移しています。その箱を見てのうーがの感想が、「すごーい、大金持ち」だったのです。ピアノを10回弾いて、やっともらえる10円のごほうび。毎日練習するわけではないので、100円たまるのもなかなか。やっとたまった100円を持って、100円ショップで好きなものを買うのは、うーがにはステータスなできごと。これだけあれば、店ごと買えると思ったかもしれません。残念です、これは募金にまわります。 |
コインはあこがれ
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★今日は福山と広島の教室の日でした。わたしの都合で月に2回の講座を1回にしてもらったのですが、月に1回では時間が足りないというか、クリアーできない部分が多々あるのではと思い、福山教室では定刻より1時間早く始めることにしました。そして定刻に終わり、広島に駆けつけます。広島では書ける人と初めて書く人のレベル差が大きいので、教室の始まる1時間前に「初心者のための童話の書き方」を開くことにしました。どうせ足を運ぶのですから、今日一日は、福山と広島にたっぷり時間を注ごうと思います。
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帰りの新幹線で食べた瀬戸内巻き
だんどりよく帰れたのですが
それでも帰宅したら、深夜の12時
心地よい疲れの中、編集さんのメールを確認しました
いつのながらの行き届いた内容に
お人柄を感じました |
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2月15日(月)「今日は祖父の祥月命日なのですが、時たまラジオで……」
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★お釈迦さまの亡くなった日でもあることを知りました。祖父はとても信心深い人でしたので、もし祖父が知ったらよろこぶだろうなあと思いうれしいのですが、それにしても祖父が死んでから50年近くなった今ごろ気づくなんて……。涅槃会は、全国各地で行われているようでネットで調べると、お釈迦さまが倒れた原因や、亡くなったときの様子、最後に召し上がったお団子とか……、いろいろおもしろかったです。
★「うれしかったので送ります」と空堀から読売新聞の切抜きが届きました。『七頭の盲導犬と歩んできた道』の本の紹介が載っていました。ありがとうございます。 |
「このページにはなかなか載らないのよ」
というメッセージとともに
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協会の若いお仲間の「ささきありさん」のホームページでも紹介していただいていました。ありちゃん、ありがとう♪
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★書き直し原稿の締め切りは今週の金曜日でしたが、今日送りました。というのも明日は福山・広島で一日留守にするので、原稿を見直すことができません。2日後に送るよりも1日でも早く送って、チェックしてもらった方がいいかなと思ったからです。原稿に写真を付けたところ容量が多すぎて添付出来ませんでした。夕方あわてて宅配便で送ることにしました。間に合ってよかったです。
福山・広島の原稿併せて6作品。今日の22時に届いた作品もあります。しかも長い……。え、更にまだ続くの! 読み応えがありそうで、楽しみです♪ あした1日ですべて合評するつもりでいます。みなさんもがんばって読んで来てくださいね。あ、そうか、みんなはそれぞれ3作読めばいいのよね(福山3作・広島3作)。がんばらなければならないのは、わたしか。よーし!
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2月14日(日)「チョコレートが大好きなうーがは、自分がじいじに贈ったチョコを……」
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★ほとんど自分で食べました。「すっごくおいしかった」そうです。いずれチョコをあげるあげないで悩む日がくるのでしょうか……。「本命チョコ」だとか「義理チョコ」だとか、女の子同士でやりとりする「友チョコ」だとか、自分のための「ごほうびチョコ」などいろいろあるようですが、もらったもらわないで人間関係がスムーズにいくというよりも、複雑になるだけのように思えるのは、わたしだけでしょうか。
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★書き直し、がんばっています。たぶん、あした送れそうです。睡眠がじゅうぶん足りているので、いろいろあっても快適です。というか、いろいろあっても、自分のこと以外は、なるようにしかならないのだと痛感して、深く考えないことにしています。
干支のお箸を売っていました。うーがは羊年なのですが、「うさぎがいい」といいはって、うさぎを買いました。ごきげんで使っています。人間が作った決まりごとを楽しのはとても素敵なことですが、縛られなくていいのだと思いました。 |
「お絵かきしりとり」遊びも自由です
「ん」がついても、あわてません
「みかん」は → 「みかんの皮」
「リモコン」は → 「リモコン取って」
でどんどん続いていきます |
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2月13日(土)「昨日京都にいったばかりのうーがから、『ばあば、きてえ〜』の電話…」
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★があり、一泊するつもりで行ったのですが、ママが夕方から出かけたいというので、それなら京都にいてもしかたがないかな……と、うーがといっしょに帰ってきました。いっしょに墓参をして、買い物をして、ランチを食べて、お土産も買って、電車の中ではしりとりお絵かきをして、楽しい旅でした。
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京都のイタリアンのお店
雰囲気も、ウエイターの感じもよく
前菜も盛りだくさんで
おいしかったのですが……
子どもの用のスプーンやフォークの絵がはげていて
「これなんのえ? わからへん」と
うーがは、がっくり……
子どもだったらなんでもいいのではなく
子どもだからこそ大切にしてほしい、と思いました
水も生ぐさく、代わりにワインを頼むことに
ちょっとしたことで、残念でした
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★うーがはうーがなりに、(ばあばって、いろいろたいへんなんだ)と気づいたらしく、最近、頼まなくても、「うーがしてあげる」とお手伝いをよくしてくれるようになりました。今日も、荷物が重かったのですが、最寄の駅に着くと、「うー、もってあげる」と、バッグ以外みんな持ってくれました。
かなり重いので、とちゅうで代わろうといっても「だいじょうぶ、これぐらい、まかせて」とがんばってくれました。頼もしいです♪
雑誌に連載中の曽野綾子さんの日記に、「苦労で輝く人もいるし、幸福でふくよかになる人もいる。つまり、人間は、運命を生かして使うかそうでないかなのだと思う」と書かれていました。さまざなな形で降りかかってくる現実を受け入れることの大切さと難しさを感じています。 |
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2月12日(金)「この数日、ひいばあちゃんの食欲がありませんでした」
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★最近は全く外に出ないので、運動不足なのだと思います。足腰も弱ってきました。これまでに、いくら、散歩をすすめても応じてくれないのも、誘眠剤をやめるようにいっても聞いてくれないのも、自分流の考えがあってのことです。病院で診てもらっても、体はどこも悪くなく、お医者さんは、「この年になれば、そんなに食べなくてもだいじょうぶです」というのですが、そういうわけにもいきません。急にやせてもきました。
ひいばあちゃんは、若いときから自分の意思でしっかり生きてきた自立した女性なので、かまわれるのをいやがります。年寄り扱いなどはもってのほかです。とはいっても、「ごはんパス」といわれれば、かまわないわけにはいきません。昨夜、スープをおいしいといって飲んでくれたのをきっかけに、今朝から食欲が戻りました。ほっとしました。
ひいばあちゃんは、自由に羽ばたいてきた人なので、わたしが走りまわっていても、とやかくいいません。本とテレビが大好きで、わたしは食事のことを気にかけていればいいだけなので、これはとてもありがたいです。が、それも元気でいてくれてのことです。散歩、もっと強引にすすめればよかったと後悔しています。ひいばあちゃんも、耳を傾けておけばよかった……ときっと思っているはずです。
金曜日は、泉北作業所からお弁当が届く日でした。素材も厳選されているし、栄養も考慮、個人対応もしてくれるので、安心です。食欲が回復したばかりなので心配していたのですが、おいしかったそうです。夫は外食。うーがとママは京都。久々に自分のためだけの自由な時間に浸りました。
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2月11日(木)「ラジオで観梅のニュースを聞いて、そうだ、そんな季節だったんだ……」
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★と気づきました。毎日ばたばたしていて、暮らしにゆとりがない証拠です。荒山公園の梅、きれいに咲いていることでしょうね。前を通っていても、寄る時間がありません。
パンジョ童話教室の日でした。祭日だったので出席は半数でした。反面、いつもはお母さんの介護のために急いで帰らなければならない生徒さんがゆっくりできるというので、講座後いっしょにお茶を飲みながら、雑談に花が咲きました。
開講時間ぎりぎりに車を止めたにもかかわらず、帰るときに駐車料金が840円といわれました。数字に弱いわたしでも高すぎると思いレシートをくださいといってみました。すると、420円の間違いでした。おやおや。1000円札を出すと、「はい、おつり520円」といって、580円くれました。とっさに「多すぎますよ」といって60円返したのは計算のできないわたしのミスですが、おじさん、それは受け取ったらあかんでしょ。「祭日・雨・バレンタイン」で、駐車場は、おじさんも混乱するぐらいの混みようでした。
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★帰り食材専門のスーパーで買い物をしていると、うーがが保育園に通っていたころの仲良しさんに会いました。家に帰って、「今日、だれに会ったと思う?」ときいたところ、即座に「○○ちゃん」と当てました。びっくり。いつもいっしょに遊びたいといっているものね。○○ちゃんは、ちょっと会わない間に、すっかりおねえちゃんになっていました。うーがも、よくそういわれるのですが、毎日見ているとわからないものです。
そういえば、今日は、うさこさんちの次女のバンビちゃんが教室に来ていましたが、今春は、もう高校生。アスリートとしてがんばっている彼女は、すっかりキュートな乙女になっていました♪ 子どもの成長は早いですが、わたしもばっちり成長しています。ほんの数年前の写真ですら、(若かったなあ)なんて思ってしまいます。はいはい、それは成長といわず、老化というのよね。わかってます。 |
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2月10日(水)「素敵人に、ウイルを立ち上げた川辺宣子さんが紹介されました」
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★ウイルの会は、「泉北にホスピスを」という願いが基本になっています。どの人にも必ず訪れる死の瞬間をどう迎えるのか、残された時間をいかに生きるのか・・・・・・自分の思いを整理し、意思を伝え、やがて実行できるために学び、語り合っています。余命いくばくといわれた人たちをボランティアで支えあっています。ホームページの更新は人手不足で止まっていますが、活動は変わりなく続いています。
昨日観た映画「おとうと」に「みどりの家」なる施設が出てきて、そのあり方に感動しました。例え、経済的に恵まれていなくても、生き方に問題があったとしても、家族に見捨てられていても、人として生まれてきたすべての人が、最後は人としての尊厳を保ちつつ、心穏やかにそのときを迎えることができますようにと、献身的に見取っているのです。きっとモデルになる施設が、通天閣の見えるあたりに、あるのでしょう。「終わりよければすべてよし」、とありたいものです。
そう思いながら、湯ぶねに浸かってビッグコミックを読んでいたら、「浮浪雲」に「一日一生」という言葉が出てきました。気がつけば78歳、人生これでよかったかと悩んでいるおばあさんが、「わたしにとって幸せってなんでしょう?」と頭に尋ねます。「死ぬことです」。そうきっぱりいわれて、おばあさんは悟ります。振り返らずに、毎日を精いっぱい生きようと。それが「一日一生」という言葉で、釈迦の教えでもあるようです。
「一日一生」だとすると、わたしの今日は、まだ一生を終えていません。一眠りしたので、今から、あしたの教室の準備にかかります。
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2月9日(火)「『七頭の盲導犬と歩んできた道』を、作家越水利江子さんの……」
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★ホームページ(9日の日記)で、ご紹介していただきました。ありがとうございます。
越水さんとは、日本児童文芸家協会の実行委員会がきっかけでお近づきになったのですが、打ち合わせ中に、「ここにいるみんなはプロなんだから……」とおっしゃったひとことが、わたしをの背中を押してくれました。それまでは、名刺を出すのも自信がなくて、一歩前に出ることができませんでした。(そうなんだ、プロなんだ)と思ったことで、わたしの中でスイッチが入り、と同時に、流れが変わっていったように思います。『盲導犬不合格物語』が出て間もない頃のことです。それ以来、お目にかかる度に、公私共にはげましてもらってきました。
越水さんに背中を押してもらった書き手さんは、わたしだけではないと思います。わたしも見習って、自分だけが浮き上がるのではなく、迷っている書き手さんが自信が持てるように応援していきたいと思っています。今、改めて、(そうだったんだ……)と気がついたことがあります。わたしは、吉橋通夫先生に文章の書き方を習い、越水さんに作家としての姿勢を教わったのだと。
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★まごのうーがは、なんでもとことん聞いてきます。6歳の脳に納められている情報は限られているので、どういうふうに話せばわかるのか、説明しているうちに、またわからないことがあったりすると、話がどんどん枝分かれしていきます。「あ、そうか」と納得するまで、根掘り葉掘り聞いてくる根底には、彼女なりに不安な気持ちがあるのではないかと案じてしまいます。わたしが同じ年のころは、もっと幼かったというか、もっと無心でいられたように思います。家庭環境というよりも、おとなでも対応できかねることが多い時代のせいなのかなとも思います。
それにつけて感じるのは、童話に取り上げるテーマや素材も考え直さないといけないのかなということです。今の子どもたちの心理や葛藤を探って、それに沿ったものを書かないと、子どもたちが共感できないかも……。いや、迎合せずに、伝えたいメッセージを書き続けるべきなのかも……とも思います。いずれにしても、惰性と思いあがりで書かずに、今の子どもと向き合って真摯に取り組まなければと、幼いうーがに教わりました。 |
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2月8日(月)「松山市立石井東小学校の校長先生が、学校の公式サイトの校長室より」
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★……で、『七頭の盲導犬と歩んできた道』をご紹介くださいました。ありがとうございます。
谷井校長先生は、『小さな島のちっちゃな学校』でのモデルとなった野忽那小学校の最後の校長先生でした。守秘義務があるといって子どもたちのことは一切おっしゃいませんでしたが、島を訪れるたびに、わたしが取材しやすいようにいろいろヒントをくださったり、動きやすいようにさまざまな配慮してくださいました。谷井先生の積極的なパワーがなければ、数か月後に休校になる学校のことを本にしてもらえたかどうかは、わかりません。出会いの大切さを感じます。
野忽那小学校は、最後のひとりだった島の小学生が卒業して休校になってしまったのですが、大らかで、しかし行き届いた教育内容や島の人々の心意気は、本となって残りました。ふとしたきっかけでこの本を手に取った子どもたちに、「こんな学校があったらいいな」と思ってもらえるかぎり、野忽那小学校は永遠に存在するのではと思います。
一昨年の7月のサマーキャンプ、昨年3月の卒業式をなつかしく思い出します。
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★ただひたすらに原稿とにらめっこをしています。前半はすんなり書き直せたのですが、後半で悩んでいます。ここは思案のしどころ……。試行錯誤している間は闇の中にいるようで不安なのすが、この過程があるからこそ作品に愛情がわいてくるのだと思います。生みの苦しみあっての創作かな。 |
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2月7日(日)「パジャマの上からトレーナーを着て、一日、ぐうだらしていました」
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★家族が家にいる日は、ピンポンが鳴っても出てもらえるので、気楽です。冷凍庫をのぞくと、お歳暮にいただいた飲茶の大根餅が残っていました。やったあ♪ あとは冷凍えびとベーコン。よしよし、これだけあればと買い物もパス。ありあわせですませました。 |
中央はからし菜のおひたし
と
蓮根とちりめんじゃこのキンピラはお勧めかも
ポニョの海で獲れた
サヨリの丸干しをあぶって
今夜は冷酒を♪
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★昨日、チョコレート菓子が届いたのですが、あまりのおいしさに家族が揃っていたとはいえ、一日で一箱(たぶん15個入っていたと思います)を完食してしまいました。さすが東京にはおいしいものがあると、感嘆しました。 |
しっとり濃厚。でも軽やかな余韻
もう一個。更に……、となったのです
美味しさを力に換えてがんばります
書き直し♪
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2月6日(土)「うーがの生活発表会(学芸会)でした。ところが、ばあばは……」
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★……今日中にクリアーして次の人に回さなければならない仕事があったので、見にいけませんでした。「なんできてくれなかったの?」。ごめんね。ばあばだって、見たかったんだよ、うーがの白雪姫姿。ラブミーテンダーの合奏も、じょうずにできたんだってね。よかった、よかった♪
近所に同年齢の子どもがひとりもいないので、うーがの遊び相手は、いつもばあば。テレビを観るときも、そばにいて、どうのこうの言い合いたいのです。だましだまし、キッチンから返事をしたり、パソコンを叩いたり……。やっと、少しの時間ならひとり遊びができるようになってきたのですが、それがいいのか、悪いのか……と思っていたところ、下記の本が届きました。
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★西川夏代さんの『伝えよう わんぱくおてんば 子どもの遊び』(絵 宮坂榮一 教育出版)をご紹介します。 |
22の遊びが描かれています
なつかしいな、どれもこれも♪
思い出しますはしゃぎ声に、べそかき顔
わたしたちのひざには、いつもかさぶたが……
とーふ屋のラッパの音も聞こえてきます
子どもは、遊ぶのが仕事でした
ほかにも、こんな遊びをしていました
おいちだん(ゴムよび) 陣取り ハンカチとり 竹とんぼ
ままごと げたかくし かんけり がげえ どうま
ビー玉 草花で色水つくり、落ち葉遊び……
子どもは遊びの天才でした
うーがを、タイムスリップさせてやりたいな
あの時代の、あの路地に |
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2月5日(金)「うーがは、毎朝、幼稚園バスが来るぎりぎりまでお絵かきをしています」
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★あわただしく出かけて行ったあと、ふと見ると、テルが使いっぱなしのペンをまるで守ってでもいるように見つめていました。もしかしたら、テルも絵が描けたらいいなと思っているのかな。 |
その横で寝そべりながら
児童書を読みました
あと2冊……
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今日は、午前保育なので、あっというまに帰ってきました。お昼ごはんをたべさせて、ジャスダンスに連れて行きました。それから寝るまで、濃密なおつきあい。わたしの予定は、すべてふっとんでしまいました。というか、今日もまた、深夜作業になりそうです。
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★今日の毎日小学生新聞に、読書感想文が載っていました。みんなしっかり読み上げていて、作者も、さぞうれしいことだろうと思いました。課題図書だった『春さんのスケッチブック』(依田逸夫作 汐文社)には、「運鈍根」という言葉が出てくるようで、「運」はチャンスを逃さず自分できりひらいていくこと、 「鈍」は小さなことを気にせずおおらかにプラス思考でいること、 「根」はあきらめずに、自分の信念と夢を追い求めること、だそうです。なるほど……、「鈍」も決して悪くはないのですね。「運鈍根」。いい言葉を教わりました。
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2月4日(木)「現在、すてきな本を、まとめて読みこむ機会に恵まれています」
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★わたしの場合、電車で移動中に読書するのが、一番集中できます。何よりも明るいので、老眼になりかけの視力でも、楽に読むことができるのです。
昨日のことです。橋本駅で、電車待ちの時間が1時間近くありました。寒風の吹きざらすベンチに腰をかけ、本を開いたとたん、となりから声がかかりました。「いいですねえ、小さな字が読めて」。買い物帰りのおばあさんでした(わたしもおばあさんですが、もっともっとおばあさん)。「はい、おかげさまで」と返事をしたのがきっかけで、おばあさんの話し相手をすることになりました。
あまりの寒さに、待合室に避難したかったのですが、あいにく階段を渡って別のホームに行かないとないのです。おばあさんを置いて席をたつわけにもいかず、電車が来るまでおつきあいしました。寒かった……。
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★寒いといえば、次女が送ってくれた足温器と簡易寝袋のおかげで、深夜起きていても平気になりましたが、長時間座っていると、体が固まってきて、お風呂に浸かりたくなってきます。おふろのふたを開ける音をきいて、テルがとんできます。 |
わたしが週刊誌をめくって温まっているあいだ
半開きのふたの上で丸くなって
目を細めています
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★週明けに送った原稿について、編集さんからのメッセージが届きました。次の締め切りは……。それに向かって、がんばります。「がんばれよ」といわれたことが原因で人を殴ったお相撲さんが、引退しました。「がんばってね」といわれることがつらい人もいるようです。いろいろいわれても、めげないでがんばっている「がんばる」という言葉が、わたしは好きです。 |
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2月3日(水)「30日にご逝去された日本児童文芸家協会の川村たかし会長のご葬儀が」
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★……奈良県の五条市でありました。作家川村たかし氏を惜しんで、また師である川村たかし先生を慕って、たくさんの方々の参列がありました。大きな遺影が、壇上からやさしく微笑みかけていました。ご葬儀のあと、教え子さんたちとお話しする機会があったのですが、そのお写真のころ研究室でごいっしょだったとかで、「とてもおやさしい方だった」と口々におっしゃっていました。ご冥福をお祈りいたします。 |
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入り口近くに「偲ぶコーナー」
が設けられていて
遺影となった写真を、みなさん
携帯で撮っていらっしゃいました
お人柄を偲びつつ、わたしも……
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それにしても驚いたのは、五条市の火葬場が、ホールと同じ建物内にあったことです。最近はそういう斎場も多いそうです。合理的といえばそれまでなのですが、いにしえからの風習に、「野辺の送り」といわれていた時間的な空間があって、遺族が故人との決別を決心できたのではないのかなと思っていただけに、霊柩車をお見送りできないことがわたしには残念でした。この世からあの世への距離が短縮されたのは、便利なような、さみしいような……。
会場でご縁のあった方々と、駅近くで、故人を偲びながら昼食をごいっしょしました。2時半ごろ、橋本の駅に着いたら、なんとまあ、学研の編集長とばったり会いました。川村たかしさんのお住まいになっていた新町あたりの古い町並みを探索しつつ一駅歩かれたとのことで、車中で、携帯で写された写真を見せていただきました。そういう偲び方もあるのだなと感心しつつ、わたしもそうしたかったと、うらやましく思いました。
それにしても五条から自宅までは遠かったです(電車が1時間に1本。しかも乗り換え、乗り換え……)。幼稚園にうーがを迎えに行って家に帰ったのが6時でした。玄関のドアに吊るしてでかけた「ひいらぎといわしの頭」が落ちていました。「鬼がきたのかも」というと、うーがは、しがみついてきました。 |
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夕べ、なまはげのユーチューブを見せてやったのですが、「おめんかぶってるだけでしょ」と怖がらなかったのに、見えないものの方が怖いのかもしれません。夜も、「おにがくるかも」と早く寝ました。
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2月2日(火)「うーが先生が、じいじくにピアノを教えていました」
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★口調も、しぐさもそっくりそのままピアノの先生です。「はーい、そう。じょうずですよ」。タクトのかわりに、鉛筆で譜面をなぞっています。「ドファラのゆびは、ちいさいひとには、ちょっとしんどいかな」。おかしくって笑ってしまいました。ピアノの先生に、生中継しようと電話をかけたとたん、じいじが降参して、レッスンは終わってしまいました。
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★現在ドイツに在住中の『スペシャル・ガール』のモデルの元看護師さんからメールが届きました。『スペシャル・ガール』のもうひとりのモデル、マーサちゃんのことがNHKの福祉番組でとりあげられるそうです。2月17日夜8時〜8時30分NHK教育テレビで放送予定。
彼女のメールには、「『スペシャル・ガール』を書いて頂いたおかげで、関係者の方にマーサとの物語を読んでいただくことが出来、色々なところで輪が広がっております」と書かれていました。よかったです。それは、とてもよろこばしいことで、わたしの願うところでもあるのです。心から「やったね♪」と思う一方で、もし、『スペシャル・ガール』の本が参考になったのなら、NHKからわたしに連絡がほしかったなあと思いました。
今、著作の第二次使用権が問題になっています。苦労して調べて取材したことが、無断で使われるのは著作権の問題にかかわるというわけで、無念に思う作家たちが、あちこちだ訴訟を起こしています。
先月、野忽那島がNHKテレビでとりあげられたのですが、テレビを見た方から、「沢田さんの書いた『小さな島のちっちゃな学校』そのものだったね」という連絡をもらったということをここでも数回書きました。録画されたDVDを見たところ、テーマは違っていましたが、確かに、わたしが何度も島に足を運び、取材を重ねて発掘して本に書いたことの羅列で(100パーセント)、『小さな島……』の本がなければ撮ることができなかった番組だと思いました。
『スペシャル・ガール』は新聞記事を、『小さな島……』は、テレビ放送を見たのがきっかけで取材をはじめたのですが、そのいきさつは本にも明確に書きましたし、更に、それぞれ記者さんとディレクターさんの了解をもらいました。作品を引用した場合も明記するべきで、これは、すべての制作(創作)にかかわる者同士のルールだと思います。
『スペシャル・ガール』についていえば、NHKがわたしの本をどれだけ参考にしたかということが問題になるわけで、モデルになったふたりの情報だけだなら、わたしへの連絡はいらないわけで、17日の放送を見てみないと、なんともいえません。もしかしたら、自力で取材されているのかもしれません。『小さな島……』のことがあるので、(えーっ、NHK、またなの……)と思ったしだいです。早とちりであればいいのですが……。
わたしの思いをNHKのディレクターに伝えてくださいと、ドイツに返メールを打ちました。
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2月1日(月)「訃報……」
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★新聞などすでにご存知と思いますが、日本児童文芸家協会の川村たかし会長が1月30日に亡くなりました。先ほど届いたばかりの「児童文芸」2・3月号に、会長の年頭所感が掲載されています。「文学は、やはり世界を支えている」という最後の一行を心に留めて、目標を高くして書いていかねばと思います。 |
年頭所感「野球と文学」
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★デンマーク製の雪のストラップのキィホルダーをお守りにしています。昨年のクリスマスにいただいたのですが、車のライトに反射して光るので、現地では小・中学生は登下校時に必ず身に付けないといけないきまりになっているのだそうです。これをつけてから、今までしょっちゅう探していた鍵束を紛失しなくなりました。また、バッグの中に手を突っ込んで結晶に触れるたびに、パワーをもらっているような、いい気分になります。 |
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