7 Apr 2024
★そろそろ野鳥が木の実を啄みに来る頃だと思うのですが、今年は、山肌に落ちた実がふんだんにあるようで、鉢まではなかなかやって来ません。
あんどらも、鳥の動きを目で追いながら待ちかまえています。
そのうち、居眠りを始めました。そのすきに、
来た。こちらの気配におどろいたのか、すぐに逃げて行きました。
★出汁殻を佃煮にしました。
なんと、黒豆はお正月にこさえた残りです。火を通し直して、
時々思い出したようにつまんでいます。驚きです。カレーは、数日前のコンニャクの煮物をリメイクしました。工夫して食べ切ることができると、心の栄養にもなります。が、これらのおかずはあくまでもわたし用で、うーがには、希望通りカロリー控えめの、バランスも見栄えもいいおかずを工夫しています。「おいしそう。ばあば、ありがとう」の一言と笑顔を楽しみに。
★切ったヤナギの枝ですが、日々育っています。
根も張っています。幼いころ読んだ親鸞聖人の絵童話に、こんな逸話が、
書かれていたことを思い出しました。親鸞聖人は弟子と共に、仏教の布教のため全国を回っていたいたのですが、なかなか受け入れてもらえません。嘆く弟子に、「仏教を広めるということは、簡単なことではない。例えば、この杖に再び芽が出るほど困難なことなのだよ」と、ご自分が使っていた竹の杖を土に挿しながら言ったそうです。何日も経った頃、その竹から新芽が出ていることを弟子が発見したことが、子ども心に不思議だったのですが、まさにこのウンリュウヤナギと同じです。
芽吹きの季節です。散歩していて自然の生命力に感動しています。