今日はこんな日

3月11日 記憶の日。

★スマホから聞こえてきた警告音は、模擬の緊急速報です。もし、実際に地震が起こっていたら、発生と同時にだれもが揺れを体感していると思います。地震があったという情報はいりません。欲しい情報は、震度と震源地、具体的な避難先の案内です。このような模擬メッセージの場合は、緊急時のために、①防災グッズは準備していますか? ②食品や飲料水のストックはありますか? ⓷避難回路は確認していますか? ⑤家族との待ち合わせ場所は決めていますか? ⑤緊急時にお困りの場合は、こちらホームページを確認してください。などにすれば、いいのにと思いました。

  

3月11日は、1月17日、新たに1月1日とともに、忘れられない辛い記憶の日々です。罹災した町が復興したとしても、心が癒える日は遠いことでしょう。何の力にもなれずにいることも、心苦しいことです。

★ボランティア講座を受けました。ボランティアとはなにか、心得など、詳しい説明がありました。どれも頷ける内容でしたが、マニュアルを聞いただけで終ってしまいました。「才能登録制度」をお願いしたいと思って参加したのですが、無駄な気がしてやめました。実は今、ピアノの弾けるボランティアさんはいないか探しているのです。というのも、話は少し遡りますが、ご近所の方に差し上げた数冊の児童書を、ご主人がすべて読破されたということで、奥さんはとても感激されていました。

ご主人はご病気をされたご様子なのですが、児童書は字が大きいし、子どもにもわかりやすい内容だったのがリハビリによかったのでしょうか。「童謡も歌いたいみたい」ということでした。赤坂台に住んでいたころ、地域の高齢者や子どもたちのニーズに沿って、たくさんのボランティア活動を立ち上げました。童謡・唱歌を歌う「みんなカナリア会」もそのひとつです。「沢田さん、童謡が歌いたい」というおばあちゃんのニーズにこたえて、最初は自宅で始めました。始めることができたのは、ご近所さんにピアノが弾ける人がいたからです。何をするにも人材は必要です。思えば、赤坂台は才能のある人の宝庫でした。そのおかげで、たくさんのボランティア活動を立ち上げることができ、20数年後の今も継続されています。ピアノはもちろん、昔遊び、落語、おやつ作り、絵手紙、手芸、茶道。華道、体操、日曜大工などの「才能登録制度」があれば、いいなと感じています。

★ボランティア講座の帰り、デパートに寄り、カキ、とあさりの炊いたんを買いました。鯛ごはんの上にのせて、ぜいたくな丼をこさえました。

毎朝、お供えするので、おいしい日本茶は欠かせません。茶舗で買ったものの、最近、どこの店も袋に入れてくれません。それでいいのですが、帰宅したときに、お茶がひとつ足りません。写真緑の袋と同じパッケージの煎茶です。記憶を辿ってみました。デパートで和菓子や野菜、お総菜、贈り物などあれこれ買って、買い物袋の中に詰め込んだ際にすべり落ちたのかも。

ダメ元で、デパートの落とし物係りに問わせました。レシートがあったので、「祭」という銘柄も言えました。「祭、届いていますよ」。よかったです。落としたとわかった時は、携帯でなくてよかった、定期でなくて、財布でなくて、鍵でなくてよかったとあきらめていたのですが、見つかってうれしいです。

 

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

1943年生まれ
羊年・B型・さそり座
48歳で童話教室に通い始め
54歳で単行本デビュー
80歳の現在に至る

日本児童文芸家協会会員
日本ペンクラブ会員

メールはこちらへ