今日はこんな日

お茶のおけいこ

★昨日の自立整体の教室でのことです。骨や筋力をしっかり維持していると、例えば、脚立から落ちてもけがしないという話を耳にしました。「だからといって、脚立には絶対登らないでください」と、講師が念を押したのは、このクラスの生徒はみんなじいさん、ばあさんばかりだからです。そういわれても、わたし、つい数日前、脚立に乗ったばかりです。洗面所の電気が切れたからです。一人暮らしなので、棚の上のものを取るときや換気扇の掃除、ねこのことなどで、脚立に乗らなければならないことも、あります。

電球、斜めについていたんだ。知らんかった。おもしろ♪

★昨日の、お茶のおけいこのポイントを、ベルちゃんがいつものように送ってくれました。お香合の矢筈(やはず・羽根の部分を模ったもの)は祇園祭にちなんで、主菓子の西湖も、いうたらちまき風、お干菓子の珠玉織姫は七夕にちなんでということでした。花はむくげ。「道野辺のむくげは馬に食われけり」。人生の大先輩が詠まれた俳句を想いだしました。もう50年以上も昔にいただいた自伝に掲載されていました。道ばたで、むしゃむしゃとむくげを食らう馬の口元。ひきちぎられるびに揺れているむくげの花が目に浮かんできます。

こちらは、御所籠のお点前。

お道具拝見。

水差しの蓋は、あかめがしわの葉蓋です。

露を払って、葉をたたんで、茎を挿して止めます。

「とんぼのお茶碗で、俊子にたててあげて」

ベルちゃんが、水布巾の畳み方を教わっています。師はお義母さん。

  

置き柄杓、切り柄杓、引き柄杓の作法も。

 

★昨日、帰宅後、たいへんでした。3匹のねこのうち、あんどらがいないのです。いそうなところはすべて探しました。押し入れの布団を引っ張り出し、箪笥の上、本棚の上、「あんどら、あんどら」と連呼しながら家の部屋も下の部屋も探しましたが、出てきません。シロップとはてなが、そんなわたしを怪訝な顔で見ています。15分も必死で探し続けました。(落ち着け、落ち着け、外に出るわけがない)と自分にいいきかせながら、シロップとはてなにフードを足してやりました。ふとふりかえると、あんどらがいました。「どこにいたのよ?」と抱きしめました。疲れがどっと出ました。

★夏バテ予防と疲労回復にと、あまさけが届きました。いつも気づかっていただいて、ありがとうございます。豆腐竹輪は鳥取の名産で、松弥龍さんの『沙羅の風』に出てきます。松さんと親しかった作家さんが送ってくれました。豆腐竹輪、初めてです。

再読しました。豆腐竹輪、二度出てきました。沙羅の心境の変化を竹輪の味でうまく捉えていました。それにしても、沙羅のお母さんの子ども時代を想い、松さんと共にぎゅっと抱きしめたくなりました。

 

 

 

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1943年生まれ
羊年・B型・さそり座
48歳で童話教室に通い始め
54歳で単行本デビュー
80歳の現在に至る

日本児童文芸家協会会員
日本ペンクラブ会員

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