今日はこんな日

7月20日 松 弥龍さん

★作家仲間の愛知県在住の松弥龍さんが亡くなられました。本日、お身内だけのご葬儀がとりおこなわれたと聞いています。奇しくもその葬儀の日に届いた同人誌『ぺパン』(光丘真理先生指導)を手にして、驚きました。松さんの作品が掲載されていたからです。『桜の花かゆれるとき』を拝読しながら、松さんの控えめでやさしくも、心のうちにしっかした芯を秘めていらっしゃったお人柄を偲びました。東京都国立市のぺパンの勉強会に、愛知県から参加されていたのですね。4月4日に開催されたぺパンの座談会にも参加。『ぺパン』の冊子の中に、しっかりメッセージを残していらっしゃいます。一年半の闘病だったと聞いていますが、そのころは、ご病気も小康状態だったのでしょうか……。

『ぺパン』の冊子の中に、メンバーのデビュー作や新刊を紹介したぺーじがあります。松さんの『沙羅の風』(国土社)も紹介されています。

今年の4月に刊行された単行本『沙羅の風』は、3月30日のわたしの日記でも紹介しています。子ども時代の葛藤を抱えたままお母さんになった玲子さんとその娘沙羅の物語です。作家として、いい本を遺されたと思います。

ご冥福をお祈りしつつも、52歳は早すぎます。つらいです。

 

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1943年生まれ
羊年・B型・さそり座
48歳で童話教室に通い始め
54歳で単行本デビュー
80歳の現在に至る

日本児童文芸家協会会員
日本ペンクラブ会員

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