16 May 2023
★身を清めてから茶室に入り、床を拝見します。
今月のお軸は、「竹有上下節」ですが、
対語として、「松風古今色」があるそうです。お軸にしたためられている禅語を集めて、解釈してある大辞典があります。『茶席の禅語大辞典』(淡交社)です。ページ数を確認し忘れましたが、4500余語についての解説があり、かなり分厚い本です。「竹有……」で意味を調べたときと、「松風……」で調べたときとでは、同じ辞典の中なのに、解釈が微妙に違っているそうです。普通なら手にする機会がない辞典を繰り、確認できるのはおもしろいです。
お棚は、桑小卓(くわこじょく)です。元々は矢立だったそうで、床の間に置いて、てっぺんに香炉を飾り、一番下の狭い段にお花を飾ることもあるそうです。柄杓を左の柱に斜めに立てかけなければならないのですが、柱は細く、集中しなければなりません。さまざまなお茶席での思いがけないできごとなどを、みなさんから聞けるのも、楽しいです。
ベルちゃん情報、ありがたいです。
仕事が終わってからかけつけた若いママさんは、子どものころ、お母さんと一緒にこちらにおけいこに来ていたそうで、長い間、時間が空いていても、その経験は大きいです。
★あんどらは、目ざといです。廊下にわたしの本だけの本箱があるのですが、そのガラス扉を開けたとたん、侵入してきました。
扉を閉めても中でじっとしています。本に変身したように。あわてて外に出しましたが、怖い、怖い。
★ニュースで知りました。今日、上昇したのは気温だけではなく株価もだそうです。一時的なことにしても、明るいニュースです。ご縁があって、包丁新調しました。左利き様です♪ これをきっかけに、料理の腕前が上昇するといいな。
一日延期で、今日は葵祭の巡行がありました。お茶のおけいこがあった朋子のお宅は御所のすぐそばなので、華やかな余韻を感じました。