今日はこんな日

3月22日 深草霊園に。

★深草霊園に墓参しました。あと一駅で深草に着くという電車の中で、「30分遅れる」と長女からメール。とうことは、きっと1時間は待つことになるでしょう。今日は春らしいとはいえ、駅のベンチは風が吹く抜け、寒いです(待合室はない)。階段を上がり改札を出たところで待っていたのですが、体が冷えてきたので、駅の外に出て、陽に当たりながら川べりで本を読んで待つことにしました。近くに喫茶店もない駅です。

背中には陽ざし、本は日陰になるように、少しずつ移動しながら。

★本があったので、1時間があっという間に過ぎて行きました。その本、中山聖子さんの新刊『この手は いつか』(文研出版)をご紹介します。わかってもらえないもどかしさが怒りに変わるぼく。明日から夏休みだという日、節約のためクーラーもつけずにいたアパートの部屋で熱中症でぼくは倒れた。その時からお母さんがいなくなったのは、なぜ……。ぼくのせい? 理由も聞かされず、迎えに来たおじいさんとおじいさんの家に行くことになったぼくの気持ちに、最後まで寄り添って読むことができました。

「真潮(ぼくのなまえ)この手は、わしには届かん未来につながる」。おじいさんの言葉、心に染みます。

聖子さんの『雷のあとに』は、大好きな一冊です。

★深草霊園には、夫だった人とその母が眠っています。鎌倉に澤田家の菩提寺があるのに、そこのお墓には入りたくないと常々いっていたふたり。わたしの実家のお墓に納骨できないか相談したのですが、できなかったので、ここに眠っています。

実家のお墓にもお参りしました。供花ですが、こんなに元気だったのに、

詰めすぎたので水不足でぐったり。わたしの供えた花を持ち帰りました。

おはぎもお供えしました。

★久々の腰痛です。1時間も立ったまま本を読んだからなのでしょうか。気をつけなければと思いながらも、帰りにキャットフード(主に缶詰)を買って背負いました。重っ! たいそうなことにならないように早めに寝ました。深夜に起きてお風呂に入り、本を読み終え、洗濯機を回している間に、日記をアップしました。もうすぐ2時です。「明朝4時に起こして」と、ママのところに帰っているうーがからメールがありました。このまま起きておくべきか。

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1943年生まれ
羊年・B型・さそり座
48歳で童話教室に通い始め
54歳で単行本デビュー
80歳の現在に至る

日本児童文芸家協会会員
日本ペンクラブ会員

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