11 Jul 2024
★鉾の組み立てが始まっていました。楔と縄だけで、組み立てていきます。縄を巻いた跡も美しいです。蒸し暑い中、ご苦労なことです。
大丸さんの一階に、全鉾のチマキが飾ってありました。
★西村友里さんの新刊『消えた校長先生』(GAKKEN)をご紹介します。四年生の最大イベントは、野外センター山の家で、二泊三日過ごすことです。潤也には心配事があります。相談しに行った先は、保育園の園長先生。園長先生から、ご利益のある木札のお守りを渡してもらったのですが、お札は半分に割れています。残りの半分は校長先生が持っているそうで、伝えておくから、当日校長先生からもらいなさいと言われました。淳也のバスには、校長先生は乗っていません。もう一台のバスかなと思っていたら、そっちにも乗っていません。帯に書かれている通り、姿は見かけるのですが、そのたびに消えてしまいます。
なるほど、そういうことだったのね。おとなや伝統に守られつつ、二泊三日の間に、こどもたちは成長していきます。子どもたちが活き活き描かれています。「消えた」は、シリーズで、今巻で4巻目です。
★河原、強い風が吹いています。その風に飛ばされることなく、アゲハが、レンゲに止まろうとしていました。あっちに止まり、こっちに止まり。色が違って見えますが、どれも同じ個体です。
夢中になっていたら、知らない人が、「奥さん、大原行き来ましたよ」と教えてくれました。