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           日々好日    2006・7

  
       
       

7月31日(月)「ハード」

★書き直し原稿、やっとオーケーをもらえそうです。最初のテーマーは、短編向きではないということで、二回書き直しました。登場人物は同じですが、テーマは変わってしまいました。このように依頼原稿に書き直しが要求されることはめったにないので、とても勉強になりました。なろほどなあと、アドバイスがありがたかったです。

一方、新聞の連載度童話ですが、11回〜30回まで、指示に従い行を減らしました(〜10回はすでに削去すみ)。中には6行削去という指示のある回もあり、明日から連載という間際になっての訂正は、かなり辛いものがありました。削らなくてもいい回もあり、なぜこんな事態になったのか問いつめるより、直さなければならないのですから従いました。ただ、送られてきたファックス原稿が新聞社の専用ソフトということで横書きになっていたのも、しんどかったです。

ノベライズ、中盤になってストーリーが大人向けになってきました。どこまで書kるかを含めて問題多しです。脱稿を目指してがんばるだけです。


★生協で、めずらしく豚の三枚肉のブロックがあったので、角煮をしました。わたしが作る角煮は簡単で、鍋にさえかけておけばかってに出来上がるので、忙しいときにはもってこいの料理です。

                   
@豚肉は、適当な大きさに切り、まずふっとうしたお湯でゆでます。ゆで汁を捨てて、にんにく丸1個をほぐして入れます(写真)。新しく水を張り、しょうゆ「だぼだぼだ」と入れます。目分量なのですが、入れすぎてはいけません。煮えてきてからいくらでも足すことができます。砂糖ひとつまみも忘れずに。 
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A火は、強からず弱からず。煮汁が踊らないように、気長に似ます。最初はこのようにごりごりした感じなのですが、やがて脂身の部分が透明になってきます。にんにくはくずれる前に引き上げておきます。ほっこり栗のようにおいしいです。
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しょうゆが足りなかったら足してください。みりんをたらりと入れるとつやが出ます。たまごをゆでておいて、放り込み、しばらく煮ます。

7月30日(日)「健康茶」

★緑茶はもちろん、健康茶大好きです。最近何種類もの薬草が入っているお茶も多いのですが、煮出し用の小袋に入っていたりして、それがいったいどんなものなのか、実体がよくわからないままでした。今回、大阿蘇万能茶というのを買ったところ、あけてびっくり、元の形はないまでも、こんなこのなのかろうれしくなりました。

              
                    14種類もの健康茶の実体は、

どくだみ・柿の葉・とうきび・はと麦・くま笹・あまちゃづる・ハブ茶・甘草・大豆・田舎麦・桑の葉・くこ・ウーロン茎・びわの葉ですって。きっと体にいいんでしょうね。続ければですが。

★毎日新聞連載の予告が出ました。


 
わたし、笑いすぎですよねえ。「とんがり森の魔女」を掲載するときに、担当の記者さんが写してくださったものです。          

7月29日(土)「島本町」

★JRの山崎(または阪急の水無瀬)にある島本町ふれあいセンターで、島本反核・平和・人権フェスティバル実行委員会主催の、「反核・平和・人権フェスティバル」がで行われました。模擬店やコンサートなどいろいろな催しがあったのですが、その1つとして、「作家沢田俊子さんとカメラマン野寺夕子さんとあそぼ!」というコーナーが企画され、そこに招かれました。

この企画は、『命の重さはみな同じ』(学研)の写真を撮ってくださった野寺夕子さんが立ててくださったもので、以前、島本町で、「微熱花暦展」をされた、つながりから生まれたものです。

@ラブのペープサート(主催者側スタッフ)
  
               
              手作りのペープサート。ラブの泣き声が愛おしくって
  
A野寺さんと沢田のフリートーク

               
                野寺さんの質問に答える形で進められました
                
自分の入ったスナップはなかなかとれないのですが、どなたかが、わたしのデジカメで撮ってくださっていました。
    
B動物の絵を見せながら、本の一部を朗読(主催者側スタッフ)

       
            バックには、1頭の猫が増えるようすを大きく抜描きした力作が

1頭の猫を避妊や去勢をせずに放っておくと、3年で4000頭、5年でなんと、350,000頭にもなります。たった1頭のねこが、です。それだけたくさん生まれた猫や犬は、どうなっているのでしょうか……。殺処分されてしまう命を作らないためには、避妊・去勢することが大切です。ノラ猫を追っ払っても、えさをやる人を非難しても、のら猫問題は解決しません。わたしたち人間が、猫や犬にしてやらなければならないことは、むだな命を増やさないことです。

人の命さえ軽視される昨今ですが、それだからそこ、見捨てられた動物の命を守るために走り回っているハッピーハウスのことを知ってほしいと思います。見学に行って、保護されているたくさんの犬や猫たちや、そこで働くスタッフの仕事の姿にふれてもらうと、いいかな。そのあと再び「命の重さはみな同じ」を読んでもらうと、本に書いていることが実像となって、たくさんとびだしてくると思います。

赤ちゃんをだっこした若いお父さんたちも数人いらっしゃいました。お子さんもたくさん来てくれました。他のイベントにも行きたかったでしょうに。最後まで聞いてくれて、ありがとう♪

                
             スタッフのみなさんありがとうございました(左は野寺さん)

山崎駅の改札を出たあたりの古い家の佇まいが素敵でした。昨今は、新しい建物を良しとして古いものを取り壊て行く傾向にある中、心がやすらぐ思いがしました。緑に囲まれた島本町ふれあいセンターは、とてもりっぱな施設でした。町とふれあいセンターの建物を見ただけで、島本町は文化の高い町だと感じました。和馬くんもここを歩いたのだなあと、ふと思いました。

ホームページを見て、「野寺さんにも会いたいし」と、電車に乗り、バスに乗りかえ、わざわざ来てくださったのは、わたしをいつも応援してくださっている方々です。ヒロリンさん、★子さん、アヒルさん、ありがとうございます。終わったらいっしょにお茶を、と思っていたのですが、ろくろくお礼もいえずじまいでに失礼しました。

                
                こんな素敵なとんぼのブローチをいただきました

7月28日(金)「ジャングルジムはたまごいろ」

★泉北障害者作業所を訪ねたところ、開けっ放しの事務所は暑さがこもっていました。「クーラーは設置されてないんですか?」と思わずきいてしまいました。「あるんです。でも、暑さのピークの2時までがまんすれは、あとは涼しくなっていくだけですから」と職員さんは、Tシャツ姿で首にタオルを巻きつけて、にこにこしていました。2時のピークって、まだ朝の10時になったばかりなのに、と驚きました。各作業場では、クーラーを入れているそうですが、節約を呼びかけるには、まずは事務所からということのようです。クーラーをつけっぱなしの我が家のことを思って反省しきりでした。それにしても暑いですねえ。

★毎小新聞連載の「ばあばのふろしき物語」の最後の校正をしました。5月18日から連載が始っているのですが、いよいよ8月10日で終了します。あっという間でした。

8月から、毎日新聞に「うめぼしばあばのおべんとう」の連載が始まり、しばらくの間、連載2本という。6月には、後藤みわこさんの「ジャングルジムはたまご色」が連載されていました。その頃、毎日新聞はとっていなかったので、図書館に見に行こうと思いつつなかなか見に行けないでいたところ、掲載終了後、みわこさんがコピーを送ってくださいました。新聞は西日本版なので、みわこさんの住んでいる町ではリアルタイムで読めなかったとこのこと。うーん、それも気になることでしょう。

              
              
さて、「ジャングルジムはたまごいろ」、早く読みたいのですが、贈呈本などを含めて、なかなか読めずにいます。みさなん、ごめんなさい。

7月27日(木)「オリーブ油」

★シシリア島のオリーブ油をいただきました。シシリア島と聞いただけで、わくわくしてきます。エクストラ・ヴァージン・オイルは火を通さない方がいいそうです。小皿に少しとって岩塩をいれ、フランスパンにつけていただきます♪

             


オリーブオイルは、植物のなかでも果肉から採れる唯一の食用オイルだそうです。その主成分のオレイン酸は、老化・ガンの予防・内蔵機能の強化など多くの健康効果で知られています。 毎日とりたいヘルシー食品ときいてから、オリーブ油派になりました。

また熱に強い脂肪酸なので、いろいろな料理に守備範囲が広い万能選手です。
わたしは、ドレッシングはもちろん、出し巻玉子にも、最初に炒めてから煮る和風料理(たとえば、ひじきやぜんまい、筑前煮など)にも、田楽みそを作るときもオリーブ油を使っています。特に味に影響はありません。ごま油もよく使いますが、サラダ油は揚げ物のときだけで、ほとんど使いません(それも生協の菜種油を使うことにしています)。油・砂糖・塩には、特にこだわっています。

★童話教室から帰ると、更に仕事がたまっていました。まずは夕飯の支度をしました。蒸し鶏のサラダには、もちろんオリーブ油を使いました玉ねぎをたっぷりすりおろして酢・醤油・砂糖・オリーブ油とからませました。こいもと油揚げぜんまいは鶏を蒸したときの蒸し汁を使ったので、オリーブ油は使いませんでした。えびしゅうまい(市販のもの)。トマトサラダには塩とオリーブ油をかけました。瓜とキャベツのぬか漬けは、今が最高です。

夕飯の後、孫をお風呂に入れ、校正を送り、一眠りしました。この日記をアップしたら、さあ、今から生徒さんの作品を読みます。教室の生徒さんが、パワフルに50枚作品にチャレンジしているので応援したいと思います。自分の創作は、そのあと……です。今日、合評したもう一作(5枚作品)は、メッセージ感のあるいい作品でした。原稿用紙から、ノスタルジックな雰囲気があふれていました。5枚で描き切れなかったといいわけをしないで、不要な個所を削って、ラストをうまくまとめてほしいです。

7月26日(水)「スパロウ船長」

★「頭の初期化」ともっともらしい理由をつけて、仕事に追われている真最中だというのに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」観てきました。60歳を過ぎるとプレミア席でも1000円なのがうれしいですねえ。しかもポップコーンつき。「え、おばあさん価格でも?」と思わず聞き返しました。なんだか申し訳ないような、「それではビールをいただきます」ということに相成り、朝っぱら(10時45分開演)から、リッチなひとときを過ごしました。

さて、今回の「パイレーツ・オブ・カリビアン」ですが、一言でいうなら、前回のほうが不可思議さが際立っていて面白かったです。今回ジョニー・ディップ演じるジャック・スパロウ船長より、ウィル・ターナー役のオーランド・ブルームの活躍シーンが多く、ジョニー・ディップ贔屓のわたしとしては物足りませんでした。それにしても、昨日、テレビで観た「素のジョニー」と「海賊」との落差がたまりません。ジョニー・ディップの映画の面白さは、彼の役作りでしょうか。そういう意味では、チャップリンと同じかもしれません。ジョニー・ディップが生み出した船長のキャラクターとファッションと身のこなし、表情、最高です。

映画館への行きは夫に送ってもらったのですが、帰りは自力で帰らなければなりませんでした。午後2時台の一番暑いときに、延々と歩いたのですから、家についてシャワーを浴びてしばらくしても、汗が吹き出てきました。

                

                   ぎんぎらぎんの青空には、入道雲が……。

★今、仕事と追いかけっこです。追いつかれたり、追い越したり、並行にしていたり……。でも、わが家におけるわたしの位置はあくまで主婦で、こと夫の目には、趣味に熱中しているとしか映っていないようです。

7月25日(火)「BUT!」

★「近海であがったとれとれのタコ、味がちがうで。まあ食べてみ」と魚屋さんがすすめるので買いました。


            

タコってこんなにおいしかったんだと思いました。同じ海の中にいるのに、いつも食べている輸入物とは、どうしてこんなにも味がちがうのか不思議です。孫に、「ほら、タコちゃんよ」といって見せたら、「ぎゃおー」って、のけぞっていました。そうよね、最初に食べた先人は偉いです。昔、伊勢で船を借りて釣りをしたことがあって、仲間がタコを釣りました。引きが違うのでなにがあがってくるのかみんなで覗き込んでいたのですが、黒いものがうごめいていて、いっしゅん人の頭かと思ってどきりとしたことを思い出しました。

★偶然つけたテレビの画面に、ジョニーディップが映っていました♪ 日本の子どもに、「もしも海賊が○○だったら」という手作りの紙芝居を見せてもらっていたのですが、「BUT!」という展開に、「おう、いつもBUTだねえ」といいながら、いくつも落ちに、そのつど反応していました。海賊が見つけた宝箱の中には、臭い靴下が入っていたという落ちには、「実はこの間おなじようなことがあったよ」と爆笑していました。「今まで受けたインタビューの中で、最高だったよ」と、とてもよろこんでいました。「この紙芝居くれる? 君たちのように上手には読めないかもしれないけれど」といっていましたが、ご自分のお子さんにしてあげるのでしょうか。

腕にはいれずみをしていました。英語で文章が描かれていましたが、これが、例の、お母さんへの感謝のいれずみなのかもしれません。テレビをつけた偶然に感謝です。

今晩こそは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を観にいこうと思っていたのですが、8月から連載の校正が送られてきました。ほとんどの回数、1〜4行もはみでていました。どうしてこうなったのかはわかっていますが、文句をいっている場合ではありません。すぐに削りました。ノヴェライスの8回目のシナリオが届きました。こちらの方は、追われています。

7月24日(月)「感謝」

★わたしが所属している日本児童文芸家協会では、毎年、毎日新聞社や「がんの子どもを守る会」と協力して全国の小児病棟へ、また古くからおつきあいのある養護施設、フランスのアルザス公社に、児童書を寄贈しています。災害地に臨時に贈ることもあるそうです。またそれらとは別にまたそれとは別に、会員に繋がりのある故郷などにも協会が購入した本を300円で譲渡してもらえるシステムもあります。

こんなに詳しくは、今回知ったことなのですが、今年の総会で、図書委員さんが本の寄贈の報告をされていることを聞き、わたしの知っている2つの施設にも寄贈をお願いできないものかとお伺いをたてました。ほんとうにあつかましいことです。おせっかいなB型人間であり、のりのりの大阪のおばさんであり、尚かつ、おそれを知らない年齢のなせる行為です。

協会からはていねいなお返事があり、昨日(21日)の理事会で審議にかけてみましょうといってくださいました。そのお返事が今日ありました。協会が来月引越すということもラッキーに働いて、今回限りということで、寄贈が可決したそうです。ばんざ〜い! ほんとうにうれしいです。ありがとうございました。何かにつけて、暖かく接していただける日本児童文芸家協会に、感謝の気持ちは募るばかりです。

                
            障害者作業所のささやかな「仲間文庫」に、新しい本が加わります

                 
              宮崎県の小さな村にも、ご縁があって寄贈していただけることに


★夏野菜の酸っぱいスープをふうふうしながら食べると、元気がでます。

                

にんにくを丸1個ほぐして、豚バラ(塊を一口大に切ったもの)と玉ねぎと順番にいためた後、ズッキーニ、にんじん、じゃがいもも、さっと炒めます。その後熟れたトマトを皮付きのままぐしゃっと3個つぶします。水を入れてブイヨン、ベイリーフをいれてあとは、ことこと煮るだけ。

            
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仕上げに塩コショウして
を入れます。野菜の甘さと酢が相性です。豚肉も野菜も口に入れると、とろけます。キャベツとりんごのコールスロー。小えびとなすの煮物。小えびは丼に山盛り煮ました。とびあらでもないし、何という名前だっけ。いつもは殻をむいてかき揚げにするのえびです。

7月23日(日)「オルガン」

★古いオルガンと、とうとうお別れしました。このオルガンは、「幼稚園の先生になりたい」というわたしの気持ちを汲んで、高校生のときに、母が工面して買ってくれたものです。わたしが結婚してからは、母が愛用していました。母が亡くなった時に我が家に運んできたのですが、なかなか処分できずにいました。でもいつまでもこだわってはいられません。夫がオルガンがあった場所に本棚を備えてもらうのをきっかけに、手放すことになりました。昨日、気がついたら運ばれていました。最後に、思う存分弾いてあげればよかったと、今になって思っています。写真もとっておけばよかった……。

★買い物のついでに、うなぎ専門店に寄りました。さすが土用の丑。すごい列でした。駐車場に入るまで時間がかかりそうです。ここのうなぎは、香ばしくっておいしいのですが、何もこんなに混んでいる日に買うこともないか……。車の列からぬけようと思ったのですが、そうだ、とひらめいて、そのまま並ぶことにしました。ご近所に、おくさんを介護しながら炊事・洗濯・買い物などすべて立派にこなしている85歳のご主人がいらっしゃいます。庭の手入れも見事で、草ぼうぼうのわが家と比べるにつけても、頭の下がる思いです。日ごろのご無沙汰をお詫びしつつ、「お中元で〜す」と土用餅といっしょに配達しました。今日はうなぎでなくても「う」のつくものなら何を食べてもいいそうです。「うめぼし」「うどん」「ういろう」「「ウエハース」……? でも、暑気払いには、やっぱりうなぎ♪

7月22日(土)「6月のまんま」

★夫が、近所の大工さんに来てもらって本棚を作ってもらったりしているので、朝からペンキのにおいと電動ノコの音が響いています。そんな中で、「わたしはわたし」と割り切ってパソコンに向かおうと決心したのですが、なかなか……。今日も、こまぎれにしか時間が使えませんでした。まあ、そんなもんでしょう。

★みんなが出たり入ったりするところにいくつもカレンダーがかけてあります。泉北障害者作業所、沢口靖子さんのお母さん、菩提寺、海遊館、盲導犬関係などからいただいた大切なカレンダーたちです(居間に3(1つは来月にしてある)、キッチンに1、わたしの部屋に1、夫の書斎兼まごの遊び場に1、洗面所に1)。

                
                    洗面所には、海遊館のカレンダー
               (夏休みに入り、海遊館は長蛇の列だそうです) 

月が替わるといっせいにめくるようにしています。が、あてにならないものです。めっくったつもりでいたのに、6月のままのものが1つありました。それは一番よく目に付く場所にかけてあって、毎日ながめている大きなカレンダーがです。もう22日。日数をいっぺんに失ったような気がしました。新しい場面が新鮮です。

★あした7/23(日)15:00〜16:00MBSの猛虎ファイルに赤星選手が出ます。赤星選手は、「ぼく、がんばったんだよ」の和馬くんのあこがれの選手で、甲子園にゴールをしたときに迎えてもらいました。そのことが取り上げられるそうです。

7月21日(金)「ていねいと雑」

★短編の書き直しほぼできあがりました。数日おいて、見直します。毎日新聞の8月連載のイラストが届きました。かなりインパクトの強い絵です。連載予告の記事は新聞社で書いてくださるそうで、電話でテーマなど聞かれました。テーマは、今、話題の「食育」です。毎日小学生新聞の校正が届いています。今夜にでもすませてしまおうと思います。

★骨折した友人の車での送迎と夕飯の差し入れは、今日で終了しました。来週から、自分で通勤できるそうです。骨がくっついたらボルトを外す手術をしなければならないそうですが、ひとまずは、めでたし、めでたしです。夕飯の差し入れといっても、わが家のおかずをおべんとう箱につめて渡していただけでなので、手間はかかっていません。それでも、とってもよろこんでもらいました。今日のおかずは、

              


自家製の焼き豚・ポテトサラダ・つるむらさきと山東菜のニンニク炒め・ひじきと豆腐の青じそハンバーグ・塩さけ・納豆・五穀米でした。冷えたワインとおいしくいただきました。

★家事が一段落した夜の8時前に犬の散歩をしていたら、久しぶりにご近所の友人に会いました。庭にできたレモンや干し柿をくれる友人です。もう何か月も会っていませんでした。なつかしくって立ち話をしていたのですが、雑に生きているわたしとていねいに生きている彼女とでは、価値観のちがいはあるのですが、話していて気持ちがいい相手です。わたしが忙しすぎるからって心配してくれるので、「もし、あしたぽっくりいっても、楽しく生きたから悲しまないでね」というと、「わたしもおなじ」と友人。風のように別れました。彼女は、ペットボトルと発砲スチロールの入った小さなビニール袋を提げていました。こまめにマーケットの回収箱に持っていくのでしょう。わたしといえば、持って行こうと思いつつ、ガレージにあふれています。雑!

7月20日(木)「ジャージ」

★おもしろクラシック講座、今月もパスしました。かっては、毎日のように足を運んでいた地域会館が、すっかり遠くなってしまいました。締め切りが迫っている今、孫が保育園に行っている午前中は、貴重な仕事タイムです。

ノヴェライズの書き出し部分20枚程度を添付で送付、その調子で書いてくださいとオーケーが出ました。また書き直しの出た別の原稿に手をいれました(真っ最中)。その間、大事な電話が何本もかかかり、また、かけ、メールもし、気がついたら午後3時をまわっていました。ひざの出たジャージーに娘のお下がりのTシャツ。椅子の上で正座したり、足を投げ出したり、ベッドに寝転んで体をのばしたり……、楽がいちばんです。このままの姿で、家族を駅まで送ったり、宅配便を受け取りに出てもなんともなかったのですが、友人がワインを届けてくれたときは、さすがに恥ずかしかったです。とほほ……。

                  

       ワインを知るにはあまりにも人生は短すぎる ― ヨーロッパの格言ですって

友人が、「まとめ買いしたから」と届けてくれたワインは、天橋立ワイナリーのワイン。夕飯時に、白をあけました。口当たりがよくて、すっとのどを通ります。エビチリ・とうがらしとちりめんじゃこの炒め煮・残り野菜の煮付け・油揚げの袋詰めとニラの煮物にも合いました。

            
               激辛の塩鮭は、お茶漬けに最高でした 

7月19日(水)「塩鮭」

★「テレビで観たあの塩鮭、注文しといたからね」と次女がいいました。あの塩鮭というのは、落語家のざこばさんが贈り物に使う「かなり塩分の濃い塩鮭」のことです。一口目は、「ひえー、かなわん」と思っても、やみつきになってしまう代物だそうで、いっしょに出演していた中尾彰さんが、「うまい」と太鼓判を押していました。インターネットで調べて注文したのですが、しばらく待ってくださいといわれたそうです。その塩鮭が、今日、神戸から届きました。

                

              一切れずつラップに包んであるところが親切です

次女からのお中元だそうです。うれしいな。早く食べたい!

★わたしは、もともと眠たがりなのですが、ここ数日、たまらなく眠いのです。パソコンを画面を見つめていると、睡魔が襲ってきます。昼間は家事もあり、とても仕事になりませんでした。晩御飯のあと、とにかく眠ろうと思いました。さっき目をさましたら夜中の3時をまわっていました。少し迷ったのですが、締め切りのことを考えて起きました。お風呂に入って、さあ、今からがんばろうと、思ってはいるのですが、やはり眠たい……。こういうときには、ベッドに入るしかないのかな。

7月18日(火)「ミニレシピ」

★お指の先は水族館♪ ペンギンさんに、あざらしさん。「このおゆびは、こっちとおんなじピンクのおさかなさんつけてよお」。孫は遊びの発見者。こうして今日は、シールで遊びました。

             

                       

★「沢田さんちのおからおいしい。作り方、教えて」と、よくいわれます。秘訣は(といえるかどうかはわかりませんが)、よく炒ったおからに炒めておいた具材を入れて混ぜた後、だし汁でじゃぼじゃぼにすることです。まるでおから汁のようにです。そこからときどき木じゃくしでかきまぜながら、じょじょに水分をとばしていくのです。けっこう時間がかかりますが、しっとり煮あがって、のどにつまったりしません。具は、人参・ごぼう・ちくわ・油揚げ・こんにゃく・鶏ミンチ(生ぶし)・ねぎ(右下)。

               
  

鶏レバーのしょうが煮(左下)は、血抜きがポイントです。これさえしっかりしておけば、こっくりおいしくできあがります。豆アジは、骨ごと食べられるようにカリカリに揚げて、三杯酢につけました。豚しゃぶは厚切りロースが決め手。薄切りよりも数段おいしいです。これプラス納豆、ぬか漬け、ちりめん山椒、キムチなどをあてにビールを飲む者もいれば、焼酎を飲む者も、ごはんを食べる者も。

★仕事は、書き直しもあり、プレッシャーを感じることばかりです。なんでも山があれば谷もあり。めげずにがんばりましょう。

/7月17 日(月) 「郡劇」

★飲兵衛会の仲間たちと、維新派という劇団の「ナツノトビラ」を観ました。開幕直後から、驚かされました。モノトーンの世界です。群舞というか、郡劇というか、同じ生成りのシャツと半ズボン、ストローハットをかぶった子ども姿の30人ほどの男女が、かぶっているのとおなじ帽子を手に、時々何かつぶやきながら舞台上手から、また下手から、ビルを想定した舞台装置の手前や向こう、その間を、ズンたった、ズンたったと、リズミカルに移動します。そのうち劇が始るだろうと思っていたのですが、いつまでたってもズンたった、ズンたったが続きます。変化といえば、手に持っているものが虫取り編みになったり、飛行機になったり、おもちゃになったり……して、それに合わせてつぶやく言葉も変わっていくのですが、相変わらず、ビルの間を、手前を、向こうを、ズンたった、ズンたった……。1時間半の間ずっと繰り返される単調さに、うとうとしては、目をさまし、またうとうとしてしまいました。後で聞くと我々仲間5人のうち3人までが寝ていたそうですが、むしろ起きていた2人に敬意を払います。

松本雄吉という演出家は若い人たちにもとても人気があるそうで、最近の産経新聞の夕刊にも取り上げられていたこともあってか、芸術劇場は満席でした。自分の考えを大勢の人に演じさせ、これだけの観客を動員できるということは、個人で創作しているわたしには凄いことのように思えました。無言のうちに進んでいった物語は、主人公の少女の弟が交通事故で死んた思い出の世界だったようなのですが、わたしはうつらうちらしていたので、反戦劇ととらえました。セリフか、皆無に近いので、観る人の想像が劇のストーリーになってもしかたがありません。アンコールの群舞、とてもよかったです。これはダダだだーっで、まさしく反戦がテーマだと思うのですが。受け取り方は自由です。

帰宅後、もくじを見ると、1うたたね 2まちかげ 3かげぼうし 4つむじ 5かげろう 6ひだまり 7かはたれ 8はかげ 9つきかげ 10ひざし とありました。これらのタイトルを表現するために30人もの人たちが舞台でうごめいていたのですが、これらの抽象的なタイトルをつなげていったい何を伝えたかったのか、未だわかりません。芸術は不可解です。

帰りにもうひとりのメンバーと合流して、飲み会に流れました。

              


飲みながら近況など他愛もないことをおしゃべりしたのですが、特に、黒一点の男性メンバーをからかいながら思う存分笑いころげました。楽しかった〜。飲兵衛の会のメンバーの一人が元役者さんで、今日の観劇とつながったわけですが、別の劇団から出演のオファーがきているとか。目下考慮中だそうですが、ぜひ、イエスといってください。

7月16日(日)「襲名披露」

7月大歌舞伎を観にいきました。中村鴈次郎の「坂田藤十郎襲名披露」でもありました。藤十郎の名まえがつがれるのは231年ぶりだそうです。口上は、「……おんねがい奉りまするう」という伝統的なものが圧倒的でしたが、中には、「兄さんとわたしのたった一つの共通点は、おくさんが怖いことです。よろしくおんねがい奉りまするう」などと、けっこうくだけた感じのものもあり、伝統の中に現代の風をも感じました。連獅子を舞ったのは、藤十郎の息子さんの翫雀と十五歳の孫の壱太郎。風格のある親獅子、初々しい若獅子、親子の情が現れていて、とてもよかったです。

歌舞伎は伝統芸能なので、衣装やしぐさにもきまりがあって、理解するには難しいものもあるのですが、イヤホーンがあるのは助かります。この場面はこう、このやりとりはこうと説明が入り、新しい発見もあります。

今日の出し物のうち、最後の演目は、「夏祭り浪速鏡」。藤十郎演じる団七が、こらえきれずに悪人の舅を殺す場面があるのですが、追い詰めるたびに屋号がかかるのも殺人を奨励しているようで、場違いの感じがしました。襲名披露にふさわしくない後味の悪い芝居でしたが、あえてこの芝居が選ばれたのは先代の当たり役だったのでしょうか。歌舞伎の演目には、差別用語をはじめ現代の価値観とずれているものもあるのですが、そのまま演じられているのですが、伝統文化なので許されるのでしょう。

実は、今回の歌舞伎観賞、初日に観にいくはずだったのですが、いっしょに行く友人が骨折して延びてしまいました。今日は、なんと、その友人が招待してくれました。チケット・イヤホーン・おべんとう・お土産……。いたれりつくせりの芝居見物でした。松竹座を出たとたん、すごい雨でした。着物の方がけっこう多かったので、たいへんだっただろうと思います。

★ユニバーサルスタジオで泊まってきたママと孫はごきげんで帰ってきました。孫と同じ年頃の子持ちの友人といっしょだったので、楽しかったようです。なにより、孫がおりこうだったとママはごじまんでした。孫は小さいなりにママを困らせないように気を使っていたようで、その反動なのでしょう、家に帰ったとたん、ぐずり虫になりました。今日はママの誕生日なので、外食とあいなり、ごきげんはすぐになおりました。

7月15日(土)「睡魔」

★昨夜から今朝のうちに、まとめて仕事をしました。肩から背中にかけてバンバンです。校正2本と短編(12枚)原稿を送りました。昨夜届いた野寺夕子さんからのファックスをゆっくり読みました。

三島地区の島本町で、<「命の重さはみな同じ」の作者沢田俊子さんと野寺夕子さんと遊ぼ!>と題して、ペープサートとお話の会をしてくださるという内容でした。チラシもいっしょに送られてきました。この企画は、「命の重さ……」の写真を撮ってくださった野寺夕子さんのつながりで生まれたもので、実行委員会のみなさんがペプサートを作り、本の一部を読み上げてくださいます。わたしと野寺さんのフリートークもあるそうです。と他人事のようですが、わたしは招かれて、いっしょに楽しませてもらう、そんな感じです。日時など、詳しくは、「おめでとう掲示板」に書きますので、興味のある方はごらんください。

★夕方、そろそろ買い物に行かなければと思いつつ資料を見ていたら、知らない間に爆睡していました。ほんの1時間ほどだったのですが、すっきりしました。孫とママが一泊でお出かけなので、家の中は静かです。猫もくつろいで長く延びています。おかずは、野菜と魚介中心の酒の肴のようなものになりました。

               

あさりとヒユナ(ジャワほうれん草)のにんにく炒め。貝柱のサラダ(生貝柱をオリーブ油・酢・醤油などに漬け、ベビーリーフ・エンサイ・トマトとあえました)。イカの煮汁で、赤じゃがいもをたきました。友人の畑で採れたこのしゃがいもは、皮は赤味がかっているのですが、中は薄い黄色で、ほっこりおいしいと評判でした。ざるどうふには青じそとみょうがを。たたみ干しガレイを焼いてみりん醤油につけたものは、朝ごはんの残り。大根のピリ辛漬けも食意欲をそそります。

★初めてのママと二人でお泊りに出かけた孫のことが心配だったのですが、電話をかけて里心がついては困るので、しんぼうしていたところ、孫から電話がかかってきました。「今からねんねするねん」とごきげんでしたが、そのうち、「おうちに帰る。ばあばあ、だっこ〜」といい始めました。ママが電話に出て、「せっかくごきげんだったのに、じいじが電話して来いというから」と困っていました。それにしても眠いです。無理をしないで、思い切って早く寝ることにしました。
7月14日(金)「かけあし京都」

★仕事のスケジュールのことを考えたら、とてもそんな時間のゆとりはないのですが、前から約束をしていたので、近所の友人といっしょに京都近代美術館まで藤田嗣治展を観にいきました。さぞかし混んでいるだろうと思ったのですが、朝8時に家を出たのがよかったのか、どの絵も近くで鑑賞することができました。

藤田嗣治といえば頭でっかちな子どもの絵とおかっぱ頭の自画像の印象が強かったのですが、その絵に至るまでのいろいろな時代の画風を楽しむことができました。宗教画や戦争画がたくさんあったのは意外でした。また、日本を描いた絵があったのですが、外人が描いた日本のような感じがして(沖縄ということを考慮に入れても)、藤田嗣治は、パリ人だったのだとつくづく思いました。友人は、「しあわせな人やったんやねえ」といっていましたが、そういう感想もあるんだなあと新鮮でした。とても器用だったそうで、手作りの帽子やバッグ、お皿などの展示もありました。

今日から、「スルッとKANSAI 3dayチケット」が発売されます。8月31日までの好きな3日間乗り放題で5000円です。年に数回発行されるこのチケットで、友人は高野山や比叡山、和歌山、六甲までいったことがあるそうです。

四条通りには、祇園祭の鉾(17日に巡行)が建っていました。

                   
                    長刀鉾の向こうにかすむは東山

今は、ガラ空きの四条通りですが、15・16日の夜は人があふれ、身動きでなくなります。クリスチャンの友人が墓参してくれるというので、四条烏丸でランチの後、三条寺町に向かいました。徒歩でじゅうぶんな距離なのですが、せっかく3dayチケットがあるのだからと、地下鉄を乗り継ぎ、市役所前までいきました。5時に孫を受け取らないといけないので、友人にはせわしい思いをさせてしまいました。

それでも楽しい京都でした。わたしに輪をかけておしゃべり好きな友人は、先日、電車内で隣の座席の男性から、「ええかげんに静かにしろ」とどなられたそうです。そのおかげか今日はおしゃべりは自粛、電車の中でノヴェライズのシナリオを3冊読むことができました。といっても往きだけで、帰りは、「のどもと過ぎれば……」でした。

★家の光「ちゃぐりん」の校正がきていました。「文太くんいいですねえ。将来が楽しみな男の子です」と書かれていました。マイペースで鷹揚な文太がそばにいてくれると、リラックスできるかもしれません。そういう意味で、このまま大人になってほしい男の子です。挿絵は、長谷川知子さんですって♪ 毎日小学生新聞の校正もあわせて今からします。できれば、学研さんの短編も送ってしまいましょう。どんどん片付けておかないと、あさって歌舞伎、しあさって観劇と飲み会の予定が入っているのです。

7月13日(木)「童話教室」

パンジョの童話教室の日でした。「書く」という作業にもいろいろあります。身近なことからいけば、「日記を書く」「手紙を書く」「メモを書く」「レシピを書く」「予定を書く」「報告書を書く」「論文を書く」「嘆願書を書く」「離婚届を書く」などなどですが、いずれも事実を明確に書く作業です。「童話を書く」は、同じ書く作業でも少し違うように思います。それは「創作」しなければならないからです。たとえ「ノンフィクション」でも、事実だけを書いていては、それは単なる記録にすぎません。事実を素に、物語として組み立てればなりません。登場人物を設定し、テーマを決め、葛藤を作り、感動を織り込み、読者を物語に引きずりこむ、それが創作の力です。童話は子どもが読むことが前提なので、子どもが理解できるように子どもの目線まで降りて、子どもの知っている言葉で書かなければなりません。簡単なようで難しいのは、わたしたち書き手は大人で、どうしても作品におとなの顔が出てしまいます。できるだけ子ども自身が考え、感じ、行動するように意識しましょう。教室に長い作品がでるようになって、うれしいです。もちろん短編も歓迎です。どんどん書いてチャレンジしましょう。それにしても、暑さのせいか、今日のみんな、ちょっと元気がなかったかな。

★飲み友だちでもあり、教室の生徒さんでもあるミニコミ紙の記者さんから、孫に、こんなかわいいプレゼントをいただきました。ボタンをかけたりはずしたりするための練習グッズだそうです。 お世話になっているのはわたしの方なのにと思いながら、うれしくって、いそいそとバッグにしまいました。孫は、ボタンをとめたことがまだありません。きっと夢中になると思います。その手元を見つめるわたしたちは、るんるんるん♪ かわいいプリントの小袋もありがとう。

                

              フェルトを二枚重ねにして、ていねいにががってあります

「季節風」2006年夏号が届きました。2冊も♪

                     

季節風は、後藤竜二さんや越水利江子さんたちが編集されているレベルの高い同人誌で、そこに作品が載ることは、あこがれです。わたしのホームページの常連さんである安達若菜さんの作品が2回連続で載りました。めったにない素晴らしいことですが、それが終点ではないので、更に飛躍してもらいたく、わたしなりの感想をいわせていただきました。もう1冊は、楠章子さんから届きました。書評コーナーに、元気になる本と題して、「とらちゃん つむじ風」(文研出版)を紹介してくださっています。わたしにとっては、大きなプレゼントです。ありがとうございます。楠章子さんは、デビュー作「神さまのいる町」(岩崎書店)で注目を浴びられたプレアデスの若い書き手さんです。

7月12日(水)「B型♪」

★携帯電話が行方不明になって2週間が経ちました。家の中にあるとは思うのですが、電話をかけても応答しません。たぶんバッテリーがあがってしまったのだと思われます。もともと使いこなせていなかったので、なければないでどうってこともありません。時計と同じで、身につけていない分、開放感が大きいかも。いえいえ、それはわたしサイドのことで、ご迷惑をおかけしているかもしれません。ごめんなさい。

テーブルの4分の1をシールに占領されて困っていたところ、見て見て、こんなすてきな本をいただきました。五味太郎さんの「どんな絵できた?」(クレヨンハウス)です。

              
            
ページごとに樹木や車、国旗、ロボットなど貼って楽しくことができます。はがしたりも自由です。子どもの心理はもちろん、親の心理もよくわかったいい本だなあと、つくづく思います。本を贈ってくださったヒロリン先生は、絵本研究家でもいらっしゃるのです。今までどれだけたくさんの素敵な絵本を、孫の成長に合わせて贈ってくださったことでしょう。ありがたいことです。


★うわあ、今回のノヴェライズ、かなり大変かも。今日の電話で、締め切り、シナリオの到着状況、原稿枚数などなど聞いて、びびっています。これから1時間ドラマ11回分のシナリオを読まなければなりません。え、原稿今月中ですか……! シナリオは、まだ6回分しか届いていません。シナリオの上がり具合で、締め切りが延びることもあるそうですが、なんとまあ……。でもやるっきゃないのです。売れっ子シナリオライターのテレビドラマのノヴェライズにチャレンジできるのはラッキーなことで、楽しまなくっちゃ♪ こういうとき、お気楽なB型であることのありがたさをひしひしと感じます。タイガーバーム塗って、がんばろう!

7月11日(火)「表示」

★このワイヤー、何だかわかるでしょうか? 女性にわかっても、男性にはわかりにくいかもしれません。

                

こう並べ替えれば、わかる方もいるかと思います。そうです。ブラジャーの中に入っているワイヤーです。

                    

今や、スポーツブラ以外でワイヤーレスのブラジャーを探すことは難しいです。が、このワイヤーの連続刺激によって、乳癌が発生することもありうるそうです。脇の下の同じ個所にワイヤーの先端が当たっているなあと気になった場合は要注意です。
「たばこを吸うと健康を害します」と同じで(この広告をはじめて見たときは衝撃でした。それでも吸う人は吸う)、「ワイヤー入りのブラジャーをすると、乳癌の原因にもなりかねません」の表示があるべきかもしれません。もちろん、ワイヤー入りのブラをしているすべての人が乳癌になるわけではありません。たばこと同じで危険性があるということです。

★昨日、テレビドラマのノヴェライズの依頼がありました。担当さんが夏休みなのでしょうか、出版社の社長さんが自らお電話をくださいました。よくぞまあ、わたしを指名してくださったとうれしくなります。墓参したあとは、なぜかいいお話が舞い込んできます。母はもちろん、ご先祖さまが応援してくださっているのでしょう。試行錯誤していた12枚童話を書き進めました。キーを叩く指先も心なしかはずんできます。今週は後半、遊びの予定がいろいろ入っています。うおーし、がんばるぞお。
7月10日(月)「子どもたちに」

★宮部みゆきさんの作品、どれも好きです。ほとんどの本はクリアーしたと思います。読者を本の中に引きずり込む筆力とアイディアの斬新さとに、いつも感嘆してしまいます。今、「誰か」を買って手元にあるのですが、残念ながら、読まなければならない本が多くて、まだ読めずにいます。宮部みゆき原作という「ブレイブストーリー」を、見逃さないうちにと観にいきました。子ども向けファンタジーということで、興味深深でした。

―扉の向こうに行けば運命が変えられるという。父親が家を出てしまった直後母親が倒れて意識不明になってしまったワタルは、失敗したら二度と戻って来られない事を承知で、扉の向こうに挑んだ。一足先に、不思議な転校生の芦川が扉の向こうに消えていた。ワタルを待ちかまえていたものは、およそ体験したことがないようなファンタジーの国だった。自分の運命を変えるために、冒険に挑むことになる。ワタルも芦川も、大人のいざこざに巻き込まれて大切な家族を失いつつある。それを取り戻すには、人のことはどうでもいいのだろうか。ひとつだけ願いが叶うことになったとき、ワタルはどうしたか、芦川は……? 

今、自分の意見が通らないと短絡的に人を殺める少年たちが芦川にかぶりました。ぐっと踏みとどまったワタルの生き方を、全国の悩める少年少女に見てほしいです。奈良の放火してしまった少年がこの映画を観ていたら、踏みとどまったかもしれないと思うと、ラストは泣けてなりませんでした。

★少年たちが生きづらいことの一つに、学校の問題があるように思われます。百人百様、それぞれ顔が違うように、心の中、目指す生き方も違って当然だと思います。それを、一つの枠、特に受験にだけを目指させるのはどうだろうといつも思っていました。それで伸びる子どももいれば、押しつぶされる子どももいるのです。こんな本を見つけました。

                  

友人にあげようと思って買ったのですが、その前にここで紹介します。もし、自分、またはわが子に今の学校制度は向いていないと思われている方がいれば、この本をぜひ読んでみてください。全国には、いろんな学ぶ場(500ぐらい)があります。
・一人ひとりの「個性」の数だけ、学校がある。
・きみが校長先生だったら、きっとこんな学校にするだろう。
・できることから始めようよ!
・自分を再発見したい。
・常識にとらわれずに行動することが大切になる。
などなど、子どもはもちろん、親にも救いになると思います。新風舎から出ています。

自分がなりたいものになるのが、いちばんの幸せだと思います。そして、なりたいものは、人生のとちゅうでなんども変わることもあるのです。そのたびに目指せばいいと思います。30歳になっても、70歳になっても、生きている限り、夢をみることができる人生って素敵だと思いませんか。

7月9日(日)「犯人は……」

★今日は家族が全員家にいるので、わたしは家庭(家事)から解放してもらいました。保育園のお迎え時間などを気にせずに出かけられることはありがたいことです。もちろん京都へ。墓参の後、京都シネマに寄りました。タイミングよく続いて2本観ることができました。

「ククーシュカ」は、静かな反戦映画でした。戦う気がないために、敵の服を着せられて岩場に鎖でつながれてしまったフィンランド軍の兵士と、味方の誤砲で負傷したロシアの大尉が、ラップランドで暮らす女性にに助けられるのですが、三人とも言葉が通じません。お互いに相手を理解できないまま、粗末な小屋でいっしょに暮らすことになります。彼女は、すべてにおいてマイペースです。物事に動じない彼女と、戦いを降りたといいつつ鉄砲を放さない平和を愛するフィンランド兵と、敵を敵としかみられないロシア兵のやりとりは、言葉が通じないだけにユーモラスです。やがて二人の兵士は、それぞれの故郷に帰っていくのですが。ラストシーンが、作品の素朴さを壊してしまったように、わたしには思えました。

「隠された記憶」は、サスペンスです。人気キャスターの元に、不審な盗撮ビデオが送られてきます。彼の家が写っているだけなのですが、それは、だんだんエスカレートしていって、幸せだった家族を不安から恐怖に陥れていきます。物語が進むに連れて、人気キャスターの子どものころの記憶が蘇り、なぞが解けていくように思ったのですが……。衝撃なラストシーンを見逃さないように、という予告がありました。ラストシーンは、学校のひけ時を淡々写してあるシーンでした。このシーンは、前にも一回出てきています。不安を感じ始めた主人公のキャスターが息子を迎えに来る内容でした。今回、主人公は迎えに来ていません。息子らしき子どもも目に留まりませんでした。というか、カメラがひいた位置で撮っていましたから。……ということは、これも盗撮と受け取っていいのでしょうか? もしそうなら、その意味は? だれがビデオを撮って送りつけていたのか、わからないまま映画は終わりました。現代社会を風刺する映画とは、観客を置き去りにする映画のことをいうのでしょうか。パンフを買った方がいいのかも。でも待てよ。「このパンフを読めば、ビデオを送りつけていた犯人がわかりますか?」と売っている人に確認しました。わからないような気がしたのです。「見本があるのでみてください」といわれたので、ぱらぱら見ていると、わたしのほかにも「消化不良」といって、パンフを買いに来ていた人がたくさんいました。 

★電車の中では、「ダビンチコード・上巻」を読みました。映画のシーンが蘇ります。忠実に映画化されていると思いました。本のいいところは、戻れるところです。映画ではただ気味の悪かったシラスという修行僧の生い立ちが描かれていて、彼の辛さもわかりました。ダビンチコードを理解するには、映画を観る→本を読む→再び映画を観る このコースがおすすめかも。そのたびに新しい発見があるように思います。「隠された記憶」は、翻訳された本があるのでしょうか?

7月8日(土)「カルシューム」

★毎朝味噌汁をたてます。だしは、昆布と煮干。具によっては、プラスかつおぶし。「煮干って何匹ぐらいいれるの?」と聞かれました。「ひとつかみとちょっと」と答えたものの、(何匹だろうと)気になりだして、数えてみました。

               
            出し殻は、魚や肉、チーズといっしょにドッグフードにまぜます

小ぶりの煮干を使っているのですが、80数匹……も。しかも毎朝。他にもわがやは、ちりめんじゃこをよく使います。酢の物にはもちろん、ししとうやピーマンを炒めたり、酢醤油とからめて、ごはんにかけたり、カリカリにしてサラダに入れたり、焼き飯にも入れます。ずいぶんたくさんの命をいただいていました。家族のうち、牛乳を定期的に飲んでいるのは、孫とひいばあちゃんだけです。二人の娘もわたしたち夫婦もほとんど牛乳は飲みません。でも骨密度は高いです。それは、じゃこのおかげかもしれません。他にもカルシュームがたくさん含まれているひじきや小松菜、豆類(納豆・油揚げ・豆腐)も、チーズもよく使います。

カルシュームが不足するといらいらするといいますが、足りていてもいらいらすることの多い毎日です。
     

7月7日(金)「ダメージ」

★朝7時に友人を駅に送って、次に夫、続いて孫とママを保育園に、ママを駅に送り、あわてて帰宅。身支度をして自分が出かけるときには駅まで歩いていかなければなりません。外はじめじめ暑そうです。がっくりきていたらピンポーンとチャイムがなりました。友人が、お菓子を届けてくれたのですが、助手席にはお母さんが乗ってらして、病院に送っていくというのです。「駅まで送ってくれる?」。ラッキーなことに、汗もかかず、快適に電車に乗り込みました。みんながじろじろ見るなあと思ったら、てへへ。実は、パンチをくらったようなひどい顔なんです。

     
       
        自分で写したのでうまくいかないのですが、右目下、もっと青黒くなっている

水曜日の朝、車のドアの先で打ってしまいました。半開きのまま乗ろうとしたからなのですが、めちゃ痛くって、車にもたれて、しばし失神状態でした。ただこれだけの怪我なのに、体全体がダメージを受けて、今週は不調でした。こんな状態で、出版社に打ち合わせに行ったのですが、「とんがり森の魔女」の単行本化については好意的に対処してくださっているのですが、越えなければならない課題がいろいろあって(新聞連載時の画家さんと連絡がつかない。どんな形にするかなどなど)、実現までは難航しそうです。

7月6日(木)「子守り」

★一日さえずっている孫娘の相手をしていると、思いがけない発見があって面白いのですが、夕方はそうもいっていられません。キッチンでばたばたしていると、孫が呼びます。「ばあば、きて」、「ばあば、みて」、「ばあば、やって」、「とれない」、「うたって」、「よんで」、「しっこ」、「だっこ」……。(10分でいいから一人であそんでほしい)と、思ってしまいます。そんな時に、いい助っ人が現れました。ふくろうちゃんです。

                   


心斎橋の「うれしやさん」(創作仲間のお店)で買ったこのふくろう、とても子守りがうまいのです。孫が、「ふくろうちゃん、なにしてるの?」というと、羽根をばたばたさせながら、「ふくろうちゃん、なにしてるの?」、「ふくろうちゃん、なにしてるの?」と2回、しくりかえします。孫が話しかけたことや、口ずさんだ歌は忠実に、2回ずつくりかえします。自動巻き戻しなので、手がかかりません。いい遊び相手です。ただ、かなりうるさいです。とつぜん孫が、「きゃー ごきぶりでたあ!」とがなりました。先日、洗面所にごきぶりが現れ、あばが大さわぎしたのが印象に残ったのでしょう、それ以来、「きゃー、ごきぶりでたあ!」と、ときどき思い出したようにいうのですが、ふくろうが忠実に復唱します。「きゃー、ごきぶりでたあ!」「きゃー、ごきぶりでたあ!」。ふたりでなんどもくりかえすので、外まで聞こえないか、なんともていさいが悪いです。

でも、ふくろうちゃんが孫と遊んでくれたおかげで、小鯛をから揚げして、五目野菜(竹の子・しいたけ・にんじん・ズッキーニ・たまねぎの千切り)の甘酢あんをかけたもの・ししとうの味噌炒め・きゅうりの酢の物(わかめ、みょうが、ちりめんじゃこ)ができました。昨日のおかずが冷蔵庫に残っていたので(かぼちゃととりミンチの煮物、小エビとなすの煮つけなど)、それも片付けました。仕事は、少しも片付きませんでした。桃を1箱いただいたのですが、あっという間に大半いただいてしまいました。ありがとうございます。

7月5日(水)「伝える」

★拝啓 キリンビールさま

わたしは貴社が、高齢者クラブに空き缶つぶし機を貸与してくださって以来、キリンビールしか飲まないようにしています。レストランなどでやむなく他のビールを飲まなければならないときは、ほんとうに申し訳ない気持ちでいます。今日は、空き缶回収日だったこともあって、貴社への感謝の気持ちがますます高まっています。高齢者クラブのみなさんも、このところめっきり年をとられ、ひざが痛かったり、腰が悪かったり、空き缶つぶしの作業がおっくうになってこられています。それでもアルミ缶の回収ボランティアを続けていけるのは、貴社よりお貸しいただいている空き缶つぶし機「すみれちゃん」の活躍のおかげなのです。ご好意に深く感謝いたします。

毎月、空き缶つぶしの日を忘れずに来てくれているS夫人に、「もう5年ぐらいになる?」ときいたところ、「8年」ということで、驚きました。そういえば、わたしは足かけ11年……になるのかな。

★小学校の今日のボランティアクラブは、「地域のお年寄りの話を聞く」でした。裕之じいちゃんからは、東京で空襲にあった小2のときの体験を、米子ばあちゃんからは、二十歳のときに体験した地元堺の空襲の話を聞くことができました。どちらの話も、めったに聞けない貴重な体験談でした。

               
                 12人だけに向けてというのがもったいない

戦争について伝えてくれる人がいて、伝える場があることは、うれしいことです。もっとこういう機会は作るべきだと思いました。そのあと、わたしが堺の空襲の絵本、「ななしのごんべさん」(田島正彦画・吉村敬子文 童心社)を読みました。子どもたちはじっと聞いていてくれました。

7月4日(火)「おもしろ企画」

仲間内の合評会が心斎橋でありました。テーマを掘り下げて書くことの難しさを、またいかにすれば斬新な切り口で描くことができるか、そしてなおかつ登場人物の必然性と人物像の描き方の難しさを、合評しながら痛感しました。特に今回の作品は、家族の新しい形について投げかけることができる深い作品でしたが、みんなの意見を書き手の中で消化して書き直すには、それなりの時間とかなりのエネルギーがいることだろうと思いました。仲間のワーミンさんが東北旅行のお土産だといって、きりたんぽを持ってきてくれました。夕飯、思いがけずになべをすることになったのですが、にらや白菜、きのこ類や豚肉、水餃子などいれて、とてもおいしくいただきました。クーラーをつけて、汗をかく。これもまたよし。家族にも好評でした。

★デパートの野菜売り場で、アロエベラを買いました。一時はすごく高かったのですが、でっかい一葉がなんと480円でした。さっそく一切れの皮を向いて、小さく刻んでヨーグルトに混ぜ、メープルシロップをかけ、いただきました。既成のアロエヨーグルトとはちがって、かなり濃厚でした。

         

「命の重さはみな同じ」の写真家野寺夕子さんが、おもしろい企画をつぎつぎ立ててくださるので、しっぽを振ったり、感心したり、のけぞったり……。疲れもふっとぶほど、楽しい、楽しい♪ それに人脈がすごいのです。

ホームレスの自立を支援する雑誌「ザ・ビッグ・イシュー」の今月の特集は、ジョニー・デップです。

           

学校に通うのが苦痛でドラッグに手をだした少年時代や、離婚後ウエイトレスをして育ててくれたお母さんの名前のいれずみをしていること、おくさんとの出会い、二人の子どもとのエピソードなど、デップの情報はフアンでなくても、見逃せません。雑誌は200円ですが8割がホームレスの方の手に入ります。駅前や町角で立ち売りしている人に出会ったら、自立支援だと思って、ぜひ買ってあげてください。全国、いえ世界販売ですが、堺は中百舌鳥の地下鉄入り口や堺東で、大阪は梅田周辺、京都は四条河原町周辺で売られています。


7月3日(月)「散財?」

★ディズニー映画「CARS」を観ました。人情というか車情に泣かされました。とてもアニメとは思えませんでした(こういう言い方は、アニメ映画にとって失礼かもしれませんが、「モンスター・インク」と同じ制作スタッフだと知って頷けました。モンスター・インク、大好きでした)。物語は、若いが故に、チャンピオンになることしか頭にない傲慢なレーサーカー「マックイーン」は、決勝戦が行われるカリフォルニアに向かう途中、さびれた町ラジェター・スプリングスに迷い込み、で足止めをくらってしまいました。この町は、かっては景観の良さで人気のがあったのですが、ドライブそのものを楽しむことよりも、目的地により早く着くために車を走らせることが主流になり、そばを高速が走り、みんなから忘れ去られた町でした。
友だちもいない、わがままなマックイーンがこの町で出会ったのは、それぞれの過去を持った不思議なクルマたちでした。2スクリーンで上映しているのですが、どちらのスクリーンも吹き替えなのは、子どもたちに向けということなのでしょうが、大人、特に高齢者に観てほしい映画だと思いました。

★おりこうにしていると思ったら、テーブルは動物園、いえジャングル化していました。シールが大好きなわたしは、気に入ったシールをかなり箱にためていました。どんなに小さいシールでもじょうずにはがして、ごきげんでぺたぺた貼るので、おもしろがっていたら、この一年で、すっかりシールは底をついてしまいました。海外で買ってきた珍しいものもあったのですが……。

               
    このシールは最近みつけたブック形式のもので、動物シールが100枚もついていました。

孫をお風呂に入れたあと、爆睡しました。夜中の3時半に目を覚まし、日記をアップしています。4日は、とんぼの会です。今から合評作品を読まなくっちゃ。  
      

7月2日(日)「本の紹介」

仲間の本で、新しく4冊の本をご紹介しました。井上こみち著「水族館をまるごと楽しむ」・左海良著「子ども百景」・風野潮著「ぼくはアイドル」・木暮正夫著「両手ばんざいのまねきねこ」です。ぜひ、ごらんください。

★近所の友人から、じゃがいもをどっさりいただきました。実は一週間ほど前にも、知人からお米を買ったおまけに、
たくさんじゃがいもをいただいたのですが、それがまたおいしくって、いろいろなお料理に使わせてもらいました。それにしても、最近のじゃがいもは、いちだんとおいしくなったように思います。

             

                 大きくって見るからにほっくり♪
               
                 紅いじゃがいもは、初めてです

7月1日(土)「平和行進」

急きょ、平和行進に参加することになりました。昨日の夕方、作業所の職員さんから電話がかかってきて、「明日、仲間たちが例年のように平和行進に参加しますので、できればごいっしょに」ということでした。雨天決行との事。今日、ママは仕事、あばはお出かけ、じいじは長期お留守中で子守がいません。羽希を連れていってきました。
            
  
               泉ヶ丘噴水前をスタートしたときは、まだ小降り

作業所の仲間たちは雨のためか到着が遅れているようです。泉ヶ丘をぐるりと一周するのですが、10時半のスタートの時点ですでに降っていた雨は、いつしかどしゃぶりに。乳母車に傘をきせかけるので、わたしの背中はぐっしょり。見かねた方から、「最終地点のビッグ・アイで待っていたらどうですか?」といっていただき、Uターンしました。

             
             パンジョにたどりついたとき、孫は「ぬれクマ」状態

ビッグアイでは、みんなの到着
を待っていた「新日本婦人の会」の方とごいっしょにお茶をして、図書館問題などについて話し合いました。この会は、1962年に、平塚らいてうさん、作家の野上弥生子さん、童画家のいわさきちひろさんたちが設立されたそうです。子どもたちが幸せに暮らせるように活動をされているんですって。みんな、いろいろなところでがんばっているのですね。

             
            11時半、雨もあがり行進の先頭が帰ってきました

             
             作業所の仲間たち(職員を含む30名)も到着

「広島をめざして歩こう」「平和を守ろう」の行進は、参加者自由。パトカー2台の先導の元、雨を諸ともせず歩いた人は、例年より多かったそうです。本番の行進(?)は、明後日、浜寺であるそうです。