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日々好日 2006・6 |
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★ハワイでいちばん有名だというハンバーガー屋さんが難波パークスの中にあるというので、ランチに出かけました。でっか! とても食べきれない、と思ったのですが……。ポテトはカリカリ、ハンバーグは牛肉の味がしっかりしているし、パンは香ばしいし、アボカド・玉ねぎも甘くて、ぺろりと食べました。孫は、コールスローが気に入って、小さなカップだとはいえ、ひとりでみんな食べました。ハンバーガ屋さんに生ビールがあるというのも、さすがアメリカです。そのすぐ後に通りかかったお店で、今度は、ばかでかいケーキをコーヒーといっしょにぺろり。若い人といっしょだと胃袋もびっくりです。 あちこち歩き回ったので、昼間食べたものは消化したとは思うのですが(そう信じたい!)、晩御飯に、昨日からしかけておいた牛すじとこんにゃくの味噌煮、にらと豚肉と豆腐の塩炒め、カルフールのパンとオリーブ・乾燥トマトのピクルス、ぬか漬あれこれ(きゅうり・大根・セロリ・にんじん)でまたもりもり。最後は塩昆布でお茶漬けまで食べました。しかも、食後テレビを見ているうちに眠ってしまいました。しなければならないことを考えると、こんなのんびりしてはいられないのですが、孫や娘とつきあうのは楽しいことです。12時に起きて、パソコンを叩いているのですが、ウエストに手をやると、くびれが消えていました。やばっ! 京都は双葉の豆餅、食べようか、どうしょうと迷いながら、深夜に新茶を入れています。 6月9日(金)「百合」 ★廊下を通るたびに、カサブランカのいい香りがします。花市場に勤めている友人の息子さんが吟味して届けてくださったものです。すべて固い蕾だったのですか、毎日ひとつ咲き、二つ咲き……、そのたびに、香りがあふれていきます。廊下の上が天窓になっているので、開花も早いようです。蕾はまだまだあります。楽しみです。 何の手入れもしていない庭なのですが、垣根越しに百合が蕾をつけました。南側なので、毎年パッと咲いて終わりなのですが、今年は、いっこうに開花しません。それにしても、今日は、6月とは思えない涼しさでした。快適です。でも農作物は大丈夫なのでしょうか。 ★「命の重さはみな同じ」の注文本が、じゅうぶんに届きません。本屋さんへの配本優先だから仕方が無いのですが、早く、もっとたくさん届いてほしいです。学研さんいわく、「増刷するには、まだ早いし、そのうち返本があるでしょうから待っていてください」ですって。返本待ち……。本は早くほしいのですが、返本を待っているというのも、ねえ。 6月8日(木)「やる気のすばらしさ」 ★「ダイアモンドより平和がほしい」が、汐文社さんから届きました。アフリカの西部にあるシエラレオネでは、良質のダイアモンドが発掘されますが、人々は豊かではありません。利益はみんな戦争に使われるからです。反政府軍が一般市民を襲い、家に火をつけ、逃げ惑う人々を銃で撃ち、腕を切り落としました。なんの抵抗も無い小さな子どもの腕までです。腕を無くした大人は、どうやって家族を養っていけばいいのでしょうか。子どもたちの受けた体や心の傷は癒えるのでしょうか……。表紙の少年は、反政府軍の元少年兵士です。今は戦うことから解き放たれ、新しい人生を歩もうと勉強をしていますが、かっては逃げ惑う人々を殺し、腕を切り落としてきました。頬の三日月形の傷は、麻薬を埋め込まれた痕なのです。麻薬で人を殺めずにはあられないように仕向けられていたのです。 著者の孤島健二さんは、戦争や難民生活の中の子どもたちカメラを向けているジャーナリストです。子どもにわかりやすい言葉で書かれたこの本が、産経児童出版文化賞を受賞したことで、一層多くの子どもたちに読まれることを願っています。ぜひ読んでほしい一冊です。子どもたちをひどい目にあわせるのも大人ですが、一方で、傷ついた子どもたちを守る大人がいることもこの本で知りました。麻薬が体から抜けるのを見守り、枠にはめず、押し付けず、子どもたちの中で芽生えていく心を静かに見守り「待つ」大人がいることに、救われる思いがしました。 ★パンジョの童話教室では、2作品について合評しました。1作は公募に向けて、1作は単行本の可能性を秘めた作品でした。どちらもいい作品になると思います。話が横にそれますが、今朝、テレビを観ていて感動したことがあります。小学生時代に体格が小さかったこともあって、いじめられていた少年の、その後の話です。ご覧になった方もあると思いますが、その話をさせてください。 彼は、小学生のときは勉強に集中できなかったこともあって九九も覚えることができず、中学1年生のときの成績はオール1でした。やがて音楽と職業・家庭は2になったものの、あいかわらず他は1ばかりで中学を卒業。職業が2だったことで工員さんになり、音楽が2だったことでバンドをはじめます。ところが不幸なことにお母さんが亡くなり、相次いでお父さんも亡くなり、天涯孤独になりました。1回目の転機は、いくつ目かの会社で働いていたとき、資格をとってみたらといわれたことです。が、困ったことに分数ができないと資格がとれないことがわかりました。つきあっていた彼女が大学を卒業していたので、教えてもらうことになるのですが、九九さえわからないことがばれてしまいます。別れる危機を乗り越えたある日、彼女が持ち込んだビデオが、彼に大きな影響を与えました。1時間40分の間、夢中になってみたビデオはアインシュタインのものでした。話している内容は理解できなかったのですが、アインシュタインのとりこになりました。同じ勉強をしたい。強くそう思った彼は、小学3年生のドリルから独学で勉強し、27歳のときに国立横浜大学に受かったのです。大学院も出て、今は母校で教えています。彼女とは学生結婚して、2児のお父さんになりました。 人は能力を秘めているもだとつくづく思いました。やる気が起こったときに発揮された能力は、爆発するものだという思いもしました。人との出会いも大切だと思いました。童話を書いているみなさん。自分の内なる能力を信じて、やる気を起こしてください。わたしは、できるかぎりそのお手伝いをしますが、代わってあげることはできないのです。今朝のこのテレビを観て、俄然やる気を出して短時間で作品を書いてきたHさん。いい出会いでしたね。それにしてもです。成績のいい子なら「2」という評価は、落ち込む原因になるかもしれません。でも、オール1の彼にとっては、「2」が光っていたという事実にも、救われる思いがしました。 6月7日(水)「好物好日」 ★家を数日空けると、あまりにも多くの雑用がたまっていて、いくらがんばっても、賽の河原の石積みのように少しも進んでいないようなあせりを感じます。一つ一つクリアーしていくしかありません。明日までにしなければならないこと、あさってでもいいこと、今週中にはなんとかすませてしまいたいこと……。順位をつけて、また愕然。今日中にしなければならないことに押しつぶされそうです。そんな中、メールをチェック。留守中に届いていた250件近くのメールのうち、ほとんどが迷惑メールなのですが、中には本物のメールもあるので、ゴミ箱に捨てるときに用心しなければなりません。今回も捨ててから、(え、今の……?)と、ちらりと見えたタイトルの一部分が気になり拾ってみたところ、なんと大切な方からの初めてのメールでした。よかったと思うと同時に、今までに消してしまった大量のメールを案じてしまいます。わたしはメールの返事は早いです。なんの音沙汰も無い場合は消してしまっています。再度送信願いましす。 ★留守のあいだに届いていたうれしい贈り物2件。日本酒と小鯛の笹漬け。「神代穂」(宝酒造)というお酒は、もともと神社にだけ納められていたものだそうです。さらりとした舌触りは羽のように軽やかで、とても口当たりがいいです。暑い時期配送トラックの中で味が変わるといけないという心配りからクール宅配便で届いていましたので、家族が気を利かして冷蔵庫にしまってくれていました。小鯛の笹付けは、福井県出身の友人からです。キュウリと酢の物にして、よく冷えた神代穂といただきました。しあわせです。 日本酒の効果覿面で(え、こんな字書くんだ)、写真のグラスに一杯いただいただけなのに、孫を寝かせていていっしょに眠ってしまいました。今から(もうすぐ夜中の1時です)あしたに備えます。 6月6日(火)「皇居散策と授賞式」 ★夕方の産経児童出版文化賞の授賞式まで時間があったので、駅に荷物を預けて、美術館に行くことにしました。(お、美川憲一)。マネージャーが3メートル先を小走りにかけていきました。その後をジーパン・スタジャン姿の美川憲一。その5メートル後を、荷物をいっぱい持った付き人が重さでふらつきながら、追っかけていました。それが修行なのかもしりませんが、一つぐらい荷物持ってあげたらといいたくなりました。 美術館へは皇居を通り抜けていけばいいことがわかり、時間がたっぷりあるこの機会にと皇居を拝観しました。無料です。入り口でプラスチックの札をもらい、それを出るときに返せばいいというのです。署名などの手続きもいらない、いたって簡単。いいですねえ。(月・金はお休み) 中は公園のようになっていて、外人さんや観光客がぞろぞろ歩いていました。といっても、かなり広いので混んでいるという感じはしませんでした。「宮内庁三の丸尚蔵館では、「花鳥」を開催中でした。ここも無料でした。餐香宿艶図鑑という中国の巻物があって、野の花に戯れる蝶やとんぼやかえるや青虫の絵は彩色がしてあるものの、日本の鳥獣戯画の虫編といった感じがかわいくって、しばし見とれていました。 「えい、たーっ、やーっ」、剣道をしているのは警察官 音楽堂のうしろの建物からは、和楽の音が だそうです。女性の声もしていました つつじにあやめ。手入れが行き届いて絵のよう 小高い丘から眺めてみるとまた格別 何代目かの将軍の時代からあるそうです 松の廊下跡 石室 都道府県の木 石垣組み替え中 ベンチはかなりたくさんあります。お弁当を食べている人も 宮内庁警察のパトロールカー 昼寝をしている人も 自転車で警邏中のお巡りさんも 天守閣。ペンキでいたずら書きと思ったらヒビでした カラスも多けりゃ、虫も多い? ★「産経児童出版文化賞」の授賞式が東京のエドモンドホテルでありました。受賞されたみなさん、おめでとうございます。式典で紀子殿下からお言葉がありましたが、懇親会場での、受賞者一人ひとりに向けてのお言葉は、お体のことを考慮されてか別室で、しかも上位入賞者10名に限りだったようです。 例年のように、今朝の産経新聞に受賞作の前面広告が出るのですが、汐文社さんの「ダイアモンドより平和がほしい」の本の紹介コーナーに、「ぼく、がんばったんだよ」を載せていただいていました。帰りの新幹線で新聞を開いたら目に飛び込んできて、うれしかったです。今回、フジテレビ賞を受賞した「ダイアモンドより平和ほしい」著者の後藤健二さんは、インデペンデントプレス社のジャーナリストで、現地で取材されたドキュメンタリーです。心に傷を負った子どもの目の悲しそうなこと。この子たちはもちろん、世界中の子どもたち目が、希望で輝く日がきますようにと祈らずにはいられません。 学研さんの心強い編集チームさんや、「かはたれ」の朽木祥さんともお話できてよかったです。 6月5日(月)「箱根2」 ★いやあ、箱根は広いです。行きたいところはいろいろありますが、あらちゃんがポーラ美術館のチケットをゲットしてくれてたので、そちらに行きました。ピカソ展をしていました。ピカソと友好のあったブラックという画家の絵も素敵でした。この二人の絵は時代の流れと共に変わっていく様子がよくわかりました。他にもたくさんの著名な画家の絵が展示されていましたが、一枚だけ展示して、これが誰それの絵といわれるのは、画家にとっていやかもしれないと思いました。常設ルームにはポーラ所蔵の絵画や美術品が展示されていたのですが、化粧水や乳液って、こんなに儲かるんだなど、下世話なところで感心してしまいました。 ガラスの建物が明るいポーラー美術館 洗面所までがすてき 芦ノ湖の通覧船に乗るために、ケーブルカーで山越えをしました。 早雲山へ向うケーブルカー 前方には富士山 眼下は地獄谷 黒たまごは半熟。塩を振ってスプーンで食べます 芦ノ湖を海賊船で渡って、箱根町へ。昼は野菜天そばとそばビール。わたしはうどんを食べました。 ごぼうをすったゆで汁でゆがいたという細いうどんは(なんといったっけ)、のど越しもよく、こしもあってなかなかのものでした。薬味にみょうががそえてあるのも、うれしかったです。野菜天はさつまいも、れんこん、えりんぎの他に、あしたばが揚げてありました。小田原で大阪組と東京組に別れました。わたしは小田急線で東京に出て、定宿になったホテルで一泊しました。 6月4日(日) 「箱根1」 ★ガラスの森の入り口で待ち合わせました。見学より何よりまず食欲。付属のイタリアンレストランでランチを。カンツォーネの生演奏で、歌手がそばにきてくれたところで、パチリ。千鶴子ネエ(中央ピンク)、とても古稀には見えないよ。ハムちゃん、おくちゃん、こんどはいっしょにね。あらちゃんも、なんちゃんもわんちゃんも変わらないでしょ?(全くの私信ですみません)。 ここのフォカッチャサンドは、とてもおいしかったです。若いウエイターさんが親切で、メニューセレクトの仕方を教えてくれました。大正解でした。わたしたちのこの席だけが出窓になっていて、右方の池越しに見る景色は、最高でした。外は涼しくて、クーラーをかけたような感じでした。昨日一泊した先発隊のお宿には、源氏ホタルが飛んでいたんですって。 どっちがきれい? どっちもきれいよ。 ガラスの森のあじさいたち(生花とガラス製の花) そして傘の花 箱根は天候が変りやすい? どこパビリオンにいっても、大量の傘が用意されていました 箱根湿生花園、湿地帯の花ということなのですが、花自体はベストシーズンではなかったのですが、そこに流れているさわやかな空気は、心がいやされるものでした。水辺っていいですねえ。自然の湿原にも入ることができて、満足でした。 大きな葉っぱは水芭蕉 小川のほとり ニッコウキスゲとトラの尾の群れ カキツバタも咲いていました 水面の赤い花は、木から落ちてきたもの 葦なのか マコモなのか? 夜は温泉につかり白濁色で硫黄の匂いがきつい方です)、露天風呂にも入り、ごちそうを食べ、親交をあたため、笑いっぱなし。いうことなしでした。三十五年ぶりに会った人もいるのだけれど、たちまち空白の年月は飛び越えました。この集まり、くせになりそうです。箱根は、どこに行っても、「サンショバラ」というバラが咲いていました。葉がまるで山椒にそっくりなのです。うすピンクの小さな花ですが、大きな木です。 6月3日(土)「箱根行き」 ★じゃまな紙袋。片付けようとしたら、ずっしり重い……。中でテルが昼寝をしていました。まあこんなところで。起こしてしまったついでに、ぱちり。 寝起きなの。ほんとは、もっと美人なんだから。 ★明日から一泊で箱根に行っています。電通時代の仲間が5人(全員女性)集まって、先輩の古稀のお祝い会をすることになっています。東京にいる親友がプランを立ててくれて、それに乗っかるだけなので、楽なもんです。すでに先発隊のふたりが、大阪から箱根に入っていて、今ごろ、のんびりくつろいでいることでしょう。それにしても、親世代が還暦だ古稀だといっていたのが、いつのまにか自分たちの世代に回ってきたのですから、光陰矢のごとしです。平均65歳ですが、半分は現役。しかもそれぞれが責任ある立場で仕事をこなしている人たちで、今回どうしても時間がとれなかった人もいて、ちょっと残念です。きっと、いい刺激をもらう旅でもあると思います。 箱根で一泊したあと、わたしは東京へ。産経児童出版文化賞の授賞式に出席します。招待客としての参加です。出席することに決めたのは、去年、わたしがいただいたフジテレビ賞を、わたしを育ててくれた汐文社さんの「ダイアモンドより平和がほしい」(後藤健二著)が受賞するので、一言、「おめでとう」がいいたくてかけつけることに。学研さんの「裁判とふしぎなねこ」(手島悠介著・清田貴代絵)も推薦に入っています。お目にかかって、「命の重さはみな同じ」のお礼をいうこともできます。朽木祥さんの「かはたれ」(福音館)も推薦なのですが、この本は、すごいです。というのは、すでに、今年の日本児童文芸家協会の新人賞も、日本児童文学者協会の新人賞も受賞しているのです。トリプル受賞とは、前代未聞の快挙! というわけで、今日は、留守の間の買出しや食事の作りおき、下ごしらえなど、忙しかったです。もう明日になっていますが、まだ出かける準備は何も出来ていません。最悪の場合は、体一つで行けばいいんだもん。おばさんは気楽なものです。といいばがら、パソコン持って行こうか……迷っています。重いし、きっと打つ時間もないだろうし……。でも東京のホテル、今回はインターネットのつながる部屋をとってあるので、いちおう持っていくべえか。 6月2日(金)「呼び方」 ★「仏さんに供えてあげて」といって、つぼみがいっぱいついたご丹精の釣鐘草を届けてくださったのは、Kさん。山椒の実も湯通して、「冷凍しとくといいよ」とくださいました。85歳。1人暮らしにもかかわらず、手抜きをせずに、食事の準備をされています。また、毎年梅ぼしを漬け、らっきょうを漬け、祝いごとにはお赤飯を炊き、ゴマ豆腐やお焼きを作り、季節を大切にされて、かくしゃくと生きていらっしゃいます。「おすそわけ」と何かをちょうだいするたびに反省するとともに、自分の将来と重ね合わせて、老後、希望がわいてきます。 ★毎日小学生新聞の連載の校正は、週一回。五回分ずつ届きます。今回は18回〜22回分の校正をしました。60回の最終回まで続きます。ちょっと驚きだったのは、「農夫」という言葉が、「本人が意識して使う以外」では、新聞紙上で使えなくなっていたことです。「農夫」の代わりに「農民」ではどうでしょうという提案があったのですが、それではしっくりきません。今回、「農夫」という言葉は、「土に誇りを持って生きる人」として使っているので、「いいとは思うのですが」、ともいっていただいているのですが、ショックでした。「漁夫の利」も「漁民の利」といわなければならないのでしょうか。「太夫」はいいのでしょうか。「夫妻」という言葉はどうなのでしょうか。それにつけても差別用語という言葉があること事態、差別につながるような気がします。 わたしが子どものころ小学校には、子どもたちや学校の世話をしている人がいました。のら犬を飼ってくれたり、始業の鐘を叩かせてくれたり、こわれたものを直してくれたり、何かにつけて子どもたちに一番近い存在でした。親しみをこめて、「小使いのおじさん」と呼んでいました。それが差別用語になり、用務員さんになり、それもいけないというので、技術職員さんになりました。今はどう呼んでいるのかは知りませんが、そのたびに、子どもたちとおじさんの距離が、だんだん遠くなっているような気がします。おかしなことです。 ★6月1日(木)「外回り」 ★インドネシアから一時帰国中のハッピーハウスの代表甲斐尚子さんに会いに、川西市まで行ってきました。カメラウーマンのNさんもいっしょです。三人でお茶を飲んで、お昼を食べて、おしゃべりもはずみました。驚いたのは代表の女性とは思えない健啖ぶりです(これ差別ではありません。筋肉質とはいえ細い方のです)。でも、あれだけの活躍している方なので、なるほどねえと納得しました。インドネシアの油っこいお料理の毎日でも、全く平気だそうです。「ほとんど噛んでません」なんて、だいじょうぶでしょうか。といいつつ、わたしも奥歯欠損で同じような状態ですが。川西市の駅前にハッピーハウスの事務所が、あしたオープンします。そちらも見せていただきました。スタッフが忙しそうでした。野寺さんのワークぶりもすごいです。野寺通信を作成中のご様子でしたが、できあがるのが楽しみです。いやあ、それにしても川西市は、都会です。駅前のショッピングモールにはいろいろなお店が入っていて、目がきょろきょろしました。 ★帰りに毎日新聞社によって、7割方書けた原稿をみてもらいました。それでだめなら別の作品をと思って用意していたのですが、オーケーが出ました。物語の内容から食材の描ける画家さんを探して挿絵をお願いしましょうということでした。帰宅したら早速メールが入っていて、内定した画家さんの名前とホームページのアドレスが記載されていました。装丁などで活躍されいている男性画家さんです。どんな絵をつけてくださるのか楽しみにしながら、残りの3割を書き進めましょう。 ★有機栽培のコーヒーを注文しました。ついているお砂糖も有機栽培栽培でした。それだけのことなのですが……。 ★東京の毎日新聞社からファックスで校正原稿が届いているのですが、2枚目で止まってしまって、何度チャレンジしてもうまく受け取れません。なんのことはない、カーボン用紙がなくなっていました。夕飯のしたくをすませて、「先に食べておいて」と、買いに走りました。ついでに、パソコンのインクとコピー用紙などのストックを買いました。平日の食事時だったせいか大型スーパー店はとても空いていて、店員さんたちは親切でした。 ★「ぼく、がんばったんだよ」(汐文社)の増刷の通知が入りました。うれしいです。 |