とんぼのいろはがるた

                            
2015年 食材


             


                2003年(色) 2004年(かるた) 2005年(命)
                2006年(創作)
 2011年(離婚) 2013年(70歳台突入)
                2014年(小さきこどもたちへ)


い いちじくが、丸ごとお吸い物に入っていた衝撃(おいしかった)

ろ ローズマリー、買ったはいいが使えない(ハーブは異文化)

は ハモは、京の夏の味どすえ(8月は、ハモでも価格はうなぎのぼり)

に にぼしは、瓶に入れてテーブルに常備(骨粗鬆症予防に最適)

ほ 骨せんべい、魚のすべてをいただこう(干物の骨、オーブントースターで焼くだけ)

へ へしこでお茶漬け。昔からの食文化に感謝

と 栃もち食べて山を想い、そして憂う(日本の森は破壊寸前)

ち ちりとてちん。落語の中での長崎名物(中国の臭豆腐は、珍味)

り 緑茶の常飲は健康の素(日本人でも今は飲まない?)

ぬ ぬるぬるした食材で、今日もパワフルに(納豆・おくら・モロヘイヤ)

る ルッコラなんて、亡母は知らない(わたしの知らない野菜もあるある)

お 大原のとれとれ野菜を楽しむ日々(泥と虫がおまけです)

わ 「若水」という言葉も古語になり(それって料亭の名まえ? じゃないって!)

か カリカリという食感。ポリポリでもなし、シャキシャキでもなし。

よ よもぎ摘む道端は犬のトイレ(排気ガスにも汚染され)

た たくわんをだしじゃこと煮るは、究極のぜいたく(鷹の爪も忘れずに)

れ レモンは青春のシンボル(わかるようで、わからない)

そ そらまめは春の味(義母は、茹でれば足の親指の匂いがすると言っていたっけ)

つ つくねには豆腐を混ぜてヘルシーに(安価でおいしい)

ね ねこまんま、昭和は遠くなりにけり(ねこはグルメになりにけり)

な 奈良漬は全国区(奈良ではなくても奈良漬け)

ら らっきょ的存在(メインではないけれど欠かせない)

む 麦だけ炊いて冷凍ストック(煮物にも、サラダにも、味噌汁にもぱらぱら)

う うさぎおいし(美味しではなく、追いしだよ)

い 芋の茎を珍味として食する今は平和(なつかしいだけにとどまりたい)

の のれそれは、あなごのあかちゃん(生きたまま食べるのです)

お おのみの漢字は、麻実らしい(ぷちっとした食感。七味なくてはならない)

く 栗落雁、舌にのせれば、秋の中(小布施の銘菓)

や 野菜の屑は煮て、ミキサーにかけて、すべていただく(栄養は捨てている皮や根にあり)

ま まくわ瓜は夏の味(……だった。今は、いずこ?)

け 毛ガニ。最後に食べたのは5年前(義母も夫も存命だった)

ふ 鮒ずしは、好きと嫌いがはっきりと(わたしは大すき!)

こ ごまを擂るのは料理のためだけ(……では、決してない)

え えんどう豆、子どものころからえんど豆(油揚げはおあげさん、魚はおとと)

て てんぷら、わざと残して甘辛く煮付ける(白いご飯によく合うおかず)

あ あゆよ、うなぎ路線を行かないで(うなぎを絶滅危惧種にしたのは人間のせい)

さ さきいかの天ぷら、やめられへん(イカすんだよね、おつまみに)

き 切干し大根で、はりはり漬け(ひりひり大根もおいしいよ)

ゆ ゆりの根を入れてこその茶わん蒸し(ワンランクアップ)

め めざしはさっと、焼きすぎない(それ、あぶるっていうんだよ)

み みそ汁を、みそスープとは言い得て妙(だんごスープも、三平スープもあるよ)

し じじみ、しみじみと味わう(体に沁み渡っていく)

え えび(♪おじいさん、おばあさん何で腰曲がった。えび食べて曲った。もっともだ)

ひ ひもの。人の手間と太陽の恵み(ありがたや、ありがたや)

も もずくで雑炊(「体にいいから」と教えてくれたあの人、元気かな?)

せ せんべいがあれば、まんべいもありそう(だけど、ない)

す 好き嫌いなく育ててくれた母に感謝

ん んとこどっこい力餅(京都には力餅といううどん屋あり)