ボランティアいろいろ  

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@みんなカナリア会
A雑巾さんの会
Bぶらぶら散歩の会
Cお元気です会
Dおもしろクラシック講座
         

@ みんなカナリア会
毎月第一月曜日 10時〜 自治会館にて 無料



趣旨

童謡・唱歌・なつかしのメロディーを次々歌いながら、幼かりし頃(または若かりし頃)に思いを馳せつつ、交流を深める会。歌はもちろん、おしゃべりも、ティータイムも、また楽し。

童謡をうたう「みんなカナリア会」の発足のいきさつ

★ご近所にお住まいの独り暮らしのおばあちゃんが、ある日、私にこうおっしゃいました。
「童謡が歌いたいんですわ。沢田さんそんな会してもらえませんか」
「いいですよ、うちで集まりましょか」と気安くいったものの、具体的に何も決まらないまま、日だけがすぎていきました。おばあちゃん自身もけっこうお忙しく、老人ホームのデイサービスに通ったりしていらっしゃいました。そのうち入院。手術。老人ホームに入られる……。などを繰り返し、一度もカナリア会に顔をだされないまま、亡くなってしまいました。棺に上記の二冊の本を入れてもらいました。

★まず声がけしたのは、私の散歩仲間でもある長澤真理さん。彼女は短大と自宅でピアノを教えている専門家です。そしてもう一人、連合子ども会の役員をいっしょにして以来の友人である作曲家でもあり自宅で教室もされている武京子さん。お二人とも、快くボランティアとしての指導を引き受けてくださいました。それが、高齢者のための童謡を歌う集い「みんなカナリア会」の発足です。一回目の参加者は5〜6名。伴奏はキーボードでした。

★泉北コミュニティに、「みんなカナリア会」の記事がのったところ、電話がつぎつぎかかってきました。
「足が痛くて、外に出たことがないのですけど、新聞をみて行きたくなりました」
「こんな集まりがほしかったのです。ぜひ入れてください」
どうぞ、どうぞといっているうちに、参加者はどんどん増えていきました。電車やバスを乗り継ぎいらっしゃる方もありました。雨の日でも寒い日でも、みなさん忘れずに月一回の「みんなカナリア会」に来られました。「ここに来るのが、一番楽しい」といってくださる方もいらっしゃいます。

★スタート当初は、「下手でもいい、懐かしい歌をうたいながら思い出を語りあう場に」のつもりが、発声練習なども始まり、だんだん本格的になってきました。選曲もレベルアップして同好会のようになりつつありました。これではお年寄りに負担がかかると思ったので、それらを切り、代わりに老人ホームで音楽療養のボランティアをされている声楽家の谷敬子さんに声をかけ、リハビリ音楽を取り入れることにしました。元気の出る「けいこちゃんコーナー」の誕生です。

★参加者の中に、元東京少年合唱団の加藤貫一さんがいらっしゃいました。「ナツメロ」コーナーを担当してもらうことにしました。どんな曲でも弾けないものはないという武さんの伴奏に支えられて、今の形ができあがりました。

赤坂台の福祉協議会の高齢者向けの活動の一つとして認められました。


★参加資格
赤坂台校区に在住している中高齢者ならだれでも参加できます。
毎月50〜60名の参加者があります。登録は100名近く。

★プログラム
「童謡コーナー」長澤真理さん
「ナツメロコーナー」加藤貫一さん指導。
「ティータイム」 ほっと一息。
「お誕生会」 お好きな歌のプレゼント。
「ケイコチャンコーナー」谷敬子さん指導。


  

★カナリア会のテーマソングを、みんなで作ろうと、参加者のみなさんから好きな言葉を集めたところ、次のような言葉が寄せられました。

      「海・旅・愛・青空・花・木漏れ日・やさしい・楽しい・ありがとう
      幼子・星空・まごころ・幸い・誠・吉・夢・絆・朝明け・仲良し・花
      みどり・コスモス・歌うことは愛なくては叶わぬことだ・おおきに
      花を咲かせようよ・心を広く・心美しく・和む・老いを楽しく歌でいく
      今年も休まずにこの会に参加したいです」


 
上記の言葉をすべてつなぎ合わせて(意訳したものもある)、私沢田俊子が歌詞を作り、それに作曲家でもある伴奏者の武京子さんが曲をつけて、「みんなカナリアの歌」ができました。会のオープニングの曲になっています。


                  みんなカナリアの歌

       (朝)      せまいかごを 抜け出し
                夜明けの空へ 飛び立とう
                ラララ 海を越え、山を越え 旅をしよう
                仲良く 仲良く 愛を唄うため

       (昼)      青空の下 花咲き
                木漏れ日までが、やさしい
                ラララ 心広く 美しく 友と和む
                楽しい 楽しい 今日をありがとう

       (夜)      幼子のように いつしか
                心晴れて 明るく澄み
                ラララ 星空から キラキラと舞い降りるは
                まごころ 幸い 平和 誠 吉

       (テ−マ)    慈しみこめて とわに
                夢の絆を 歌いつづけよう
                ラララ 手をつなぎ 笑みかわし 集う我らは
                みんな、みんな、みんなカナリア(繰り返し)
                
  
★活動



    校区ふるさと祭りに出演          子どものための音楽会出演(リハーサル)

★開始
1998年1月


A 雑巾さんの会
毎月第二月曜日 10時〜 自治会館 無料     校区福祉協議会主催

趣旨

古タオルで、介護用雑巾を縫って、老人ホームに寄贈する高齢者の社会貢献の会です。
おしゃべりしながら、一針一針思いをこめて縫っています。昔とった杵柄? みなさんとってもおじょうずです。もちろん、作業のしめくくりはティーターム。ほっと一息ついて、帰っていただきます。

「雑巾さんの会」発足のいきさつ

★ぶらぶら散歩をしながら、おしゃべりをするのは、お互いに楽しいひとときでした。相談されたり相談したり……。ある日、わたしは歩きながら、おばあちゃんたちに何気なくこういいました。
「民生委員として、年間120枚も介護用雑巾を縫わなあかんねん」
実は、わたしはお針が苦手で、内心負担に思っていました。
「そんなん、いくらでも縫ってきたげまっさ」
おばあちゃんたちにそういってもらって、すぐに思いつきました。一人一人が家で縫うより、集まって縫ったらどうやろ。それが、介護用雑巾を縫う「雑巾さんの会」の始まりです。

★糸が即通せるという針もお目見え。

★活動
縫いあがった雑巾のうち120枚は、校区民生委員会を通じて堺市内福祉施設に届けられます。
残りは、会員が順番に、地域の老人ホームに持っていきます。ついでにホームの中を見学させてもらうこともあります。 今年(1992年)は、300枚以上の雑巾が縫いあがりました。12月に、「故郷の家」「ハートピア」「美樹の園」にそれぞれ100枚ずつ(バスタオルも別途に)、お届けしてきたばかりです


     故郷の家に贈呈(12月2日)       年一回、小学校のボランティアクラブで、介護用                               雑巾の縫い方を指導しています。子もどたちは、                              それを地域の老人ホームに持っていきます。

開始
1998年1月


B ぶらぶら散歩の会
毎月第三月曜日 10時〜 自治会館前に集合  保険代30円   校区福祉協議会主催

趣旨

赤坂台周辺から新桧尾台にかけての緑道を、高齢者といっしょに、ゆっくり、のんびり、散歩をする会。「一人で散歩するのは、足に自信のない」とおっしゃる方、特に歓迎。車椅子もお供します。乗っていただくこともできます。

「ぶらぶら散歩の会」のはじまり

★私が住んでいる泉北ニュータウンは、丘陵を切り開いてできた町です。緑がとても多く、遊歩道を歩いていると、四季折々に移り変わる景色や鳥の声に癒される思いがします。が、高齢者の方が歩いていらっしゃる姿は、あまり見かけませんでした。いくら車が通らないといっても、坂があったりして、お一人では散歩に出かけるのも大変なのかもしれません。でも、こんなに気持がいい道があるのに、もったいない。ぜひ、お誘いしたいと思いました。
★福祉協議会の機関紙「ハロー」に、お誘いの記事をのせました。




★春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は落ち葉をふみしめんがら、移り変わる季節を感じましょう。途中、芝生の上で手づくりの、「桜餅」や「竹の子ご飯」「お赤飯」などで、休憩するのも楽しいひととき。
★雨天の時は、自治会館で、ゲームやおしゃべりをします
★万が一の時のために、ボランティア保険をかけています。

森林浴!
ゆっくり、のんびり、深呼吸。目と鼻の先の花代公園で。

★行事
二月には、荒山公園に梅観。
四月は、花代公園でボタン桜の鑑賞会。
真冬は、ミニミニカラオケ会もあります。
花もだんごも!
桜の花びらも舞い落ちる下で、リーダーの斎藤さん手作りの桜餅をおいしくいただく。

★開始

1997年4月






C お元気です会
毎月第四月曜日 10時〜  昼食代380円                 校区福祉協議会主催

趣旨

南保健センターとタイアップ。寝たきりにならないためのB型介護訓練。

「お元気です会」の始まったいきさつ

★第1月曜日は「みんなカナリア会」。第2月曜日は「雑巾さんの会」。第3月曜日は「ぶらぶら散歩の会」。第4月曜日は? ということで考え出したのが、「お勉強会」。手作りを楽しんだり、体を動かしたり、お話おばさんとして評判の奥平さんの民話をきいたりする会を始めることになりました。それが「お元気です会」のはじまりです。お昼にお弁当を出す話も、トントンと決まり、快調に活動していました。
★何回か実施していたところに、保健センタ―から、「寝たきりにならないためのB方機能訓練」を赤坂台でもしたいのですが、協力してもらえませんか」という申し出がありました。それなら「お元気です会」とドッキングさせましょうということで、内容が、ますますグレードアップしました。
★年間のスケジュールは、保健士さんといっしょに立てます。保健士さんに毎月欠かさずきていただいて、血圧を計り、専門家として、きっちり指導していただけるので心強いかぎりです。

★プログラム
・血圧・健康問診(保健センター)
・体操(保健センター)
・ちょっとお勉強(予定)   2003年度 4月  保健士さんのお話し
                        5月  カメラ教室
                        6月  ダンボールで写真立て作成
                        7月  レクリェーション
                        8月  栄養について
                        9月  転倒防止
                       10月  レクレーション(理学療養士)
                       11月  祭日につきお休み
                       12月  絵手紙・クリスマス会
                        1月  新年会会
                        2月  保健士さんのお話し
                        3月  レクレーション
・民話(奥平)
・お誕生会

★その間に昼食の準備。おかずは、泉北生協と泉北作業所に1ヶ月交代で発注。
ごはん、お味噌汁、果物は会で準備。お味噌汁のだしは、たっぷりのだしじゃこと昆布。
具もいつも工夫されていて、おいしいと好評。


★お誕生日の人には手作りのハーブ袋をプレゼント(2003年度)。 
★後片付けを終わり反省会がすむと、2時半をまわってしまう。大勢のボランティアスタッフに支えられての「お元気です会」だと、毎回痛感。感謝。

開始
                          
1998年2月


D おもしろクラシック講座
毎月第三木曜日 10時〜 自治会館  無料                校区福祉協議会主催

趣旨
★「クラシックなんて苦手」、と今までそっぽを向いていた人も、もともとクラシックが大好きだった人も、おもしろいこぼれ話や、珍しいCD鑑賞に、クラシックに親しみがわくことうけあいの楽しいいつどいです。右脳を刺激。いつまでも若々しく。

「おもしろクラシック講座」の発足のいきさつ

福祉協議会の理事にオーディーメーカーを定年退職された方がいます。その方は、30年もの長きに渡って社報に「一枚のレコード」というエッセイを掲載されていました。それを読ませてもらって、このまま埋もれさすのはもったいないと思いました。というのも、そのエッセイの中には、クラシックにまつわるエピソードが楽しく、おもしろく満載されていたからです。このエッセイに出会った人は間違いなくクラシックが好きになるにちがいないと思ったわたしは、「おもしろクラシック講座」を思いつきました。
音楽、特にクラシックは「世界共通の言葉」なので、これから世界に向けて羽ばたいていく子どもたちが、クラシックに興味を持てば、将来、役にたつにちがいありません。しかも右脳の刺激にもなるというではありませんか。さっそく中学校に提案をして、お試し会をしました。が、地域の人間が学校に入るのはと、当時の校長先生に断られました。
それなら、地域で高齢者向けにする運びになりました。

 
★高性能のオーディをが運び込まれます。時には、映像で楽しむことも。いい音楽を聴いて、右脳が活発になるというおまけつきです。
★コーヒー・紅茶でほっと一息タイムおあります。
                         

1月は、ベートーヴェンの第九。日本だけが、なぜか
年末の恒例になった……。今月も映像で。

活動
CDの貸し出しもあります。

開始

2001年5月




ふれあいバザー   年一回。自治会館とその周辺にて。


上記ボランティア活動については、福祉協議会から活動費が出ています。自治会館も連合自治会のご好意で、無料で使わせていただいています。が、何分にも財政難で、バザーをして資金を確保しているのが現状です。

今年は、10月26日の予定です。当日は、例年のように、50数名のボランティアが活躍してくれることになるでしょう。

★提供品コーナー★手作り品コーナー★おでんコーナー★喫茶コーナー★お茶席
★沢口靖子さんコーナー★介護相談コーナー★子どもコーナー★高齢者の作品展などなど。


ボランティア親睦会    年一回。福祉協議会傘下の活動ボランティアさんの集い


「みんなカナリア会」「雑巾さんの会」「ぶらぶら散歩の会」「お元気です会」「おもしろクラシック講座」「らっこクラブ」「昔遊びの会たけとんぼ」「ほのぼの会」「学校クラブ支援」「花クラブ」(連合自治会)などのボランティアスタッフが集って、日頃の活動について報告。軽いランチをとりながら歓談、情報交換。


ボランティアリーダー会  年一回。ボランティア親睦会の前に行う。それぞれの活動                        報告と予算報告。一年間の行事予定の確認など。

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