日々好日 9月 |
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9月30日(火) 「じゃまだった」 ★HPの「本じゃまか」のコーナーを閉鎖しました。買った本を羅列していくだけの割には、書き落としがあると気になるし、まるで家計簿をつけているような義務感に、けっこう疲れてしまいました。これっと思った本にであったときだけ、日々好日で書いていこうと思います。「本じゃまか」コーナーは……、じゃまだった。 9月29日(月) 「こころの家族」 ★社会福祉法人「こころの家族」設立15周年の感謝会が「故郷の家」であり、お招きいただいた。「故郷の家」は、在日韓国人向けの特別養護老人ホームで、建設されてから、来年で15年になるという。私の住んでいる地域から一番近い老人ホームということで、校区の小学生といっしょに慰問をしたり、私たちがしている「お元気です会」に職員さんが支援にきてくださったり、デーサービスの見学に行ったり、洗濯をたたむお手伝いに行ったり、介護用雑巾を縫って差し上げたりして、つながっている。11月8日(日)には、恒例のコリアンデーがあり、賑わうことだろう。 「故郷の家」ホームページ なお、当日、感謝状贈呈があり、総合施設長賞をもらった職員の高橋くん(25歳)と、食事の席で隣り合わせになった。「沢田さんには子どもの頃、お世話になっているんです」といわれて、目をぱちくり。そんな接点があっただろうか。思い出せない。「子ども会で試合にいった時、ハンバーガーをごちそうになりました」。10数年も前、連合子ども会の会長をしていたことがあった。校区内で勝ち残った子ども会の選手を連れて、たびたび他校区に遠征試合にいったことなど、うっすら思い出す。インディアカ、ソフトボール、ボートボール、将棋……。どうやらそのときのことらしい。こっちはすっかり忘れていたのに、覚えていてくれたんだね、ありがとう! 9月28日(日) 「資料整理」 ★先日、取材させてもらった会社から資料のファイルが届いていたのを、今日、ゆっくり目を通す。社長さんというのは、やはりすごいと思う。何を書きたいのか具体的にきまらないまま、手当たり次第お話をうかがっていたにもかかわらず、私の知りたいことを的確に判断し、関連資料を送ってきてくださったのだ。見やすくファイルしてあるのも、うれしい。今日は、一日その資料に目を通し、抜書きしていった。いくうちに、薄紙をはがすようにテーマが見えてきた……かな。疲れるけれど、楽しい作業だ。この会社との出会いがうれしい。 9月27日(土) 「還暦同窓会」 ★京都市立柳池中学校の還暦同窓会があった。あれからもう45年なのかと、時の流れを感じる。担任の先生も亡くなられ、また前回の同窓会で私に会いたいといってくれていた人も亡くなってしまったそう。、さみしさと、懐かしい友にであえたうれしさが入り混じって、複雑な気持ちだった。柳池中学校は、日本で一番最初にできた中学校だが、学校のあった土地は現在更地になっていて、新しくできる学校は、保育園や老人施設も合併したものになるとか……。それにしても女子はわかったが、男子はクラス以外の人は、ほとんどわからなかった。クラスの男子は、中学生の頃の面影がちらちらして、しゃべっているうちに、「あ、そういえば、こんなことがあった……」と、45年前のエピソードが突然飛び出てきたりした。 9月26日(金) 「三国志新聞」 ★書店で新版『三国志新聞』(三国志新聞編纂委員会編 日本文芸社)なる本を見つけました。サイズはB5版。一見、新聞の縮小版。昔を、さながら今日の出来事のように新聞で表現した委員会の皆様の洒落っ気に、現在三国志を読み始めたばかりの私は驚くやら、感動するやら。曹操や董卓の写真もそれらしく。 ちなみに、左の新聞の日付は194年(興平元年)。 ・曹操陣営にクーデター勃発・劉備、長坂で大敗北・呉と蜀の関係修復か・名外交官の張温、失脚。 などなど、各ページごとの見出しを読むだけでも面白い。『三国チョップ』というマンガも載っています。 9月25日(木) 「腱鞘炎?」 ★やばっ! もしかして腱鞘炎かも。このところパソコンに張り付いていたので気をつけないといけないなあと思ってはいたのですが、二、三日前から、右の肩甲骨のあたりが引っぱられるような感じだったのです。今朝、車をガレージに入れるとき、痛さで振りかえれないことがわかりました。なんどもハンドルをきり直して、やっとこさ入れたものの、この痛さ、たぶん背中から間もなく腕に、やがて手首にきそう……。 ★パンジョの「童話を書く講座」の日。今日は、なかなか面白くて、充実していました。(ミニ講座) 9月24日(水) 「食欲の秋」 ★急に寒くなると生存本能が働くのか、無性に食べたくたるものですね。おやつに、茹でたてのとうもろこしを一本、パン屋さん手作りの甘めのラスクを一人で一袋、お彼岸のおはぎが残っているのを思い出しチンして一個、チョコレートとピーナツを少々。せめて飲み物だけはヘルシーにとローズヒップティーをたっぷり飲みましたが、三度の食事の量も合わせると、いやはや、自分でもおそろしいかぎりです。猫も犬も秋を感じているのか、急に食欲が増進しています。15歳を超えた猫のメメちゃんは、今年の夏、何度、命が尽きるのではと不安に思ったかわかりません。要介護老人よろしく、食事の時は抱きかかえ、好物のお刺身を一口一口手で食べさせていたのですが、なんと今日、テーブルからさんまを引いたのです。むさぼるような食べっぷりは、まるで夏の間、何も食べずに冬眠ならず夏眠していたかのようでした。 9月23日(火) 「天然記念物」 ★3日目前まで、クローゼットの中で、あれほどじゃまっけだったウール系の衣類が恋しい昨日今日です。 ★「戦時下のわが小学校時代」と題した五部限定出版のご本を、童話を書く参考になるのではと貸してくださいました。ご自分のご兄弟にだけ配られたという本には、少年の頃の絵や作文がびっしり載せられています。絵も字も、子どもとは思えないほど、素晴らしくお上手です。お母様が戦火の中、しっかり保管されていたそうです。日記を読ませてもらって、当時の子どもの言葉遣いに感じ入りました。 ― 祖父が「今日は気分が悪い」とおしゃっていた。兄さんが来られました。など昔の子どもは、近しい家族であっても、年長者には必ず敬語でしゃべっていたのを、改めて思いだします。敬う心は、言葉から。それにつけても、丁寧語は使えても、敬語を使える子どもたちは、今や天然記念物になってしまった……のかもしれませんねえ。 9月22日(月) 「冒険」 ★「お元気です会」の日。転倒防止対策第三回目で、ジェスチャーゲームなどを交えて、楽しい勉強会になりました。昼食に出すおべんとうのおかずは、今月は、泉北作業所にお願いしてあったのですが、その一品に、根菜(大根・にんじん・ごぼう)が、さんまのぶつ切りと含め煮してありました。さんまと野菜を煮る! と驚いたのですが、これがとてもおいしかったのです。それを話題に、会話もはずみました。料理の極意は、「冒険」だとつくづく感じました。食欲の秋。より食卓を楽しくするために、オリジナル料理にチャレンジしたいものです。 ★夜、福祉協議会定例会。ハローの校正。バザーの打ち合わせ、などなど。 9月21日(日) 「日帰り取材」 ★昨晩、娘が、携帯の目覚しを4時にセットしてくれた。5時9分の始発で群馬県の高崎に向かう。東京駅の銀の鈴で編集者と待ち合わせ。上越新幹線に乗り換える。某企業の社長さんから(社名も出したいし、見せていただいたものについても話したいが、考えがまとまるまで秘密ということで悪しからず)、たくさんの情報をいただき、資料も貸してもらう。子どもの本として、どこを切り口にどうまとめていくか、今のところ見当がつかない。でも、書きたい話なので、頭の中で熟していくのを待つことに。デジカメを充電して持っていったのはいいけれど、コンパクトフラッシュを入れていくのを忘れてしまった。高崎の名産はだるま。駅にも売店にもだるまがごろごろしていた。時間がなく手にとることはできなかったが、赤だけではなく白のだるまもあった。ディスプレー用には、なんとも緑も。全国のだるまの8割は高崎で作られているとタクシーの運転手さんはいっていた。それにしても、日帰りはきつい。 9月20日(土) 「犯人は?」 ★何がおこったのか、わけがわかりませんでした。キッチンでいわしの頭を落とし、切れ目を入れて煮付けるばかりにしてありました。てかてかに油ののったぼってりしたうるめいわし。それが、東京の画家さんに電話をしなければならないことを思い出して、ほんの五分ばかり電話をかけてキッチンに戻ったところ、きれいさっぱりないのです。あれ、どこにおいたんだっけ……。冷蔵庫に入れた? いえ。まさか、本棚では?(最近、思いがけない自分の行動に、もしかしたらと思ったのですが、もちろん、本棚にはありません)。それならどこに? 猫がひいたのなら全部ってことはないでしょう。跡形もなく8匹とも消えてしまうなんて。「マックが、ぺろっちゅしていた」という娘の証言により、犯人は、どうやら犬のマック。流し台に手をかけて8匹とも全部平らげたみたいなのです。まさかのまさか。かなりショックです。 ★本当に、マック、おまえなの? 9月19日(金) 「感激」 ★空き缶つぶし機のお披露目。キリンから貸していただいた空き缶つぶし機で、たまっていた空き缶をつぶす。 すみれちゃん(機械の愛称)パワーはすごい! いい子がお嫁に来てくれて、うれしいですっ! ★京都の日。創作仲間と「田島征彦展」を観る。新作絵本「ななしのごんべさん」は、堺の大空襲の話。堺に住んでいたお年寄りに小学校で、戦争の話をしてもらうことがある。そのときに読もうと思う。 ★墓参。明日からお彼岸ということで、回向をお願いする。 ★京都カルチャー。それぞれの感性が光っている仲間たち。合評作品に対しての意見は深く、厳しく、なるほどなあといつも感心する。 9月18日(木) 「さんま」 ★「面白クラシック講座」の日。殆ど徹夜だったので、準備だけして帰らせてもらう。 ★今年は、さんまが超安くて、超おいしい。今日は五匹で198円だった。焼きたてに酢だちをぎゅっと絞ると、食卓はたちまち秋。木綿豆腐に塩をふりかけ、ごま油をたらす。刻んだねぎをたっぷりのせ、くずしながら食べる。これ絶品。間違ってもしょう油などかけないようにね。塩・ごま油・ねぎだけ。 ★夜、民生委員会。 ★あしたの合評作品を読む。 9月17日(水) 「運動不足」 ★家にいるときは、下はパジャマのズボン、上はTシャツでいるのが楽でいい。今日はインタホーンも鳴らず、買い物にも行かなかったので、日長、この格好でパソコンの前にはりついていた。うーん、それにしても運動不足。料理をしながら爪先立ちをしたり、上半身をねじってみたり、片足を上げてバランスを取ってみたり……。体をぐーんと伸ばして左右にひっぱると、脇の筋が縮んでいるのがわかる。10年以上も続けていた夜の「早歩き」をしなくなって久しい。フラダンスのレッスンにも行っていないし、犬の散歩は夫の役目になってしまった。夏の間まで、休んでいた早朝の豆乳買いでも開始しようかな……などなど体のことを考えつつ、反対に体を酷使して朝方までパソコンを叩く。 9月16日(火) 「粋」 ★各スポーツ紙に、いっせいに阪神優勝の全面広告が出た。広告主は、なんと星野仙一監督。コピーがスポーツ紙ごとに違うのが、粋。 勝ち組 (報知新聞) 負け組 そんなもんないんや 星野仙一 球場に来られなかった人たちも ありがとう! 星野仙一 (デイリースポーツ) 日本経済のために勝ったんやないで 星野仙一 (日刊スポーツ) あー、しんどかった 星野仙一 (サンケイスポーツ) (スポーツ日本) あー、おもしろかった 星野仙一 新聞一面に、大きな文字でただそれだけ書かれている。お、やるじゃん! 9月15日(月) 「レシピ」 ★阪神タイガース、優勝おめでとう♪ それにしても道頓堀の橋の上はすごい人。崩れ落ちたりしないでしょうね、橋げた。 ★敬老の日。毎年家族そろって食事に出かけるのだが、夫から6時前になって「今、淡輪に着いた。先に飯を食っといてくれ」と連絡が入ったので、ささやかに家で祝うことに。散らし寿司。ほっけ。なす田楽。千切り大根。エリンギと豚肉ニラの炒め物。普段の延長で気がひける。「ええやん、我が家は、毎日が敬老の日やもん」と長女。「それは、ほんまかも。問題は、ご本人がそうは思ってないことかもね」とうなずきあう。 <エリンギと豚肉の炒めもの> 豚肉は、にんにくとしょう油で下味をつけておく。それに片栗粉をまぶして、オリーブ油とごま油でほすぐように炒める。火がとおりかけたら手で裂いておいたエリンギを入れ、塩コショウをする。ニラをいれたらさっとまぜて、色が鮮やかなうちに火を止めるエリンギの歯ごたえとニラの香りがたまらなくおいしい一品。 9月14日(日) 「口だけ女」 ★本町で生地問屋をしている近所の友人にお願いして、今年も、はぎれをたくさんいただいた。ジーンズや木綿の布でバッグやスカート、エプロンなどを縫って、福祉協議会のふれあいバザーで売る。といっても、私は全く縫えない。「ごめんね、口で縫えるんやったら、いくらでも縫うんやけど」は、自称「口だけ女」である私の決まりセリフ。手作りがプロ、またはプロ並みの人がたくさんいて、全くのボランティアで、かわいい手提げや人形、ウォールポケットなどを工夫して、どんどん作ってくれる。お中元などの虚礼廃止傾向のため提供品が減っているので、バザーの収益は、手作りに助けられている。 ★ヨットでクルージング中の夫から、「携帯を海に落とした」と連絡が入る。おやおや。「自分の体を落とさんように」と応答。今晩は小松島泊。あしたの夕方淡輪に戻ってくる予定。 9月13日(土) 「美人になるおべんとう」 ★昔あそびの会「竹とんぼ」の日。松ぼっくりと紙コップでけん玉作り。作ったあとは遊んで競う。 ほら見て! 紙芝居は名優ぞろい ★偕成社のごちそう大集合(公募作品入選集)が刷り上ってきた。アンソロジーのオムニバスで、私の作品「美人になるおべんとう」は、第二巻目の「高木くんのカレー研究」の中に組み込まれている。うふふ……、どの短編もおもしろくって、おなかがすいてくるお話ばかり。ダイエット中の人には、おすすめできません。 ★夫は今日から二泊三日でクルージングに出かけた。。が、風が強くて出航できず、夕方帰ってくる。明朝3時に再度出かけるそうだ。ごくろうさんなことだ。 ★「シモ−ヌ」を観る。シモ-ヌを演じるレイチェル・ロバーツは、まるで本物のCGから飛び出てきたように完ぺき。世界中の人が、存在しない「シモ-ヌ」に魅了されていく。監督が彼女を有名したのか、彼女が監督の名声をあげたのか……。物語は、どんどん思わぬ展開に。 9月12日(金) 「おっさん化」 ★JR学研都市線(片町線)「徳庵」まで取材に行き、二時間ほどばっちりお話を伺う。朝、家族に朝食を作って、私は食べずに家を出る。いつもこうなってしまう。10時から12時まで取材。新今宮に戻ってきたのが1時すぎ。乗り継ぎのため駅のホームに立っていると、うーん、いい匂い。ふらふらと夢遊病者のように立ち食い蕎麦屋へ。羞恥心に空腹が勝った(それも言うなら、空腹に羞恥心が負けた。ま、どっちでもいいか)。七味をいっぱいかけて、おいしかったな、きつねうどん。たった270円で大満足。おじさんに近づけば、いいこといっぱいあるんだよね、きっと。 ★HPのカウントが12345を過ぎたのに、どなたからもご連絡がないのです。きっちしの番号でないので、見過ごしてしまわれたのかも。昨夜12時以降から今朝方にかけてだと思いますが、ヒットのお心当たりの方は、どうぞ、「おめでとう掲示板」か「メール」でご連絡ください。 9月11日(木) 「満月」 ★パンジョでの講座の日。講座ダイジェストは、HPのミニ講座に掲載。 ★「月がきれいよ」という友人からのメールに、娘と雨上がりの庭に出た。月の光が煌煌と、庭の木々を照らしていた……。「満月ちがうの?」と娘。そうか、9月といえば十五夜。火星ばかり気になって、お月さまのことを忘れていた。「何しろ、この暑さやもん、月見どころではなかったね」といいながら、しばし見とれる。涼風が鼻先をかすめる。ろうそくのほのかな明りだけだったいにしえ、このように神々しいばかりの月を見て、かぐや姫以外にも不思議な物語を思いついた人は、きっとたくさんいたことだろう。書く術もなく、忘れ去られたお話たちが、目を凝らせば、降り注ぐ月の光を浴びながら、あちらこちらに浮遊しているような夜だった。昔の人なら、月のそばにあらわれた赤い星を、吉とみるか凶と読むか……。 百日紅越しにお月見。あの辺りに火星が……。 9月10日(水) 「いわれ」 ★近所に小さなお宮さんがある。そこを、毎朝欠かさず掃除してくれているおばあさんがいらしゃる。そのことを地域の広報誌に載せるにあたり、写真を取らせてもらおうと、昨日は、朝6時から一時間ほど待っていた。が、出会えなかった。今日は少し時間をずらせて、6時半に出かけ、わけをお話して写真を撮らせてもらった。 ― まだこの辺りが丘陵だった頃、大雨が降って、目の前を流れている和田川の水嵩が増えたことがあったそうだ(今は草がはびこり、流れもわずかになっているが)。その時、どこからか天満宮の「祠」が流れ着いて、それを拾いあげた地主さんがこの場所に安置したのが、お宮さんの始まりだそうだ。その後ニュータウンができ、立ち退きで「億」のお金が入った地主さんがそのお金で鳥居をたてて、このような形で祀られるようになったとのことだ。10坪ほどのお宮さんは、おばあさんの手でいつもきれいに掃き清められているので、清々しい気持ちでお参りできる。 9月9日(火) 「いよいよ」 ★もうすぐ60歳。知人のアドバイスで、年金のチェックに行く。30数年前、結婚を汐に8年間勤めていた会社を退社。その際、忙しさにかまけて、失業保険を全くもらわなかった。考えてみれば惜しい話だが、厚生年金の解約もしなかったらしく(当時、解約して一時金をもらうようにすすめられていた)、それが未だに生きていて、60歳からその分が年金としてもらえることがわかった。しかも65歳になれば、国民年金にそれが上積みされるとか。僅かだがありがたい。年金なんて、まだまだ先のことかと思っていたが、しっかりかけておいてよかったかなと思う。 ★取材一本。北花田まで。暑かった。 9月8日(月) 「千客万来」 ★胃がひっくりかえりそうな夜が明ける。作品は、一日ねかせて、明日送付することで了解をいただく。 ★十年間の永きに渡って、週二回、バス停周辺の清掃を続けている三人の主婦がいらっしゃる。地域の広報紙に載せるため清掃中の写真を撮りにいく。カンカン照りの元、汗だくでお掃除。ごくろうさまです。 ★雑巾さんの会。古タオルで縫いあげた雑巾(年間500枚)は、介護用として老人ホームにお届けしている。そのうちの120枚は、民生委員会経由で、福祉協議会に届けることになっている。今日、地域の民生委員会より、ご苦労さまの気持ちとして、敬老の日の紅白まんじゅうが配られた。熱い渋茶で、ほっと一息。 参加者30名。テーブル毎の、おしゃべりに花が咲く。 ★大阪ろう高齢者施設建設の募金箱を、自宅に置いてもらえないか、雑巾さんの会で募ってみる。ろうの方が高齢になられても入る施設がない。手話のできない職員や健常者の高齢者と一緒に暮らしていくのは、とても難しいからだ。そこで大阪府で建設することになったのだが、5億円いるという。それに伴う募金ということなのだが、すでに自宅に置いている人以外に10数名の希望者があった。健康でいることの感謝の気持ちといってくれる人もあり、うれしかった。 ★とうとう到着。待望のアルミ缶つぶし機。思っていたより小型で、試運転してみたところ、とても使いやすそう。日を改めて、老人会やボランティアスタッフにお披露目することに。快く貸与してくださったキリンビールさん、新菱アルミさん、本当にありがとうございます! そして、これからもよろしくお願いいたします。 ★忙しくて、簡単なメールしか来なかった留学中の次女から、久々に長いメールが届いた。レーニアでのボランティア中のことなどがよくわかり、それだけで幸せ℃がはねあがる。疲れがふっとぶ。 ★本日は来客、出欠の返事つきの郵便物、問い合わせ、頼まれごとの電話、甚だ多し。深夜3時まで仕事。 9月7日(日) 「おばさん力、全開!」 ★そもそも、締め切りを間違えるなんて、許されることではない。息をするのも忘れるぐらい集中して、作品の推敲にかかる。ほぼ出来上がっていたつもりが構成そのものが気になり、さわり出したとたん、作品が崩れてきて、やっかいなことにりそうな予感。いったん、頭を白紙に戻すことに。熱いお茶を入れてテレビをつけると、「鳥人間」の放送をしていた。記録を伸ばす人の表情は、飛ぶ前からわかる。生き生きしてオーラが出ている。ゆったり飛行する若者からやる気を、きらきら光る湖面からゆとりをもらって、再びパソコンに向かう。 9月6日(土) 「冷や汗!」 ★数日前に、反射的に巻かれた体の「芯ねじ」は、今回かなり強力で、昨晩、就寝時間が遅かったにもかかわらず、今朝は5時から創作モードに入り、朝食の仕度にかかるまで、軽く一仕事をする。「秋になったらやる気が出てきます」という占いの影響力も大かも。神経がたっているせいか、珍しく食欲が落ちたので、午後は昼寝をすることに。ゆったりした気分でめざめたところ、届いていたメールで大変なことが判った。9月末だと思い込んでいた締め切りが、なんと8月末だった。再びあたふたとしている。 9月5日(金) 「主婦の宿命」 ★京都カルチャーで、吉橋通夫先生の童話講座を受ける日。ついでに京都ですませる用事が、いつもながら、あれこれある。帰宅が深夜になることを見越して、早朝より夕飯の用意にかかる。カレーでもよかったのだけれど、昨夕、生協に行ったら、食材が値引きになっていた。思わず買い込んでしまったので、それを使うことにする。鶏のレバーの生姜煮。チキンの胸肉の揚げ浸し(白髪ねぎをたっぷりそえる)。いわしの煮付け(梅干を入れて骨まで柔らかに)。モロヘイヤのごまあえ。ぬか床にきゅうりと大根、キャベツを入れる。あとは卵豆腐もあるし、トマトのサラダでも作ってねと冷蔵庫にメモをはる。並行して洗濯も完了。メールと電話で業務連絡をすませる。これで大手を振って、いざ京都へ! 9月4日(木) 「PTAの仲間」 ★昔遊びの会「竹とんぼ」の打ち合わせ。一年生にもできて、六年生も満足する手作りを、スタッフで試作。 ★来週明けに、空き缶つぶし機が運び込まれるにあたり、フォークリフトがいることがわかった。「近くで貸してもらえるところはありませんか」と関係者から電話があった。フォークリフト! 日常生活とかけ離れたものなので、どこで借りたらいいのか、とっさに思いつかない……。60万円もするアルミ缶つぶし機を貸していただくんですもの、どんなことをしてでも探しださなくては。いったん電話を切って、問い合わせてみることに。「フォークリフト、無料で貸してもらえませんか」。厚かましい願いにもかかわらず、二件目の電話で、快く貸してもらう先がみつかった。PTAのOB仲間つながりに、つくづく感謝。 9月3日(水) 「おすすめコース」 ★高齢者クラブの空き缶回収の日。今日は回収だけすませ、つぶすのは、キリンビールから貸していただく空き缶つぶし機が届いてからすることに。新菱アルミからの連絡が待ち遠しいと、みんなうれしそうです。 ★単行本に使う写真選びをしました。ライトフレンズの藤川さん宅で、高橋さんもいっしょに。 ★重いので、嵩が張るのでこの次にと思っているうちに、お米、みそ、洗剤、しょう油、三温糖、シャンプー、トイレットペーパー、ビデオなどなどが、いっぺんに切れそうなので、夕飯をすませてからカルフールにとんでいきました。なんと11時まで営業しているというので、ゆっくり買い物ができました。空いているし、食品は半額になっているし、満腹なのでよけいなものは買わないし、気はせかないし、食後の買い物って、もしかしたらお薦めコースかもしれません。蚊取り線香が見当たりませんでした。訊ねるほどではないのでパスしましたが、日本の夏は終わったのかも。 9月2日(火) 「ねじ」 ★出版社から、お仕事をいただく。締め切りは急がないそうなので、今かかっている作品に集中することにする。すでにOKをもらっていた単行本の原稿について、取材先の了解を得るため電話をかけ、関連部分の原稿をファックスで流す。11件あるので時間がかかったが、一気にすませる。うち1件については、もう少し書き足したくて、改めて追加取材を申し込み、約束をとりつける。その勢いで、別の書き直し作品にとりかかる。新しい仕事が入ってきたおかげで、ゆるみかけていた体の「芯ねじ」がしっかり巻き直された気がする。すでにお引き受けしている連載、短編、講演、どれもみんながんばるぞおっ! ★おばあちゃんが、珍しく台所に立って、きんぴらごぼうを作ってくれた。たかの爪を五本も入れたせいか、咳がでるほど辛かった。が、おいしかった。 9月1日(月) 「秋……」 ★第1月曜日は、高齢者といっしょに童謡を歌う「みんなカナリア会」の日。今日の参加者は、70名を超えました(うちスタッフ10数名)。今日から9月ということで、「案山子」「村祭り」「月」「虫のこえ」など秋の歌もうたって、一足お先に秋を体験。みんな楽しそうでした。 ★15年度の福祉ふれあいバザー(10月26日開催)に向けて、本日「バザー委員会」発足。リーダー会のメンバーが集まって、打ち合わせをしました。出店予定は、例年のとおり、「提供品」「手作り」「喫茶」「おでん」「介護相談コーナー」「子どもコーナー」「高齢者の作品展」「お茶席」など。ゲストコーナーとして「泉北作業所」「着物リメイク」のお店も。 トップに戻る |