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2010年(平成22年)

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ええがな映画 8/29


とんぼ童話教室
ちょっとのぞき見
 8/26






300000ヒット
プレゼント

プロフィール
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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8月31日(火)「ナスとみがきニシンの煮物……」
★今ごろの季節、祖父がよく作ってくれましたが、子どもだったわたしは、大きらいなおかずのひとつでした。今は大好物です。なんておいしんでしょう。

明治生まれの祖父は夏も和服でしたが
料理をするときは、ステテコの上下姿でした
前開きのシャツには、小さな貝ボタンが
たくさんついていました

おかしなことを覚えているものです
子どものころのわたしは食も細く、食べることには全く興味がなく、そのころ何が好物だったのか、何を食べていたのかさえ、さっぱり思い出せないんです。ハンバーグもスパゲッティも子どもが喜びそうなおかずなどなかった時代のことです。給食もコッペパンと脱脂粉乳しか記憶に残っていません。

でも、おやつならいろいろ覚えています。べた焼き、カルメ焼き、ポン菓子、ニッキ水、ハッカパイプ、カンパン、はったい粉の練ったん、酢昆布、どんぐりあめ、カバヤキャラメル、キューピー飴……。

三輪リヤカーでポン菓子屋さんが来たら大騒ぎでした。当時貴重だったお米と砂糖を渡すと、目の前で作ってくれるのです。「してえな、してえな」と、母にねだったものです。黒い窯(のようなもの)が回転するのをじっと見つめていました。出来上がったときの大きな爆音と香ばしい匂い。飛び出してきたポンを受け止める大きな金網……。なつかしいです。

通称キューピー飴は、駄菓子屋で売っていたのですが、5センチぐらいで、全身黒糖で出来ていて、足が笛になっています。吹くとピーと鳴るんです、小さかった次女に昔のおやつの話をしたら、「いいな、いいな、昔の子どもになりたい」といっていました。キューピー飴、どこにいってしまったんでしょう。

どれも、それを食べたときの背景が浮かんできます。はったい粉は、『とんがり森の魔女』で、ニーナに食べさせました。べた焼きは、今、書いている作品に出てきます。

8月30日(月)「もみの木で、院長の施術を受けました」
★(早めに予約を)とは、いつも思っているのですが、毎回、調子が悪くなってから転がり込むことなり、面倒をかけています。ビフォー・アフターの違いは明確。体がいっぺんに軽くなりました。やる気も少しは出てきました。残暑、厳しい折からみなさまもくれぐれもお大事に。

今年の夏は、すてきな雲をたくさん見たのですが
デジカメをとりだしているわずかな間に
雲は流れてしまうので、がっくり

★ライフガーデンさかいホールは、メモリアルホールとしてだけではなく、「地域の人々を応援して共存する」をテーマに、朝市や、映画上映などを開催してきました。ホームページを見ていただくとよくわかります。近日、市民医療セミナーもあるようです。

敬老の日のイベントとして、ライフガーデンさかいホールで行われ映画会の前に、「すごいぞ! おじいちゃん力 おばあちゃんパワー」というお話をさせてもらうことになりました。9月26日(日)10時から。参加は無料だそうですが、先着100名ということで、電話での予約がいるそうです。

8月29日(日)「ふたりのSさんの本」
★「おもしろいぞと」と夫が手渡してくれた本は、わたしたちの元同僚Sさんの随筆集です。「随筆教室の先生のすすめで自費出版した」と、あとがきに書かれていました。40年も前、わたしがまだ会社にいたころ、Sさんから、お父上が書かれたという随筆集をいただいたことがありました。人生経験の深さと感性の豊かさに感動した遠い日をなつかしく思い出しました。

ご近所のSさんからも、俳句集をいただいたばかりです。随筆と俳句。表現の形は違っても、どちらの本にも、それぞれの人生感が凝縮されていることでしょう。ゆっくり読ませていただきます。

随筆集「東宮御所のシェリー」と
俳句集「苧殻火」

★早朝の、秋の気配はどこへやら……。日中の暑かったこと。3時ごろ、しぶしぶ夕飯の買いだしに行こうと表に出たら、数分前にピンポンしてきた若いセールスマンが、斜め向かいの家の塀にもたれて屈みこんでいました。しばらくそのままの姿勢だったので、(熱中症かも)と思い、「冷たいお水を持ってきましょうか?」と声をかけました。「いえ、だいじょうぶです」と立ち上がりはしたものの、ほんとうに大丈夫だったのでしょうか? うだるような暑さの中で一軒一軒見知らぬ家を訪ねて歩かなければならない外回りは、たいへんな仕事です。

わたしはその足で、友人と大型ショッピングセンターでのんびり買い物をして、涼しい喫茶店でおしゃべりをしました。そんな恵まれた日常で、「暑い」だの、「だるい」など、「めんどうくさい」などといっていてはバチが当たると思いました。わかっているのですが……。夏休み最後の日曜日だからでしょうか、大型ショッピングモールは、買い物客で、たいへんにぎわっていました。

8月28日(土)「間違いなく、秋の気配……」
★早朝、歩いているうちに、その気配は遠ざかりますが、朝の冷気は、まさしく秋です。歩いていて不思議に思うことが、たくさんあります。そのナンバー1は、日が昇っても、月が沈まないということです。

   菜の花や月は東に日は西に  蕪村

という俳句がありますが、それは月が昇ってきても、まだ太陽は、菜の花畑の西空に沈みきらないのどかな春の風景を切り取ったものですが、そのうち太陽は沈んであたりは暗くなり、月が冴えていく状況が想像できます。納得できる風景です。ところが、このところ、東の空に日が昇るに連れて、西空にあった月も高く昇ってくるのです。それはなぜ? 軌道が違うから? 月はいつも天空にあるのに太陽の明るさで見えないだけなの……? それとも……。

    
   同じ時間・同じ場所から見た東の空   と  西の空(カメラアングルは高め)
どうやら、月の出、月の入りは日によって違うので、朝出て夜沈む日もあれば夜出て明け方沈む日もあります。それから観測する地域によって時間に差がでるそうです。ちなみに、日本に関しては国立天文台の各地のこよみ(日の出入り、月の出入り、南中時)のページから各地の詳細が見られろというサイトがありました。 難しすぎて、わかりません。66歳で初めて感じた「?」です。

★夕方、母の病院で、支払いに来た夫と鉢合わせをしました。流れで夕飯を食べて帰ることになったのですが、え、居酒屋……。車を運転しているわたしはお茶で酒の肴をつままなければなりません。おいしそうに、酎ハイ、生ビールと次々注文する夫がうらめし……、いえ、うらやましい。
8月27日(金)「夕立♪」
★夕方、かなり激しい雨音に庭をのぞくと、木々から雫がつぎつぎ滴っていました。庭の熱気が鎮まっていくようです。これで涼しくなるかな。土砂降りの中、夫を駅まで迎えに行ったのですが、車を乗り降りするだけで、ぐしょぐしょになりました。

天気予報では
暑さはまだまだ続くそうです
みなさん、お大事に

★辛い食べ物が暑さにはいいだろうと、カレーを煮込みました。ゆでたポテトをつぶして、シンプルにバターと酢で合えました。

夏ばてには、更に刺激を……と
豆板醤とすりごまを使って
野菜のぴりから和え

★映画を観にいく時間はあったのですが、気力がない……。あと数本観れば、TOHOシネマの1か月無料鑑賞カードがもらえるというのに、それが機動力にはならないのです。入院中の母に、「体、少しは楽になった? 無理せんとゆっくりしときなさい」といわれるようでは、あきません。
8月26日(木)「パンジョ童話教室の日でした」
★今日は病院の入浴日なので、教室の前に洗濯物を届けに行きました。受付の守衛さんに面会時間内に来てくださいとにらまれました。

母が今いる階のお風呂は、なんと、「全自動」だそうです。「すごいよ。椅子に座ったら、そのまま肩まで浴槽につけられて、機械が洗ってくれるんだよ」。まるで、チャップリンの「モダンタイムス」のようです。母がおもしろがっているからいいようなものの、自力でお風呂に入れないならありがたいのですが、母の場合、お風呂に入ることがリハビリになるのにと思いました。

★ポプラ社から出版されている「自分を見つける物語」シリーズが、順番に海外で翻訳出版されています。このたび、1・2巻に続き、わたしの作品が収録されている「こわがりやの忍者」もそれに続き、台湾で出版されることになりました。

ありがたいことですが、わたしの作品の中の
「刃の心 行いの中に求むるべし」
というなぞかけの呪文は
どのように訳される
のでしょうか

(刃の心 →忍  行いの中に求む→ 術)

うまく伝わりますように
8月25日(水)「産経学園童話教室でした」

★教室が終わった後、みんなで天満の繁昌亭に落語を聴きに行きました。今日は、第44回 天神寄席「なにわ芸術祭新人賞歴代受賞者奮闘公演」ということで、生徒のビスナさんの娘婿さんの林家染左さんが、H19年度の受賞者として高座に上るというので、楽しみも倍でした。将来有望とされている5人の落語家の噺ぶりに、大いに笑い、楽しみました。中入り後の、座談会と称したトークもおもしろかったです。 
そろばん珠のように見えるのは

天井に吊るしたちょうちん♪
何千ものちょうちんは
小屋が落成したときのご祝儀の化身
(……のようでした)

座席は前の席と高さに落差があり
人の頭が気にならないのはよかったのですが
足元に荷物を置くと少し窮屈で
足がしびれました

寄席の前に近所の友人たちとも合流して、樹林亭で軽くカンパイしました♪



昔ながらの洋食

25日は天神さんということで、天満宮では盆踊り
月がでたでた月がでた♪

そうそうおみくじは大吉

願い事  今までの努力が実を結ぶ
……だったらいいのにな
8月24日(火)「朝5時に目はあいたのですが……」
★疲れが残っていて、とてもウオーキングに出かける気力がわいてきませんでした。今日はパス。そのまま眠りました。

夕方、母のお見舞いにいったのですが、母のほうがうんと元気そうでした。「こんな暑いときだから、晩のおかずは出来合いのものを買えばいいよ」と母にいわれ、(そうだよね。そうしよう)と思いました。病院からの帰り道に、「王将」があるので、餃子とえびのてんぷらをテイクアウトしました。おいしい豆腐屋さんに寄って、絹ごしを買いました。房総のいわしの酢漬けをいただいていたのでそれを出して……。届いたばかりのエンサイ(ヨウサイ・ビタミンAがいっぱい)を茹でて、ちりめんじゃことあえました。

手抜きもおいしい
豆腐は、胡麻ラー油で

8月23日(月)「あさがお、咲いた」
★うーがが、小学校からアパートに持って帰った朝顔は、今までひとつも咲かなかったのですが、昨日になってひとつ咲き、今朝もまたひとつ咲いていました。小さな花ですが、(ほら、見て。わたし、がんばって咲いたよ。間に合ったよね? すごい?)と、いっているようです。

すごいよ。そして、いい色♪

うーがが学童に行くので、長い髪の毛をぎゅっとしばり、てっぺんでおだんごを作りました。マーブルちゃんのようで(たとえが古い!)「かわいい♪」。ママも、「似合ってる」といっていたのですが、夕方迎えにいったら、なんともあわれなよれよれ頭に。どうやら本人は気に入らなかったらしく、門に入るなりつぶしたようです。「だって、ぼうしがちゃんとかぶれへん」

「学童までひとりでいける。見にきていいよ」
というので、墓参に行くついでについていきました
うーがは、「ばあば、だいじょうぶ?」と
心配そうに何度も振り返って
わたしを案じてくれました

だいじょうぶもなにも
この辺は、わたしが子どものころ
走り回っていた界隈です

ママが仕事から帰ってくるのを待って帰宅。ぐったり疲れました。当たり前です。昼間、映画を3本観たからです。時間的に観られる映画をセレクトしたまでで、本当に観たい映画は観らませんでしたが、「戦争を省みる」ことはできました。
8月22日(日)「戦争を省みる」
★京都放送劇団の夏の公演を聴きに行きました。「あの日を忘れない」というテーマには、平和への祈りがこめられていました。第1部は、「犬やねこが消えた日」が朗読されたのですが、原作は、井上こみちさんの「犬の消えた日」です。この本は、戦争で命を奪われた家庭で飼われていた犬や猫たちの物語を井上さんが3年間取材して書かれたノンフィクションです。井上こみちさんが来られたので、会場近くでランチとおしゃべりを♪

耳をすませる。場面が浮かぶ……
ラジオドラマもいいですね

終演後、舞台に招かれご挨拶中の
井上こみちさん(左から2人目)


文庫本化されたもの


先日、お知らせをいただいたので
千葉にお住まいの井上さんにお電話をしたら
「もうすぐ、淡路から馬がくるのよ♪」と
弾んだ声でおっしゃっていました

その日のコメントつきスナップです

その馬というのは
「往診は馬に乗って」のフランシス
馬も飼い主も、それを取り上げた作者も
みんなやさしい……

8月10日のこの日記での告知をみて
産経教室の生徒さんなどなどの参加がありました
「戦争のことをもっと知りたいから」ということで
ここに来るまでに立命館の平和資料館に
寄ってきたという若い生徒さんもいて
頼もしいかぎりです

夜は、うーがたちと高瀬川沿いのイタリアンのお店に行きました。奥深いお店で、裏は鴨川まで抜けていて床もありましたが、とても蒸し暑い夜だったので、室内の留まりました。それでも雰囲気は伝わってきました。お料理、なかなかおいしかったです。

帰り、四条河原町はすごい人だかりで、歩道に縄が張られ、おまわりさんによる交通整理が……。カメラマンもたくさん来ていて何事かと思ったら、あと数十分で、京都阪急がクローズするということでした。

四条通りは、老舗のデパートが揃っています
そこへ、新風を吹き込む形で乗り込んで来たように思えたのですが
若い人向けのファッションだけが売りでは
太刀打ちできなかったのかな
8月21日(土)「あいらぶゆかいの日」
★泉北障害者作業所の駐車場は狭い上にいつも満員で、車の出し入れがしにくいので、できたら徒歩で行きたいのです。20分はかからないのですが、今日の様に肌を刺すような暑さでは、とても歩く気にはなれません。停めにくいのを承知で車で行きました。一台分空いていて、ラッキー♪

仲間たちも、みんな暑い中
元気で、がんばって通所しています

スタッフの中で
一番元気そうなチャイナさんは
上海万博疲れからなのか、夏風邪でお休み
その代わりというか、いつも歌の指導をしている長老さんが
初めて紙芝居にチャレンジしてくれました
すっとんきょうなせりふ回しに
みんなゲラゲラ大笑い

大いに受けていました
左からピアノのとんとんさん
はるかさん、長老さん、しゅわっちさん
(他にオカリナさんも)

わたしは、堺の空襲を描いた絵本
「ななしのごんべさん」を、読みました

★噂に高い沖縄の「あぐー豚」を初めて食べました。肉質が柔らかくって、脂身が甘かったです。味噌漬けだったのですが、網で焼いたので香ばしさも加わり、このところたんぱく質に飢えていたわたしには、久々のおいしさでした。「月曜日には、六泊豚が入ってきますよ」と店主。これもやはり沖縄産の豚さんのようです。


★入院中の母はメニエルも治まり、食欲も復活しました。「暑い間は、ここにいる」そうです。「だから、あんたもゆっくりしといて」と。ゆっくりはできないものの、とりあえずほっとしました。
8月20日(金)「今朝は、体がだるくって起きられませんでした」
★朝のウォーキングはパスして、ゆっくり、朝寝坊しました。

いただいていたしょうが粉を、しょうが湯にして飲みました。 しょうがの効用は、全身を温め、胃液、胆汁の分泌を促進するそうなので、きっと夏ばてにも効き目ありと思います。クーラーの効いた部屋にいたのですが、飲んだすぐあとに、汗が吹き出してきました。

「粉」とは初めての遭遇です
しょうが、大好きなんです。とうふ、冬瓜、古漬け、何にでも絞っています。それでもうっかり干からびさせてしまうことがあります。そのためにチューブを買っておくのですが、いったん封を切ったものは、そう長持ちしません。粉末はいいかも♪

新しょうがを大きな瓶にいっぱい漬けたのですが、朝に夕に、カリカリかじっていたら、たった一週間で、すっかりなくなってしまいました。更に漬け足したところです。

部厚めに切ると、歯ごたえで
おいしさ倍増

8月19日(木)「体調はバッチリ……」
★……と思っていたのですが、夏ばてかもしれません。今朝、吐いてしまいました。結果的には、今日は1日絶食とあいなりました。数日前、母が食欲をなくしたときはあわててしまいましたが、自分のことについては、のんきなものです。あしたは、治っていると思います。母のために買っていたポカリが役に立ってくれました。

       残暑、厳しき折から、みなさまも、どうぞお大事になさってください。


鉢植えの朝がおは、暑さにもめげず
毎朝、色とりどりの花を
咲かせています

8月18日(水)「病院にテレビを運ぶのを」
★パインさんが手伝ってくれました。母が、元気そうにしていたので、安心したそうです。検査の結果、メニエルの他はどこも悪いところはなく、ひとまず安心です。点滴のおかげで食欲もでたそうで、ベッドで週刊誌を読んでいました。病院にいるということで安心したのか、昨夜はゆっくり眠られたそうです。暑さが治まるまで病院にいるそうです。「おやつ、持ってきてね」。おやつは、まだ早いんじゃないのかな。「この人の持ってきてくれるおやつは、おいしいんだよ」と自慢げにいわれたら、断るわけにはいきません。でも、それで満腹になって、食事ができなくなるとやぶへびです。まず、三食をきっちり食べられるようになってから……。

リハビリ病院の各部屋はパノラマ展望
全室個室。めまい症状のある母の部屋には
トイレがついています。ちょっとしたビジネスホテルより
洗面台もゆったりしていて、きれいです
(写真は10階談話室から)

★朝のうちは、パインさんといっしょに、千里に越された82歳のご近所さんのマンションを訪ねました。「遊びに来てね」といわれて3年。やっとふたりのスケジュールが合いました。大変な手術をされたのですが、すっかり回復されて、笑顔があふれていました。

そうそう、出かけるときは、駅まで長老さんが送ってくれたのですが、助手席のお母さんは90歳。朝夕ひとりでウォーキングされているほど、とてもお元気。今日は、3人の高齢者の方と身近に接したのですが、わたしなんかは、まだまだ若輩だと思いました。

夜、映画を観て、外で軽く夕飯を。夫が1泊で出かけているのでできることですが、朝の9時から夜9時まで、パインさんといっしょでした。おしゃべりも弾んだ楽しい1日でした。

8月17日(火))「ウオーキングもばっちりすませて」
★今日が、あわただしく始まりました。母は、朝のうちに点滴を受けに病院に行く予定ですが、たぶん数日は入院することになるのではと思われます。「念のためだからね」と着替えなどをバッグにつめしました。「広島に遅れるよ」と母が気遣ってくれ、さらに「お世話になったね、ありがとう」といわれ、驚きました。「お世話をするとしたら、これからよ。食欲がでたら、すぐ帰れるからね」といいながら、母の心のうちを思うと、胸が詰まりました。おかゆを半膳すすってくれました。夫とバトンタッチして、福山に向かいました。そうか、今の時期は、ジパングの割引はきかないんだ……。

★福山駅には、いつもこすずめママさんが車で迎えに来てくれるのですが、今日はHALさんも到着しているというので、いっしょにランチ。こすずめママさんが、趣のあるすてきなお店に案内してくれました。

盛り付けも野趣にあふれ
ひとりひとり違います
これに、ひろうずのたいたん
押し麦ご飯・味噌汁・香の物・くだもの
が、ついて1500円
堪能しました

文学さんが元気がないので心配ですが
合評は熱いうちに終わりました
……ですよね、HALさん

★広島に移動してから家に電話をしたら、母は入院したそうです。なにぶんにこの暑さなので、その方が安心です。広島教室も元気でした。
8月16日(月)「早朝ウォーキングのあと……」
★体重計に乗ると、確実に1キロ減っています。首にタオルを巻いて、冬用のトレーナーの上下を着ているので、減量イコール発汗量にすぎないとは思うのですが、気分的に(やったぜ)という感じがします。疲れた体にしみこんでいくのは、次女のお土産のパッションフルーツの酸味と、6500年前のありがたい巌聖水。

それにしても、いっぺんに3個は
食べすぎ……かな

体重は、夜にはばっちり戻っていますが、たった3日で血液はきれいになってい感じがします。


★あしたは、福山と広島の教室なんですが、54枚作品と12枚作品が昨日、そして17枚作品が今朝、添付で届きました。他にも数日前に短編が2作届いています。前回持越しの作品も1作あります。わたしは魔法使いではありません。たとえホテルに籠もらせてもらえたとしても、たった1日では、すべての作品を深く読むことはできません。ましてや……です。

とはいえ、いっしょうけんめい書いたと思われる作品を読みつつ、書き手の顔を思い浮かべるのは楽しいことです。「がんばったよね」とげんこを合わせたくなります。だからこそ、もっと時間があればと切に思います。深夜になりました。今からだと睡眠は4時間あるかな。あした新幹線は眠ってしまうかも。

★母にメニエルがでました。今朝は、吐き気もやっと治まり、うすいおかゆをすすることができました。お代わりもしました。でも、お昼は、桃とポカリだけ。晩御飯もほとんど残していました。明日は、夫がいるので、バトンタッチできるのですが、あさっては、その次の日は……とスケジュール表をにらみつけています。いずれにしても点滴を打ってもらわなければならないと思います。

8月15日(日)「『ビート・キッズ』が青い鳥文庫に♪」
★風野潮さんの『ビート・キッズ』が「青い鳥文庫」なって出版されましたのでご紹介します。奥付に、「この作品で、講談社新人賞を受賞して1998年にデビュー」と紹介されていますが、当時、朝日新聞の「この人」での欄で、新人賞をもらった彼女が紹介されているのを、中学生のころブラスバンド部にいたわたしは、あこがれの思いで読んだことを鮮明に覚えています。ちょうど、わたしが単行本デビューして1年目ぐらいだったと思います。その記事を切り抜いて長い間持っていたことを、いつか潮さんにも話しました。その切り抜きは、たしかどこかにあるはず……です。
青春のわくわくどきどき感の詰まった1冊が
子どもたちの手の届く書棚に
降りてきました♪

『ビート・キッズ』は、野間文芸新人賞
椋鳩十児童文学賞を受賞
映画化もされています

★朝食後、うーがと長女、次女もそれぞれの場所に帰っていきました。お昼は、すいとんならぬ、うどん入り雑炊です。「なかなかいけるねえ」と夫。戦時中とはちがって材料が豊かなので、これを食べて当時を偲んだつもりになるのは、傲慢でしょう……。

ズッキーニの入った雑炊

仏前にお供えしました
8月14日(土)「体重がボーダーラインを超えました」
★じわじわ増えている自覚はあったのですが、まさかのまさかです。せめて、ボーダーラインにまで戻さなければ。食べることでダイエットはなかなかできないので、歩くことにしました。早朝5時半スタート。手ぶらで歩くのは快適です。
駅向こうの図書館まで行って
戻ってくると、ほぼ1時間
ちょうどいい距離です

アリエッティが隠れていそうな草むら


ぶれた写真も神秘的


今日は、暑さもおだやか


昇ってきた朝日も、やさしげ

ちょっと続けてみようかな

★次女が、屋久島と犬山をあわただしく往復移動中、1泊だけ帰ってきました。うーがを、大好きなあば(次女)に会わせてやりたいと、ママが連れてやってきました。家族がそろったのはお正月以来です。

かんぱい好きですねえ


8月13日(金)「幹に大地に確かな痕跡を残しつつ……」
★セミの鳴き声のトーンが落ちてきました。深夜、窓をあけるとつい昨日までとは違い、涼しい風が流れていました。暑い暑いといいながらもいつまでも夏のままではないのですね。虫の鳴き声も聞こえてきます。草が茫々に伸びてしまった深夜の庭は、なかなか神秘的です。ラニーニャ現象のせいで厳しくなりそうだといわれている冬を、ふと思ったりしました。

この木はセミのお気に入り?

足元には、小さな脱出口

★冷蔵庫の掃除をしたのは、年末以来です。「しなければ」と思いつつ、今日に至ったのですが、出てくる、出てくる、賞味期限切れの食品、使いかけの瓶詰め……。ごめんなさい。どんどん捨てて、熱湯で庫内を拭けば、たちまちすっきり。たったこれだけのことが決心しないとできないのですから、情けないです。
8月12日(木)「作家としての両輪」
★久々に原稿に向かっています。毎日、日記を書くいときには、作家としてふさわしい内容でありたいと意識してはいるのですが(例えば、1冊の本になるまでの執筆の苦労や、編集さんとのやり、取材の仕方など、その経過を日々書いく)……。これでは読む人が期待はずれだろうなあ……と、昨今は、日記を書きながら、自責の念に駆られることもしばしばです。

作家活動が、「書く」と「育てる」の両輪で形成されているとしたら、「育てる」の方は順調です。わたしがかかわっている生徒さんや仲間の作品が年内に3冊も単行本になりそうです。うれしいです。「力になれた」という思いが、わたしの生き方を肯定してくれるようで、なんとか均整を保っています。

忙しすぎる……とよくいわれます。たしかに。でも、長年、多くの人々と関わって生きてきたわたしには、それもわたしを形成している大切な部分であり、時間が足りないことを書けない理由にすることはできません。右に傾けば右に、左に傾けば左にと、流れに身を任せるようにしています。自分から着の身着のまま飛び込んでいくことも多々あります。そのせいか、現在は、心地よく流れているというよりも、半身沈んでいる感じです。

いろいろなことを積み残したまま、毎日が過ぎていきます。みなさまへのご無礼の数々、おわびいたします。

そんな中で、今日は、「書く」もがんばりました。いつか具体的に報告できる日がありますことを。講演のお話と、教材の使用のお話がありました。


8月11日(水)「連日の合評」

★朝、友人が枝豆を届けてくれました。「忙しいから少しだけゆでておいたよ」。その気持ちがうれしいです。母のおやつと仏さまのおやつ、教室にもおやつに持っていきました。別の友人からは野菜や古漬け、麺類などが届きました。

夏の間、おいしいものをたくさん送ってくださったみなさん、ありがとうございました。

大豆の香りがとてもよく
おいしさが倍増♪

★産経学園の童話教室の日でした。昨日の合同合評に参加したふたりが、合評してもらった作品をそれぞれ書き直してきていました。すごい♪ 新しい作品も出ました。新しい仕事を覚えるために、1か月休んでいたバンビちゃんも復帰♪ 見学者がひとりありました。
★友人と待ち合わせして、リッツカールトンに文屋ハンナさんのゴスペルを聴きにいきました。ホテルのロビーラウンジはとても豪華。伴奏は、バイオリンのYu-Maさん、ピアノの佐伯準一さん。ハンナさんの歌はもちろんすてきなのですが、何よりもトークがお上手です。「この歌には、こんな思いが込められているのです」という風に、それぞれの歌について背景を伝えてもらえると、ちんぷんかんぷんの外国語の歌詞でも、平和や人種差別、人類愛、祈りなどメッセージがじわじわ伝わってくるし、今日、歌われなかったうたについても興味がわきます。

ただ身内の人たちのコーナーからの馴れ合いの拍手や野次は、ここなら静かに演奏を聴けるだろうと思って来た者にとっては、じゃまになりました。

スパーク酒とオードブルがついていたのですが、食べることが大好きな友人たちとわたしは、その前に食事をすませていたので、あまり手が出ませんでした。

一流ホテルのミニトマトは
さすがにおいしい。他は……
どうだったんでしょう

ライブの前には、映画も観ました。満席で一番前の席しか取れませんでした。「ソルト」はアクション物なのできつかったですが、それはそれでいい体験でした。

「わたしたちは、時間をフルに使うねえ」と、ふたりの友人と、それぞれの今日の忙しさを振り返りつつ、「がんばれるときに、がんばろう」ということになりました。

連日の外出で気がひけたのですが、「だいじょうぶ出かけておいで」といってくれた母は、わたしが帰宅すると、もう眠っていました。夕方届く泉北障害者作業所の配食シムテムは、安否訪問もかねているのでありがたいです。


8月10日(火)「頼もう!」
★今日は、空堀童話教室(藤田富美恵先生)との合同合評会です。パンジョから2名、産経から2名、日本児童文芸家協会の会員1名がわたしサイドの参加者6名の内訳。空堀からはなんと10名もの参加がありました。ぜひ合同合評会をと常にいってくださっていた信原さんがご入院で欠席だったのは、とても残念でした。一日も早いご回復を。合評会の様子は、「どんぼの童話教室ちょっとのぞき見」のコーナーで。

空堀商店街の昆布屋さんの会議室で

合評後は、交流会と称して
チョコレートのおいしい喫茶店に

空堀教室のお招きです♪
ごちそうさまでした


空堀のみなさんと別れた後
熱い思いをもう少し話し合いましょう
仲間うちで軽くかんぱい♪

いい刺激ももらったことだし
さあ、がんばろうね♪

★京都放送劇団夏の講演で井上こみちさんの「犬やねこが消えた日」が朗読されます。詳しくはパンフをご覧ください。当日、井上さんも参加されるそうです。今朝、千葉にお住まいの井上さんに電話したところ、『往診は馬に乗って』のモデルの馬が、「もうすぐ我が家を訪ねて来るのよ」と電話の向こうの声が弾んでいました。「えっ、あの馬が?」、「そうあの馬が♪」。楽しそう♪

8月9日(月)「お精霊迎えには行ったのですが……」
★昨日、もみの木さんでせっかく施術をしてもらったので、体を休めておきたいところですが、お盆なのでご先祖さまをお迎えしなくてはと、気合をいれて京都に向かいました。

墓参しておどろいたのは、水入れの中に、ツタの葉っぱが浮いていたことです。わたしが母から教わったのは、「ご先祖さまがお水を掬って飲まれるように、しきびの葉を一枚浮かせておくように」ということです。南天の葉になることもありますが、まさか、塀に這っているツタを千切って浮かべたとは……

「ええでしょ? べつに」とママ
「あんたらしいとおばあちゃんが笑ったはるわ」


今日のお花は薪も添えて
でも、この暑さなので、すぐに枯れるでしょう

墓参のあと、六道さんにいって鐘をついて、ご先祖さまをお呼びしていっしょに自宅に帰る途中、ママかから、「仕事で遅くなるので、京都にいるのなら学童のお迎えしてほしい」という電話がかかりました。京阪電車で大阪に向かっていたのですが、引き返すことになりました。ということは、洗濯をたたんでとりいれて、晩御飯の用意もして……。

心配なのは、あちこちに寄り道をしたので、せっかくお迎えしたご先祖さまが、無事、堺の我が家までついてこられたかどうかです。お迎え団子のお供えも夜分になってしまいました。いやはや……。
8月8日(日)「坐骨神経痛もどき……」
★「うーがを送る」、「ご先祖さまをお迎えに行く」という大義名分があって、夫に留守を頼み、京都に向かいました。

「ひとつ、持ってあげようか?」

「だいじょうぶ、あば(ママの妹)も、こうしてたもん」
そういえば、次女はフィールドに出るとき
背丈ほどもあるリュックを背中に
ふつうのリュックを胸に……
よく覚えていたね

昼間、うーがとママは、京都での行事に参加するので、わたしは心斎橋で下車。映画館経由で、夜、京都に行くことにしました。このところ時間がなかなかとれなかったこともあって、映画を観るのはしばらくぶりです。

昨夜、観たい映画をチェックしておいたので、時間のロスなく5本観られるはずだったのですが……、椅子に座ると尾てい骨に激痛が走りました。うっ! 体を斜めに座りなおすとだいじょうぶなのですが、まっすぐ座るとビリリと耐え難い痛みが走ります。

(これは一大事)。どうにか1本観終わって、もみの木さんに電話しました。「7時ならなんとか」と都合をつけてもらえたので、京都行きは中止することにしました。7時まで時間があるので、その間、懲りずに映画を2本観ました。自宅に帰ってもすぐに出てこなくてはならないし、うろうろ歩くより、これが一番安静に近いと思うことにして。

もみの木さんでは、いつのもように順番に体のもみほぐしから始まったのですが、体中が凝り固まっていました。臀部の深いところにある筋をほぐしてもらったのですが、これで治らない場合は神経が当たっているので、病院に行かないといけないそうです。

お精霊迎えは明日いうことになりました。ご先祖さまごめんなさい。「今晩、行けないから」とママに電話をしたら、夕方、お寺の近くを通ったので、「うーがと墓参をしてきた」そうです。「水塔婆もお花もあげなかったけれど」って、じょうでき、じょうでき。猫よりなんとか。

8月7日(土)「あっちでもこっちでも夏まつり」
★泉北障害者作業所の読み語りと歌ボランティア「あいらぶゆかい」の日でした。今日は、作業所の夏まつりということで。近くの学童保育の子どもたちも招かれていて、「あいらぶゆかい」もにぎわいました。


フランクフルトやゲームなどの模擬店が出ていて
すいかや焼きそばをごちそうになりました


おせんべい班のみんなはゆかた姿♪

今夜は、地元でも夏祭り♪

うーがとママは浴衣でおでかけ
保育園や幼稚園でいっしょだったお友だちや
仲良しさんに会えて
ごきげんです

じいじもいっしょにいったのですが
お友だちに会ったとたん
「じいじはもう帰ってもいいよ」
といわれたそうです

★地元の畑で収穫されたにんにくが届きました。


あこがれの日本産♪

さっそく2玉をほぐして、から揚げにしました

手羽餃子とおくら
さつまいもの薄切りもいっしょに
元気もりもりメニュー

8月6日(金)「アイ ラブ タイガーバーム」
★昨夜、うーがは張り切って花火をしたのですが、指先をやけどをしました。しくしく泣いていたのですが、おまじないのように冷えピタを切って貼っておいたら、朝起きたら、すっかり治っていました。冷えピタの冷却力は、やけどにもいいということがわかりました。

効用といえば、タイガーバーム♪
肩こりや鼻づまりにはもちろんですが
夏場の皮膚のかゆみに最適
一瞬にしていらいら感から
開放されます

同じタイガーバームでも
日本で、日本人向けに製造販売されているものと
中国で製造販売しているものとでは
明らかに刺激に差があります

こればかりは
中国製品LOVE
です

先日、タイガーバームがらみで
香港のタイガーバームガーデンのことが
仲間内で話題に上がったのですが
なんと、まあ、あの不可思議で
サイケデリックな場所は
今は、もうない……

驚きました

事実を知って数日たった今も
心に張りついているこの喪失感は
例えば、ピカソが死んだときに感じた
さみしさに似ています

全く一方的な想いです

8月5日(木)「朝がおのかんさつ」
★朝がお、まるで観察日記をつけなければならないうーがのためみたいに。毎朝、がんばって咲いてくれています。アパートの朝がおの鉢は、いまだにつぼみをつけないようです。ママは枯れないように気をつけているおうですが、日中は熱気のこもった小さなベランダは、朝がおが育つ条件ではないのかもしれません。



きょうは、6こさきました
しろ2 ぴんく2 むらさき2 ごうけい6こです
あぱーとのあさがおは さいたかな
★「夏のたまごはおこってるからね」と、うーがに言いきかせて、たまごがけごはんはさけていました。が、きのう、然菜が野菜といっしょに届けてくれたたまごは、生でも安心ということなので、今朝は久しぶりに、たまごがけごはんを食べました。

レモンイエローという黄身の色には
ちょっと違和感があります

★短編原稿、見直しました。しばらく置いておくと、手を加えたい箇所がいろいろ見えてきます。それにしても、こんなにあるとは……。文章は、まるで生き物です。
8月4日(水)「Uターン……」
★昨日、京都に帰ったばかりのうーがですが、今朝、また、やってきました。いきさつを書くと長くなるので省略しますが、わたしが京都に行くより、「こっちに来させて」ということで、難波まで受け取りに行きました。今日からしばらくご滞在あそばします。ということは……、わたし自身のことが、またあとまわしになりそうです。

デパートのおもちゃ売り場ではいろんなイベントがあるのですが、1000円分のチケットを買わないとどの遊びもできません。1ゲーム200円ですむところをむりやり押し付けられるという感じがするのですが、いたしかたありません。

それはそれとして、風船つりは、水につけたとたん紙ひもが切れました。小さな子ども相手のコーナーとしては、やさしくないなあと思っていたら、年配の男の店員さんが、「これでは、みんな少しも楽しくないよね」といって、風船がつりやすいように、底に沈んでいたゴムの輪を水の上に引き出してくれました。ちょっとした心づかいが子どもたちをしあわせにしてくれました。つれてもつれなくてもどうせ一個しかもらえないのですもの、しばらく遊ばせてやって。

「5個もとれた」「わたしは6個」と
みんなたちまちご満悦

金魚すくいならぬ「おもちゃすくい」も同じでした
プールにおもちゃが重なるように詰めこんであるので(写真左のすみ)
ポイをさしこんだだけで、紙がすぐにやぶれてしまいます
おじさんにそういうと、「これではあかんなあ」と
おもちゃを半分にへらしてくれました
若い女店員さんがいやそうな顔で
にらみつけていました

それでも紙はすぐにやぶれました
すくった数だけくれるわけではないのだから
紙はもう少し丈夫でもいいのでは?
と思ったしだいです

たちまち1000円分のチケットは
なくなりました


8月3日(火)「西田良子先生のご本」
★「宮沢賢治 読者論」(翰林書房)。難しいだろうな……と思いつつ、深夜から読み始めました。予想が裏切られるというか、おもしろくって、とうとう朝になりました。何がどうおもしろかったかというと……。

単なる研究論文ではなく、賢治作品との出会いなどの作者自身の軌跡が記されているからです。賢治研究家としての作者は、作品の背景を視野に入れて読む「読み」にこだわっていらっしゃるとのことですが、それをこの本で実践されているのだと感じました。賢治の本と初めてであった少女時代の時代背景(戦時中・肋膜療養・紙不足・友人の死)が賢治に深くつながっていったことや、賢治の本とともに生きてこたれた研究家としてのたくさんの発見とエピソードが、その時代の背景と共に、とてもわかりやすい言葉で綴られているのが興味深く、夢中で読みました。知らなかった賢治を身近に感じるとともに、研究家西田良子先生の、お人柄にふれることができる素晴らしい一冊です。

「一時の感激や興奮は避け、楽しめるものは楽しみ、苦しまなければならないときは苦しんで生きていきましょう」。死の10日前、賢治が教え子に送った書簡の一部だそうです。この書簡の下書きが2通りあったそうです。ていねいな字でしたためられたこの書簡は、教え子への遺言だったのではと書かれています。


あとがきが、また素敵です
「いつも共にあって常に私を励まし
私のよき相談相手もしてくれた夫西田直敏に
感謝をこめてこの本を贈りたい
と思います」

夫とバトルを繰り返しているわたしには
あこがれの夫婦像です
★いっぱい笑って、いっぱい遊んで、うーがはごきげんで京都に帰っていきました。帰りぎわ、ひいばあちゃんは、「うーちゃん、もう帰るのなら、ほら、これ」といって、自分の部屋にあった使い古した雑巾を、うーがに渡そうとしました。「それって、雑巾だよ……」。だいじょうぶかな、ひいばあちゃん。

そのひいばあちゃん(母)の今後について、夫の依頼で、午後からケースワーカーさんが指導に来てくれました。要介護2になった母に、デーサービスやショートスティを利用させたいという夫と、今まで通り家にいて気ままにしていればいいというわたしとは、いつも意見が合いません。

夫は、母が転んで骨折して以来、リハビリ病院のショートスティの手続きをしたり、デーサービスの見学にいったり、今日のように相談をもちかけたり、積極的に動いています。見学にいった施設が気に入ったようで、母も行く気になっています。母のためには、家にじっといるよりも、週に1回でも出かけた方がいいのかもしれません。
8月2日(月)「中山聖子さんの新刊をご紹介します」
★『奇跡の犬 コスモスにありがとう』(角川学芸出版)は、第1回角川学芸児童文学賞受賞作品です。人間の傲慢さが生んだ障害を持った犬。殺処分されるはずだったその犬のおかげで、みんが元気になってく物語です。生まれてきた命の中で、むだなものなんて、何ひとつないのです。命はみんなつながっていて、お互いに助け合っているということが、子どもたちにも、しっかり実感できると思います。脇役のカズが魅力的に描かれているので、物語がいっそう輝いていました。
日本動物愛護協会推薦図書にもなっています

中山さんは
小川未明文学賞受賞作品
「三人だけの山村留学」(学研)でデビュー
日本児童文芸家協会会員

★クラスに、本をたくさん読んでいるお友だちがいるそうで、うーがは、対抗心を燃やしています。何を読んだか、何冊になったか、一目瞭然わかるように、一覧表を作ってやりました。今のところ絵本がほとんど。一言コメントも、コツがわかってきたのか、「おもしろかった」「たのしかった」「むずかしかった」以外に、バラエティに富んできました。

1冊読むと、マークをひとつ♪
みんな埋まれば100冊クリアー

8月1日(日)「朝がお……、けさは白い花が」
★……咲いていました。昨日はムラサキ、その前はピンク……。観賞用に工夫されているのでしょう。明日は、何色が咲くかな。

ちょっとわくわく♪

★毎年夏に実施される「堺うたのひろば」に、泉北障害者作業所の仲間たちが出場しました。「あいらぶゆかい」の活動の一環として、この日に向けていっしょに練習してきました。といっても、上手に歌うことより、楽しく歌うことがテーマなので、指導者はプロですが、発声練習も腹式呼吸もあえてしません。元気が売りです。

当日、だれが参加してくれるかは、ふたをあけてみないとわかりません。初めて見る仲間もいます。はずかしくって声が出ない仲間もいます。歌詞を覚えていない仲間もいます。大きな声で歌えるあの子たちは来ていないの……。それでも、なんとかなるものです。指揮をしてくれたのは、なんと仲間のOくん。いきなりだったのでおどろいたのですが、元気よくふってくれました。かっこよかったよ♪

あいらぶゆかいのメンバーの長老さん(歌指導)、とんとんさん(ピアノ伴奏)、オカリナさん(オカリナ伴奏)、シュワッチさん(手話指導)、チャイナさん(読み語り)、そしてとんぼおばさんことわたし(場もち)、みんなお疲れさまでした。

リハーサル風景

今年のリハーサルは、本番と同じ舞台で
行われました。そのおかげで
本番もあがらずに
楽しく歌えたね



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七頭の盲導犬と
歩んできた道
写真 野寺夕子
学研教育出版


分福茶釜
絵倉石琢也
登龍館
「仲良し文庫」


とんがり森の魔女
絵・市居みか
講談社
「青い鳥文庫」

小さな島のちっちゃな学校
汐文社

スペシャル・ガール
汐文社


引退犬命の物語
小山るみこ
学研


おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
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命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
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とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
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おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
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汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
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汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社

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