とんぼの足あと

がらくた玉手箱

ええがな映画 8/30


パンジョ童話教室



★200000をヒットされた方には
プレゼント


プロフィール

野寺夕子 (撮影)
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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本ってほんとうに楽しいよね
          (順不同)



                 

8月31日(日)「みんな、がんばったよね」
★「堺・泉北うたのひろば」という催しがウエスティホールでありました。わたしたち「あいらぶゆ会」がかかわっているせんぼく障害者作業所の仲間も出演しましたので、いっしょに歌いに行きました。

リハーサル室では、みんなとても緊張していました

でも、本番は、ステージでばっちり歌いました♪
「大きな古時計」と「手のひらに太陽を」を
手話やジャスチャーを交えて
元気に、にこやかに、体の底から歌えたよね


★泉北障害者作業所の出番が終わると、長居障害者スポーツセンターにかけつけました。『ぼく、がんばったんだよ』のモデルの和馬くんの所属する電動車椅子サッカーチームソニックのリーグ戦があったからです。この試合に勝てば、リーグ優勝も……いう大事な試合ということでしたので、何はともあれ、応援に駆けつけました。

試合は4人対4人で行われます
相手はベテランチームでなかなか手ごわい……のですが
なんとなんと、3対0で、ソニックが優勝しました♪
それにしても、すごい!
わたしが、取材をしていた頃は、メンバーのだれもが、
電動車椅子でボールを蹴ることすら思うようにできなかったのに



かわいい3人のチアーさんたちの
フレーフレー ソニック♪ という
声援のおかげかも

骨折中の和馬くんも出場しました

優勝を決めて
ギブスには、さっそくお祝いメッセージが♪

パラリンピックの競技種目に電動車椅子サッカーはないんですって
なぜなら、車椅子という機械を使うからだそうです
ナンセンスだと思いませんか? 
車椅子はある意味義足と同じです
障害者のためのパラリンピックにそんな制限があるのは
おかしいです



和馬くんちの新車は
助手席は自動で上下します
これなら車椅子からの移動も楽ですし
高齢者にも乗りやすいですね
★家に帰ったら、20時をとっくにまわっていました。夕飯時には間に合わないと言ってあったのですが、テーブルの上のインスタント食品と買ってきたお惣菜の残りを見て、家族に申し訳なく思いました。やっぱり作っていくべきでした……。

8月30日(土)「お守り」
★外出から帰ってくると、うれしい手紙が2通届いていました。1通は長野市の図書館からで、もう1通は、憧れの出版社の編集さんからでした。特に、編集さんの手紙の内容は、何度も読み返すほどうれしいものでした。というのは、「電車にとびのってきた小学生の男児が、空いている席に座るや否や、かばんから取り出して夢中に読んでいたのが、『盲導犬不合格物語』だったそうで、興味をひかれて、『引退犬命の物語』と併せて読みました」と感想が書かれていました。お忙しいのにわざわざお手紙をくださったお心に、いたく感銘しました。効き目あらたかな「お守り」になりそうです。ありがとうございます。

★もうひとつ、幸せなことがあります。このところ、「沢口靖子です」というお電話が毎日のようにかかってくることです。今日は、留守電が2軒も入っていました。もちろん、「女ひとり」がらみの公的な電話ですが、そのついでに、軽口をたたきながら、大女優さんとお話できることは、たいへんわくわくすることです。

「女ひとり」は、ミヤコ蝶々さんの子どもの頃から、若いころの物語です。靖子さんがラジオの番宣で、「物まねではなく、日向鈴子というひとりの女性の波乱万丈な生きざまを演じたい」とおっしゃっていました。少女時代の蝶々さんとご両親のしがらみ、蝶々さんを大阪の吉本に引っぱった漫才作家の秋田實さんとの出会い、ひとり目の夫、二人目の夫、ヒロポン中毒、「夫婦善哉」の出演者とのご縁……。どれを切り取ってもおもしろそうです。わたしたちが知らないミヤコ蝶々さんに会える日を楽しみにしています。

昨日、靖子さんは、関西のテレビ・ラジオと生出演に大忙しでしたが、9月5日の「なるとも」(9時55分〜11時30分10ch)と9月19日の「探偵ナイトスクープ」(深夜11時15分〜6ch)に、も出演されるそうです。いよいよお稽古も始まるそうです。お稽古は、東京であるそうです。

8月29日(金)「夏の終わりに」
★小さい字の本を読むのに、老眼鏡がいるようになりました。慣れないせいか、目が疲れます。とても面白い本だったのに、何度も中断。読み終えるのに数日かかってしまいました。けっこうショックです。

「ばあば、きょうで、なつやすみ、おわりだよ〜ん」と、元気に幼稚園の夏季保育から帰ってきた孫がいいました。来週からは9月です。9月には、いくつもの締め切りを抱えています。新しいチャレンジもあります。取材を始めなければならないことや、頼まれているさまざまなことがあります。8月のうちに段取りをつけておきたい……。夏休みの宿題があれもこれも終わっていない子どものように、あせっています。

能力が落ちていることを考慮に入れて、ここで気を引き締めないと、えらいことになりかねません。こうしちゃいられない、と思いつつ、睡魔には勝てないこの数日です。

そういえば、映画、半月ばかり観に行っていません。行きたいな、映画……。

★「もうじき、お母さんの記念日やね」と近所の友人がいいました。(母の記念日って、敬老の日のことかな……?)。わたしの頭の中に浮かんだのは、同居している夫の母のことでした。友人がいいました。「お母さんが亡くなって丸10年。早いねえ」と。まあ……。こみあげてくるものがありました。友人はわたしの母の命日を覚えていてくれたのです。言われてみて、そうか、もう10年なんだと気がつく不出来な娘です。

母が亡くなったとき、告別式はしませんでした。その代わり、密葬の後母がお世話になった方々を、京都のホテルにお招きして、「ありがとうの会」をしました。そのとき、堺からわざわざ、母が好きだった歌をうたいに行ってくれたのが友人です。ピアノ伴奏をしてくれる友人も行ってくれました。100人もの方々が歌って、思い出を語って……、おかげさまでいいお別れ会でした。最後に、夫が、飾ってあった母の写真を高々と持ち上げて、「おっかちゃんもよろこんでいます」といったんだっけ……。

それにしても、「お母さんの……」といわれて、夫の母をイメージしてしまったわたし。なんだか、亡くなった母に申し訳ないような気がしました。母のことは、一日たりとも忘れたことはないのですが、結婚して40年近く経ったのですもの、当たり前のことなのでしょう。

8月28日(木)「パンジョ童話教室」
★1か月ぶりの教室でした。夏休みの宿題だった一枚童話の合評をしました。一枚童話は、余分なものを削ぎ落とした、いわば物語のエッセンスです。それだけでも立派な作品ですが、そこから5枚童話にふくらませることもできますし、キャラクターがしっかり立ち上がってくれば、もっと発展させて中編になる可能性もあります。「お話の種」として、ひらめいた時に、スケッチ風に書き溜めておくといいと思います。

今日の作品は、どれも個性的な動物(生き物)が主人公のものばかりで、それぞれよくまとまっていました。

★教室の生徒さんでもあるうさこさんの義妹さんがかかわっている清里の森のようちえんの写真集「森のようちえんのうた♪」(毎日新聞社)をご紹介します。

体中で感じる森♪
四季折々の自然が子どもを育んでくれる……
孫にも、体験させたいな

居ながらにして、森の息吹を感じることができる一冊です


8月27日(水)「久々のイラスト教室」
「プレジデント」の2008・9・15号に、5ページに渡り、沢口靖子さんの記事が載っているということで、本屋さんに走りました。内容は、10月に大阪の松竹座で、その後名古屋御園座で公演予定の「女ひとり」についてのあれこれ。

蝶々さんと靖子さんとのミスマッチは、ここでも話題に

わたしたちの知っている蝶々さんは、中年から晩年にかけてです
この物語は、子どもの頃や、うんと若かったころの蝶々さんに
スポットがあてられます
さまざまな出会いと波乱万丈な生き方を
関西弁を封じていた靖子さんがどう演じるか
みんなが楽しみにしているところです

わたし経由のチケットには
いろいろお楽しみがついていますが
そのひとつに楽屋訪問があります
靖子さんといっしょに写真を撮ることもできます♪
知人にかぎりますが、ご希望の方は今週の金曜日までに

金曜日の「ありがとう浜村淳」生出演ですって
(9時〜9時半ごろ)
これから番宣で忙しくなるとおしゃっていました
そういえば……
NPO法人スマイルセンターには、大きなポスターが

近くの大手自動車販売会社にヘレンさんが番宣に来られていたそうで
(西川きよしさんも出演されます)
「そこからポスターを頼まれました」とのことでした

芝居の稽古は9月に入ってから
シナリオはまだあがってないそうです

★今日はイラスト教室でした。翌日が童話教室と続いていることもあって、すっかりごぶさたしていました。「祭り」が画題でした。難しい……。というか、「ふとん太鼓」に絞られていたのですが、、興味のない絵を描くのは、難しいです。「ほんなら、ほたる描く?」と先生。「なんでもええねん。描いたらええねん」という先生の教室は、いつも和やかです。「ほたる」も「祭り」もチャレンジしましたが、どちらも難しい……。絵でも文でもそうですが、たまにチャレンジするだけでは、なかなか……です。


★孫は、今、妖怪にはまっています。テレビで、「ようかいご」という言葉を聞きかじって、「どんなようかい?」ときいてきました。お年寄りを守ってくれる妖怪「ようかいご」を、仲間に入れることになりました。折り紙大好きな孫に書店でみつけた絵本。1枚の紙でも、たたみ方ひとつで飛び出す絵本になるんですね♪
池の観察絵本です

開くと

とびだす感じで……4倍の大きさに

すっかり開くと

虫めがねで見たように、小さな池にスポットがあたります

ページごとに池の生き物が、こんにちは

8月26日(火)「眉」
★短編の校正をしました。校正の原稿に添えられていた出版社のプリントには、書き手が知りたいことと、しなければならないことが、言葉少なに、かつ明確に書かれていました。感心してなんども読み返しました。

★近所の農家から、いちじくとなすをいただきました。いちじくはひいばあちゃんの大好物です。昼間家にいる者の特権で、ふたりで仲良くおやつにいただきました。

なすは茹でて、到来物のおくらと胡麻和えに
柔らかくって、おいしかったです
ごちそうさま

★郵便局に振込みに出かけたついでに、そばの理髪店で顔剃りをしてもらいました。さほど大きくもない店なのに、4人も理髪師がいたのは意外でした。若い女性があたってくれたのですが、なんとまあ、剃り終って鏡を見ると、眉がヤンキーのように細くなっていました。「長さをカットしたからです。すぐに伸びます」といわれてもねえ……。

それで思い出したのですが、わたしは娘時代に、理髪店で眉を落とされたことがあります。わたしの住んでいた京都の町では、女の人が理髪店で顔剃りをしてもらうことは、ごく当たり前でした。顔をあたってもらいながら、ラジオのまんざいを聞いていたらおかしくってくすりと笑ってしまいました。そのとき、顔が動いたのでしょう。更に理髪師も笑ったのかもしれません。カミソリが眉に当たって、眉毛が欠けてしまいました。なんとも情けない思いで家に帰ったところ、近所だったこともあって、母が、「なんていうことを」と怒って、理髪店にいきました。こともあろうに、母は、口から出まかせに、「娘はあしたお見合いなのに」といったのです。それを知ったわたしははずかしくって、それ以後、その理髪店の前は歩けなくなりました。眉つばではなく、ほんとうにあったお話です。

8月25日(月)「気をつけましょう、うまい話」
★久々に、地域の高齢者向けのボランティア活動「お元気です会」に、顔を出しました。今日のちょっとお勉強は、「悪徳商法」の手口や対策について、わかりやすい説明がありました。

困った時の相談は、各地の消費生活センター
堺は
堺市立消費生活センター072−221−7146
大阪府警察本部悪質商法110番06−6941-4592

大阪の人は、「おれおれサギ」より、払いすぎたお金が戻ってきますよという「還付金サギ」に、ころりとひっかるそうです。(わかる!)。でも、うまい話には、気をつけましょう。

地元出身のスター沢口靖子さんの「女ひとり」のポスターも見守っています

手作りべんとうをみんなでいただきました。味噌汁も具沢山(かぼちゃ・たまねぎ・そーめん・油揚げ)で、とってもおいしかったです。ここまで準備するだけでもスタッフはたいへんなのですが、後片付けがまたハードです。何しろ使い勝手が悪くて狭い調理場(ともいえないところ)で、大量の食器を洗わなければならないのですもの。その手際よさには、感心するばかりです。

来年、地域会館が改築されるそうですが、調理場を広げることはもちろんですが、高齢者や車椅子の人でも使いやすい施設にしてほしいと願います。予算がないからできないではなくて、予算がなくても優先的にしてほしいことです。将来に向けて改築するということは、そういうことを念頭に入れなきゃ、おかしいです。……といっても、今のわたしの立場では発言権はなし……なんですけど。住宅改修費用の助成制度(高齢者向け)などは、公共施設には適応できないものなのでしょうか。

8月24日(日)「ゴウヤの輪」
★友人が、別の友人から託ったといって、家庭菜園で採れたゴウヤを届けてくれました。夜、別の友人が訪ねてきたので、おすそわけをしました。

手のひらほどの大きさのゴウヤは
かって、テレビドラマにでていたゴウヤマンのようです♪
ゴウヤは薄切りにすると、冷凍保存できるんですって。炒めるときには解凍せずに、そのまま使うのがこつだそうです。ゴウヤを調理するときに、いつも思うのですが、母は食べたことがなかったかも……と。ゴウヤが関西の市場に出回るようになったのは、ごく近年のこと。いつの間にかすんなり溶け込んで、当たり前のように食卓に。どこか、関西弁の東京進出と似ているかも。

★こんなに眠たいのは、わたしだけでしょうか。オリンピックの閉会式が始まって間もなく睡魔が襲い、欲も徳もなくベッドに転がり込みました。朝の5時まで爆睡してしまいました。9月には、いろいろな性根場が待ち構えています。とんぼおばさん、がんばってくださいよ、ほんまに。

8月23日(土)「雷雨のち晴れ」
★地域の友人ふたりが、地域の会議を終わるのを待って、少しお遅めから、いつものおすしやさんへ行きました。ちょうど雨がやんでいました。

友人のうちひとりは、体調をくずしていた時期があって、その頃はひどくやせていました。生気もなく、(だいじょうぶ……?)と声をかけるのさえはばかられました。その彼が、おいしそうにぐいぐいビールを飲む姿をみて、なんだかとてもうれしかったです。政治の話から釣り、料理についてぺちゃくちゃ話している間、外は雷と大雨だったようです。帰る頃には、傘がなくても歩けるほどまでやんでいて、とてもさわやかな夜でした。

もうひとりの友人は、シルエットで彼女だとわかる体型をしているのですが、車道を横切る時、自らこんな歌をうたっていました。
「♪ でぶでぶ百貫目 電車に引かれて ぺっちゃんこ  に、ならんようにしよ」
「昔の子どもって、からかい方がダイレクトやねえ。でも、今のように陰湿ではなかった」
「そういえば、こんな歌も。♪みっちゃん道々……」
「あれは、最後の手で拭いたのあと、なめちゃったっていうんだよ」
「うそお〜」
気分は、昔の子どもです。いいお酒でした。資料も届きました。よし、あしたからがんばるぞ!

★友人からもらったメダカが、どんどん繁殖しています。えさをやりにそばにいくと、寄ってきて、とてもかわいいです。じっと見ていると、癒されます。

小さいのが、うじゃうじゃいます

かわいがってくださるご近所の方、お譲りします
室内でも、飼えます

8月22日(金)「自然治癒力を信じています」
★膝の痛みを診てもらいに、外科に行きました。レントゲンは異常なし。腫れもないし、立派なな膝ですといわれて笑ってしまいました。「一過性のもので、そのうち治るでしょう。ま、数日様子をみましょう」と、シップをもらって帰りました。

いつの場合も、薬の力を誇大評価しないこの(老)医師が大好きです。「サプリメント? 流行ってますな。飲んで胃で吸収され、血液に流れるころには、アミノ酸と糖分に分解され、果たしてどれだけ効くものやら」。少々の病は、自己の持つ治癒力で治すのが一番だと思っているわたしは、「少し様子をみましょう」という考え方が、わたしに合っているのです。

とはいえ、歩くと痛いのは困ったものです。夕方、買い物の帰り、びっこをひきひき歩いていたら、「まさかと思ったけれど、沢田さんだったの?」と、後ろから来たご近所さんがびっくり。お孫さんといっしょに荷物を持ってくれました。膝が痛くなって、今まで膝が痛いといっていた人の気持ちがよくわかりました。

★京都の老松の夏柑糖が届きました。寒天の口当たりといい、かすかな苦味を伴った自然の甘みは、おとなの味です。

晩年の母を思い出します
そんなエピソードも知ってくれている友人からの贈り物です
でも、なんだか恐縮してしまいます

玄関に、半分に切った冬瓜が吊るしてありました。わが家は、ひいばあちゃんから孫にいたるまで冬瓜スープが大好きです。だれからいただいたかはわからなかったのですが、きっと、それを知ってくれている人からだと思って、早速、干しエビといっしょにスープにしました。夕方、年下の友人から、「あの冬瓜わたし。怪しいと思わないで」というメールが入りました。ひいばあちゃんの好物だというのを覚えてくれていて、半分こしてくれたのです。とろみをつけたあと、大人向けには生姜のすりおろしたのを添えます。夏の味です。そうそう、夏の味といえばきゅうりのスープも乙な味です。

8月21日(木)「神戸で講演」
★20日〜22日まで、日本私学小学校連合会主催の研修会が神戸で開催されています。その中の学校図書館部会で、講演させていただきました。名だたる私学の先生方を前に、わたしごときがお話するのも僭越なのですが、「等身大の子どもたち―沢田俊子の本の中の子どもたち」というテーマなので、無理なく話すことが出来ました。といってもあくまで、わたしサイドの問題で、ニーズにあっていたかどうか……、不安はいつの場合も残ります。

司会をしてくださっていた先生のお話が印象的でした。先生の学校の児童で、犬が大好きな少年がパピーウオーカーをしたそうです。とってもかわいがって育てていたのですが、1年経って訓練のため別れることになりました。さみしい思いをしていたのですが、その犬は、盲導犬にはなれずに戻ってきました。少年はうれしくってその犬をいっそうかわいがりました。家族が知人に、「この犬はおばかさんなのよ」と深い意味はなかったでしょうが、そういったことばに少年は深く傷ついてしまいました。そんな時に、「盲導犬不合格物語」を読んで、癒されたんだそうです。よかった♪

午後からは、ワークショップのパネルシアターがありました。残って拝見したかったのですが、食事後、急にひざが痛んできました。思い当たることがあります。

今朝、駅までの道を走ったのです。夫に送ってもらうつもりでいたのですが、犬の散歩からなかなか戻ってきません。犬のちゃちゃ子はかなりの肥満で、散歩の途中で、何回もへばってしまいます。何分に巨体ですので、いったんへばると、次に立ち上がるまで待たなければなりません。それが夏場は何回も繰り返されます。えらいことです。電車に間に合わなくなります。それっとばかり、駅まで16〜8分かかる緑道を走ったのです。その時はなんともなかったのですが、きっとそのせいだと思います。膝は、分刻みで痛さが増してきます。パネルシアター見たかったのですが、失礼することにしました。

最寄の駅からタクシーで帰るつもりでしたが、念のため夫に電話をしたところ、駅近くの喫茶店でコーヒーを飲んでいることがわかりました。スポーツジムの帰りのようです。車はコムボックスに停めているというのでそこまでなんとか歩いて行って、ついでなので、コムボックスに入っている大型電気店でデジカメをみてもらいました。シャッターが開かない状態になっているそうで、修理不可。新しいデジカメは、画面は確かに大きいのですが、重い。手のひらにすっぽり入った前の形がよかったのですが、もう製造していないそうです。

おつかれさま
長い間、ありがとう

8月20日(水)「体調だけは万全に……」
★声がかすれ気味です。秋先には、いつも喉を壊してしまいます。えらいことです。というのも、あした、講演することになっているのです。体調だけは万全で望みたいので、もみの木にいきました。わたしが施術してもらっているときに電話が鳴り、「駐車場は何番ですか」という問い合わせがありました。その人は、どうやら建物の前まで来ているらしいのですが、完全予約制です。急に行ってもほとんど空いていません。電話で予約の上、お出かけください。体がすっきり軽くなりました。
手ぶらで家まで帰りたいのですが、主婦の宿命で、両手には食材の入った重い荷物。やれやれ、です。夜は、たまり気味の仕事を少しクリアーしました。明日の朝は早いので、いったん寝たのですが、早朝目を覚ましたあとは、そのまま起きて、講演の内容をチェックしました。
★デジカメ、壊れてしまいました。

8月19日(火)「アメリカ村デート」
★昨日の日記で付け足さなければならないことがあります。わたしたちが沢口靖子さんを応援するのは、ご近所さんだということもありますが、何よりも、彼女へのお返しの気持ちが大きいのです。というのも、女優になった靖子さんは、何年にも渡り、地域の中学校や小学校、その後は地域の福祉協議会のバザーに私物や色紙などをたくさん提供してくれていました。「沢口靖子コーナー」はバザーの名物で、遠くからもたくさん人がやってきたものです。だれもが、その時の感謝の気持ちで動いています。

★風野潮さんの新刊『小さな空」(ジャイブ)をご紹介します。帯に、「今、自分が住んでいるこの町で、普通の生活を送っている家族の話を書きたかった」と書かれています。他人から見ると、平凡な家庭の主婦にだって夢もあり、それを追う権利もあり、叶える力だってあるのです。

「マジカル・ドロップス」と同じように、
この本にも、主婦へのエールが詰まっています
おばさんだって、青春したい
できるんです、ほら♪
十和田父娘をはじめ、太一一家。登場人物のすべてが魅力的で、おとなも子どもも生き生き描かれています。あとがきによると、『ビート・キッズ』(講談社の新人賞を受賞して華々しくデビュー後、野間児童文芸新人賞、椋鳩十児童文学賞を受賞)より先に書かれていた作品なんでっすって。

★創作仲間が集まりました。今回は東京の作家さんの本を渡すのが目的でしたが、ついでにアメリカ村で映画を観ようということになり、「それなら、同じビッグステップの中にあるトマトラーメンも食べたい♪」とリクエストがありました。帰りには書店にも寄って、喫茶店でおしゃべりと情報交換。あっという間に時間が過ぎていきました。

それにしても、4人が4人ともひざが痛いというので、それも笑ってしまいますが、ひざの痛さとフットワークの軽さは別物なんだと、更におかしくなりました。みんな正常に老いているのよねえ……。

8月18日(月)「かけずりまわった一日」
★13日の日記でご案内した沢口靖子さんのお芝居の大型ポスター(駅などで見かける大きさ。かなり大きい。とても素敵)と、更にチラシが届いたので、ここぞと思うところに届けました。
@地域会館ではボランティア仲間が待っていてくれ、
ポスターとチラシを引き受けてくれました。
いろいろな活動のたびに、宣伝と観客動員をしてくれるそうです。
持つべきものはパワフルな仲間たち。心強いかぎりです。

A地域の社交場になっているパン屋さんも、
ポスターとチラシを引き受けてくれました。
ここでも観客を募ってくれるそうです。
人の出入りが多いことや、
奥さんの人望にも頼れるので、ありがたいです。

B南区役所にもポスターとチラシを持って行きました。
なんたって沢口靖子さんは、堺市の南区出身のスターですもの、
区長さんの力をお借りしなくっちゃ。
古川区長さんとおしゃべりをしていると、
何かが開けてくるような気が、いつもします。
今日は思わぬ方向に開けていって……。
「マスコットキャラクターのみみちゃん活用委員会」なるものに
顔をだせと仰せつかわりました。
はい、お役に立つなら……。


でも、面白そう♪ 

C靖子さんの出身校である泉陽高校の同窓会館にも、
応援を頼みに行きました。
「あした会議があるので話しましょう。
後輩だもの、応援しなくっちゃね」と、
快く応じてくださいました。
ポスターは、人の出入りが少ない同窓会館よりも、
泉陽高校の方がいいだろうというので、高校を訪ねることに。

D泉陽高校は、教頭先生が応対してくださいました。
ポスター、目立つところに貼ってくださるそうです。
チケットも声がけしてくださるとか♪
いかにもやさしそうな女性の教頭先生でした。
それにつけても思い出すのは、
わたしがPTAの役員をしていた当時の教頭先生です。
やはり女性の教頭先生で、
とてもきさくで、明るくて、大好きでした。
ところが、
校長先生になられた後、倒れてしまわれました。
その後、いかがおすごしでしょうか……。

夜、いっしょに動いてくれている友人から、
「芝居に行く日に、つる井でおべんとうを頼めるかしら」と、
問い合わせがありました。
つる井のおべんとう♪
それがあれば観劇も倍のお楽しみ。
でも、その予算では厳しいかなと心配だったのですが、
女将から快くオーケーをいただきました。
松竹座の前まで届けてくれるとのこと。
やったあ♪
つる井の女将と松竹座とは同じ町仲間(?)
すでにお芝居の宣伝もしてくれているんですって。

10月の公演に向けて、
おばさんたちは楽しんでいます。
それにしても、
今日は、急な訪問にもかかわらず快く対応してくださって、
みなさん、ありがとうございました。
うれしかったです。

靖子さんとは、「お互いにがんばりましょう」と、
笑いながら電話を切りました。

それにしても、今日一日でかなりの日焼けです。
古い車の窓は、UVカットどころか、
UVシャワーです。
いやはや……。

★仕事もがんばりました。手こずっているものも、新たに進みつつのものもあります。取材先にかける夜の電話は、留守電になっていました。なかなかうまくいかないものです。

「引退犬命の物語」増刷になりました。ありがとうございます。

8月17日(日)「インスタントラーメン誕生50周年♪」
★池田市にある「インスタントラーメン発明記念館」に行ってきました。夏休みなので、子どもたちでいっぱいでした。東南アジアからはるばるきたと思われる親子連れも多かったです。最近の傾向だそうです。世界の子どもたちにとって、インスタントラーメンは、おふくろの味以上なのかも。
すごくあるのね、世界のインスタントラーメン

もっと左から、ずっと右まで……


1500円の記念セットを買いました


百福語録は、ことばの宝箱。一言一言が深いです

「夜の8時以降に」という電話は、つい、かけそびれてしまいます。取材で何件もかけないといけないのですが、ばたばたしていて気がつくと10時半。たぶん遅すぎるかな……。というわけで、また明日になってしまいました。明日こそ。

8月16日(土)「時間がほしい」
★孫が、手引書を見ながら、とちゅうまではめます。「ここからは、ばあば」といわれて、残りの空白をはめるのですが、これがなかなか難しいのです。いくら孫が相手でも、「できない」といいたくありません。「すっごーい」といわれたくて……、

つい、必死になってしまいます
立場を交代して、孫に解かせたいのですが、それはまだ無理なようです
早く、交代したい。そうすれば時間も……

と思っていた矢先、テレビで、「なぜ、子どもがゲームに夢中になるか」、ソフトゲームを作っている人が話していました。親は、子どもができないことを指摘してなじるけれど、ゲームはクリアーできたら、いろいろな角度からクリアーの瞬間を再現して、大げさにほめるように設定されているのだそうです。達成感プラスほめてもらえる……。そりゃ、子どもは、ゲームに夢中になるでしょう。

ゲーム漬けになっている子どもにゲームをやめさせるには、親が遊んでやればいいそうです。それがめんどうくさいので、ゲームをさせてはいませんかといわれると、まさに、今のわたしの思いがそれです。ひとり遊びをさせておいて、その間の時間を自分のために使いたいというのが本音です。

8月15日(金)「お尻に火」
★「ばあば、きて。きっと、すごいっていうとおもうよ」と孫。

あら、まあ、本で囲った部屋ができていました
ジュースも、おやつの入ったお皿も
座布団も完備しています

狭いながらも楽しい我が家……♪

「寝るところがないね」というと、本箱から本を出して建て増し作業が始まりましたが、「さあ、行くぞ」というじいじの声にあわててお片づけしました。今日は、じいじと海に行って、お泊りです。夕方電話をかけたら、「いま、おへやでごはんをたべてるねん。ゆうひが、めちゃきれいやねん。ばあばもきたら、よかったのに」と、声を弾ませていました。今回、ばあばは留守番です。

★原稿の〆切りが25日だったので、いったんほっとしたのですが、すでに出来上がっていたので、お盆休み中に送っておこうと添送しました。と、打てば響くように、「受け取りました」と返メールが届きました。協会の事務局は、お盆でもお休みではなかったのですね。いつもお世話になるばかりです。よろしくお願いいたします。

9月末締め切りの原稿に関連して、依頼書をていねいに見たところ、早急にまとめなければならないことがありました。また、年内に出版するなら9月末が締め切りですといわれている案件もあり、涼しくなったら始めなければならない取材もあり、新しくチャレンジする仕事の依頼もいただいています。それまでに講演もあり……。ありがたいことです。気合を入れて、がんばりましょう。

8月14日(木)「友人たちからの惠」
★3月に友人が、旅のお土産にくれた「干したけのこ」なんですが、なかなか使うチャンスがありませんでした。あわただしい生活の中、前もって時間をかけて戻すということもできず、また、どんなメニューにすればいいのかよくわからないこともあって、今日に至りました。

カンカンと音がするほど乾いています
今日は、一日家にいたので、「よし」とばかり、朝からぬるま湯につけておきました。それでもなかなか柔らかくならないので、繊維を断ち切るように横に細く切りました。それを豚肉と炒めてみると、シナチクのようになりました。
酒の肴にも、ごはんにもなかなかよく合います

あとで気がついたのですが
横に切らずに
するめのように縦に裂いた方がよかったかな

別の友人からもらっていた伊勢産のひじきを戻して煮付け、これまた別の友人が送ってくれたピンポン玉大のじゃがいもを丸のまま油であげて、トマトと煮ました。またまた別の友人にいただいていた麺をゆでて、まるで托鉢でまかなったような夕飯でした。感謝。

★8月15日〆だと思っていた原稿、8月25日でした。ほっと気が緩みました。

8月13日(水)「観劇のご案内」
★この秋、道頓堀の松竹座で沢口靖子さん主演のお芝居女ひとり」が上演されます。昭和の激動を生き抜いたたくましくも可憐なミヤコ蝶々さんの生き様を描いた涙と笑いの人情喜劇だそうです。イメージの全く違う靖子さんが、どう演じられるのか。きっと評判になることと思います。


「これからお稽古に入ります」と、今夜、ご本人からお電話がかかってきました。てきぱきした話し声が、耳に心地よく響きました。

さて、わたしの知人・友人の靖子フアンのみなさまにお知らせです。観にいかれる方は、日時・枚数・ご住所・お名前をご連絡ください。いつものように特別のお楽しみ付きです♪ お楽しみのあれこれについては、お申し込みの際にお知らせしますね。きっと喜んでもらえると思います。締め切り日は24日です(尚、一般受付は9月10日から)。いずれも、よろしくお願いいたします。
★テレビで映画の宣伝に来日中のキャメロン・ディアスを観ました。その映画「ベガスの恋に勝つルール」を観て、その魅力に惹きこまれて帰宅したばかりでした。実物も明るくて、かなりひょうきん者。芸人の無理な要求にも、きさくに、笑顔で応じて踊っていました。

8月12日(火)「入選作に再びスポットを♪」
★日本児童文芸家協会から新刊の見本本が届きました。10分で読める「心にひびくお話」(学研)です。書店には、もうすぐ並びます。

これは高学年向きです
15人の作家による15編が納められていますが、すべて、かって公募で入選した作品ばかりです。せっかくの入選作を埋もれたままにしておくのは惜しい……という思いで、協会が選んで編纂したものです。

扉には、「楽しい気持ちになったり、ちょっぴり悲しくなったり、この本には、そんなたくさんな世界が待っています」と書かれています。公募の傾向と対策にも役に立つかもしれません。とはいえ、わたしの掲載作品「かあちゃんのかあちゃん」の公募先は「月星創作童話館」でしたが、今はもう……。そういう公募先も少なくありません。

8月11日(月)「みんな、がんばれ〜」
★和馬くんが活躍している、和馬パパ率いている電動車椅子サッカーチーム「SONIC」の活躍ぶりが、またまた京都新聞に載りました。すごいです♪ 一方、第10回日本アグーナリー(障害のある人のボーイスカウト)大会のキャンプに参加していた和馬くんが、車椅子から転落して左足骨折というニュースも届きました。全治1か月……。それでも、翌日キャンプ地にもどって、予定通り秋篠宮、紀子さま、真子さまとお逢いしてお話ししてきたそうです。和馬くんのがんばりをみて、こうしてはいられないと襟を正しました。

孫が片手を頭の上で振って、「がんばれ、にっぽん」と踊りながら歌っています。〆切りの近くなった仕事あれもこれも……。うかうかしてはいられません。「よしっ」と思った矢先、友人から差し入れが♪ 「高知から届いたばかりのかつおのたたきよ」。にんにくをカリカリに焼いて、いっしょにいただきました。さすが本場の味。おいしかった〜♪

★屋久島の余韻に浸っている場合ではありません。これで終わりにしようと、屋久島の地図に写真をはっつけて、「屋久島まごまごアルバム」を作りました。足湯のあった温泉は、この辺りかななんて、孫と話し合いながら。
「島中、お花(ハイビスカス)が咲いていたね」
「ねこも、いっぱいいたよ」

思い出は大切に

みんな「やく(しま)」と読みます

「日本書紀」や「本草綱目啓蒙」などに出てくるんだそうです



8月10(日)「出会い」
★墓参のあと、お精霊を迎えに六道さんに行きました。五条坂で陶器市をしていました。「今日で最後。お安くしておきます」と感じのいい若奥さんのおすすめで、夫の湯飲を新調しました。
物を買うのも出会いです

ぐるりと一周、絵がおもしろい

★「絵本という宝物」(創元社)を読んでいます。1988年発刊の本です。作者の正置友子さんは、大阪の千里にある文庫のお母さんです。地域の新聞に連載していたものらしいのですが、2ページで、ひとつの本の紹介が終わるので、たいへん読みやすいです。ご自分の日常にからませた絵本紹介が素敵で、どの本も読んでみたくなります。

その中のひとつに、「Nくん、おめでとう」というページがありました。読んでいくうちにNくんが野村くんといって、かって関西大学の学生だったときに、文庫で子どもたちと遊んでくれていたお兄ちゃんだということがわかってきます。結婚した彼が、彼女といっしょに文庫を訪ねてきたようすが書かれているのですが、その野村くんが、作家の野村一秋さんだとわかって、うれしくなってきました。日本児童文芸家協会のお仲間です。

結婚したばかりのおふたりは、これまでお互いの人生の大事な場所をたどり、相手を案内しているのだとか。その後、花嫁さんの育った松江を廻られたとか……。なんと素晴らしい新婚旅行でしょう♪ 野村さんのお人柄が偲ばれます。ここでは、野村さんが結婚のお祝いにもらわれた2冊の本が紹介されています。

8月9日(土)「♪ こよなく晴れた青空を 哀しと思うせつなさよ」
★この歌とともに、永井博士のことを思い出しました。小さな小屋のようなところに住んでいらしたこと、ふたりのお子さんがいらしたこと、クリスチャンだったことなど、断片的に……。

博士が亡くなられたあと、お子さんたちは(といっても、わたしより年長ですが)、どのように過ごされたのでしょうか……。気になって調べたところ、このようなホームページがありました。お子さんのその後のことは書かれていませんでしたが、博士について知らないことも沢山あって、たいへん胸を打ちました。

子どもを遺して逝かなければならない親心が、瀕死の状態でありながら何冊もの本を書く気力につながったのでしょうか。うちに秘めたるものの深いこともさることながら、体を持て余すような重い病状でも、人のことを先に考えることが出来る心の広さ……。

★やわらちゃんのご主人いわく、「ぼくには、銅メダルが金に輝いて見えます」。なんと温かい言葉でしょう。子育てをしながらの練習はたいへんだったことを一番知っているのもだんなさまなら、サポートしてきたのもそうでしょう。がんばる主婦に理想的なだんなさまです。
★『シャイは、どこへ行った?』(汐文社)が増刷になりました。
収穫したばかり……を

ごちそうさま♪

8月8日(金)「オリンピック開催」
★旅行中の日記がアップできないうちに、オリンピックの開会式が始まりました。すごい迫力です。中国四千年の歴史の重さも感じました。それにしても、どこでどうやって練習したのだろうと思う場面が、いくつもありました。中国のパワー全開ですね。残念ながら途中で睡魔に襲われ、聖火リレーは、見逃しました。北京オリンピック、すべてがうまくいきますように。

パソコンを叩きつつ居眠り、お風呂に入っても舟をごき、睡眠不足では決してないのですが、意識朦朧。直射日光恐るべし……なのかも。

★日本児童文芸家主催の「児童文学創作塾」の塾生5名が、厳正な審査の結果、決定しました。応募者全員に結果通知が届いていると思います。暑い折です。いずれのみなさんも、お体に気をつけて、創作がんばってください。

8月7日(木)「家に帰れば……」
★いよいよ屋久島とお別れです。昨夜から雨が降っています。時折激しく、雷雨も聴こえます。先にも書いたとおり、ひと月に35日雨が降る……といわれている島ですが、滞在中は、ずっとお天気でした。「これで、山がきれいになるわ」とおかみさん。そんな山並みも見たかったのですが、低く垂れた雲の中です。

荷物を宅配便で送り、10時45分に宮浦港を出発しました。次女は残って、猿の調査に入ります。鹿児島中央駅からつばめに乗り、八代でつばめリレーに乗りかえ、福岡で新幹線に。指定席を買っていないので気楽です。行き当たりばったり、発車寸前の列車に飛び乗りました。駅に着くと夫が迎えに来ていました。8時に帰宅。

どんな楽しいたびでも、旅先から帰ると、いつも、「家はいい」と思います。今日までは、夕飯はしなくてもいいことになっていたので、真っ先にパソコンを開きました。うわっ、たいへん! 大事なメールがたくさん届いています。日記をアップする前に、返事を出さなければ…きごと思うのですが、久々に直射日光にたっぷり当たったこともあって、体がダメージを受けています。眠たくって、目が開けていられません。とにかく寝ることにしました。

★うれしい♪ わたしの本のフアンだといってくださるおじょうちゃんとお母さんから、奄美大島のマンゴーが届いていました。

1個はすでにおなかの中に……
疲れた体に、とろけるようなおいしさでした
ひいばあちゃんも夫も、わたしのお土産だと思ったみたいです
とんでもありません
こんな高価なお土産は、ひとつもありません

8月6日(水)「海がめさ〜ん」
★朝3時に起きて、いなか浜(11時の方向)に海がめを見にいきました。ここは、日本一にと折り紙のついた海がめの産卵地だそうです。真っ暗なので、車の中で待機しました。孫は、ぐっすり眠っています。孵化したばかりの亀の赤ちゃんが見られるといいのですが、夜が明けないとなんともわかりません。車が一台もやって来ないところをみると、シーズンは終わったのかもしれません。

お母さん亀の歩いた跡はあるのですが……

夜がだんだん明けてきました
「こっち、こっち」
次女が向こうで手招いています
いそげっ!

あ、あかちゃん♪
ひたすら海に向かって歩いていました

ジャボーン

波にさらわれるように、1匹、また1匹と海に帰っていきました

明るくなるとカラスがやってきて、ついばみはじめます
あちこちに動けなくなったあかちゃんもいますが
だれも、カラスを追っ払う人はいません
それも自然の摂理と思われているのでしょうか
なんとも……
せめて、海に向かっているあかちゃんだけでも無事波に乗れるように
カラスを追いつつ見守りました
その海の中にも危険が待ち受けているのです……

民宿海星に帰ると、朝ごはんが待っていました。素泊まりなのに……? ありがたくいただきました。ロールパンとベーコンレタス・ゆでたまご・コーヒー・ヨーグルト。お味噌汁まで出していただきました。おかみさんは陽気な方で、おしゃべりも弾みます。

「海星2」という民宿も新しくできたそうで、そこはキッチンもお風呂も部屋の中についていて、もっお快適だそうです。HPを業者に頼んだところ、勝手に触らないでといわれたとかで、「海星2」を紹介できずにいるんだそうです。

ここの部屋にもトイレとシャワーがついていて、別にお風呂と泊り客の使えるキッチンもあって、お安いにもかかわらず、心地よく過ごせるようになっています。
屋久島には、「三岳」と「愛子」という人気焼酎があるのですが、いずれも、なかなか手に入りません。おかみさんの話では、「愛子」はもともと愛子岳という山があって、それにちなんで造られていた地元の焼酎なのですが、愛子さまご誕生の折に「慶祝 内親王敬宮愛子さま」という字を入れることを許されてからというもの、人気が上昇、今では、10か月待ちだそうです。

「三岳」(みたけ)も手に入りません
月・水・日の11時と4時に限定販売されるというので並びました
たった1本ゲットするために1時間も
せっかくきた屋久島でこんなことしていていいのかな……と思いつつ

夜は、割烹料亭に行ったのですが、ここは、さんざんでした。子連れなのでカウンターよりもお座敷をとお願いしたところ、6000円以上支払うお客さんに限るといわれました。それは、難なくクリアーしそうなので、座敷にあげてもらったのですが、コースは二人前以上でないとだめ(そんなことメニューには書いてない)、単品は時間がかかる、それはできない、あれはだめとずいぶんわがままな店主で、ほんとうに食べたいものは食べることが出来ず、6時の開店と同時に行ったのに、待たされて、食べ終わるのに9時までかかりました。「今日は、おかみさんが病院なので……」と二人の店員さんが、代る代るに恐縮してくれていたのでしかたがないと思いましたが、早くに注文していた味噌汁までできないなんて、なんという料理人なのかとあきれました。

帰りに橋を渡っていたら、いい風が吹いてきました。3人でしりとりをしながら帰りました。

8月5日(火)「車で、島をほぼ一周」
★今日は、島を一周して次の宿泊地に移ります。4時の方向にある春田から、時計回りに1時の方向にある宮之浦に向かいます。
まずは5時の方向にある千尋(せんぴろの)滝


トローキーの滝は

直接、海に流れ込んでいる珍しい滝だそうです

湯泊の集落は、6時と7時の間にあるのですが。ここに椋鳩十の文学碑が3基もあります。 「片耳の大鹿」「ヤクザル大王」「海上アルプス」など屋久島ゆかりの椋文学は30にもなります。


「感動は人生の窓を開く」
と書かれた碑は草に埋もれています

湯泊にも温泉があるのですが、お湯を抜いて掃除中でした。すだれ一枚で湯舟の真ん中を仕切っただけの混浴露天でした。茶店のおばさんが、すぐ先に地元の人が入る温泉があると教えてくれました。その温泉は、なんと……囲いも何もない海の中の露天風呂。脱衣場もありません。だれもいないのをいいことに、そそくさと服を脱いで、すべりこみました。日がさんさんを肌を焼きます。
熱い! お湯も岩場も、日差しも熱い!

でも、気持ちのいいお湯でした
中間というところに(7時の方向)、屋久島フルーツガーデンがあります。500円の入園料で試食もついています。



これで3人前。小さなお皿はジャム

大川(おうこ)の滝は、水しぶきがかかるすぐそばまで行けます。

滝つぼの上を何百の赤とんぼが舞っていました

西部林道は一車線しかない細い山道です。野生の鹿や猿がたくさん集まっているということでしたが、日中の2時ということもあってか、わずか数頭ずつの鹿や猿をみかめただけでしたが、とてもいい感じの山道でした。

とちゅうで、つわのやホテルに寄って、ランチを食べ、温泉に入りました。

海を見下ろすすてきな温泉でした
宮之浦は海星という民宿に泊ります。素泊りなので、荷物置いて、食事に出かけました。徒歩30分が、ちょっときつい……。でも飲みたいし。

屋久島の名物は首折れさば。口の中でとろけます
孫が、「もっと」「もっと」というので、おどろきました
甘いお醤油とよく合います


さば茶漬けもおすすめ


とびうおのてんぷらは、しばらく経ってくると縮んできます
他にもいっぱい食べました

8月4日(月)「森に招かれて」
★さあ、いよいよあこがれの森に出かけます。といっても孫といっしょなのと、ひざも時々痛くて心配なので、白谷雲水峡に行くことにしました。ここをずっと行くと、「もののけ姫」の森のモデルになったところに行き着くそうです。登り口までは、工事中の狭い山道を車で登らなければなりません。バスもあったとあとで気がつきました。
平べったい岩をよじ登ると

川が流れています

川の中にある石を伝って向こう側に渡ります

石をうまく選ばないと、ぐらついたりします

川に沿って登っていきます

つり橋の上から写しました

しばらく進むと

古代杉が現れ始めます。いくつもいくつも…

ぐぐり杉

ガイドをつけて登っている人も多いのですが
すれ違ガイドさんたちから、
「何歳? え、4歳。それはすごいねえ」
と異口同音に驚きの声が……

ほんとう、かなりけわしいんです

おとなでもたいへんなこんな階段もあったりして

やっとたどりついた「もののけ姫の森」

あたりいちめん苔むしていて、静寂そのものです
もう少し早い時間だと鹿がみられるそうです
ここから30分ほど行くと縄文杉にたどり着くそうです
山を降りて楠川温泉に行きました。冷泉だそうです。「それを知らないんだろうね、わたしが来たとき、冷たいままで入っていた人がいたよ」とは、入りにきていた地元のおばさん。管理人のおじいさんがいるのに……。

それにしてもこのドラえもんは、「なにもん?」

楠川のバス停に立っています
そうか、小学生が作ったんだ

帰り道にある人気の高いまんてん温泉に寄りました。これはホテルの温泉で、どちらかというとスーパー温泉のようなものです。

最後の夕食というのでヤシガニが、ひとり1匹♪

8月3日(日)「屋久島は快晴」
★屋久島は1か月に35日雨が降るといわれているのですが、今日も、ピーカンです。名水100撰に選ばれている大川(おおこ)湧水(地図8時の方向)を汲みにいきました。

沢蟹が岩肌に100匹、いえ、その倍ほどもうごめいていました

7時の方向にある屋久島青少年旅行村の海水浴場は、カヌーが沖に出て行くと、もうだれもいません。まるでプライベートビーチのようです。

あっという間に貝が集まりました
薬膳料理の店が、どの本にも載っているので、ランチはそこで。7時の方向から3時まで移動。

とびうお作り・はおらまのおひたし・島らっきょのごまあえ・亀の手の味噌汁など
島で採れた野菜や魚介類を使った料理は15種類

引き潮になると浜遊びができるという、春田浜海水浴場に出かけました。

潮が引いて、浅いプールができていました
その向こうは、波の押し寄せる海原です。暑い!たまらん……。

次女は所用があったので、早々に切り上げ、わたしは孫と二人でバスに乗り、宮之浦にある「屋久島環境文化村センター」に行きました。大型画面に映る屋久島の映像と水の音を聴きながら、周りのほとんどの人が眠っていました。わたしは、奇跡的に起きていました。涼しいし、快適でした。展示ホールでクイズにチャレンジしながら遊んでいえると、次女が迎えに来てくれました。

宿の食事は、毎日とてもごちそうです

デザートには、パッションフルーツ(写真)やよもぎだんご
たんかんジュース・たんかんゼリー・グァバジュース・あくまきなどがでてきます

8月2日(土)「今日から屋久島」
★梅田から高速バスで鹿児島に向かいました。9時間半もバスに揺られるのはきついかなと思ったのですが、屋久島で次女の関係者に車を貸してもらうことになっていて、その引渡し時間からいっても、バスで行くのがいちばんだったのです。

目が覚めると、車窓から見える風景は鹿児島でした。それがなんとも不思議でした。高速船で屋久島に渡りました。


まずは、車を借りて……

滞在中、お世話になりました
ガソリンは、なんと1リットル205円でした


時計でいうと1時の方向の宮之浦に着いて
3時の方向の安房で車を受け取り
5時の尾之間(おのあいだ)温泉に行き
4時にある宿に着きました


ランチは、保険会社のおじさんおすすめの中華店へ。ここが、大当たり。めちゃおいしかったのと、扇風機が廻っている店内が、なんともいえないのんびり感がただよっていて、くつろげました。

レバニラ炒めもぎょうざも抜群でしたが
ラーメンとカレーライスという不思議なセットもあって
(まごの大好物の二本立て♪)
そのカレーが、まろやかでなんともおいしいのです
島のあちこちに温泉が沸いているのですが、尾之間温泉は、源泉100パーセントで、入り口には足湯もあります。浴槽のコンクリートの壁に描かれていた七五三詣の絵がとても印象的でした。


春田にある民宿「杉の里」のオーナーご夫妻は、無口で物静かな方なのですが、だまっていながらしてくださる細やかな心配りが快適な宿でした。庭には、たくさんの猫(ノラらしいです)と「バリケン」という鳥がいました。鳥は、迷い込んでそのまま犬小屋に住み着いたそうで、ゴンという犬は、別宅に移動させたそうです。そんなやさしいご夫妻です。

鴨を品種改良したらしいです

8月1日(金)「ちょっと出かけてきます」
★屋久島まで行って来ます。あこがれの地なのですが、あいにくひざが痛んでいます。昨日から飲み始めたコンドロイチンの即効に賭けてみます。ま、縄文杉までは行けなくても、空気だけでも吸ってきます。孫連れの旅なのですが、次女がいっしょなので心強いです。

             というわけで1日〜7日まで日記休みます。

★「どうせ、何も持ってないんでしょ」と、友人がノエビアの旅行セットをプレゼントしてくれました。

かわいいポーチも付いています
ファンデーションを買えば3年は持つという化粧品には無頓着のわたしなのですが、最近の日差しの強さに、外出の時は、日焼け止めをばっちり塗るようになりました。それで右端のクレンジングフォームは持っています。洗顔の後も、パサつかないのがいい感じです。時間のある旅なので、マッサージクリームなど他のもいろいろ使ってみようかな。

★留守の間の食料は、真空パックのものなど冷蔵庫につめてあります。夫も長女もいるのですがそれぞれ忙しく、ひいばあちゃんの晩ごはんだけは、しっかり確保しておきたくて、泉北障害者作業所の配食を頼みました。


保温・保冷のお弁当箱にはいっているので、ほかほかが食べられます
栄養バランスもとてもいいですし、素材も吟味されています
安否訪問もかねているので
高齢世帯やひとり暮らしの方に、おすすめです

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