がらくた玉手箱

ええがな映画 9/30







★155555をヒットされた方には
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 プロフィール
 
写真 野寺夕子
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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9月30日(日)「一日京都」
★京都造形芸術大学の「映画祭」に行きました。韓国映画「猟奇的な彼女」と「ラブストーリー」の上映の間に、両方の映画を撮ったクァク・ジョエン監督と、造形大学教授でもあり映画監督でもある林海象さん、映画評論家の寺脇研さんとの対談がありました。

韓国は大統領を初め、国をあげて映画製作に協力的なので、ロケなどがしやすいこと、映画館での観客の反応が大きく、上映中、拍手や、笑いなども起こるのだそうです。「ラブストーリー」も「猟奇的な彼女」も、クァク・ジョエン監督の脚本によるものだそうで(「猟奇的な……」の原作は別の人)、韓国映画の場合、脚本も監督が書くということが多いようです。奥さんも来られていました。双方のお兄さんが友人だったことで、家族ぐるみのおつきあいがあったそうです。映画の中でも描かれていましたが、韓国の結婚は、家族の意見が大きく影響するようです。

通訳の女性は、上記の2本の映画はもちろん、韓国映画の字幕で知られている方のようで、わたしの後ろの席から、「なんであの方が♪」というあこがれをこめた驚きの声が、聞こえてきました。とても、耳当たりのいい話し方の方でした。
★今日はわたしの休日。朝ごはんだけ作って、駅まで送ってもらいました。映画祭に行く前に、京都シネマで映画を1本観ました。「めがね」です。映画祭にはぎりぎり間に合いました。映画が終わった後、いっしょに映画を観た友人たちと、居酒屋でかんぱいしました。朝から、何も食べていない(京都シネマで映画を観ながらココアをいっぱい飲んだだけ)だったので、生ビールいっぱいで、すっかりいい気持ちになってしまいました。気の合った仲間とのおしゃべりは楽しいです。が、さすがに疲れました。帰りの電車は、京阪も地下鉄も泉北高速鉄道も、ひたすら眠り呆けました。さ、お遊びはこれまで。仕事、がんばります。

9月29日(土)「とんぼ帰り」
★次女が、犬山市の下宿先に軽自動車を運ぶにあたり、助手席に乗っていくことになりました。運転経験も少なく、まして高速に乗るのは初めてというので、混まないうちにとまだ夜が明けない朝5時に出発しました。途中で1回休憩したのですが、9時前には、下宿先に着きました。わたしは、夕方から予定が入っていて、出かけるに前に帰宅して夕飯を作っておきたいので、荷物を運び込むと、すぐに電車でUターンとあいなりました。

(あ、からす……)と思ったのは、黒い布切れでした。たんぼのあちこちで揺れています。雀を追っ払うためのもののようです。おととい、童話教室で合評した作品の1シーンを見ているようでした。窓の外は冷たい雨が降っています。車のクーラーは切っています。一晩で秋になっていました。

犬山市のたんぼ
子どものころ歌っていた童謡に、こんなのがあります。

  ♪ 鳴子がたんぼで パタパタ鳴ると  
    雀あわてて ちゅんちゅくちゅんと逃げる
    案山子それ見て あっはっは あっはっは 
    西は夕焼け あしたも天気
★え、ほんとうに? 午後2時に帰宅してみると、つい1か月前に増刷があったばかりの「おしゃべりな毛糸玉」(文研出版)が、新たに増刷というお知らせが届いていました。感想画コンクールの指定図書になったおかげだと思います。ありがとうございます。
★焼肉屋で、飲み会がありました。盛り上がることが上手な人たちの集まりなので、飲んで笑っているうちに、肩のこりがほぐれていくようです。地域のこと、仕事のこと、故郷のこと、ビリーやインド式ダイエット、顔マッサージ、ミクシー、アメリカ旅行、老親のこと……。これこれ、おしゃべりしながら、真剣に箸袋を焼いているのは、だれですか! 

不思議と燃えない

9月28日(金)「集中」
★待ちわびていた「引退犬命の物語」のゲラが届きました。写真やイラストも入っています。これが最終校正なので、しっかり目を通した後、取材先への最終確認をしなければなりません。期限は12日です。「動物ノンフィクション短編」が10月8日、短編のリライト3篇が10月9日締め切りです。また、年内出版予定になっている「アフリカ」の原稿も、わたしの中では、今月末が締め切りなのです。すべて並行して進めてきたのでそれぞれクリアーするにあたり問題はないのですが、いよいよお尻に火がついてきました。明日、明後日とばっちり仕事以外 の予定が入っています。かなりきついのですが、どれも楽しみにしていることなので、パスなしでがんばります。ということで、今日は、「アフリカ」の原稿に集中しました。

9月27日(木)「童話講座」
★童話講座の日でした。前回、見学に来られていた方から、「とても楽しかったです」というメッセージとともに、教室のみなさんにプレゼントが届いていました。入会手続きをして帰られたのですが、手芸の先生としてボランティアなど手広く活躍されているので、ご家族から、どれかひとつやめてからにするようにといわれたそうです。お話の種をたくさん持っていらっしゃるようなので、来られる日を楽しみにしています。

とんぼの群れ♪
書き直しほど難しいものはありません。第一稿は、例え辻つまが合わないところや、思い込みや、ほつれがあったにしても、自分の書きたいことを書きたいように書いた結果なので、本人にはそれなりに納得できる作品ではないかと思います。その作品を合評にかけると、いろいろ意見が出ます。なるほどと気がつくことがあれば、鋭い意見のシャワーをあびているうりに、作品そのものを見失ってしまうこともあります。自分にとって手痛く感じる意見ほど、あとで書き直すときに役に立つのですが、言われたときは、なかなか素直になれません。または理解できません。

今日合評した3作品のうちの1作は、何度も書き直した短編です。書き直していく過程で混乱していた時もあったように見受けられましたが、投げずに何度も見直して、雰囲気のあるいい作品になっていました。だれもがそう感じたようで、努力の成果があったのですね。あともうひとふんばりです。

9月26日(水)「おまけの醍醐味」
★大阪のおばさんは、おまけが大好きです。ひと昔前までは、買い物をするときは、「まけてね」というのがあたりまえでした。お店の人も、「まけときまっせ」が口ぐせでした。でも、スーパー方式の販売が主流になったせいで、そのやりとりの楽しみはなくなりました。しかも、鬼のような「デジタル秤」が登場して以来、1グラムでもオーバーするとその料金を払わなければなりません。「1グラムぐらい、なんやのん!」と最初は憤慨していたのですが、すっかりそれにも慣らされてしまいました。損して得とれという浪速商法もすっかり忘れ去られた昨今ですが、今日は、大阪のおばさんのわたしが驚喜するお茶の販売に出会いました。

松江からの出張販売だというので、お茶が大好きなわたしは、すすめられるままに試飲しました。いいお茶だと思いました。一缶1000円ならお手ごろなので買う事にしたのですが、それからがびっくりでした。販売員のおじさんは、缶をとんとんさせながら、サービスしすぎというほどお茶を詰め込んでくれたのです。そんなに押し込んだらお茶の葉が壊れてしまうのではと心配になってきました。
「大丈夫です。お茶というのは、いくらでも入るのです。こうやって、ふたにも入れてひっくりかえして」
「うわー、すごい♪」
ふたと本体の間が、まるで緑色の厚いハンバーグをはさんだようになっています。浮いて閉まらないふたをそのままセロテープで強引に止めて、ビニール袋に入れてくれました。
「え、消費税込みなの?」
ひさしぶりにおまけの醍醐味を堪能しました。わたしは、この感動をほかの人にも分かち合いたいと思い、おつりを待っている間にそばを通る人に、「おいしいお茶ですよ」とお茶の試飲をすすめました。おまけの話もしたので、4人のお客さんがおじさんの帰りを待つことになりました。その人たちもおまけに感激して、きっとだれかに話さずにいられないと思います

難波の高島屋の地下です。おまけ商法が恋しい人は、ぜひ行ってみて♪ 

家に帰ってふたをあげたとたん
いい香りと共にお茶がなだれてきたので
改めて感動しました
おまけ、ばんざ〜い♪
松江の森山園、ばんざ〜い♪
微力ながらコマーシャルを
ほんのお返し
それが大阪のおばさんの心意気ちゅうもんです

9月25日(火)「詩のサロン」
★孫は、自分に関係のあるいくつかの字を除いて、まだ文字が読めません。もちろん書くこともできません。それでも、せっせとノートに書き込んでいます。遠目で見ると、字に見えてくるから不思議です。

目を細めてみれば、達筆♪
★現在、東京で日本児童文芸家協会主催の「詩のサロン」が開催されていて、会員の詩に、画家さんが絵をつけて展示されています。今回、協会から依頼があって絵をつけられた画家の鳥垣英子さんから、1枚の素晴らしい絵が添付されてきました。作詩者からは、ご自身が書ききれなかった言葉をひろげてくれた、と喜んでくださったそうですが、絵の中に吸い込まれていきそうな、不思議で、魅力的な絵です。それはそうでしょう。鳥垣さんは現代動画会の委員で、日本だけではなく海外でも展覧会を開催している今をときめく画家さんなのです。鳥垣さんにとっても、好みの詩だったそうで、いい出会いがあってよかったと思いました。本になったものを、早く、手にとってみたい♪
★薬を飲んでも、なかなか咳き込みが治まりません。現在帰宅中の次女が、「うがいしてる? うがいがちばんだよ」といいます。うがい薬はもらっていたのですが、うがい水が届かない喉のうんと奥がいがいがしているので、うがいではとてもだめだと思ってしていませんでした。うがい、ばかにできません。効きました。

9月24日(月)「焼酎」
★屋久島土産の「さば味噌」は、ごはんにおいしいし、酒の肴にも最適です。酒造元まで行って買ってきたという芋焼酎「三岳」は、千年杉の原生林で濾過された名水で仕込んだ焼酎で、たいへん、まろやかで上品な味です。

浅漬けの大根とも相性です
わたしは、焼酎派ではなかったのですが、「とんぼの昼寝」をいただいて以来、外でも、よく注文するようになりました。最近は、どこのお店もいろんな銘柄をおいているので、「どれにする?」とメニューを見ながら、注文するのも楽しみです。ほんとうに焼酎の好きな人は、麦派と芋派というふうにこだわりがあるようですが、わたしはおいしければどちらでもいいという派です。

難波パークスに、「ショウチュウオーソリティ」という焼酎専門の販売店があって、場所柄、若い女性客でにぎわっています。店には3000種類もの焼酎が並んでいて、見て回るだけでも楽しいです。焼酎というと、おじさん連中が屋台で飲むお酒というイメージだったのですが、いつからこんなにおしゃれな感じになったのでしょう。

9月23日(日)「指定図書」
★21日付けの毎日新聞に2007年度の読書感想画コンクールの募集が載りました。わたしの絵本「おしゃべりな毛糸玉」(絵・小泉るみ子 文研出版)も13冊の指定図書の中に入っています。

応募要項や指定図書など詳しいことは、主催者側のホームページで。過去の入選作品も見ることが出来ます。学校ぐるみで応募することになっているので、昨年の応募点数は、小学生から高校生までを合計すると、なんと521,985点だったそうです。その中から選ばれるのはたいへんなことなのですが、それだけに、一昨年、指定図書になった「盲導犬不合格物語」を読んで感想画を描いてくれた徳島県の一年生の男の子が優秀賞を受賞したことは、たいへんな喜びでした。その絵はなんとも愛らしく、暖かく、心が和んできます。カレンダーにもなりました(よろしければ、2006年の2月24日の日記を)。

子どもたちの想像力は限りなく自由で、本をきっかけにして、大人ではとても描くことができない世界を作り出していました。特に中・高生になると、不思議感が加わって、そこから新たな物語が生まれそうです。今年は、どんな感想画に出会えるかと思うと、今から楽しみです。わたしの本を読んでくれたお子さんの絵が入選するといいな。
★かって、学研の「話のびっくり箱」の掲載された短編が、別の出版社のアンソロジーに収録されることになりました。こんなこともあるのですね。ノンフィクションですので、現在の様子も調べて書き加えることになっています。急ぎの仕事です。
★薬を飲んでいるのですが咳き込みがひどく、胸が痛いほどです。観たい映画が来ているのですが、周りの人に迷惑をかけるので、とても行けそうにありません。仕事の締め切りがあれこれ迫っているので、ちょうどいいのかも。それにしても、咳止めの頓服って、効かないものですねえ。

9月22日(土)「耳鼻咽喉科」
★宿泊先をチェックアウトの後、次女の墓参につきあいました。3日連続墓参。ご先祖様も驚いていることでしょう。次女は、そのまま大学に行きました。京都というのは、小さい子どもが楽しめる場所は、動物園以外にありません。タクシーの運転手さんもそういっていたので、間違いないと思います。「どうぶつ、どうぶつ」と孫がいうので、大阪の天王寺動物園か海遊館に行こうと思いました。それまでに、鳩に豆をやろうね、と六角堂へ。

鳩も暑いのでしょう。羽根を広げて
死んだように動きませんでした
ところが……、豆を買うと、羽音をさせて群がってきました。最初のうちは撒いた豆をつついでいたのですが、そのうち肩や背中にとびのってきたので、孫は恐怖で悲鳴をあげて……、

ぽっぽっぽ〜
逃げだしました。とたん……!

わたしのデジカメは、特に反応が遅いので、
背中に鳩がとまっているシーンを撮ったつもりが……、
転んだ瞬間をぱっちり
孫は、痛さより、恐怖心の方が大きかったようです
★昨日から、わたしがひどく咳き込んでいたので次女が心配して、「梅田で乗り換えるついでに行ってみたら」と、かかりつけの耳鼻咽喉科を勧めてくれました。このままではけっこう辛いので、「よし、行くべえか」とビルの22階へ。すごく混んでいたのですが、てきぱきとした診察と投薬で、待たされたという感じは全くしませんでした。咳がいつまでも残っている孫も診てもらいました。先生と看護師さんにはげまされて一足先に診察を終えた孫が、「ばあば、がんばれ、ばあば、がんばれ」って、エールを送ってくれました。レントゲンも撮り、アレルギー検査もしました。急な受診のため保険証を持っていなかったので、2万5千円もかかりました。今月中に保険証を持っていけば返金してくれます。孫の保険証だけは、ちゃんと持っていました。

この後、ユニバーサルスタジオに行ってみようと思いつきました。入場前に昼食。孫の買い物につきあい、猿回しを見ていたら、けっこう時間がたって、夕方からの入場客がどんどん増えてきたので、今日は、あきらめて帰りました。

9月21日(金)「京都泊」
★現在は犬山市の住人になっている次女が、所用で京都に来るというので、合流して京都で1泊することになっていました。昼過ぎに合流、孫の希望で、動物園に行ったのですが、まあ、暑かったこと。何があっても孫の帽子だけは忘れないようにと前日から用意してあったのに、うっかりしてしまいました。次女が自分のカーディガンを孫の頭に巻いて、即席の日よけに。

白やぎさんも黒やぎさんも、今日は郵便配達していませんでした
  
今から45年も昔、わたしがまだ高校生の頃、京都の動物園が大好きで、よく遊びに行ったものです。見取り図は当時のまま変わりないのですが、動物の少ないことといったら、さびしいかぎりです。ここには、子どもたちの人気のパンダやコアラはもちろん、かばもライオンもらくだもいません。キリンは7月に生まれた赤ちゃんも含めて3頭いましたが、象も1頭、あざらしもおすとめすがそれぞれ1頭だけ、トラも、オラウータンも見かけませんでした。おとぎの国では、昔は、ライオンの赤ちゃんやトラの赤ちゃんなども抱くことができたのですが、今はヤギが放し飼いになっているだけで、うさぎやモルモットもいるにはいるのですが、疲れているからという理由で、抱くことが出来ませんでした。その代わり……かどうかは知りませんが、動物のうんちにさわることができました。コーティングされているので、本物とはいえ、だいじょうぶです。
  
やっぱりでっかいね、象のうんち     しまうまのうんち、くさくないよ
次女の屋久島土産。「三岳」という芋焼酎は、地元の人でも並ばないと買えないそうで、塩は、「夏塩」と「冬塩」などがあって、「夏塩」の方が甘いそうです。お土産の「秋塩」は、帰ってくる間際に出たばかりだそうです。

さば味噌もおいしそう♪

9月20日(木)「100本目」
★京都シネマで映画を観る……といっても。京都まで往復4時間かかるので、10時ごろから3時までの限られた時間内に観たい映画が上映されている場合にしか。今日は、その時間帯に続けて2本観ることができるので、墓参をかねて出かけました。夜間中学のドキュメンタリー映画「こんばんは」で出会ったたくさんのドラマに心が洗われました。夜間中学で学んだ人の作文に心酔しました。

   「夜間中学で学んだこと」

     夜間中学でかけ算九九を習いました。
     平和の文字と共に、願う心を学びました。
     漢字で貧乏を書けるようになりました。
     矛盾、必要悪、差別、権利、義務、責任の概念も学びました。
     そしてわたしは親を恨んでも問題の解決にならないこと、
     親の後ろには社会の大きな流れがあることを学びました。
     そして救われました。
     親を否定することは悲しいこと、苦しいことでしたから。

今年になって映画館で観た映画が、100本になりました。100本目が、「こんばんは」で、よかったです。学ぶ素晴らしさを、感動とともに教えていただきました。
★映画と映画の間に、走るように菩提寺に駆けつけました。「お友だちがお参りでしたよ」といわれました。墓前には、ひろりん先生ご夫妻のお塔婆があがっていました。この暑さに、しかもただでさえご多忙なおふたりなのに、わたしの実家のお墓参りをしてくださるお気持ちに感謝しつつ、墓石に水をかけました。まだまだ暑いです。せめてもういっぱいと水を汲みに走りました。いつもながらせわしい墓参でごめんなさい。実は、明日も明後日も京都です。明日は映画は観ません。というか、孫もいっしょに行くので映画を観る状況ではないのです。でもお墓参りはゆっくりと。

9月19日(水)「ごほうび」
★私の場合、体より先に、のどの変調で季節の変わり目がわかります。特に夏から秋、春から夏への季節の移り変わりには、かなり敏感です。昨日、溝の枯葉をすくい上げたことも少なからず影響しているのだと思いますが、のどがいがらっぽく、咳き込んでばかりいます。これからしばらく、この状態が続きます。秋が来たんだなあと、汗をかきかき痛感しています。
★とんぼ柄のすてきな巾着をいただきました。年上の友人のそのまた友人の手作りだそうです。裏は朱。和服に通じる遊び心です。
  
パッチワークの色合いもすてきなのですが、つまみのうさぎ柄もかわいい♪
和服といえば、着物好きのわたしと同年代の友人が、派手になった着物を姪たちに譲ったりして、処分しました。そこまではよくある話です。驚いたことに彼女は、これから着るべき着物を、新たに「一通り」誂え直したのです。目の肥えている人ですので「一通り」といっても、並みの金額ではなかったと思います。66歳。第一線でバリバリ働いている彼女の、がんばっている自分へのごほうびです。かっこいいなぁ♪ 

9月18日(火)「和馬くん、快挙♪」
「ぼくがんばったんだよ」(汐文社)のモデルの和馬くんの所属する車椅子サッカーチームが、チャンピオンカップで勝ったという知らせが届きました。すごい♪ というのも、わたしが取材をしていた2005年の春にはチームが結成されたばかりで、車椅子でボールを蹴ることもままならない状態だったのです。今回の勝利は、チームワークの賜物ですが、和馬くんのボールがゴールを決めたというお父さんのメールは実況放送の如く記されていて、喜びが伝わってきました。おめでとう和馬くん。おめでとうソニック京都電動蹴球団。家族そろって大活躍の和馬くんちのHPで、元気をもらってください。
★今日は、地域の高齢者クラブの敬老会がありました。高齢者クラブが行っていた空き缶回収作業は今年で幕を閉じ、泉北作業所に引き続いたのですが、「長い間手伝ってくださってありがとうございます」と、役員さんが紅白のおまんじゅうとお赤飯を届けてくださいました。

ぼってり大きなおまんじゅう♪
会がおわったあとに林さんがわが家を訪ねて来てくださったことを、夜にいただいたお電話で知りました。あいにく留守にしていてごめんなさい。会えなかくて残念でした。ご主人を亡くされたあと、大手術をされたあの辛そうな日々……。当時は、電話から伝わってくる声も心細そうでしたが、昨夜のお元気なお声を聞きながら、心身ともにすっかり回復されたことを実感しました。ほんとうによかったです。ご主人が守ってくださっているのですね。これからも素敵な日々が訪れますように。近々いっしょにランチを♪

9月17日(月)「大当たり♪……だけど」
★宅配便が届きました。差出人は映画館のあるショッピングモールで、宛名は、夫とわたしの両名になっています。届いたものは、空気清浄機。夫は、「心当たりがなければ返品しろ」といいます。心当たりはないのですが、理由もなく元払いの商品が届くわけがありません。

もしかしたら……と、ママ(長女)に確認しました。すると、やっぱり。先日、ショッピングモールに行ったときのことだそうです、敬老の日のプレゼントの催しをしていたので、孫の名前で申し込んでみたとのこと。「当たったのかな」。それならと包装を開けてみると、「ご当選、おめでとうございます」のカードが入っていました。今年の冬は、これで風邪知らず? うれしい反面、孫が生まれて以来、自動的にばあばになったのは確かなのですが、世間の目から見ても敬老の対象となる年齢になってしまったんだなあと、ちょっとショック……。
★締め切りの過ぎていた往復はがきを速達で出し、明日締め切りの原稿を仕上げ、添付送付して、ひとまずほっとしています。仕事の締め切りだけは、当たり前といったらそれまでのことですが、どんなことがあっても厳守しなければ。

9月16日(日)「お尻に火……」
★「ばあば、ばあば、パイナップルひろった♪」。散歩から帰ってきた孫が、うれしそうに差し出したものは……、
まだ青い松ぼっくりでした。.たしかに、よく似ています。パイナップルの名前の由来は、形が松かさに似ているからだそうですが(味はりんご)、きっと、この時期の松かさのことをいうのでしょう。
★あ、14日必着だった……。出さなければならない書類がたまっていて、その中に往復はがきが埋もれていました。19日締め切りだと思っていた原稿は18日でした。今月中にめどをつけなければならない原稿もあります。10月9日締め切りの短編が3本控えています。遅れている校正も来週あたり届きそうです。取材が途中になっているものもあります。急に気ぜわしくなってきました。ここは、熱い緑茶で一息ついて、さあ、がんばろ。


写真家野寺夕子さんの写真展・トークイベントをご案内します。

2007・10・10(水)〜14(日) 10時〜5時
トークイベントは、1時〜
毎日、素敵なゲストが入れ替わり立ち代り♪

場所 應典院本堂ホール
入場無料

主催 遺影実行委員会・應典院寺町倶楽部




9月15日(土)「さようなら、為村さん」
★命の始まりがあれば、終わりも必ずやってくるのです。わかってはいるのですが、別れは、いつも辛いものです。今日、地域の大先輩、為村収二郎氏の告別式がありました。かって地域でお年寄りや子どもたちを支援するための活動を立ち上げるにあたり、当時福祉協議会の会長だった氏が、わたしたちを信頼してすべて任せてくださったおかげで、たくさんの活動を立ち上げることができたのです。また「盲導犬不合格物語」のモデルになったゼナが高橋さんと出会うきっかけを作ってくださった方でもあり、わたしにとっては恩人なのです。お棺に献花する際に、心からありがとうを申し上げて、お別れしました。ご冥福をお祈りしています。
★「え、わたしでいいのですか?」というお申し出が、日本児童文芸家協会の理事さんからありました。いつもお世話になるばかりなので、少しはお役に立たなければと心を奮い立たせ、とりあえずお引き受けすることにしました。

9月14日(金)「講演」
★京都府下の小学校の教育講演会に招かれました。京都駅発7時47分発の電車に乗らならければならないことがわかったときには、そんなに早く京都駅までいけるのかどうか、パニくりました。インターネットで調べると、最寄の駅を6時4分発の電車に乗れば、とんとんとんと間に合うことがわかりました。友人が、朝5時45分に車で迎えに来て、駅まで送ってくれました。こんな早朝に、ありがたいことです。光明池駅を出て、新今宮―大阪駅―京都駅で乗り換え、目的の胡麻駅まで、3時間余の旅でした。福知山線、久々に乗りました。亀岡を通るとき、「チハルちゃ〜ん」と、窓を開けて叫びたくなりました。

今日は、教育講演会ということで1回目は1年生〜3年生に向けて、2回めは4年生〜5年生に向けて、「盲導犬になれなかった犬たち」についてお話ししました。当日が参観日だったので、家族のみなさんもごいっしょです。お話しした時間は、それぞれ35分と45分。子どもたちにとっては、これだけの時間、集中するのはたいへんなことですが、みんな、お行儀よく耳を傾けてくれていました。盲導犬のことについては、みんなよく知っていました。ただ、「『盲導犬不合格物語』を読んだことがある人?」に、だれも手が上がらなかったのは、残念というか、ちょっと意外でした。けっこう読まれていると自負していたのですが、現実はこんなものなのでしょう。

胡麻郷小学校は、ホームページの学校紹介で、トトロが出てくるような森に囲まれた学校と書かれていますが、ほんとうにその通り、校舎は今時珍しい平屋で、昭和30年代に建てられたということでした。木の床も、窓ガラスも、木立の中の二宮金次郎の像も、明治村に移転しても違和感のない暖かい感じがしました。この建物もご他聞にもれず、かって取り壊す話も出ていたそうですが、住民の強い反対で却下されたとのことです。森には木登り用の木もあって、野鳥もたくさんいます。この夏は、木に止まっていたセミが飛び立つ瞬間をン狙っていたかのように、カラスやムクドリが舞い降りてきて、空中でゲットして食べる姿がたびたび見られたそうです。自然がいっぱいの学校で過ごす日々は、子どもたちの心を豊かに育んでいるのでしょうね。
★孫から敬老のハガキが届きました。保育園で描いたものと、ママといっしょに出かけたショッピングモールで描いたものです。それプラス、ママから、「l子守り、いつもありがとう」のイラストカードも、届きました。こっちの方が、うれしいかも。

左のハガキ、大きな顔はじいじ、左上の青虫みたいのがばあばですって

9月13日(木)「パンジョ童話教室」
★HALさんへ

今日、受付けで、HALさんの退会届を受け取り、改めて帰郷してしまわれたんだという実感がしました。ブログで、少しずつ故郷になじんでいかれているご様子を、ほほえましく拝見しています。新鮮な空気と思いがけない出来事の起こる日々……。それらのエピソードも、いつか作品になることでしょう。ひとりで奮闘していくHALさんに、エールの気持ちを込めて、教室のようすをお届けします。

教室は、あいかわらずにぎやかでしたが、いつものように遅れてきた時子さんは、ドアを少しあけたまま、なかなか入って来ようとしません。どうやら入り口近くに座っていた見知らぬご婦人(見学者)を見て、教室を間違えた……と思われたのではないでしょうか。さゆりさんの作品は絵本にしたいという希望でしたので、それをふまえて合評しました。うさこさんの作品ではテーマについて、話し合いました。女神さんから鋭い指摘がありました(詳しくはうさこさんの日記を見てね)。公募に向けて、久しぶりに頭を柔らかくするゲームをしたところ、時子さんがいきいき、お隣の犬(猫ではありません)のことを聞かせてくれました。ピーマンさんが作品を2作も提出されました♪ 休憩時間に、10キロものダイエットに成功したチャイナさんの中国のチョコと、ビリーで体の引き締まったうさこさんがこうのとりのおまんじゅうを差し入れしてくれ、更に盛り上がりました。さんきゅうさんからは、ご自分が編集されている刷り上ったばかりの広報誌を、狭山さんからは、さやかホールでのコンサートのお知らせプリントを、うさこさんからはバーゲンのチケットをもらいました。今日の見学者は、てるさんのおくさんでもあるはるかさんの仕事仲間でもあり、わたしの講演を聴いたのがご縁で来てくれました。はるかさんは緊急会議で欠席でした。

教室の生徒さんは、好奇心いっぱいなのですが、どの人もそれぞれ多忙すぎて書くことが二の次、三の次になっているのが惜しいです。書かなければなにも始まらないのですよね、HALさん? 堺と愛媛。お互いにいい刺激を与えつつ、がんばりましょう。
★夜中の1時をまわりました。明朝は5時起き……では遅いかも。4時半に起きなければなりません。寝てしまったら、起きられないような気がします。いずれにしても、これから明日の講演の準備をします。いつでも、どこでも眠れる猫がうらやましい夜です。

人の大切な資料の上で腑抜けのようになって寝ています
もう1匹は、わたしのベッドでふんぞりかえっていました

9月12日(水)「小袋と胃袋」
★古布で作ったかわいい小袋をいただきました。
ドラえもんのポケットのような半月形の平らな部分に、紐を通して絞ってあるだけです。そのきりりとした紐が袋に合っていて、こういう物って、作る人のセンスなんだなあとつくづく思いました。
★夕べのことです。「あした第七劇場まで映画を観に行こうと思っている」と友人に話したところ、今朝早く、電話が鳴りました。「いっしょに行く」って。といっても、彼女は梅田ピカデリーの無料チケットを持っているのでそっちを観るそうで(わたしも誘ってもらったのですが、そこで上映中の映画はみんな観てしまったものばかりでした)、観た後、第七劇場のある十三に来て、「ねぎ焼き」をいっしょに食べようと、電車の中で決まりました。わたしは2本映画を観るので、彼女は時間調整をしなければならないのですが、そんなむりな計画を楽しもうということになったのは、大学で講師をしている彼女の夏休みが今週いっぱいで終わるからです。

待ち合わせは、うまくいきました。わたしが2本目の映画を観終わって外に出ると、彼女が立っていました。ところがこともあろうに、「ねぎ焼き」のお店が休みだったのです。なんということ……。梅田に戻って、何を食べようかとうろうろしたのですが、口も胃袋も、すっかりねぎ焼きを食べるためにできあがっています。あれもいや、これも物足りないと胃袋たちがいいます。と偶然、ねぎ焼きの店を見つけました。味は、十三にくらべ6割といった感じでしたが、それでも胃袋たちをだますことはできました。十三のお店はまたこんどという楽しみも増えました。

9月11日(火)「秋雨」
★早朝のことです。秋風のさわやかな児童公園で、少年が父親とキャッチボールをしていました。背丈が、父の肩までもない少年のフォームはなかなか決まっていて、投げたボールもしっかり父親のミットに納まっていました。それでも父親は、少年が投げるたびに何かしら注文をつけていました。20分後、またそこを通ると、父親自身、かなり疲れているのでしょう、投げ返すボールは少年のグローブに届かず、数回バウンドしていました。ボールの握り方や足の上げ方を注意する言葉だけが罵声となって、少年に強く投げ返されていました。少年は、少しも楽しそうではありませんでした。
★泉州の水ナスのぬか漬けが届きました。友人の友人からなので、ありがたいやら申し訳ないやら。

わが家のぬか床は、このところお休み状態です(大根やきゅうりが高い割にはおいしくないので)。そのかわり塩もみするだけでできる即席漬けをよくします。なすは四半分、きゅうりは半分、みょうがはそのままで小口切りにして塩でもんで絞ります。キャベツ1〜2枚も塩もみして混ぜるだけ。お醤油をかけていただくのですが、青じそを入れてもおいしいし、好みでかつをぶしをかけたり、ちりめんじゃこをまぜたりしています。
★孫が保育園を休みました。とても元気なのですが、咳き込むと戻してしまいます。保育園の給食の時もそうだときいたので、休ませることにしました。孫にこういわれました。「ばあばは、おでかけちたら、なかなかかえらないやん。きょうは、あたちと、いっちょうけんめい、あちょんでよね」。そうさせていただきました。あれもこれもしながらなので、疲れました。ひと眠りしたので、これからパソコンに向かいます。

9月10日(月)「紅白まんじゅう」
★今朝、地域会館の前を通りました。窓越しに、人が集まっているのが見えました。そうか、第2月曜日は、「雑巾さんの会」だった……。「雑巾さんの会」というのは、お年寄りのみなさんが中心になって、老人ホームなどに贈呈する介護用雑巾を縫っている集まりです。最近は、すっかりごぶさたしているのですが、せっかく通りかかったのだからと、気は心、おやつを差し入れしました。そうしたら、なんとまあ、紅白まんじゅうをいただきました。

敬老の日のお祝いなのね
★仕事がらみのあれこれがたまってしまいました。こういうときはあせってもだめ。ひとつずつクリアーしていくしかないのです。今日一日あれば、なんとか片付くと思っていたのですが……。ひいばあちゃんが、よく言っていました。「当てとふんどしは、向こうから外れる」って。ふんどしについては定かではありませんが、当てが向こうから外れていくというのは、ほんとうです。今日も、朝から孫を小児科に連れていくことになり、保育園に送って行った後、来客があり、喫茶店に行き、電話をかけたりかかってきたり……、何やかやでばたばたしている間に保育園のお迎え時間になってしまいました。
★「ペンキ塗り立て」という張り紙を、久しぶりに見ました。昔はベンチなどによく張ってあったものですが、速乾性の塗料が出来てから、こういう張り紙は見なくなりました。郵政局では、今でもり手にべったりつく塗料を使っていたのですね。

民営化になったら変わるかも
(もしかしたら、ポストの色も)

9月9日(日)「つどい委員会」
11月17日の「児童文芸のつどい」の打ち合わせのため、茨木で日本児童文芸家協会の実行委員会がありました。

当日のシンポジュームのパネラーは、今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの売れっ子の作家さんたちなのですが(「黒魔女さんが通る!」シリーズの石崎洋司さん、「妖怪アパート」シリーズの香月日輪さん、「忍剣花百姫伝」シリーズの越水利江子さん、「若おかみは小学生」シリーズの令丈ヒロ子さん)、そのご本人たちを前にして、創作秘話や日常の様子などをきけるチャンスもめったにないことなので、あれも聞きたい、これも……と、委員会は大いに盛り上がりました。それにしても、聞きたいと言っている実行委員たちも作家なわけで、どうしてこうみなさんミーハーなのでしょうね。いえいえ、その好奇心こそが書き手にとって、一番大切なことかもしれません。すでに申し込みの受け付けは始まっていて(現在も受付中)、名古屋や群馬県からの申し込みや、東京の手出版社の編集さんたちの申し込みもあって、実行委員たちは、よりよい「つどい」にしようとはりきっています。第一部の作家による読み語りも、映像つきですごいことになっています。お楽しみに♪

委員会が終わった後、いつものように交流会がありました。締切に追われてたいへんなはずなのに、そんなことをおくびにも出さず、大いに飲んで、楽しく語りあっていました。こういう時間を大切にするところが、横山充男委員長率いる「児童文芸のつどい」実行委員の素晴らしいところだといつも思います。赤ちゃんおすすめの創作料理のお店「エルベッチ」は、若いスタッフで運営しているようなのですが、なかなか雰囲気もよく、お料理にも心がこもっていました。いっぺんに気に入った実行委員たちは、当日、ここで打ち上げをしたいねという話しになりました。さてはて……。
★実は、今日は、もうひとつ大切なイベントがありました。「堺せんぼくうたごえ広場」での支援です。読み語りに入っている泉北障害者作業所も出演するというので、ここ半年あまり、ずっといっしょに練習してきました。わたしはやむなく欠席したので、どうだったのだろうと気になっていたところ、「あいらぶゆ会」のリーダーのさんきゅうさんから報告メールが入りました。深夜の3時19分着信。彼女は地域のミニコミ誌の記者さんなので、今日までの締め切り原稿もあったとかで、忙しい中、ほんとうにありがとうございました。ピアノさん、チャイナさん、オカリナさん、キャッスルさん、新メンバーの3キさん、お世話になりました。とにかく、無事、終わったということですね。いやあ、ほんま、お疲れさまでした。

9月8日(土)「造顔マッサージ」
★先日、徹子の部屋で、ゲストの美川憲一さんと徹子さんが、田中宥久子という人の「造顔マッサージ」を,、朝晩していると話していました。効果があったそうで、お互いに、「すっきりした顔になったわね」なんて、ほめあっていました。「ずっと続けないと効果はないわよ」ということでしたが、中・高年にでも効くマッサージって、どんなでしょう。「マッサージしているときの顔って、おかしいのよね。人には見せられないわ」とふたりが笑っているので、ますます興味は募るばかり。本とDVDがセットになっているので、わかりやすそう。本屋に行ったらあったので、早速ゲットしました。

夜、近所の友人の家にパソコンを持ち込んで、いっしょにトライしました。部分的にマッサージをするたびに、「ほぐれた脂肪や汚れをリンパに流す」という行為が大切なようです。10年前の顔になるそうですが、10年前では、たいして変化なし……かな。でも20年前と謳っていないところが信じられます。マッサージ後は、顔が運動をしたようで、気持ちがいいです。ビールでカンパイしました。ダイエットにはならないようです。

9月7日(金)「どじな日」
★え、うそお。外出先で手袋をはめようとしたら、右手ばかりでした。デパートの鏡を見て気がついたのですが、上着、裏返しでした。誰からも注意してもらえなかったのは、目だたなかったのか、趣味で裏向けに着ていると思われたのでしょうか……。斉藤喜久子さんの個展に行くときに道に迷ってしまい、あまりの暑さに、あやうく行き倒れになるところでした(ほんとうに)。書店で文庫を買って帰ったのですが、なんと2冊とも同じ本でした。それから、あしたは9日ではなくて、8日で……。自信喪失です。


倒れこむように入ったラーメン屋さんの涼しさ♪
お水のおいしさ♪
ラーメンなんてとてもと思っていたのですが、完食
おかげでで、生き返りました


 宮部みゆきがいかに好きでも同時に2冊は……
★浜松土産をいただきました。
姫竹の味噌漬けなのですが、青とうがらしの刻んだのが入っていて、ぴりっとした味が食欲をそそります。友人いわく、「岡山産というのが解せないんだけれど、浜松に行くといつも買ってくる」そうで、ポキっとした歯ざわりも含めて、なるほどのおいしさでした。

9月6日(木)「箱入り娘」
★よくまあ、ぴったりな箱があったものです。いえ、テルは、もっと小さい箱でも、まん丸くなって、その中にぴったり納まるという技をもっています。

子宮の記憶?(あたし、箱に入れて捨てられていたのよ)
★16万3千`を走っているわが家の車。6月に車検を受けた際、いろんな部品を取り替えてもらって、年齢の割には健康状態は「良好」です。が、最近、右のサイドミラーが運転中の振動で微妙にずれてきて、運転席からこんな状態でしか見えなくなることがあります。信号待ちでときどき窓を開けて、ミラーを調整しなければなりません。

これではねえ……
人間も同じかも。検査で引っかからなくても、老化を感じるというか、今までにない症状が……。年がいくということは車でも同じなんだと、妙になっとくしている次第です。

9月5日(水)「ゼナちゃん」
★注文していた「ラブちゃんバッジ」を受け取りに、高橋さんのお宅に伺いました。「盲導犬不合格物語」を書くきっかけになってくれたゼナちゃんが、兄弟犬のツェッペリンといっしょに元気に飛びだして来てくれて、うれしかったです。というのもゼナちゃんは、治りにくい病気にかかっていると聞いていたのです。楽観は許されないものの、病状は良くなっているそうで、それを証明するように、動きがとても軽やかだったことが、とってもうれしかったです。

わたしの恩人でもあるゼナちゃん
たくさんの子どもたちをはげましてくれたのよね
それにしても、ご縁ってやっぱり不思議です。もし、パピーウオーカーの募集が地域の広報誌ハローに載らなかったら、高橋さんが盲導犬とかかわることはなかっただろうし、高橋さんのおじょうちゃんとうちの長女が同級生でなかったら、散歩中のゼナにわたしが声をかけることもなかったでしょう……。「偶然では片付けられない見えない力ってあるのよね」と、つくづく語り合いました。
★短編の依頼書が届きました。古典のリライトです。(おもしろそう)と思って原作を読んだのですが、子どもの視点で、指定の枚数で、テーマに沿って書きなおすとなると、どれもなかなか難しそうです。うーん……。もちろん、がんばります!

9月4日(火)「リフレッシュ」
★1か月に1回のリフレッシュの日です。堺東にある「もみの木」で、体をほぐしてもらいました。もともと「もみの木」は、スポーツなどによって生じた痛みをとりのぞく健康施術院なのですが、わたしのように病気にならないための未病対策としても評判が高いようです。たっぷり1時間余りも、元バレーボール日本代表チームのキャプテンだった木村久美さん(友人の友人のおじょうさん)の秘術を独占。至福のひとときでした。それにしても、体中がこんなにこっているとは、驚きです。特に体の左半分に疲れがたまっていることがわかりました。放っておいたら病気になってしまうところです。もみの木のHPもうすぐできるそうです。その時は、ご紹介します。
★おいしいことで知られている洋菓子を、あちこちからいただきました。ひとつはリーフパイなのですが、滋賀県の日牟禮ヴィレッジのお土産だそうです。日牟禮ヴィレッジって、和菓子のたねやのお店だったんですね。初めて知りました。
もうひとつは、堂島ロール。これは噂にきいていましたが、初めていただきました。「こんなおいしいものが大阪にあったんだ♪」と、とろける味に、かなり感激しました。あまりにもおいしかったので、リーフパイは別の日にいただくことにしました。
★今日も、電話で取材をしました。断片的だったエピソードが、調べていた歴史上の事実と関連制を持ち、つながっていきます。それは、行方不明になっていたジグゾーパズルの一片が次々見つかって、うまくはまっていくような快感です。それにしても、驚きです。

9月3日(月)「後悔」
★朝、庭のガラス戸をあけて、孫がしゃぼん玉をしていました。「ばあば、見てえ。大きいよお〜」とごきげんでした。10分ほど遊んで、「かゆい〜」とキッチンに来たときは、手遅れ。五分ズボンからはみ出た足には、すねといわずふくらはぎといわず、無数に蚊にかまれた跡が……。まあ、なんということ! しゃぼん玉に夢中だったとはいえ、よくまあ、これだけたくさんかまれる間、平気でいたものです。「かわいそうに、ごめん、ごめんね。ばあばが、わるかったね」といいながらかゆみどめをすりつけていると、「ちがう、ばあばはわるくないよ。あたちをかんだカがわるいねん」とやさしい孫のことば。ありがとう……。でも、やっぱり、配慮が足りなかったよね。家の中には一匹も蚊がいないので、うっかりしました。

★平成10年10月、母が亡くなる直前まで使っていた小さなバッグが、未だに手元にあります。映画に行くときにさげてみようかと思いました。わたしの趣味とは全く違うのですが、処分する前にするべき儀式のような気がしました。バッグの中のパス入れには、「緊急時安心カード」や「京都市の敬老乗車証」「診察券」などとともに、母の手書きで、身長と体重、血圧などが記されたメモが残されていました。身長143・1cm 体重39・9kg。小柄だったんだと改めて思うとともに、5月22日という日付を見て、胸がいっぱいになりました。母は、まだ元気でいましたが、ちょうどこの頃、医者から病名を聞き、わたしの葛藤が始まったのです。そこから先は、思い出すと後悔ばかりです。母にしてもらった多くに比べ、わたしが母にしたことの少なさ。今なら、もっと……。

バッグの中には、爪切りと扇子も入っていました
★「希望」というか元気になるお話です。わが家と背中合わせの家に、かわいい男の赤ちゃんが生まれました。2歳の、めちゃかわいいお兄ちゃんもいます。わが町にも高齢化の波が押し寄せてきているので、元気な赤ちゃんの誕生はうれしいばかりです。写真をのせてもいいとママにいってもらったのですが、あまりにかわいすぎるので、やめておきます。この理由は、おかしいかな。

9月2日(日)「かけあし」
★今年の夏は、3dayチケットをよく利用しました。期間は限定されているのですが、5000円で3日間、スルット関西のカードが使えるところなら、乗り放題のお得なカードなのです。わが家から京都に行くと800円ばかり安くなります。4枚めのカードが、あと1回分残っていました。期限は今日まで。かけあしで京都まで。

映画を2本観て、3時半に難波まで帰ってきていたのですが、3dayチケットもあることだしと、思い切って奈良まで足を伸ばしました。というのも、先日奈良に行ったときに買って帰った「柿日和」という柿をスライスして生干しにしたものが、なんともおいしかったのですが、どうやら奈良まで行かないと売っていないようなのです。奈良に着くやいなや、柿日和だけ買ってUターンしました。こんなことができるのも、3dayチケットのおかげです。

歯ごたえは、マンゴーのような、芋ずるめのような……
自然の甘みがします
このままかじってもよし、大根なますに入れてもおいしいんですって
★風野潮さんの新刊「テリアさんとぼく」(岩崎書店)をご紹介します。

あとがきをと読むと、「編み物の持つ癒しの力を伝えたかった」と書かれています。まさに。ひと針、ひと針編んで心をこめて編んでいくうちに、不思議は起こるのです。テリアさんがだれなのか、それは読んでのお楽しみです。「ぼくはアイドル?」の続編です。風野さんが編み物がお好きだったなんて、ちょっと意外で、うれしい発見でした。

9月1日(土)「空のロマン」
★丘からながめた今朝の空です(5時20分ごろ)。

    ♪ ……千の風に 千の風になって 
             あの大きな空を吹き渡っています〜       (実感!)

頭上には月

 
   東の空から間もなく朝日が……  眠りから覚めていない南の空は、いたって静か 
 
   ほどなく、西の窓ガラス張りの小さなビルは、朝日に染まりました
ほんの10数分間の「空のドラマ」でした。今日も暑くなりそうです。 
★泉北障害者作業所での歌と読み語りの「あいらぶゆ会」の日でした。いつものように楽しく時間が過ぎていきました。9月9日にサンスクエア堺である「堺せんぼくうたごえ広場」の出演にに向けて、歌の練習も今日が最後。真理先生の指導のもと、いい感じに仕上がりました。帰って手帳を見てびっくり! なんと、まあ、9月9日は抜けられない会議が入っていました。ごめんなさい、当日、パスです……。
★去年、友人がCOMME CA IZMのバーゲンで買ってきてくれた孫の浴衣、めちゃかっこよかったのですが、縫い上げを下ろしても丈がつんつんになってしまいました。「今年でおしまい……」と嘆いていたら、「浴衣はなかったけれど」って、今年のバーゲンで、おしゃれな子ども服を買ってきてくれました。。ありがたきは、友かな。

着こなせるかな

沢田俊子著作紹介


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おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
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シャイはどこへ行った?
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誰よりもママを愛す
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ぼく、がんばったんだよ
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とらちゃん つむじ風
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創作物語
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盲導犬不合格物語
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さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
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アイディア料理は
風太におまかせ
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